私が狙撃支援する必要あるのは3体だった、そう3体。
いけ好かないクソボケ2体の人形だけ……と思っていた。
だがまぁもう一匹いやがった、UMP9。絶壁女のお仲間と来たもんだ。
妹分を名乗っているが身体つきは妹のほうがデカいなぁ?
「……ま、こんなとこか」
カランカランと薬莢が右で跳ねる。
バイポッドを立てて狙撃し続け何度も身体を揺らす。
スコープの先では次々に銃手が倒れていく。
狙撃に気づいた連中は狙撃方向を特定しようと躍起になっている。
おかげで水平方向と斜め上方向への2次元警戒を余儀なくされる。
そうなれば直上なんてますますもって注意が行かない。
上から殺人ドール3体入ってきている上に警戒がおざなりな連中を撃ち殺すなんてターキーショットよ。
流石に反対側の銃手を殺すには至らない、でも私が視認できる範囲……建物の2方面だけは銃手を黙らせることに成功。
距離減衰が激しく致命傷にはなってないけど。戦闘不能に追い込めたならまぁ御の字でしょ。
命中率も一応9割……数発外してしまっている。
ASSTによる補正がかなりデカいが7.62ミリの運動エネルギーではね……
「ほれ、だいぶ削ったぞ後はお前らの仕事だからな」
『後で面を貸しなさい、徹底的に理解らせてあげるわ』
「ハン……またトチ狂ってターゲット見失うなよ、ポンコツエリートちゃま」
私の仕事はやりきった。後は潜入して殲滅戦を行うヤツらの仕事。
取り回しが悪いライフルにしか適性がない私よりちっこく取り回しやすいカービンやSMGのほうが良いわな。
ソレ含めての仕事の割り振りだったんだろうけど。
416との反りは完全に合わないし45も同じく……まぁ私が結構一方的に嫌ってる面はある。
だいたい45くっそ怪しいし。向こうからしてみりゃ私も怪しいだろうがな。
9はと言えば全然何考えてんのかわかんねぇ笑顔を張り付かせている。
苦手だねぇ……私の言葉も全然意に介さずだ。
……416は煽り耐性ゼロかよ、もう少し余裕持てよ。
通信越しにまた歯ぎしりだよ。歯が欠けたら中々替えがきかねぇぞー?
私達違法人形なんだから正規の整備は受けれねぇんだから。
「ま、アフターサポートまできっちりやるのが私なんだけどさ」
離脱はまだしない、奴らがきっちりセーフゾーンまで離脱するまでは狙撃ポジに居るつもりよ。
聞いた所ロングレンジ対応できるのが一切居ないのが問題だしな。
一番パワーがあるのが416の5.56ミリ、ほぼ横這いでSMG姉妹だしな。
私の出番が無いのが一番イイんだけど。
久しぶりに使い切ったマグを抜いて新しいマグを叩き込む。
コッキングハンドルを引けばもう準備完了……後は戦況を見守るのみ。
待つのは慣れてる……スナイパーの常ってね。
まぁ普通に何事もなく殲滅しきってデータの回収も出来たと。
クライアントの研究者が報酬を渡すからと全員集めてくるんだが……コレが問題だわ。
険悪ムード一色な私達が一堂に会する、これが示すことはなーんだ?
「どんなヤツかと思えばタダのビッチ人形……」
「味方撃ちのポンコツと違って銃の腕と判断力は確かだがー?ぉ、やるか?」
「修正してやるわ、歯を食いしばって突っ立ってろクソガキィ!!」
「キーキーうるせぇな、元エリートさまよぉ」
超至近距離で口火を切った後は私と416との取っ組み合いに発展。
私の出自故の規格外バストに露出の高さを見てビッチと真っ先に言ってきたもんだから応戦して煽った。
しかしまぁ煽り耐性がペラッペラ、顔真っ赤にして殴りかかってくるんだからこっちも捌きにかかる。
クソガキと罵るけど傍目から見たらどっちがガキなんだかねぇ?
フィジカルスペックはこっちが上手、しかし肉弾戦になりゃこっちはリーチ、デッドウェイトの関係上不利。
そんなこんなで両方ともに互角って所か……
「おふざけはそこまでにしてくれない?もうそろそろクライアント来るんだけど~」
「元気があっていいと私は思うなー♪」
「文句は、このポンコツ女に良いな……テメッブラは止めろ……!!」
「はっ、これ見よがしに見せてるんだから丁度いいでしょ!!」
「……お前のも放り出してやるよ」
びりびりと乾いた布が裂ける音が2つ。
ぷるんと飛び出る4つの乳、タイミング悪く入ってくる研究キチ代表。
「ぶふっ……」
「……」
「ぁー……まぁアクシデントだな」
まぁ取っ組み合いの結果クライアントの目の前で私はぽポロリ、報復に416のも剝いた。
まぁまぁデカいんじゃない?見られただけでフリーズするのはどうかと思うけどな。
推定93……着痩せしてんな……クライアントは流石に鼻血を吹いて……可愛いじゃん?
「そっちのぺっちゃんこは……おっとあぶねぇ」
「喧嘩なら買うわよ~対価はアンタの鼻っ面♪」
「妹の方がデカい法則でもあんのかぁ?はは、はっずれ~」
「9、あのオッパイおばけとっ捕まえなさい」
「あいあい、まむ!!」
流石に2対1で……負けるわけもねぇだろ。
適当にじゃれてそのままお流れよ。
まぁじゃれ合いはイイよ。腐りかけていた私の心に風を吹き込んでくれた。
これがコイツら……後に404小隊と呼ばれる連中とのコンタクトだ。
長距離狙撃の腕はまぁ認められて支援欲しくなったら呼ぶって事にはなった。
あとはまぁ416との取っ組み合い……もとい格闘戦の実地テスト相手とかもか。
アイツ教科書通りに"完璧"にしやがるから絡め手とかに弱い。
複合技にも虚を突かれてってのがある、ポロリでフリーズしかりな。
ついでにあっちの伝手で人形技師も紹介してもらった。
一応ノーメンテでもロングランできるようにしてもらったけどメンテ有り無しじゃパフォーマンス違う。
勿論の事相手はモグリだ、足元見て金は取られるしメンテパーツが見当たらないって事もありえる。
替えが効かない身体だが関節部分とかは普通に既存パーツだからな……
「ま、私が迎えられなかったって事は致命的に反りが合わないってのもあるだろうがな……」
チーム404に入る?私が拒否反応示した上に416が猛反対。
45も私のデカパイに思う所あるのか初っ端からマイナス。
まぁ反りは全然合わない、そもそもあのオドオド人形に何があったってレベルの変貌っぷりだ。
怪しまないのはバカだ。
ただまぁ、アイツ等にも中距離狙撃支援できるのが欲しいのは間違いないだろうな……
正直に白状しちまえば私は416に固執しているとも言える。
……せめて華々しくエリート街道行ってりゃこっちが歯を食いしばって汚泥を飲むのも……
皮肉か顔立ちは似て同じような銃にマッチした人形……あっちが光ならこっちは影にでもなってやろうじゃねぇかと……
そう、暗部に埋もれるつもりだったっつーのに……アイツまで暗部に堕ちちゃ意味ねぇだろ。
無駄死には許さねぇし……全く、何だってんだよ……よく分かんないな。
「はぁ……ペルシカからの依頼でもあるし……ちょいちょいとスラムの違法人形からピックすっか」
帰った私はパソコンに張り付きあれこれと……探し回る事に。
ペルシカともつながっているらしく無下にしたらチクるってな。
「なぁペルシカ~バスト118に合うデスク設計してくれね?」
『それは無理だよ……というかシーナ、キミのバストは118じゃないよ』
「……は?」
『E.L.I.Dとのセックス以降成長し続けてこの前ラボで検査した段階で127だったよ?Uカップだってね』
その日の最期は私がキーボードに突っ伏すガッシャンという音で締めくくられた。
聞いてねぇよ、バカ見てぇにデケェじゃねぇか……パイズリ売春するならイイかもか。
情報収集もできそうだし……うん、やってみるか?
スラムでもヤることは多いに越したことはねぇな……ふふん♪
3サイズ更新
身長143
B127 アンダー68 Uカップ
W56
H98
New:ハッキングプログラム&■■の思考プログラム(完成度40%)
416への歪んだ愛着も追加
更新が遅れてる?
えぇまぁ……有償リクエストが立て込んでます、申し訳ナス。