【ライトニング・サムライ】~転生者はダンジョンで英雄になりたい~   作:独身冒険者

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連投その6


拳闘のハーフドワーフ

 ディムルが入団して、1週間。

 

 中層進出は一時中断して、まずはディムルをある程度育てることにした。

 流石にディムル1人でダンジョンに行かせるわけにいかないしね。

 

 ギルドのアドバイザーとかもあるけど、上層ならば俺やハルハで十分だから俺達で指導することにした。

 

 

 

フロル・ベルム

Lv.2

 

力 :H 151 → H 162

耐久:H 118 → H 125

器用:H 121 → H 130

敏捷:H 189 → H 193

魔力:H 142 → H 151

狩人:I

 

《魔法》 

【パナギア・ケルヴノス】

・付与魔法

・雷属性

・詠唱式【鳴神を此処に】

 

《スキル》

(【輪廻巡礼】)

(・アビリティ上限を一段階上げる。)

(・経験値高補正)

 

疾風迅雷(ミョルニル・ゴスペル)

・『麻痺』に対する高耐性。

・雷属性に対する耐久力強化。

・被雷時に『力』と『敏捷』のアビリティ高補正。

 

 

クスノ・正重・村正

Lv.1

 

力 :C 655 → C 659

耐久:C 634 → C 642

器用:B 702 → B 711

敏捷:D 508 → D 512

魔力:I 0

 

《魔法》

【】

 

《スキル》

獅子吼豪(キングハウル)

・周囲アビリティ値一定以下の対象を威圧。

・『力』と『耐久』の高補正。

・一定範囲内の対象の獣人族の全アビリティ高補正。

・威圧・補正効果はLv.に依存。

 

 

ハルハ・ザール

Lv.2

 

力 :I 0 → I 41

耐久:I 0 → I 22

器用:I 0 → I 24

敏捷:I 0 → I 39

魔力:I 0 → I 18

拳打:I

 

《魔法》

【スリエル・ファルチェ】

・攻撃魔法 

・風属性

・詠唱式【今宵も鎌が死を喰らう。舞え、血潮の紅華(はな)。散れ、闘争の火花(はな)。高潔なる魂を汚し、悪辣たる罪を洗い流せ。堕落せし(ともがら)を想い、赫き月を血涙(なみだ)で満たせ】

 

《スキル》

【】

 

 

ディムル・オディナ

Lv.1

 

力 :I 32

耐久:I 21

器用:I 53

敏捷:I 49

魔力:I 66

 

《魔法》

【ガ・ボウ】

・呪詛付与魔法

・Lv.および『器用』『魔力』アビリティ数値を魔法威力に換算。潜在値含む。

・発動に槍必須

・詠唱式【其が傷は汝の常。我が忠義は永遠の矛】

 

【ガ・ジャルグ】

・対魔力投槍魔法

・発動回数は一行使のみ

・詠唱式【穿て、紅薔薇。茨を以って敵の誇りを討て】

 

【】

 

《スキル》

妖精騎心(フェアリー・シュヴァリエ)

・槍装備時、発展アビリティ『槍士』の一時発現。

・『魔力』の高補正。

・補正効果はLv.に依存。

 

 

 

 いきなり魔法2つって凄くない?

 

「魔法はそれまでの知識や経験で発現するからのぅ。それだけ恩恵を得るまで知識や経験を溜め込んでおったというわけじゃな」

 

「この魔法は我が始祖が使ったと言われる魔槍を思わせます。これは我が一族の伝説として語り継がれているので、その影響かと」

 

 なるほど。

 

 ディムルの装備は長槍短槍の二槍流、そして短剣の二刀流。甲冑は白銀に輝き、エルフの端麗な雰囲気と合わさって非常に高潔なイメージを与える。

 完全に魔法騎士って感じだな。でも、アビリティは一般的なエルフって感じだから、ヒット&アウェイ戦法主体になるかな?

 

 ふむ……。

 こうなると、前衛、というか盾役がいない。

 

 俺、ハルハ、ディムルは完全に同じ戦闘タイプだ。

 

 正重がいるけど、サポーターを担ってくれてるからなぁ。

 サポーターさえどうにかすれば、正重が前衛に出れるんだが……。

 

 けど、そのために団員募集するのも変な話だしな。

 

 まぁ、どこかで葛籠を置いて戦ってもらうことになるのかな。

 そこらへんも一度相談しないとダメか……。

 

 とりあえず、それは今は横に置いといて。

 

 今日も俺達はディムルをダンジョンに慣れさせるためにやってきていた。

 

 これは正重にとってもいいことなので、俺がサポーター役を務めて正重も戦ってもらう。

 ハルハはサポーターなんてしないだろうから、2人のフォロー役を頼んだ。

 

 ちなみにハルハは鎖鎌ではなく、普通の大鎌にした。

 一応背中の葛籠の中には普通の鎖鎌が入ってるらしいけど。

 

「ふっ!」

 

 ディムルが長槍を鋭く振り下ろし、ゴブリンの頭を割る。

 そのまま長槍を横に振って、周囲のゴブリンを牽制したかと思ったら、次の瞬間には短槍を鋭く突き出して額を穿つ。

 

 ディムルは長槍と短槍を見事に使い分けて、相手の間合いを狂わせて戦っている。

 あれは上層のモンスターじゃ相手にならないな……。

 

 ハルハとかもそうだけど、Lv.1とは思えない体術や技術を持ってるよな。

 俺も人の事言えないのかもしれないけど。

 

 正重は技術はないけど、獣人としてのポテンシャルは流石だ。

 左手に盾を装備させたが、すぐに使い慣れて上手く攻撃を受け止めていた。

 

 ハルハやディムルも正重との連携を意識して動いており、見事なチームワークを見せていた。

 

 ハルハがいるのもあるが、上層ではディムルは余裕かもしれない。

 まぁ、ダンジョン慣れするにはいいかもしれないけど。

 

「フロル、葛籠、大丈夫?」

 

「まだ全然大丈夫だ。上層の魔石は小さいからな」

 

「いつでも、変わる」

 

「ああ。辛くなったら言うよ」

 

「帰りは正重と変わりな。アタシらとの動きも合わせてみたいし」

 

「分かった」

 

 ということで、帰りは正重と交代して、俺も参加する。

 

 正重がいなくなったので、3人でのスイッチ戦法が主体となる。

 

 俺が斬りつけたらハルハが前に出て、ハルハが蹴り飛ばしたらディムルが前に出て、ディムルが突き刺したら俺が前に出るって感じ。

 

 まぁ、ディムルの速さは俺達に及ばないから、ディムルが出る時は俺とハルハは周囲の露払いって感じになるけど。

 成長すれば、更に連携の速さも上がるだろう。

 

 

 

 

 俺達はダンジョンを出て、バベルで換金を行う。

 

 換金を終えて、バベルを出ようとした時、

 

「お、【スセリ・ファミリア】」

 

「あれ? また増えてない?」

 

「ああ、少し前にエルフが入ったみたいだな」

 

「珍しいよな。あそこまで前衛装備で固めるエルフって言うのも。しかも、女だし」

 

「それにしても……全員目立つなぁ」

 

「チビッ子団長に、大鎌を担いだアマゾネス、和装の獅子人、甲冑のエルフか。確かに目立つよな」

 

「でも、喧嘩売る気にならねぇよな。妙に全員手練れ感があって」

 

「それな」

 

 良くも悪くも目立ってきてますねぇ、我がファミリアも。

 一気に団員も増えたし、仕方がない事か。

 

 バベルを出ると、スセリ様が立っていた。

 

 

 倒れた男の頭を右足で踏みつけながら。

 

 

 ……何してん?

 

「スセリ様?」

 

「おぉ、戻ったか」

 

「どうしたんだい?」

 

「ガネーシャに会った帰りじゃよ。そろそろ戻る時間かと思うてな」

 

「いや、そうじゃなくて」

 

「その足元の者はどうされたのですか?」

 

「ん? ()()か? コレは妾を女神と知りながらも、ナンパしてきよってなぁ。断ってもしつこかったんでのぉ……踏み潰した」

 

 男は必死に起き上がろうとしているが、スセリ様が的確に足の位置をズラして立ち上がれないようにしていた。

 

 ……なんちゅう無謀なことを。

 まぁ、冒険者っぽいから油断したんだろうけど……。それにスセリ様の拘束を振り解けないってことはLv.1か?

 

「……とりあえず、一度解放してあげては? 俺達もいますし」

 

「む……やれやれ、しょうがないのぅ」

 

 スセリ様は肩を竦めて足を離す。

 

「ぶっはぁ!!」

 

 男は勢いよく顔を上げて、大きく息を吐く。

 

 砂色の逆立った短髪に褐色肌、赤い瞳の上半身裸の男。その背中にはどこかの神の眷属を現すエンブレムが刻まれている。

 下半身は七分丈のズボンに、紅い腰マントを身に着けている。両腕には手甲を嵌めている。

 

 鍛え抜かれた筋肉の鎧を身に着けた170Cほどで、雰囲気としては拳闘士を思わせた。

 

 男はドサリと胡坐を組んで座り、踏まれていた後頭部を擦る。

 

「いや~参った! まさかこうも簡単に捻じ伏せられるとは思わなかったぜ! 流石俺が一目惚れした女神だな!! あっはっはっはっはっ!!」

 

 男は心底愉快そうに笑う。

 

 一目惚れって……。随分と挑戦的な。

 

「あんた、どこのファミリアだい?」

 

「ん? 俺か? まだどこにも入ってねぇ。さっきオラリオに来たばっかだからな!!」

 

 ってことは、オラリオの外の神に恩恵を貰ったのか。

 

「プランディの眷属じゃな。確かあ奴はここからかなり南の国に降臨したと記憶しておるの」

 

「神プランディとは?」

 

「豊穣を司る女神じゃな。オラリオで言えば、デメテルのような立ち位置じゃのぅ」

 

「……この人が豊穣の女神の眷属……」

 

 俺は半目で男を見る。

 

 男は腕を組んで、

 

「俺の国にはプランディ様しか神がいなかったんだよ。で、俺はプランディ様の耕した畑の警護を務めてたんだけど、暇で暇で飽きちまってよぉ。俺ぁ自慢じゃねぇけど国では一番の暴れん坊でよ、オラリオの噂や伝承はよく聞いてたから、挑んでみたくて国を飛び出して来ちまった!!」

 

 全然自慢になってねぇ。

 

「よぉ~やく堅っ苦しい検問が終わって、まずはダンジョンを見てみたかったから来てみたらさ、この別嬪の女神様がいたからつい声掛けちまったってわけさ!」

 

 うん、勢いで動く人なんだな。

 

「っと、そう言えば自己紹介してなかったな! 俺ぁアワラン・バタル! ハーフドワーフだ!」

 

 俺達は順番に挨拶し、俺達がスセリ様の眷属だと理解すると、アワランはシュバッと両膝をついて拳を地面に着けて頭を下げる。

 

「頼む! 俺を【スセリ・ファミリア】に入れてくれ!! 俺は惚れたスセリヒメ様の元で拳を振るいてぇ!! 頼む!!」

 

「……だそうですが……」

 

 流石にこれは俺よりもスセリ様の是非が尊重されるべきだろう。

 

 スセリ様は眉を顰めて、俺の頭に手を置く。

 

「悪いが妾の愛はこのフロルにある。ファミリアもフロルのためにあると、他の眷属達にも公言しておる。それでも、妾の眷属になると申すか?」

 

「構わねぇ!! それでもあんたに見てもらえるなら、後は自力であんたの愛を掴んでみせる!!」

 

 アワランは顔を上げて、力強い瞳で宣う。

 

 漢がいる……!

 

「はぁ……そう言われたら、神である妾は受け入れるしかないのぉ。フロル、お前はどうじゃ?」

 

「……まぁ、ここまで熱意があるならば俺は文句ありませんが……。皆は?」

 

「アタシはもちろん文句ないよ」

 

「俺も」

 

「私は新入りなので、団長の決断に従います」

 

「なら、問題ないですね。と、いうことなので、これからよろしく。アワラン」

 

「感謝するぜ!! これからよろしくな! 団長!!」

 

 ガシィ!!と差し出した俺の手を握り締めた。

 ……ちょっと力入り過ぎな気もするが……。まぁ、惚れた女神が他の男を愛してるなんて言えば、仕方ないか。

 

 ……俺にとっては母親のような感じが強いからなぁ。

 異性って感じはないんだけど……。

 

「とりあえず、戻るとしようかの。『改宗』など色々とあるしの」

 

「はい」

 

「今日も歓迎会かい?」

 

「まぁ、そうなるな」

 

「アワラン。あんた、酒は?」

 

「あん? もちろん飲めるぜ」

 

「よし! 期待してるよぉ? うちは楽しく飲める奴が少ないからねぇ」

 

 ハルハは嬉しそうに、アワランの肩に腕を回す。

 

 俺は飲めないし、正重とディムルは静かに呑むタイプだからなぁ。

 ハルハにとっちゃスセリ様ってだけじゃ中々に退屈だったんだろうな。

 

 俺は頬を掻いて、今日は多めに酒を買ってあげようと思ったのだった。

 

…………

………   

……

 

アワラン・バタル

Lv.1

 

力 :B 749

耐久:A 811

器用:E 408

敏捷:C 635

魔力:E 422

 

《魔法》

【マース・カブダ】

・硬化魔法

・Lv.および全アビリティ数値を魔法効果に加算。潜在値を含む。

・詠唱式【闘志は折れず、拳は折れず、膝は折れず。我が体躯(からだ)は傷を知らず、我が(こころ)は痛みを知らず。故に我は不屈也】

 

【】

 

《スキル》

闘魂気炎(スパルタクス)

・体温上昇と共に『耐久』が上昇する。

 

 

 

「ねぇ、スセリ様」

 

「なんじゃ?」

 

「うちの団員達、おかしくないですか?」

 

「その筆頭がお前じゃろうに」

 

「それは否定しませんけど。それでも来る人来る人全員、最初からおかしくないですか?」

 

「それも下界の子らの可能性というものじゃろうて。ある意味、ここからが本番じゃろ。どこまで団員を増やすか。今後どのように育てていくか。まぁ、まずは後衛を見つけるべきじゃろうがな」

 

「ですよねぇ。見事に全員前衛型ですもんねぇ」

 

「じゃのぅ。せめて1人、後衛職が欲しい所じゃな。それで幹部、というところじゃろうな」

 

「でも、エルフはリスキーですもんね」

 

「うむ……中々難儀じゃな」

 

 まぁ、こればっかりは巡りものだから仕方ないか。

 

 

 

 というわけで、

 

「おらぁ!!」

 

「ふっ!」

 

 現在、俺とアワランで組手中。

 

 アワランは猛烈な勢いで拳を連続で繰り出してくる。

 俺は紙一重で躱し、突き出されたアワランの腕を両手で掴む。

 

「ちぃ!」

 

 顔を顰めたアワランは、無理矢理な体勢から左脚を振り上げる。

 俺は手を離して跳び上がり、振り上げられた脚を踏み台にしてジャンプし、アワランの顔に右飛び膝蹴りを繰り出す。

 

「うっ!?」

 

 顔を仰け反って躱されてしまうが、俺は上半身を無理矢理捻って空中で身を翻して左回し蹴りを放つ。

 

「マジっかよっ!!」

 

 アワランはギリギリで左腕を上げてガードする。

 

 直後、俺は上半身を後ろに倒しながら右足を振り上げ、サマーソルトキックを顎目掛けて繰り出す。

 

「っっ!!」

 

 これすらも顔を仰け反って躱されてしまい、俺はそのまま一度後ろに下がって距離を取る。

 アワランもバク転して後ろに下がる。

 

「ふぅ~……参ったな。Lv.に差があるのはしょうがねぇとして、技まで冴えてやがるとは……」

 

 アワランは拳を構え、汗を流しながら言う。

 

「スセリ様に嫌ってほど痛めつけられてきたからな。ハルハとも暇があれば組手してるし」

 

「団長はお飾りじゃなかったってわけか」

 

「そんなのうちの主神様が許すと思うか?」

 

「あっはっはっはっはっ!! そうだなぁ……全く想像出来ねぇ、なっ!!」

 

 アワランは大きく笑って、その直後再び勢いよく駆け出した。

 

 俺は腰を据えて、再びアワランの猛攻を待ち構えるのだった。

 

 

 

 その後もディムルとも試合をした。

 

 俺は二槍流など出来ないので一本のみで戦ったけど。

 

「……フロル殿は刀や徒手空拳だけではなく、槍の扱いも上手いのですね」

 

「スセリ様に鍛えられたからなぁ」

 

「うちの主神様は技ならファミリアで断トツだからねぇ」

 

「流石は俺が惚れ込んだ女神だぜ」

 

「はいはい」

 

 俺はもちろん、ハルハ、アワラン、ディムルもスセリ様にぶん投げられている。

 そりゃステイタスに物を言わせれば簡単に勝てるんだけどね。それじゃあ意味がない。

 

 ちなみにディムルは本拠では目元を隠すシースルーの布を身に着けている。

 服装も甲冑ではなく、薄緑の騎士服を思わせる衣装だ。

 ……どう見ても高貴な男装の麗人なんだよな。絶対にその服装で外には出ないように注意してもらおう。

 

 俺は汗を拭い、水を飲みながらそう思った。

 

「アワランって、武器はどうするんだ?」

 

「手甲と脛当てだな。他には……正重が持ってるみたいなデッカイ剣は時々使ってたぜ。殴り辛ぇデカいモンスター相手にする時とかな」

 

「ん~……背負って動くには邪魔そうだから、普段はサポーター役がってことになるんだろうけど……」

 

「少々重量が増えすぎるのでは?」

 

「だよなぁ……」

 

「そこらへんは正重と相談したらどうだい?」

 

 まぁ、それが一番早いか。

 

 じゃあ、次の問題。 

 

「ダンジョンなんだけど、どうする? 今の面子なら中層に下りてもディムルのフォローは出来ると思うけど」

 

「そうだねぇ。Lv.2が2人、【ランクアップ】圏内のLv.1が2人、新人が1人……。装備さえ整えれば13,14階層くらいは行けると思うよ」

 

「ディムルは技があっから、早々にステイタスを上げる方がいいと思うんだよな」

 

「そうだね。なら、明日一度試してみようか」

 

「ディムルもそれでいいか?」

 

「はい」

 

 ということで、明日は久々に中層に赴くことになったのだった。

 

 




アワランのモデルはSAOアリシゼーションのイスカーンさんです

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