小心者、コードギアスの世界を生き残る。   作:haru970

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ドキドキしながらも次話の投稿です! (;´-`)ゞ

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楽しんで頂ければ幸いです!


第162話 ……だんご〇兄弟?

 アリス機のガニメデ・コンセプトは敵と思われる『のっぺらぼうの巨人(?)』が爆散して今度こそ沈黙化したのを確認してから、背負っていたものを試作型蒼天に手渡す。

 

『はい、輻射波動用のカートリッジ。 私の武器もマイクロ波誘導加熱システムだから、それでこいつらを黙らせられる筈よ。』

 

『あ、うん。 ありがとう?』

 

『……で? アイツは?』

 

『は?』

 

 『アイツよ、アイツ! どうでもいいけれどアイツよ! 本当にどうでもいいけど!』

 

『気を失っているみたい。 まぁ、血を吐いていた様子だから────』

 『────はぁぁぁぁ?! ()()────?!』

 『────ちょっと待って“また”って何────?!』

『────じゃあこいつら蹴散らして早く出るわよ────!』

『────それには大・賛・成!

 

 アリスは『ザ・スピード・オーバーホエルミング』を使っては敵の手足などを通常の剣で切り落とし、カレンは心許なかった輻射波動用のカートリッジを再装填しながら動きが鈍くなった敵機(?)にとどめを刺し、その隙を狙った敵にアリス機は手持ちのバスターソード(マイクロ波誘導加熱システム)で刺す。

 

 じゃじゃ馬(娘)とじゃじゃ馬(KMF)、そしてじゃじゃ馬(娘)とじゃじゃ馬(KMF)の動きが合わさり、とても『初めて共闘した』とは思えないようなタッグチームが出来た。

 

 ……

 …

 

「(あの謎の機体……今思い返すとアイツと似ている。)」

 

 独房で特にやることもなかったので、横になりながらオルフェウスは先日ネリス(コーネリア)たちと共に相対した謎の機体(ヴィンセント)のことを思い返しながら、とある少年を思い浮かべていた。

 

 ギアス嚮団の中の実験体でも年長者であり面倒見が良かったオルフェウスにその少年は仏頂面のまま、他のトトやクララ達同様に懐いていた。

 

 ただ、少年は発症したギアス能力の所為で嚮団の者たちにかなり気に入られた所為で他の実験体から煙たがられていた。

 

「(思えばエウリアのおかげで知ったんだよな、アイツの『絶対停止』。 それに似ているのなら、対処方法も────)」

 

 ────ズズゥゥゥン……

 

「(……爆発?)」

 

 僅かに壁を通り抜けて聞こえてくる音と振動により瞼を開けて耳を床に付ける。

 

「(この音とパターンは戦闘音……ここが嚮団とは別のギアス研究機関(エデンバイタル教団)だと仮定すると……『中華連邦』、『ギアスを知って利用しようとする者』、あるいは俺の推測が正しければ『行方不明であるネリスを探しに来た』と大まかに三つの可能性が出てくるな。 ここから出られなければ、どれだけ考えても────)」

 

 ガラガラガラガラガラガラッ!

 バリバリバリバリバリバリッ!

 

「うお?!」

 

 オルフェウスの諦め気味だった思考を、コンクリートが崩れるような音と実際に崩れていく壁と割れるガラスが遮る。

 

 

 ……

 …

 

「(これは……)」

 

 マッドは冷や汗を掻きながら地下都市をリアルタイムで表しているような図面を見下ろしていた。

 実際に掻いてはいないのだが、彼の内心状態がそうなので敢えて方便上そう呼ぶとしよう。

 

「(操縦の仕方に攻めてくる機体の動き……黒の騎士団に身を置いているラクシャータと、イレギュラーズか。 それに『アイス』とのことも配慮すると……)」

 

 アリスが加わったことで先ほどまで消極的な戦闘しかしていなかった試作型蒼天も攻撃に本腰を入れ、図面上の『ALLY(味方機)』の信号が徐々に『LOST(信号途絶)』に変わっていくのを見ていたマッドは部屋を退室するために踵を返す。

 

「(()()()だが、ここは放棄せざるを得ないか。 出来損ない共や、処置中の実験()たちも破棄するプログラムを作動させてから────)」

 

 ────ヴゥン。

 

 マッドが背を向けていた図面から電子音が発すると同時に、表示しているモノが変わって通信用のスクリーンになる。

 

『やぁマッド()()、元気?』

 

「ッ。 これはこれは嚮主様、私は元気ですとも。 如何なされましたか?」

 

 通信の向こう側にはV.V.、そしてマッドがいるような部屋とほぼ瓜二つの様な空間が広がっていた。

 

 内装だけでなく家具の位置や窓から見える街並みに、壁の柄まで似ていたのでもしV.V.がいなければ表示されているスクリーンを『鏡』と間違えてもおかしくはないほどに背景は一致していた。

 

 ただし明確に違ったのはマッドの背景音に爆音などが混じっているに対してV.V.側からは音はなく、耳鳴りがするほどの静寂さだけだった。

 

『ううん、ただ長い間こうやって君と話すことがなかったから連絡をと思っただけだけれど……()()()はなんだか騒がしそうだね?』

 

「ええ、まぁ……ネズミどもが迷い込んで来たらしいので、駆除を図っている途中です。」

 

『フゥ~ン。 ネズミねぇ……教授? ()()()()とはいえ、“ネズミ”はないんじゃないかな?』

 

 マッドの眉毛がピクリと反応し、V.V.の笑みは明かりの位置も関係してか徐々に邪悪なものへと変わっていく。

 

『君かシャルルか……あるいはシャルルにさえ独断だったのかは知らないけれど、随分と好き勝手やっていたみたいだね?』

 

「なんの、ことでしょうか?」

 

『君の今居るエデンバイタル教団は、何のためにあるのかな?』

 

「それはもちろん、嚮主様のギアス嚮団の補佐に必要とあらば補充を────」

『────そう、“補佐”だよ。 僕のギアス嚮団用の実験体選別や、出来損ないのリサイクル(再利用)に新たな技術の開発に実戦テスト……これらはまぁ、“補佐”や“補充”の準備とも言えなくはないし結果的に助かっていたから黙認していた。 けどね? 流石に()()()は良くないと思うんだ。』

 

「……“横取り”? 私には聞き覚えが無いのですが、その疑惑を晴らしてみましょう────」

『────別にいいよ、もう。 こっちの出した餌に食いついたのもあるし、独自に()()()()確認しているから。』

 

「“餌”? “両方”? (……まさか、あの改造人間────?!)」

『────だからせめて“元部下”のよしみで、君自身の“作品”などをぶつけることにしたよ。 “目には目を歯には歯を”、ってヤツさ。』

 

「……V.V.────」

 

 V.V.の言葉に静かだったマッドは呼び方を明らかに変える。

 

「────貴様は間違いを犯している。 待っていろ、いずれ貴様も気付くころにはもう手遅れになっているだろう。」

 

『じゃあ期待しないで待っているよ♪』

 

 プツン。

 

 通信が途切れ、マッドはコンソールをいじって今度は完全にシステムを独立化させる。

 

「(これでエデンバイタル教団は、正式に切り離されたか。 いや、『敵』と認定された……“いずれはこうなる”と分かっていても、早すぎる。 主に元ギアス嚮団だった場所は『置き土産』などを考えれば危険すぎる。 拠点を移すにも、設備なども考えると……)」

 

「教授、これは何事ですか?!」

 

 マッドは着々と考えを進めながら通路の中を歩き、白衣をまとった研究員らしき者は彼を見るとこの騒動を問う。

 

「敵襲だ。」

 

「敵襲?! 噂の紅巾党とやらですか?!」

 

「いや、ここの場所が()()()()()()によってバレたらしい。 よって、()()()()()()()()()を命じた。」

 

「“内通者”?!」

「“破棄” ?!」

 

「そして御戯れにか、あるいは別の要因で()()()()伝えるのを今まで忘れていたらしい……やはりお身体は不老不死でも、脳は違うということが判明したな。」

 

「では────」

「────うむ。 実験台もすべて破棄、データの保存を確保した後に脱出せよ。 合流場所は追って知らせる。」

 

 マッドは焦りながらもその場から離れる者たちの背中が消えるまで立ちすくんでいた。

 

「(だが誤算が一つだけあったな、V.V. まさか今ここを襲っている敵の中に、『器』があるとは思っていないだろう。 ギアスや今のナイトメアの形など、『器』に比べれば……そうと来れば、もう手の内を隠すような必要もないか。)」

 

 マッドはそう言いながら目を閉じる。

 

「(残った『FAILURE(出来損ない)部隊』にリンク(接続)。 『リミッター』の解除後、敵の識別設定は『ブリタニア正規軍以外の全て』、インプット(入力)を送信……さて、『アイス』と『屍』にも伝えなければ。 それと、一応()()も用意しておこう。)」

 

 厳重そうな扉が設置されてある部屋の前へとマッドは通路を歩き続け、その前に立ち止まると様々な機械音がさび付いた音と共に聞こえ、扉は解錠されてから開いていくと暗い部屋の中には巨大な人型を模した何かが通路から入ってくる光に照らされる。

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

 アリスが戦闘に入る前に送った映像などを見ていたリア・ファルの中で、マオ(女)が突然ハッとしては口を開けた。

 

「あ。 ここは()()かも。」

 

「「「「へ?」」」」

 

 マオ(女)の周りにいた(手持ち無沙汰の)者たちは彼女を見ながら同時に呆気ない息を吐きだす。

 

「それは、どういう意味でしょうか?」

 

「んーっとね? この街並み、確かにギアス嚮団の拠点()()()場所よ? でもボクに見覚えがあると言う事はクソハゲマッドがいる場所と言う事。 つまりは『ギアス嚮団』じゃなくて『エデンバイタル教団』の方にたどり着いたかも知れないってことさ、ユー姉ちゃん(ユーフェミア)。」

 

「は、はぁ……」

 

「あれ? でも両方とも『ギアス研究機関』だよね? あ、『ギアス』って言うのは……忘れてくれるとアタシは助かるカナ~?」

 

 ユーちゃんユーフェミアは良く分かっていなさそうな生返事を返し、氷を無理やり力ずく(ギアス)で内側から破って機体を損傷させたダルクは思わず“ギアス”と言う単語を迂闊にユーフェミアの前で出したことに、気まずい顔を浮かべる。

 

「ん~……ボクとしてはお兄さんがいるから『今更感』が半端ないんだけれど、要するに『ギアス』は超能力的な力の呼称だよ。 で、ダルクの質問に対してだけれど元イレギュラーズなのだから……って、ああ。 そういえばボクの代で()()()がガラリと変わったんだっけ? なら割と新人のダルクが知らなくても当然だよね。」

 

「「扱い方?」」

 

「平たく言うとさ、ギアス嚮団ではギアス能力者を『実験()』として扱っているらしいけれど……エデンバイタル教団では『実験()()』だった。」

 

「「???」」

 

 マオ(女)は自分が付け足した説明に対してハテナマークを頭上に浮かばせたユーフェミアとダルクを見ては肩をすくめる。

 

「で、それでも伝わらないのか~……じゃあさ、()()()()()()()()()()()()と言えば流石にわかるかな?」

 

「「………………………………………………え?」」

 

「あ、ちなみにサンチアとボクは『同期』って言えばそうなんだけれど当時のボクは今以上にかなりの問題児だったからほぼ『出来損ない』扱いされていたから知っているだけだよ? う~ん、思い出したくもないのにあの辛~い日々が蘇ってきそうで死にたい……でも変だな? C.C.と一緒にエリア11に残ったマ()が、クララの記憶を読み取った場所の筈だから、間違いない────あ?!

 

 突然饒舌になったマオ(女)は何か考えたのか、目を見開きながら立ち上がっては自分の髪の毛を悔しそうにガシガシとかく。

 

「してやられたかも! そうだよ! 『ギアス』があるんだから、重要な手がかりを手の届きそうなところに残すワケがないじゃんか! 特にクララなんてボクぐらいの問題児だったんだから……うわぁぁぁぁ、こんな重大な盲点に気付くのが今だなんて不覚! ……いやでも、お兄さん(スバル)でさえも騙されていたから無理もないのかな? ……ごめんユー姉ちゃん、レイラさんたちに今ボクが言ったことをそのまま伝えてくれるかな?」

 

「あ、はい。 ()()()()でいいんですよね?」

 

「??? うん、そうだけど?」

 

「そう言うマオはどうするのさ?」

 

「今更かもしれないけれど、一応お兄さんたち宛てにボクの推測を送っておく。 届くかどうかはわからないけれど、こんな手を打ってきたのなら相手もある程度の備えがあるかも知れない。」

 

 マオ(女)はすぐにユーフェミアの近くにあった通信用のコンソールに、スバルやアリスたち宛てのメッセージを書きだす。

 

「届くかどうかわからないけれど……やってみて損はないと思う。」

 

 

 


 

 

ギィィィィ!

 

 周りから聞こえてくる、耳をつんざくような音で(スバル)は目を開けると頭がカレンの背中に押し付けられていたので『あ、気を失っていた』と自覚する。

 

「う……」

 

 ぼんやりとする視界を鮮明にさせるため瞬きを何度かする。

 そして眼前のモニターに映し出された場面を見てはもう一度瞬きをする。

 

 うん。

 やっぱりエ〇ァ量産機みたいな敵機が画面に映っていた。

 

 いや、『機』と言えばいいのか『巨人』と言えばいいのか……

 え、俺もしかしてまだ寝ぼけてQを見たときのトラウマを連想している?

 

「あいつら、逃げていく────?」

『────カレン先輩、今のうちにここから出ましょう!』

 

 で、何故かスピーカーからアリスの声がする。

 ……何で?

 

「あ。 昴、起きた?」

 

「すまん、重たかったか?」

 

「ううん、気にしてない。 それより相手の様子がおかしい、急に逃げていく────」

 

 ────ププー♪

 

 ん? 何かの通信か?

 

 相手は、『ฅ(=・ω・=)ฅだよ♡』?

 

「ねぇ昴? これって誰かな?」

 

「……マオと言うよく悪ふざけをするヤツだ。」

 

 「ふーん。」

 

 なんだ、その『あっそ』的な顔は?

 っと、ポーカーフェイスを維持しながら~なになに~……ンンンンソンンンン?!

 

「ねぇスバル、この『えでんばいたる教団』って何? 『ギアス嚮団』はなんとなく、アリスたちのことで想像がつく────」

 

 『ギアス嚮団じゃなくてエデンバイタル教団だったメンゴ♪』だとォォォォォォォォ?!

 

「────えええっと……昴、大丈夫? ものすごい量の汗が────」

 

 嘘やろぉぉぉぉぉンンンンソンンンン?!?!?!

 

 まさか!

 ま・さ・かぁぁぁぁぁぁ?!

 この世界では『ギアス嚮団』と『エデンバイタル教団』は別々の組織として存在し、活動している?!

 

 あ、アカン。

 なんだか気が遠くなりそう。

 耳の中もキィーンとしているし喉はカラカラだし鼻の奥にさびた鉄の匂いもするしでトホホホホだオホホホホ。

 

 「────ちょっと?!」

 

 うわぁ~……

 

 じゃあなんだ? 『C.C.細胞持ちのギアスユーザー』と『契約からのギアス能力者』もV.V.とマッドと言った別々の管轄下?

 二つで別の組織?

 

 で、今いるのが『ナイトメア・オブ・ナナリー』作に出てくる『エデンバイタル教団』と……

 

 なんでじゃぁぁぁぁぁぁぁぁい?!

 

『ギアス嚮団の場所をR2時に向けて探しておこう』という軽~い頼みごとがなんでこんなことに!?

 誰の所為だ?!

 クララの記憶を読み取ったマオか?!

 クソショタ腹黒ジジイのV.V.か?!

 それとも軽~い感じで頼みをした俺かッッッ?!?!

 

 ……まさかオレオレでしたかぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 「顔色がまるで信号みたいに変わっていくんだけど?!」

 

 おっと、カレンが真っ青になりながら俺を見ているポーカーフェイスの維持はまだ続いているヨシここは何気ない返しをしよう。

 

「大丈夫だ、少し頭がくらくらするだけだ。」

 

 嘘は言っていないゾ☆。

 実際にさっきのことでショック受けて、まるで頭をハンマーで殴られたようにグワングワンとするからな♪

 

 キリキリキリキリキリキリ。

 

 どうにかしてポジティブに考えよう。

『ナイトメア・オブ・ナナリー』の『エデンバイタル教団』は描写少ないが、あっちの世界ではギアス嚮団の代わりの役割を担っていたはずだから────ってほとんど変わりないやんけ?!

 

 むしろこっちのほうが厄介だよ!

 

 え? 『ギアスだから厄介なのは同じだろジョージィ?』だと?

 ぜんっっっっっっっっっぜん違う代物やがな!

 

 いいか? アニメを見ていても『ギアス嚮団』はV.V.やC.C.と言った『コード保持者』を経由して『契約』と言う形でギアスを得ている。

 

 発現するギアスは人それぞれだが、全ての能力には共通点がある。

 それは『契約で得たギアスは全て生物の精神に作用する』ことだ。

 

 ぶっちゃっけルルーシュの『絶対遵守』もマ()の『読心術』もシャルルの『記憶改竄』もオルフェウスの『変装』もシンのギアス(愛の救済)もアニメでも対人ではかなり無敵に近い雑巾(ロロ)の『ザ・〇ールド』も全部が全部、精神干渉に基づいている。

 

 対して『ナイトメア・オブ・ナナリー』は『後天的に備え付けられたギアスユーザー』が出てきて、(また)ぶっちゃけると描写されている能力は全て『実戦向き』と言うか『敵を殺す』ことに特化している。

 

(またまた)ぶっちゃけるとアニメのギアス能力者たちと『ナイトメア・オブ・ナナリー』のギアスユーザーがガチバトルロイヤルとかしたら三人……いや、四人の超々々々々~例外を除いてアニメ組が全滅してもおかしくないほどに、二作の『ギアス』は根本から方向性が違う。

 

 ちなみにここで俺が『例外』と思い浮かべているのはギアスの作用をなかったことにできる『ギアスキャンセラー』持ちのオレンジと、『予知』が出来るワンのおっさん(ビスマルク)、ギアスの効果が出る前に相手を瞬殺できる(と思われる)ルルーシュママこと閃光のマリアンヌ……と、ワンチャンで未だに効果が良く分からないレイラ。

 

 特に三番目に例として出したマリアンヌ、実はギアスを使ったワンのおっさん(ビスマルク)でも歯が立たないと言った正真正銘『ただの人間なのにスザク以上の化け物』と公式や外伝では語り継がれている。

 

 作中で二番目に立派な胸部装甲持ちデカいのに戦力はナンバーワンとか……

 

 そりゃあ、そんな人が当時でもガニメデに乗って他の反逆した貴族やラウンズを瞬殺すればガニメデがバカ受けするわけだわな。

 

 あ、『ばか〇け』をバリボリしながらがつがつと食いたくなってきた。

 

 神よ、ワイは癒しが欲しいダスヨ!

 

『カレン先輩、前方の黒いサザーランドに気を付けて!』

 

「ッ! 昴、捕まっていて。」

 

 ほいな。

 

 フニュン。

 

 「ふあ?!」

 

 あ、思わず手を回したらナンカヤワラカイモノヲワシズカミニッテコレハモシカシテ────

 ────バキ────!

「────プァ────?!」

「────あ?!」

 

 カレンの裏拳が俺の鼻にダイレクトヒットでファーストインパクトのショック中に星が桜のように散る。

 

「ご、ごめん!」

 

 グォォォォ……星が散りっぱなしで鉄の匂いが強くなってまた気を失いそう……

 

 「思わず手が出ちゃったのはし、仕方ないよね?」

 

 ここは謝ろう、うん。

 正直どこを触ったのか覚えていないが宇宙を見せるような裏拳だったから謝ろう。

 

「すまん、別に気にしなくていい。」

 

 それよりもこの黒いサザーランド、『プルートーン仕様』の奴だよね?

 

 なんで『ナイトメア・オブ・ナナリー』のように再生しているの?

 

 完全に漫画の最後の方でネタバレされた皇帝シャルルの持つ『ザ・デッドライズ』だよねコレ?

 

 え? どゆこと?

『皇帝シャルルは死んでいたけど死んでいなかった』?

 でも『亡国のアキト』ではちゃんと『皇帝陛下ぁぁぁぁ!(洗脳されたルルーシュ)』が原作で提案した箱舟作戦とか報道があったよな?

 

 それかギアス嚮団とエデンバイタル教団のように、シャルルとV.V.は『双子』じゃなくて『三つ子』だった?

 

 え?

 

 オラの()タマ、ゴルディオンの結び目級にこんがらがって来たゾ?




誤字報告、誠にありがとうございます。
皆様にはお手数をお掛けになっており、感謝をここで再度申し上げたいと思います。 m(_ _)m
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