【ライトニング・サムライ】~転生者はダンジョンで英雄になりたい~   作:独身冒険者

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『パンケーキ食べたい♪』のリズムで題名を(笑)

あと、話末にキャラクタープロフィールを入れてみました


ダンジョン行きたい

 正重にも二つ名が付き、これで【スセリ・ファミリア】もLv.2が3人となった。

 

「最初に正重が入ってから9か月……。あっという間に色んな意味でデカくなったなぁ」

 

 まぁ、入団したほぼ全員が、入団した段階でランクアップ圏内にいたってのが大きいんだろうけどさ。

 

「これで正重は上級鍛冶師の仲間入りか」

 

「まぁな。だが【ヘファイストス・ファミリア】や【ゴブニュ・ファミリア】を見てりゃ分かると思うが、ここからが大変だぜ? あの【単眼の巨師】みてぇになれるのは一握りだぜ?」

 

「だろうねぇ」

 

「まぁ、アイツなら問題ねぇかもしれねぇがな。ここなら、腐るどころか足を止める暇すらねぇだろうからよ」

 

「そりゃホントに頼りがいがあんな! ……ってのによぉ……」

 

「ああ……水を差してくれたな~」

 

 ついさっき、スセリ様から告げられた最悪のニュース。

 

 【ネイコス・ファミリア】の脱獄。

 

 闇派閥の者達も逃げ出したらしいが、そいつらは末端の末端構成員らしいので大した情報も持っておらず、警戒する程の戦力でもないらしい。

 まぁ、それでも中級ファミリア並みの構成員が逃げ出したのはヤバいんだけどさ。

 

 それにしても……ネイコスって神。恩恵解除拒否ったのかよ。なんでギルドもそこで諦めてんだよ。

 あ、闇派閥とは無関係だったってことだったからか。

 

「【ガネーシャ・ファミリア】は大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫なわけねぇだろうよ。今頃シャクティを筆頭にてんやわんやだろうな。ただでさえ、人手がギリギリだってのに、神スセリヒメの話ならしばらく収監所とかにゃギルド員は使えねぇ。当分は新入りだろうがこき使われるだろうよ」

 

 そう、脅されていたギルド職員とその家族は……全員無惨な遺体で見つかったそうだ。

 こうなると闇派閥がどこまでギルドに食い込んでいるのかも分からない。少なくとも家族や恋人などの保護を済まさなければ、重要施設にギルド職員を配置するわけにはいかないだろうな。

 

「オヤジはここにいていいのかよ?」

 

 ちなみにアワランはドットムさんの事をいつの間にか『オヤジ』って呼び始めてた。

 そして、ドットムさんはなんだかんだ嬉しそうだったりする。

 

 ドワーフとハーフドワーフでなんか通じるところがあるんだろうな。互いに肉弾戦が好きだってのもあるだろうし。趣向が似てるってのが大きいのかもな。

 

「いいわきゃねぇだろうが……【ネイコス・ファミリア】の恨みを買ってるお前らを放置するのもマズイってことだな。今回はうちのファミリアも責任があるしよ」

 

 つまり、護衛兼連絡要員でもあると。

 その間に指導者としても俺らを鍛え、教えてくれる。ありがたいことだけど、それはそれでシャクティさんに申し訳ないなぁ……。

 

 【ネイコス・ファミリア】との因縁は俺らが勝手に作った奴だし。

 

「しかし……他の囚人に幹部格がいたわけでもないと言うのに……闇派閥は何故今収監所を襲ったのでしょうか?」

 

「そうですな。脱走したのはその【ネイコス・ファミリア】とやらを合わせても、30人ほど。我らからすればとんでもない数でありまするが、これまでの活動からすればわざわざ救出する程の数でもないでしょう」 

 

「【ネイコス・ファミリア】が何か重要な情報を持っていたか、役目を担っていたとか?」

 

「いや、それはねぇな。少なくとも俺が聞いた限りじゃ、碌な情報を持ってなかったはずだぜ。って言うか、団長のディーチ以外はそもそも闇派閥と関わってたことすら知らなかったみてぇだってシャクティが言ってたぜ」

 

「はぁ? じゃあ団員達はとばっちりだってのか?」

 

「ってことだろうな。それでも脱獄しちまった以上、もう庇いようがねぇけどよ」

 

「奴らはもう闇派閥として生きてくしかないってわけだね」

 

「ここで生きていく以上はな」

 

 なんか哀れと言えば哀れだけど……自業自得と言えば自業自得なのかな?

 でも結局、連中の狙いがピンと来ないな~。

 

 だが今一番の問題は……

 

「ダンジョンに行きにくくなったのがなぁ」

 

「全くだね」

 

 闇派閥は絶賛街中で暴れているが、俺が襲われたのはダンジョン内。

 少なくとも闇派閥はダンジョン内に潜り込む手段を持っている事を何かしら保有している事を知っている。

 

 なので、下手にダンジョンに潜ると、奴らに襲われる可能性があるということだ。

 

 ゲーゼスやあの狼人も出てくる可能性がある以上、流石に「じゃあ行こう」とは言えない。

 

 かと言って、本拠でずっと組手って言うのも限界があるからな~。

 

「ずっととは言わぬが、流石に今日言われたばかりで行って来いとは言えぬのぅ。数日は様子を見た方がええじゃろ」

 

 ですよね。

 

 という事で、俺達は今日も大人しく――乱取り組手することにした。

 

 

 ………あれ?

 

 

………

……

 

 

 あれから数日。

 

 俺達は、一度もダンジョンに行けていなかった。

 

 何故なら――

 

「うわあああ!?」

 

闇派閥(イヴィルス)だああ!!」

 

「逃げろおお!!」

 

 

 本拠近くに闇派閥が出たからだ!!

 

 

「くそっ!! ハルハ、アワランは東側! 俺、ツァオは西!!」

 

「あいよ!」

 

「おう!」

 

「承知」

 

「巴達は一般人とスセリ様を護衛しながら避難誘導! 【ガネーシャ・ファミリア】と合流を最優先!! ディムルは【ミアハ・ファミリア】に治癒師やポーションの要請!!」

 

「御意!」

 

「うむ!」

 

「頑張る」

 

「お任せを!」

 

 一気に指示を出して、俺達はそれぞれの戦場に。

 

 ここ最近いきなり闇派閥の活動範囲が広がり、活動が更に活発になった。

 

 今も他の地区でも闇派閥が暴れており、そっちには【ロキ・ファミリア】が向かっているとのことだが、今はどうでもいいことだ。

 

「はああああ!!」

 

 俺は全速力で駆け抜け、すれ違いざまに黒や白の覆面に身を包む闇派閥の末端構成員達を斬りつけて、行動不能にしていった。

 

「ぐあ!?」

 

「ぎゃっ!」

 

「じ、【迅雷童――ぎゃあ!!」

 

「がっ!? は、速い……! ぐぅ……」

 

 くそ! 全然強くはないが、数が多すぎる!

 

 倒しても倒してもきりがない!

 

「ぐウウウウ!!」

 

 ツァオも舞うように両腕の大盾を振り回し、しなやかな蹴りを放ち、闇派閥を吹き飛ばしていく。

 

「ぐああああ!?」

 

「ぐはぁ!?」

 

「つ、強――ごぺっ!?」

 

「ぎぃあ!?」

 

 この辺りには他に探索系ファミリアは住んでいない。

 いや、いるのかもしれないが、少なくともここ数日たまたま通りかかった冒険者以外いたことはない。

 

「――【鳴神を此処に】」

 

 魔法を発動し、更に移動・攻撃速度を上げる。

 斬撃と同時に雷撃を流し、身体の内外から焼く。 

 

 闇派閥の末端構成員は恩恵も貰えてすらいない者も多い。

 

 つまり一般人と何も変わらない。

 

 悪人とは言え、殺すのは正直嫌で仕方がないし、今にも吐き気が込み上げそうだが、躊躇してしまうとそれこそ善良な一般人が殺されてしまう。

 それだけは許されないし、許してはいけない。

 

 許せとは言わない。

 

 すまないとも言わない。

 

 

 どうか来世で――幸せになってくれ。

 

 

 

 

 

 【ガネーシャ・ファミリア】が駆け付けたのと同時に、撤退していく闇派閥達。

 正直逃走経路を突き止めたいとは思うが……流石にこの状況でスセリ様や団員達を放り出すわけにもいかないから諦めるしかない。

 

 って言うか、連中はバラバラに逃げてる。アイツが逃げてる方向が怪しいとかなんて判断できない。

 

 あぁ……くそっ。

 完全に奴らに翻弄されてるな。

 

 俺は疲れ切った顔で周囲を見渡す。

 

 崩れた建物や壁。

 

 散乱する瓦礫に食料、衣服。

 

 そして――数えるのも億劫になる程の死体。

 

 一般人も闇派閥も関係なく、ただの物言わぬ『人』だったモノ。

 どこを見ても、それが転がっていない場所はない。

 

 それに付随する人々の悲鳴、怒声、泣声、慟哭。

 

 勝った、なんて欠片も思えない。

 

 ただ……終わった、というだけ。

 

 乗り切った、でもない。何とかなった、でもない。

 

 戦いが終わった。

 

 それだけだ。

 

 失っただけで、失わせただけで、何も得ていない。

 

 こればかりは……経験値になってほしくないって、思っちゃうな。

 

「【迅雷童子】」

 

 槍を携えたシャクティさんが声をかけてきた。

 

「すまない。遅れてしまった」

 

「……いえ、来てくれなければ奴らはまだ暴れていたでしょうから。助かりました」

 

「もう一方も【勇者】達が姿を見せると同時に撤退したようだ。完全に揶揄われてしまっているな……」

 

「です、ね……」

 

「負傷者の救助は我々が引き受ける。治療も先程【ミアハ・ファミリア】と【ディアンケヒト・ファミリア】が到着して、すでに取り掛かっている。ギルドや他の商業系ファミリアもすぐに駆け付けてくれるだろう。お前達も治療し、休んでくれ」

 

「感謝します。では、お言葉に甘えさせて頂きます」

 

 俺はシャクティさんに軽く一礼して、ツァオと共に本拠へと戻る。

 

 その途中でハルハとアワランと合流した。

 

 俺とツァオは掠り傷だけで済んだが、ハルハとアワランは結構ボロボロだった。

 アワランにいたっては、結構酷い火傷すらしてる。

 

「そっちには恩恵持ちがいたのか?」

 

「いや、逃げ遅れた住民がいてよ。アイツら……そこに魔剣をぶっ放しやがった……!」

 

「で、この馬鹿が突っ込んで、肉壁になったんだよ。まぁ、おかげで住民達は無事だったけどね」

 

 立派だけど、無茶するなぁ……。

 

 俺は呆れを浮かべてアワランを見るが、アワランは不服そうに腕を組んで顔を顰める。

 

「仕方ねぇだろ? 世話んなってる連中を見捨てられるほど、冷めれねぇんだよ」

 

「世話になってる?」

 

「ほれ、アイツら」

 

 アワランが指差した方向に顔を向ける。

 

 そこにあったのは一軒の店舗。

 軒先の商品棚が壊され、食料や割れた瓶、陶器などが散らばっている極東風建築の店だ。

 

 僅かに傾き、煤か何かで汚れている木製の看板には、『越中屋(エチナカヤ)』と極東の言葉と共通語(コイネー)で書かれている。

 

 そして、店前に散らばった食料や瓦礫を片付けている2人の男女がいた。

 

 男性の方が越中屋店主のイケダ・太吉郎(たきちろう)さん、女性はその奥さんのイケダ・三枝子(みえこ)さんだ。

 

 越中屋は極東の食材や調味料、酒をメインに売ってて、スセリ様や正重、巴が御用達にしている。

 だから、最近では月2回ほど酒や調味料を届けてくれるようになり、俺はもちろんアワラン達団員達とも顔見知りになっている。

 

「太吉郎さん達か。そりゃあ、見捨てられんなぁ」

 

「だろ?」

 

「アワランさん!」

 

 すると、1人の少女がアワランの元へと駆け寄ってきた。

 水色の着物に身を包み、黒髪ショートの上に手拭いを頭に巻いている少女(俺より年上だけど)。

 

 太吉郎さん達の娘さんの明里(あかり)さんだ。

 

「これ、お店に保管してあった上級ポーションです。使ってください!」

 

「い、いらねぇよ! この程度! んなもん唾つけときゃすぐに治る!」

 

「それはないな」

 

「ああ、ないねぇ」

 

「ない」

 

「お、お前らなっ!?」

 

 変に強がる奴が悪い。

 

「ほら! 団長くん達もそう言ってます! 早く使ってください!!」

 

 ……うん。まぁ、年下だからしょうがないんだけどさ。

 なんか、団長くんって違くない? まだ名前で君付けの方が良いよ……。でも、直してくれないんだ……。なんで?

 

「うぐ……わ、わぁったよ……」

 

 アワランは明里さんの勢いに負けて、大人しく受け取る。

 明里さんはパァっと、正に向日葵(この世界にあるのか知らんけど)のような笑みを浮かべて喜ぶ。

 

 ……うん。前からそうだろうなぁ、とは思ってたけどさ。

 

 俺はハルハとツァオに顔を向ける。

 同じことを思っていたのであろう、ハルハとツァオははっきりと頷いて……ハルハはニヤっと意地悪い笑みを浮かべる。

 

 うん、まぁ……惚れてらっしゃいますね。

 

 まぁ、男らしいもんね。アワランは。

 清純な女性が少し荒っぽい男に惹かれるのは、この世界でも変わらないらしい。

 

 ちなみに明里さんはオラリオ生まれオラリオ育ちだ。

 ご両親は極東から別々に来て、オラリオで出会い、結ばれたらしい。

 

 だから、明里さんは冒険者を忌避することはない。

 外から来た人は、冒険者を怖がる人は多いんだけどね。越中屋さんは冒険者相手に商売をしてきたのもあるし、団長が子供で、どちらかと言えば武人気質な【スセリ・ファミリア】とは相性が良かったようだ。

 

 まぁ、俺は団員の恋愛事情に口を出すつもりはない。

 たとえ冒険者同士でも、無責任なことをしなければ止めるつもりはない。……流石に【フレイヤ・ファミリア】だったら止めるかもしれんが。

 

 おっと、今はまず、

 

「ありがとう、明里さん。貴重な回復薬を使ってくれて」

 

「あ、ううん! 大丈夫だよ! 私達を庇って出来た傷だもん! これくらいしなきゃバチが当たっちゃうよ! それにお得意様だしさ」

 

「お店の方は大丈夫なのか?」

 

「うん、店の中までは被害はなかったから、うちはそこまで被害はないよ」

 

「それは良かった」

 

「でも……すぐに営業再開とはいかないかな……。他の取引先のお店とかは被害大きかったらしいし……死んじゃった人もいるみたい」

 

「……そっか。ごめん、俺達が及ばないばっかりに」

 

「そ、そんなことないよ! 団長くん達が一生懸命、本当に命懸けで頑張ってるのをみんな知ってるもん! 【スセリ・ファミリア】を悪く言う人なんて誰もいないよ!!」

 

「その通りですぞ、フロル殿」

 

「太吉郎さん」

 

 太吉郎さんが微笑みながら、でも疲れを隠しきれない表情で声をかけてきた。

 

「あなた方がここ数日交代で、寝る間も惜しんで警戒してくれている事はもちろん、更に鍛錬に力を入れていらっしゃる事も、誰よりも早く駆け付けてきてくれる事を、この辺りに住んでいる者達で知らぬ者はおりません。そんなあなた方を責めるなど、我らは人でなしではありませんぞ?」

 

「……ありがとうございます」

 

「それはこちらの言葉ですよ。さぁ、今は身体をお休めください。腹が減っては戦は出来ぬと言うように、休める時に休めねば、それこそ我らより先に倒れてしまいます」

 

「はい」

 

 俺達はお言葉に甘えて、今度こそ本拠へと戻ることに。

 

 去っていく俺達……正確にはアワランに、だろうが明里さんは手を振って見送ってくれる。

 

「身を張って守った女に惚れられるってのは冒険者冥利に尽きるかねぇ、アワラン?」

 

「う、うるせぇな!? いきなり揶揄ってくんじゃねぇよ!」

 

「別に付き合ってもいいけど、ちゃんと誠実なお付き合いをしてくれよ?」

 

「フロル! ガキの癖してテメェも揶揄うんじゃねぇよ! 俺はスセリヒメ様一筋だっての!」

 

「んなこと分かってるよ。だから揶揄ってんじゃないか」

 

「質悪ぃなオマエ!?」

 

 諦めろ、アワラン。

 ここ連日の闇派閥とのいざこざでハルハはもちろん、皆それなりに鬱憤が溜まってるからな。

 

 少しでも発散できるネタがあるのに、ハルハが飛びつかないわけがない。 

 

 するとそこに、

 

「フロルー!」

 

 前方から少女が明里さんにも負けない輝かんばかりの笑みを浮かべ、手を振りながら駆け寄ってきた。

 

「アーディ」

 

「お疲れ様!」

 

「来てたのか」

 

「うん! うちも人手ギリギリだからね。避難誘導と負傷者の救助と運搬で連れてこられたの」

 

「もう落ち着いたのか?」

 

「ある程度はね。後は歩けるまでに治療が終わったけど、家が壊された人達をギルドやうちが管理してる避難所に連れて行ってあげるくらいかな」

 

「大変だな」

 

「君達ほどじゃないよ。私は戦ったわけじゃないしさ」

 

 ニコニコと笑顔を絶やさずに話してくれるアーディ。

 

 ……うん。やっぱり癒されるなぁ。

 

 って、は!!

 

 俺はバッ!!と後ろを振り返ると、ニヤニヤと笑みを浮かべるハルハとアワランがいた。ツァオは笑ってないが、いつもより眼差しが微笑ましい感じになってる……!?

 

「わ、悪い、アーディ。一度スセリ様の様子を確認しに行くから、ここで」

 

「うん! 分かった! 私もそろそろ戻るね! じゃあ、またね!」

 

 アーディは誤魔化そうとしたこっちが罪悪感を覚えるほどの明るい笑みで頷き、来た道を駆け戻っていった。

 

 俺はその背中を見送り、

 

「他派閥の可愛い女の子に声をかけられるたぁ、冒険者冥利に尽きるなぁ。え? 団長さんよ」

 

 ここぞとばかりにアワランがやり返してくる。

 

 こ、この野郎……!

 

「いやいや、結局は他派閥だしな~。付き合うとかないし」

 

「どうかねぇ。ガネーシャんとこなら、改宗も認めてくれるかもしれないよ?」

 

 ハ、ハルハめ……!

 

 アマゾネスを恋愛事で揶揄えるわけもなく、この手の話題は絶対にハルハには勝てない気がする……!

 

 

 とりあえず……色んな意味でダンジョン行きたい!!

 

 

______________________

簡単キャラプロフィール!

 

 

・フロル・ベルム

 

所属:【スセリ・ファミリア】

 

種族:ヒューマン

 

職業:冒険者

 

到達階層:17階層

 

武器:刀(剣)、短刀(ナイフ)、薙刀(槍)、弓矢、斧

 

所持金:239000ヴァリス

 

 

好きなもの:スセリ様、生姜焼き(スセリ作)

 

苦手なもの:ゼウス、恋愛、トマト

 

嫌いなもの:闇派閥、欲深くて下品な冒険者

 

 

装備

紫迅丸(しじんまる)・村正》

・標準サイズの刀

・正重作。300000ヴァリス(ヘファイストス談)

・ファミリアの『専属鍛冶師』が鍛え上げた特注品

・鋼堀国シャーム原産の波紋鋼(ダマスカス)軽量金属(ライトメタル)、更にドロップアイテム『雷鹿の雄角』(フロルと正重がその時の所持金全て使って購入)を使って鍛造された第三等級武装

・切れ味と硬度は同等級武装の中では群を抜いている。更に雷属性耐性を持つため、フロルの魔法にも耐えられるようにされた、まさに『俺だけの村正』である

 

《童子守・陸式》

・軽量甲冑

・正重作

・軽量金属、『雷鹿の雄角』で鍛造法で仕立てられた特注品。フロルの成長に合わせてその都度作り直されること、現在のフロルは成人以下、小人族以上の身長と体格のため、価格は付けられない

・額当て、胸甲、肩鎧、手甲、腰当、膝当て、脛当て

・成人が身に着ける鎧よりは軽いが、恩恵を持たない7歳の少年が身に着けたらまともに歩くことも出来ないくらいには重い

 

 

 

 異世界『日本』より転生した異端の少年。

 ダンまち知識に関しては小説とアニメがメイン。小説は本編11巻まで、外伝が7巻まで。アニメは三期とソードオラトリアまで。メモリアフレーゼは全く触れていない。

 なので、ゼノス編以降の情報は知らないため、暗黒期や『大抗争』の情報や【アストレア・ファミリア】の最期、エニュオのことなど一番重要部分は碌に知らない。

 

 そのため、フロル本人は原作知識を活かして生きようという意識はすでにすっぽ抜けている。だって、最盛期の闇派閥の情報なんて知らないんだもの。

 とりあえず、生き残るために必死に強くなることだけに集中している現状である。

 

 ちなみに、ゼウスのことは『恨みはあるが憎しみはない。でも会ってくれって言われたら会わない』。フレイヤのことは『恨みがないわけじゃないがゼウス程ではない。それよりも魅了もあるし、スセリ様も怖いから会いたくない』と言った感じ。

 

 7歳児で団長になっているが、今のところ団員誰一人として不満も異論も唱えないことが内心不思議で仕方がない。

 

 昇格世界最速最年少記録。

 恩恵を得て2年、冒険者として活動して1年でランクアップ。

 

 当の本人はアイズとベルに抜かれると知っているので、全く誇らないし威張らない。

 それが逆に鼻に付いたり、尊敬されたりと、余計に注目されている事には気付いていないし、教えてもらっていない。

 

 現オラリオで最も勢いがある派閥と云われている。

 

 

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