相変わらず独自設定&解釈が出ますが、楽しんでいただければ幸いです!
ヴァイスボルフ城の技術部は、ブラック会社によくある阿鼻叫喚一歩手前な感じになっていた。
そんな場所にしてしまった責任(の大部分)は
「ふぅ……」
「ふぇぁ~。 シュ
そして隣にはうつらうつらと、今にでも倒れそうな小動物系なのに意外と根気と体力のあるクロエ。
「クロエもヒルダたちのように寝て良いぞ。 あとは俺で、何とか仕上がりにまで持っていく。」
「うんにゃ~、そうするかも~。」
クロエが変な欠伸をまた出しながら、フラフラ~っと仮眠室へとトテトテと歩きd────
────ゴン!
「ぶぇ。」
おお、余程寝ぼけているな。
盛大なほど壁に顔をぶつけてから、おぼつかない足取りのまま出ていった。
リアルで初めて────いや、寝不足の留美さんやカレンもやっていたから初めて見たわけではないか。
そう思いながら、ズラリと格納庫内に並ぶドローンから有人機に変えたハメル含む警備隊員たち用のアレクサンダたち……いやこの場合は“戻した”というべきか。
さらには俺の我儘で仕上げた、数機の最早『ナイトメアと書いて悪夢』のような機体たち、武装、そして
ちなみにここで言った兵器は、手間と費用がかかり過ぎて完全に『保険』と呼ぶより『賭け』だし、数機は何とか(というかアンナたちが悪鬼迫る感じで張り切り過ぎて)組み立てたが時間は有限だ。
同じ労力と時間と資材を使うのなら、確実なモノに使いたい。
データはもちろん、取ってあるが。
そこで城に残っている機体たちのパワーアップと、先日半壊しかけた俺の機体の修理&改良に、いずれ生還するはずのアキト達用の装備だ。
アンナたちはこのことを、『帰ってくるときのために』と取っていたが。
それは無理もなく、今のwZERO部隊は見た目だけならば安定しているが、それも『スマイラス将軍が連絡をいれたから』というのも大きいだろう。
何せ彼はレイラたちには『いい顔』をしてきたからな。
だがヴァイスボルフ城に来てから『亡国のアキト』で描写のあった内通者の裏取りをしていたら、案の定原作通りだった。
そして原作と同様の流れならば────
────バァン!
格納庫の扉が荒々しく開かれる音に顔を向けるとあら不思議。
さっき出たクロエを抱えたアンナがおる。
正確に言うと『亡国のアキト』で噂されていた『エンディングではレイラが紐パン』ということを確認するために、いつもは映画が終わるとエンディングテーマが流れる前に映画館を出るのを我慢して、やっとこそ見た描写とあまり大差ないほどかなり際どいひらひら薄着パジャマ姿のアンナがががががががガガガガガガがががががが?!
一気に目が覚めましたありがとうございました。
ありがとうございました。
『色は』、だと?
丈の短いスカートがひらりとしたときに一瞬だけ見れたけど紫でした。
「シュバールさん! 来てください! た、た、た、た、大変なんです!」
あー、ハイハイ。 今からいきますヨ~ホホホ。
とその前に何か着ましょうね?
「アンナ、さすがに風邪をひくぞ。」
徹夜と寝不足な俺としちゃ『眼福ウハウハヤッホー!』のご褒美でしかないけれどな♪
「え? ……ピャアアアアアアアァァァァァァ?!」
おかげで目が覚めたし、慌ててもクロエを落とそうとしないのは、流石他人思いのアンナと言いようしかない。
「ウェヒヒヒ……マカロンいっぱ~い……」
そしてクロエ、見た目に反してこんな状況でも寝ていられるのは、さすがというか図太い神経というか疲れているのか。
多分、全部だろうな。
………
……
…
今、俺はレイラの執務室内にいる。
他には部屋の主であるレイラはもちろんのこと、
「「「………………………………」」」
そして立派なお通夜ムードマシマシの雰囲気が室内を漂っている。
先ほど、クラウスがスマイラスの『レイラは死んだ! 許すまじ!』動画を彼なりの
「……見ての通り、スマイラス将軍がEUの軍事政権を掌握し始めたようです。 司令の『死』を利用してね。」
そう言いながら、クラウスは長らく飲んでいない酒を口にして、苦虫をかみしめたような表情をする。
「へへ、やっぱ不味いやこれ。」
「意外と、掌握が早いのですね?」
「将軍は何年も前から段取りを用意し、企画していた様子ですからねぇ~。 それに、ブリタニアと繋がっているので、そっち方面は対して気にすることもありません。 用心するのは当面の間、ユーロ・ブリタニアだけでしょうね。」
「そ、それは……」
クラウスのいった事に、レイラが言い淀む。
無理もないか。
以前に『
彼は野心の為に『利用し合う』ビジネスライクな関係を、ユーロ・ブリタニア────詳しく言えば聖ミカエル騎士団のシンと築いている。
と思う。
そこの描写はふんわりとしていて、詳細に関しては記憶もおぼろげになりつつあるからな。
もっとも、シンもスマイラスの考えより一枚上というか、斜め上の発想で彼の野心でさえも利用しているのははっきりと覚えている。
それは今おいて、さっきも言ったように内通者は複数いる。
二人目は────
「スマイラス将軍が、本当に司令の為を想っているのなら……俺なんかをここの副司令に配置していないでしょうよ。 何せ、ここの情報を流したのはオレですから。」
────目の前にいるクラウスだ。
実は彼、元々スマイラスの根回しで、『お目付け役』としてwZERO部隊に配置されている。
だが、彼なりに『そういうことをする』動機はある。
原作知識で俺は勿論の事、城にいたレイラも
「……」
俺がレイラを見ると、彼女と目が合うが────いやいやいや。
その『どうしましょう?』っぽい目を向け返してもオイラは困るぜよ。
今度は『貴方から話していただけませんか?』だと?
う~む……よし。
「……ノエル・ウォリック。」
「ブフッ?!」
俺がその名を口にすると、クラウスが飲んでいる酒にむせて、睨みを向ける。
そんな目で見ちゃいやん♪
というかされるのならCCにされたい。
あ、今だから言うが俺はMじゃないぞ?
ただ、画面越しより生で見たほうが迫力あるだけだ。
「て、テメェ……何で俺の娘の名を────?」
「────
今度はレイラに視線を送ると、俺の意を察したのかレイラが上記の言葉を発し、クラウスは諦めるかのようにため息を出す。
「……そうかい。 もう既におたくらは知っていたという事ですかい……ならなおさら分かんねぇな! そこまで知っておいて、何で俺を泳がせていた?!」
「……」
ここでレイラはこういう!
『人は変われます』、と!
「……」
……いや、言ってよレイラちゃん?
俺をジッと見ていたら照れちゃうゾ?☆
「……」
………………………………………………………………え?
マジで俺の言葉待ちなの?
う~むむむ。
こういう場合の『ポーカーフェイス維持しながらの説得』は、流石にあまりやったことないぞ?
どうしよう……と思うより気まずい沈黙を払う!
ええいままよ!
レイラ、原作で言った言葉を借りるぞ!
「“人は変われる” ────」
────ダァン!
俺(というか原作のレイラ)の言葉に、まるで虫唾から来る怒りをぶつけるように近くのテーブルをクラウスが殴る。
「変われはしない!」
やっぱダメだったか?
「どれだけ経っても! やる気があっても! ゴミクズはゴミクズのままなんだよ! いいか?! 将軍の様な野郎は絶対に死なない! なぜだか分かるか?! 他の野郎どもが屍になろうと踏み台にして、高き所の果実をつかみ取るような奴らに限ってのし上がれるように、この世界は成り立っているんだよ!」
ここで余談だが、レイラやスバルでさえも知らないことがある。
というか知る筈もない。
実はクラウスはその昔、ハメルたち警備隊のように責務を忠実にしようとしていた時期があり、愛した女性と生まれた娘の前ではいつか『カッコいい軍人だった』という見栄を張るために、『クールガイがする仏頂面』を維持しながら強い正義感に満ちたまま不正を正そうとしたことを。
だが彼は世界の腐敗を、『
軍内部での『予算の横領』や『物資の横流し』に、『軍とは職であって命を張るモノではない』というなまけ者たちが次々と昇格していき、正義感や思想高い者たちは次々と
EUの加盟国は次々とユーロ・ブリタニアの領土へと変えられる中、資産家や政府の者達はいつもと変わらず交流会を重ねたパーティーを毎日開く。
政治家や武官達は保身の為、意味を成さない『権力アピール』に固執しては国内の不満先を
そんな中でも、決定的にクラウスを変えたのは家族である娘と妻だった。
妻にはクラウスが仕事に没頭することで『家族に関心が無い』と思われ、口論する日々は過ぎていき、ストレスから酒に逃げるクラウスを娘は嫌うようになっていった。
元々妻と娘に見栄を張る為仕事に専念していたが、そんな中で娘のノエルは病に陥った。
幸運にも病の治療は可能であるのだが……長期に渡っての支払いが必要で、額はクラウスにとっては大金だった。
とても一人の軍人が払える額ではないので、どうやってその金を得るか迷っていたクラウスは仕方なく周りに頭を下げたが、過去の行いから相手にされるどころか『虫が良すぎる』などと言われてバカにされた。
クラウスの心は折れ、スマイラス風に言うと、その時に彼はやっと『子供』から『大人』になった瞬間だった。
自分ほど頑張っていない者たちは昇進や緩やかな職場に移っていたり、正そうとした悪事は隠されるどころか上層部は黙認していた。
等々。
そんなクラウスは『昔の自分』をレイラやスバルに面影を見てしまった上に、先ほどの二人は自分が内通者であることも、その理由も承知の上で泳がされていたことが、如何に自分が『醜い大人』かを思い知らされたかのような気分がして、思わず激昂してしまったのだった。
「……チッ!」
クラウスはガシガシと乱暴にケアをしていない髪を片手で掻きむしりながら、舌打ちをイラつきからする。
やっぱ酒を抜かせてもこういうところは変わらなかったか、さっきも酒を飲んでいたし。
「……ユーロ・ブリタニアの狙いは『アポロンの馬車』だ。 それ以外、興味はねぇらしいから、そいつを渡しちまえばここにいる皆を見逃せ────」
「「────それは無理ですね/だな。」」
クラウスの提案に、レイラと
思わず口を出してしまった俺を殴りたい。
「あ、すみませんでしたシュバールさん。 どうぞ。」
いやいやいや、俺はでしゃばる気はないしここは普通に司令の考えを見せるときだろ?
「いや、レイラ中佐が────」
「────いえいえシュバールさん────」
「────だから────」
まるでキャッチボールというか譲り合う的コントやんかこれ。
「────痴話喧嘩は良いから “無理”と言った理由を聞いていいかい?」
痴話喧嘩ちゃうけどその横からくるウェーブ、利用するでクラウス!
「と言う訳だ、レイラ中佐。 どうぞ。」
これで往生しやがれぇぇぇぇぇい!
「………………わかりました。」
勝った。
え? なんで嬉しそうに笑っているのレイラさんや?
そう俺が内心でハテナマークを浮かべていると予想通りに、原作の言葉がレイラから出る。
「超長距離輸送機をユーロ・ブリタニアが手に入れれば、彼らは世界のどこにでも部隊を展開できます。 つまり、戦火が世界に広がってしまいます。」
こんな場面に来ても、彼女は自分より大きな局面を考えるんだよな。
『夢見がち』というか、『思想家』というか……『純粋』というか。
「……命懸けで戦ったって……なんになるってんだよ……」
「ミィ♪」
「……あ、エリザ────」
────トテテテテテガブッ。
イデェェェェェェェェェェェェ?!
ま、またや!
また猫に噛まれた!
しかも一直線に俺を狙って同じ足首ぃぃぃぃぃ!
「ああ?! エ、エリザ?!」
イデデデデデデデデデ!
グググ……
う、動かん!
(猫が)全く動かんぞ?!
いい加減に離せこの猫!
ヒョイ。
レイラが
「大丈夫ですか────?!」
「────ああ、すこし痛むだけだ。」
ぶっちゃけジンジンする。
何で毎回猫に噛まれるの、俺?
俺ってば前世で猫に対して何かしたか?
身に覚えが全くないのだが……
「……ハァー、全く……どうしたもんかねぇ……」
さっきまでの怒りはどこに行ったのか、いつもの飄々とした態度に戻ったクラウスがため息交じりに肩をすくめてから俺たちに開き直る。
「実は珍しく、先方から連絡が入ってですね?」
“先方から連絡が入った”って……
まさか、シンからか?
上記のやり取りより少しだけ時間は遡ったところ、聖ミカエル騎士団が陣を張っている場所で、シンはペテルブルグからの増援がようやく全て届いたところで、損害状況と残存戦力が書かれた報告書を横に、ジャンと共に如何にヴァイスボルフ城を攻めるかの戦術を練っていた。
とはいえ、予想していなかったブービートラップや二次災害によって生じた損害は、決して小さくはなかった。
先遣隊の歩兵部隊は戦力を大きく削られ、彼らの惨状を見た本部隊は士気を大きく低下するだけでなく、彼らから聞いた罠の類を知っては慎重に慎重を重ねた警戒を常時している所為で、緊張感や疲労は高まるばかり。
それどころか、三剣豪に至っては未だにシンに対して不満感を露にしている上、ユーロ・ブリタニアを動かす権力を掌握したは良いが政治や内府はそっちのけで、武官たちには先日ヴェランス大公の代わりに『全軍EUに攻め込め』という命令を下しただけ。
短期決戦が望ましいが、『城を囲んだ防壁を突破して“アポロンの馬車”の制圧と城の占拠はギリギリ』と言った戦力である。
例え、ユーロ・ブリタニアから出来る限りの『カンタベリー』を無理やり持ってきたことを配慮しても。
ここでの『カンタベリー』とは、勿論イギリス南東部の地名の事ではなく、大型機動兵器の事を示している。
見た目と四脚自走砲である点では、河口湖のホテルジャックの日本解放戦線やブラックリベリオンで黒の騎士団に使われた『雷光』と共通点はあるが、実は『カンタベリー』をモデルにして造られたものが『雷光』である。
その為『カンタベリー』は『雷光』とは比較にならないほど完成された兵器であり、脚もグラスゴーではなく専用のモノが使われ、砲台もちゃんとした超大型の超電磁砲で様々な弾を発射することが可能であり、必要とあらば砲台だけでなく対空砲としての性能も発揮できる。
ただ、カンタベリーは雷光のように鈍足で、単機では敵に迎撃されやすいので、護衛として専用のタワーシールドを持ったサザーランドが付いている。
だが────
「(────“歩兵部隊が足りない”……か。)」
シンは薄笑いを浮かべたまま、報告書を見ながらジャンの言っていることより自分の考えに浸りながら笑みを浮かべる。
何故なら今までの考えは『通常の戦術ならば』、という前提からくるものだからだ。
「……ジャン。 三剣豪たちは確か、“停戦するべき”という考えだったな────?」
「────あ、はい────」
「────三剣豪に伝えろ、“使者を出す”と。」
「ヒュ、ヒュウガ様……はい、ただちに! (よかった……)」
ジャンは一瞬ホッとするような顔をするが、すぐにそれをいつもの仏頂面に戻してテントを出る。
実は彼女、先日シンに迫っていた三剣豪をやんわりと物理と『マンフレディ卿の遺言に示された
「────ッ。」
ジャンは足を思わず止めて、シンが行ったと思われる『介錯』に、昔スラムで育った幼いころに見た惨状を連想してしまう。
「(最近のヒュウガ様は明らかにおかしかったが……ようやく調子が戻って何よりだ。)」
長年シンを彼の義父であるマンフレディ含めて誰よりも近くで見てきた(と思っている)ジャンが安心しているころ、シンは最近ズキズキと鈍痛のような感覚が日々増していく左目を手で覆いながら
「(今まで見た兵の説明や現状と、スロニムでの戦いかたから察するに、罠を張ったものと城の指揮官は別の者だな。 城の指揮官は有能だが、
シンとアキトがやはり血が繋がっているからか、はたまたアキトがシンに似たのか分からないがシンは静かに笑いを漏らした。
「レイラ、気をつけてね?」
ヴァイスボルフ城の隠し水路に泊めてあるクルーザーに、白衣を軍服の上にはおらせたアンナが心配そうに、船に乗るレイラを見送りに来ている。
「心配しないでアンナ。 ほら、寝ぐせが残っていますよ?」
「はぅ。」
う~ん、美少女のじゃれあいは和むのぉ~♡
「────コホン! 司令の護衛は当然として────!」
キッ!
ハメルよ、
キリキリしだす前に、胃薬を飲んでおくとしよう。
「────なぜウォリック中佐がお供をしているんですか?!」
「いやぁ~、アハハハハハ。」
あー、うん。
“停戦を申し出たユーロ・ブリタニアとの橋役だからな、内通者のクラウスは”とは言えない。
「大体司令も副司令が両方とも城を開けたら、万が一誰が指揮をとるのです?!」
そこで俺を見るなよお前ら。
いや、これは口にする必要があるな。
「そこで俺を見るな。」
「「え?」」
おお、珍しくクラウスとハメルがハモったぞ。
というか俺が『傭兵』ってことを忘れてないかハメル?
まぁそこは今、どうでもいい。
どうでもよくないのは
『亡国のアキト』では勿論こんなことは起きなかったから、完全に俺の所為だな。
最初は『アキトたちが帰ってくるまで』の時間稼ぎと『聖ミカエル騎士団への打撃』などを考えてし始めたことだが、まさかの『停戦』とは……
多分だが、ミカエル騎士団でシンをよく想っていない奴らのおかげだろ。
その狙いも視野に入れていたが、正直期待はしていなかった……
何せ現状、俺を入れても聖ミカエル騎士団とヴァイスボルフ城が保有する戦力差は結構開けている筈だ。
もし運よく歩兵部隊を撃退しているとしても、ミカエル騎士団はシンのヴェルキンゲトリクスにジャンのグラックスは当然として、サザーランド、リバプール、『三銃士』だが『三ナントカ』のグロースター・ソードマンとカンタベリーを入れたら100機近くある。
対して現在のwZERO部隊は、ドローンやハメル達用のアレクサンダに、俺が前から開発していた機体たちを全部入れても20機。
しかも20機内でも
前世で設定資料を見た時も『うわぁ、これは降伏するわぁ』とのほほ~んと考えていた(と思う)が、いざ俺にとってのリアルとなるとどうにかしてこの差を縮めたかった。
うん?
『なんでそこまでするの?』だって?
そういや明確に言っていなかったな、なんで俺がEUに来たのか。
ブリタニア本国にミルベル博士の確保を頼んだマーヤたちを迎えることもあるが……
まず、wZERO部隊はEUにとって『変人の集まり』だけあって、優秀&有能な奴らばかりだ。
以前に言ったが、レイラは『箱入り』や『人情』などを除けば戦術や策略はルルーシュ一歩手前か同等ぐらいの頭脳を持っているので、アマルガムにぜひほしい人材候補だ。
『亡国のアキト』後のアキトもスザクに一対一では負けるかもしれないが、
リョウたちワイバーン隊は実戦や修羅場くぐっている分、アキトよりは劣るが上と同じく。
今のアマルガムは黒の騎士団に身を置いているラクシャータの手を借りているだけで『技術部』と呼べる部署はないにも等しい。
それ以前に、いつの間にか『黒の騎士団お助けサークル』が『自立部隊』の段を飛び越えて『組織』に格上げされているし。
とまぁ、現アマルガムの欠点はミルベル博士で多少は埋められるが、『どうせならwZERO部隊も』と思ったのがきっかけで、『亡国のアキト』の介入をしたわけだが。
そこからさらに『そういや“双貌のオズ”も同じ時期ぐらいに活動あったなぁ~』と考えて、半分ダメもとでラクシャータに聞いたらポカンとされて『アンタなんであのクソダメオヤジ知っているのよ?』って聞き返されてちょ~っと大変だったよ。
おっと、いつもの現実逃避の脱線癖が出てしまった。
いつの間にかクルーザーは出払っているし、ハメルはアンナと一緒に城内に移動しているし────
────ヒュゥゥゥゥ────
────吹く冬の風さっぶ?!
「ヘックション!」
さて。
ブラックリベリオン時以来の一仕事だ。
久しぶりにスバル視点中心の話が出てくる予定です。