小心者、コードギアスの世界を生き残る。   作:haru970

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第144話 久しきエリア11に女武士

『エリア11』と呼ばれている旧日本は、現在でこそブラックリベリオン後の大きな損害を伴う組織的なテロ活動は沈静化したものの、数か月前までの治安は『帝国領内でもどん底』と呼べるほど悪化していた。

 

 それは原住民のイレヴンだけでなく多くの名誉ブリタニア人(元ナンバーズ)も反逆した所為で、対策のためにエリア11内の人員の見直しや日和見した者たちの粛清を行う必要があってブリタニアが動かせる軍事力と人員が一時的に大きく低下した為である。

 

「おー、なんかすごいにゃー。」

 

「それもクロヴィス殿下とギルフォード卿がいたから、租界エリアの人員の見直しなどの事務作業は短縮できたし被害も抑えられたけどね。」

 

「えっへんです!」

 

 冒頭の話を軍港へ着陸するまで聞いたソキアとティンクは上記のやり取りをし、横で歩いていたライラが胸を張る。

 

「お兄様はすごいのです!」

 

 事務作業以外でも活躍したギルフォードは泣いていい。

 

 グリンダ騎士団は『皇女(ライラ)の護衛』を兼ねた『視察』の為、補給と整備に新型の機体の受領が終わり次第、グランベリーでエリア11まで移動していた。

 

「あり? でもだったらなんでカラレス将軍が総督をやっているにゃ?」

 

「クロヴィス殿下とギルフォード卿はあくまで、『元総督』と『前総督の筆頭騎士』。 ですので、エリア統治者としては“部外者”となっています。 そしてカラレス将軍が総督として任命された時を期にエリアの平定活動は本格的に進められました。 (無論、政治的なこともあるのでしょうけど。)」

 

 ソキアの後ろにいたレオンハルトは自分自身、違和感を持ちながらソキアの質問に当たり障りのない世間的な回答をした。

 

「「……む?!」」

 

 ライラ、そしてソキアの鼻に食堂の匂いが届くと目が光り、ライラはソキアに肩車をさせ、ソキアはティンクに肩車をさせた。

 

「黒の騎士団出てこ~い! このソキアとグリンダ騎士団が相手になるぞ~!」

「です~!」

「ハハハ。」

 

「ティンク隊員! あそこの軽食屋が怪しい! 私の感がそう告げている!」

「お蕎麦屋さんです! ワサビが辛くて鼻がツンとするです!」

「じゃあ『さびぬき』と店員に言わないとね。 デザートに『団子』も買おうか。」

「「おおおー!」」

 

「「…………………………………………………………」」

 

 ライラ、ソキア、ティンクの流れるようなやり取りにオルドリンとレオンハルトは呆れながらも彼ら自身、民族色豊かな空港の食堂の魅力に惹かれていた。

 

 「……ウォッホン! 遠路遥々の警護、ご苦労であったグリンダ騎士団の諸君!」

 

 ドキーン

 

 マリーベル皇女殿下とシュバルツァー将軍に挨拶を終えていたカラレス将軍がティンクたちののほほんとした態度にようやく『これ以上はダメだ』と感じたのか声を大きくして注意を引く。

 

 「お・ま・え・た・ち!」

 

「うふふふふ♪」

 

 シュバルツァー将軍はこめかみに血管を浮かべてとうとう堪え切れなくなり、マリーベルは微笑ましく笑い、カラレス将軍は必死に頭を抱えるのを我慢した。

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

「なかなかに……()()()な団員の方々ですね、マリーベル殿下。」

 

「モグモグモグモグモグ。」

「ズズズズズー。」

 

 カラレス将軍は堂々と整列したサザーランドを横断しながらも、横で頭をシュバルツァー将軍に叩かれてからも団子を食べるティンクと音を出しながらそばを食べるソキアを横目で見る。

 

「お褒めに預かり、光栄ですわ。」

 

「ソキア、音を出して食べるなんてはしたないですよ?」

 

「んー? ライラ皇女殿下がこうやって食べるものって言っていたけれど?」

 

「え?! そうなんですか?!」

 

 そしてオルドリンは命じられて捕獲保護した子供のように手を繋いだライラを見る。

 

「そうです! 旧日本では『音を出さない』方が礼儀に欠けるです!」

 

「ね、オズズズズズズズズズズズ────」

「────人のあだ名で遊ばないでくださいソキア!」

 

「……コホン! ともあれ、グランベリーは責任を持って預かります。 ただし、『視察』とはいえダーk────いえ。 『ゲットー』への出入りは細心の注意をお願いしたい!」

 

「ええ、もちろんですともカラレス将軍。」

 

 カラレス将軍、そしてマリーベルのやり取りの背後でレオンハルトが小声でティンクに話しかける。

 

「やはり、ゲットーの治安は悪いみたいですね……ここまで恭順を良しとしないエリアなんて珍しいですね?」

 

 ティンクは口に含んでいた団子を食べ終えてから、珍しく真剣な顔をする。

 

「イレヴンの忍耐力には秘密があると言われている。 それは彼らの伝統精神に由来し、『個人の幸福などはかないものだ』と言ったものさ。 それはむしろ、幸福であることを否定するような……少なくとも『現世的で世俗的で利己的な幸福を捨てた先に真の幸せがある』、と。」

 

「……立派な精神、と思えますが────」

「たとえそうでも、恒星が死んだ太陽系のようにその末路は悲惨さ。 」

 

「……」

 

 ティンクは次の団子を口にし、レオンハルトは黙り込んで租界とゲットーを隔離する防壁を見る。

 

「難しい話はもうおしまいにゃ! 早く町へくり出そうぜいベイベー!」

「ベイベーです!」

「……」

 

「あら、ライラを送ってからは謹慎よ?」

 

 ウキウキしながらポーズを取るソキアとライラ(そして無言のティンク)にマリーベルの無慈悲な言葉が刺さる。

 

「「「なんで?/です?」」」

 

「元々私たちがここに来たのはライラをクロヴィスお兄様の元に送り届けるためよ?」

 

「で、でもでもでも! なんで『謹慎』にゃ────?!」

 「────当たり前だこの馬鹿どもが!」

 

 さっきからイライラしていたシュバルツァー将軍の叫びに、近くにいたオルドリンとライラは思わずギョッとする。

 

「スタジアムで恥をかかせおって! 姫様(マリーベル)と……姫様が活躍したからいいものの、団員であるお前たちは腑抜けている!」

 

 シュバルツァー将軍は思わず『姫様と知らない誰か』と言いそうになるのをやっとのところで訂正する。

 

『ヴィンセントにグリンダ騎士団ではない者が騎乗していた』と判明した後、ブリタニアの駐留軍にも探りを入れたが誰も知らなかったことで『ヴィンセントが強奪された』と気付いたグリンダ騎士団員たち(と言うよりシュバルツァー将軍)は猛烈な胃痛に苦しみながらも捜索をしたが見つけられず、エリア11の視察に行く前のマリーベルはヴィンセントの話題を出して興味を持っていたシュナイゼルに丸投げ任せていた。

 

「しかも新型の訓練もろくにせずライラ皇女殿下の戯れに付き添いおって────!」

「────だって、この子ってば面白いからにゃ────」

────だ・ま・れ! シェルパ卿! それ以上は不敬に当たる!」

 

 ここでシュバルツァー将軍がにやりとした()()になる。

 

「せっかくの謹慎だ。 みっちり貴様たち全員をしごいてやる!」

 

「アワワワワワ!?」

「……………………」

……老けた現役鬼教官────ヒッ?!」

 

 シュバルツァー将軍が視線を送ったソキアは血の気が引き、ティンクはニコニコしながらもだらだらと汗を流し、レオンハルトはグリンダ騎士団内でシュバルツァー将軍に付けられた二つ名を口にして睨まれる。

 

 ……

 …

 

『エリア11のダークゾーン』と呼ばれている中でも、一目置かれているシンジュクゲットー内で元黒の騎士団と思われる者たちが騒いでいた。

 

「おい、見たか?」

「ああ、軍港に派手な艦が入った。」

「誰か情報部と連絡できたか?」

「いや、いまだに何もない。」

「だが浮遊航空艦となればかなり位の高い貴族であることは確かだ。」

「これは好機かもしれん! 我ら今一度、鬼と成らん!」

「「「「「応!」」」」」

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

「ほらオズ、これ可愛いじゃない♡」

「うーん、でもマリーには少し派手ね。」

「あら、お嬢様にはちょうどいいと存じ上げますが?」

「ですね、トトさん♪」

「あ、見て見て! プラスチックモデルよ!」

「これは……サザーランド?」

「お二人とも! こっちにはデフォルメした『グロースターぬいぐるみ』がありますよ!」

「「可愛いい~~~~~♡」」

 

 ライラを政庁で待っていたクロヴィスに送り届け、何故か息を切らしてゲッソリしたギルフォードと別れた後、マリーベル、オルドリン、そしてトトは租界に私服姿で()()を行っていた。

 

 誰が見てもその行動は俗に言う『ウィンドウショッピング』そのものだが。

 

 三人は年相応の少女たちのようにキャピキャピしながら、次から次へと店内へと入っていき、次第にマリーベルたちは『ダークゾーン』と呼ばれている地区の境界線近くまで来ていた。

 

 そこは同じ租界内だというのに空気はドンヨリと廃れ、風に乗ってさびた鉄の匂いが充満していた。

 

「………………………………」

 

 マリーベルは急に静かになり、手すりの上に手を置きながら防壁の向こう側にあるゲットーを見る。

 

「(マリーの、テロへの憎悪が伝わってくる……)」

 

 オルドリンは顔だけ笑っているマリーベルを見て、何とも言えない不安を感じる。

 

「(『無慈悲な暴力から民衆を守るためにテロと戦う』。 そういう思いで戦ってきたけれど……)」

 

 オルドリンの脳裏をよぎるのは、『自決を嫌がる』チグハグな言動をしたアルハヌスの記憶だった。

 

「(あの違和感は何だったんだろう?) ねぇ、マr────?」

 

 ────ドッ!

 

「────きゃ?!」

 

 マリーベルにオルドリンが声をかけようとした瞬間、周りを行き来していた者たちが波のように押し寄せてオルドリンたち三人はよろけて互いから離れてしまう。

 

「ッ────マリー?!」

 

 オルドリンは特に力が入った押しによってマリーベルの体が手すりを越えて上から落ちていき、地面近くで待機していた男たちが彼女を受け取ったと思えば、彼らによってマリーベルは強引に近くの軽自動車に引きずられていく。

 

「こ、この! お前たち道を開けろ! なぜ道を妨げる?! ()()()()()()()()()()()()()()()()()?!」

 

 マリーベルの後を追おうとオルドリンは手すりを乗り越えて進もうとするがことごとく通行人に邪魔をされ、マリーベルを載せた軽自動車がガタガタと租界からゲットーの方向へと進んでいくのを見てオルドリンは口を開ける。

 

「なんとも上から見下した、横柄な物言い。」

「立派なブリタニア人ですね。」

「敢えて問答させていただくと、『我々は日本人だから』でしょう。」

 

「ッ。 (これ、は……)」

 

 オルドリンは周りの誰とも知らない者たちからの言葉と視線につられ、次第に自分へ集中していく感情をより身近に感じ取って戸惑ってしまう。

 

 なぜならば、それらは先ほどマリーベルが『ダークゾーン(テロの巣窟)』へ向けていたモノ(憎悪)と同一だったからだ。

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

「や、やったぜ!」

「ゼロがいなくても出来たぞ!」

「今すぐ殺して、報道するか?」

「バカかお前ら?! まだまだこれからだ!」

 

(この行動! 複数犯に確信犯か?! オズ……オズは?!)

 

 軽自動車は迷宮のようなゲットー内を走り、その中でも入り組んだ場所で停車した際に口をふさいでいた手が離れたタイミングでマリーベルは叫ぶ。

 

「わ、私を放しなさいこの下郎────!」

 ≪────うっせぇよ!≫

 

「まて! まずは反ブリタニア勢力への示威に────!」

 ≪────焦れったいな、クソ────!≫

 

 ────ビリビリビリビリビリビリ!!!

 

 きゃああぁぁぁぁ?!」

 

 男の一人がマリーベルの私服を掴んで無理やり引きちぎっていく、彼女のあられもない下着姿に興奮と背徳感が混ざる。

 

 ≪先に、こいつで日頃の恨みを晴らしてやる!≫

 

 一人の男はマリーベルの服を次々と荒々しく剥ぎ取り、一人は暴行を与え、一人は今目の前で行われようとされている行為に呆然としていた。

 

「う?! い、いや! (オズ! だ、誰か!)」

 

 

「うわぁ♡ 獣みたーい♡」

 

 この様子を、帽子をかぶったアッシュフォードの女学生と思われる人物が陰から見て興奮していた。

 

「(『黒の騎士団の拠点になりそうな地区のリスト作りなんて地味』って思っていたけれど、こういう場面が見れるからいいカモ♡。 でなきゃ釣り合わないよ! クララがパパの言うとおりに機密情報局の力になってあげているのに、その機密情報局が『あ、実は現地はまだ準備中』だなんて失礼しちゃう!!)」

 

 

『機密情報局』。

 コードギアスのR2を見た者たちならばわかると思うが後に『ただの一般市民であるルルーシュ・ランペルージ』の監視を任された、皇帝直轄の組織でブリタニア各地に広く根を張った諜報機関で、情報収集を中心に超法規的措置をはじめあらゆる活動を秘密裏に実行する暗部……と、一握りの上層部以外には組織内でも()()の認識である。

 

 その実態と実際の設立された理由は、『プルートーンと言う更なる暗部の隠れ蓑となる組織』である。

 

 

「(あーあ、退屈ったらありゃ……お?)」

 

 キィィィィィーン。

 

 アッシュフォードの女学生────を装っていたクララが内心で愚痴をこぼしていると、マリーベルのいる場所から耳鳴りに近い、何かが大気を斬るような音が耳に届く。

 

 ブシュウゥゥゥゥぅ!

 

ぎゃあああああ?!

腕?! 腕が?! 腕がぁぁぁぁぁ?!

「え?! え?! え?!

 

 衣類がほとんど剥ぎ取られたマリーベルは眼前で宙を舞う鮮血……ではなく刀を持った、のっぺりとした白いフルフェイスヘルメットに真っ白の服装を着た誰かを見上げる。

 

「え? オズ────?」

 「────かつての志も失くしたか、醜いな────」

「(────ではない……女? 男?)」

 

「わわわわ?!」

「に、日本刀?!」

「ふざけんなぁぁぁぁ!」

 

 この新しい人物の出現に元黒の騎士団の残党……とも呼べない、その日限りに用があれば雇われていたテロ組織の元構成員はほとんどが狼狽えていたが、手を斬られた一人は拳銃を出して構える。

 

無駄だ、失せろ────

 

 ────パァン! ギィン

 

「「「……………………は?」」」

 

「た、弾を弾k────」

 

 ────日本刀を持った者が動いたと思うと、いつの間にか男たちに峰打ちをして気を失わせ、既に日本刀を鞘の中へ戻す動作に入っていた。

 

バカなことを────

「────あの……」

 

ん?

 

『何かを言いたい』と言う衝動のまま、マリーベルは思わず声をかけてしまう。

 

「……もしや、イレヴンですか?」

 

さぁ、どうだと思う?

 

「……何故、彼らを? 同じイレヴンでしょう────?」

────彼らが悪事を為そうとした。 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「ッ! ブリタニア人とナンバーズは────!」

────ならば先の『タレイランの翼』はどうだ? 彼らもテロリズムに走った。 ()()()()()()()()()()()()()()()。 君のグリンダ騎士団が本当にテロリズムを根絶させたいのならば、()()()()()()()()()()()()()

 

「な……」

 

 白仮面の言葉は、マリーベルを芯から震わせるような多大なるショックを与えていた。

 

『マァァァァリィィィィ!』

 

 マリーベル本人はショックの()()()()()に見当が付かないまま、自分の名前を呼ぶオルドリンの声にハッとする。

 

「マリー、大丈夫?!」

 

 ドシッ!

 

「ひゃ?! お、オズ────?!」

 

 まるでそのままダイブするかのように涙目のオルドリンはマリーベルにタックル染みたハグをし、自分の上着を羽織らせてようやくオルドリンが引き連れてきた警官たちが(息を切らしながら)その場に到着してテロリストの元構成員たちを逮捕していく。

 

「────マリー、怪我は?! 酷いことされていない?!」

 

「わ、私は大丈夫です。 あの方が────あ、あれ? いない?」

 

 マリーベルはあたりを見回してさっきの白仮面を見つけようとしている間、一連を静観していたクララはスキップ交じりに大通りを歩いていた。

 

「ウ~ララ、ウララ♪ ウラ、ウラで~♪ ウ~ララ、ウララ────♪」

 

 またも古臭い一昔前の歌を歌いながら。

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

 先ほどの白仮面は租界のそこら中に張り巡らされている旧地下鉄の中を走り続け、ようやくほんのりと緑色の光を放つ発光塗料の目印を見つけて地上へと出る梯子の元で仮面が同化したヘルメットごと取り、ロングの黒髪がばさりと音を立てて出てくる。

 

「……フゥ~……(上手く()のように振舞えただろうか?)」

 

 白仮面のヘルメットを脱いだ毒島は額と首に浮き出ていた汗を拭きとってから、上着のジッパーを下ろしていく。

 

「(紅月の方は……彼が手を回しているだろうから大丈夫か。 むしろ問題なのは私の方だな、仮にもおじい様(桐原泰三)の孫なのだからな。)」

 

 肌に密着していた白いライダースーツを毒島は落ち着きながら脱いでいき、考えを続ける。

 

「(それにしても、日本に残った黒の騎士団はもう駄目だな。 ちゃんとした正団員は逮捕されたか、あるいは殺されている。 協力者たちもできるだけ波風を立てずにやり過ごしている……おじいさま達や私たちが日本を脱出出来たのは大きい。 あのまま居座っていたら、今日(こんにち)ほど力の回復と温存は無理だっただろうな……昔と違い、彼にはもう敵う気がしない。)」

 

 髪を上げて帽子をかぶり、着替え終えた毒島はボストンバッグのストラップを肩にかけてから梯子を上って()()()()()()()()()()のすぐ外へと出て目をまぶしさに細める。

 

「(さて、中は一体どうなっていることやら……)」




(;´∀`)

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