小心者、コードギアスの世界を生き残る。   作:haru970

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第174話 久しぶりのゆっくりな(?)時間

『立場が逆転したな。』

 

 リア・ファルの独房でルルーシュに似た少年は部屋の天井からコーネリアの声がすると、強化ガラスの向こう側にいた本人に視線を一瞬だけ映すが興味がないのか、視線を外して目を閉じる。

 

「…………………………」

 

『あの時の威勢はどうした?』

 

「あの時の顔に傷を持つ男────アンドレアス・ダールトンはどうした?」

 

「「…………………………」」

 

 ガチャ。

 

 挑発的な売り言葉に買い言葉をルルーシュ似の少年が返すと、二人の間にはただ静かな時間が流れるがドアが開かれたことでそれは破られる。

 

「ッ?! Y()L()B()0()8()、生きて────?!」

 

 さらにドアの向こう側からおずおずとユーフェミアが独房エリアに入ってきたことでルルーシュ似の少年は目を見開かせながら横になっていたベッドを起き上がる。

 

『────ルルーシュ?』

 

「……」

 

 だがユーフェミアに『ルルーシュ』と呼ばれ、彼は再び興味────というよりは気力────をコーネリアに声をかけられる以前よりさらに失くした様子でベッドの上に寝転ぶ。

 

『どうだ、ユフィ?』

 

『その、非常に似ています。 ですがこう……雰囲気がちょっと違うような……』

 

『“雰囲気が違う”、か。 それはそうかもしれん。』

 

 ピンクちゃんを片手に持ちながらユーフェミアの後に入ってきたスバルの言葉に、ルルーシュ似の少年は反応しなかった。

 

 その様子はどちらかというと、免れない処刑を静かに待つ死刑囚の様なものだった。

 

『“それはそうかもしれん”だと? どういうことだ。』

 

『簡単な話だ────』

 

 スバルは自分たちとルルーシュ似の少年の間にある境界線となっている強化ガラスの近くに立つ。

 

『────彼は、C.C.細胞を埋め込まれた()()()()だ。』

 

『クローン────?』

『────まて、こいつは私に“双子”と言ってきたぞ────?』

『────そうか……ならばアレかもしれん。 “体外受精”というヤツだ。』

 

『確かに、それならば“クローン”と言えなくもないが────』

「────なんだ、知らなかったのか?」

 

 ルルーシュ似の少年はユーフェミアとコーネリアの驚く声やスバルの予想を聞くと、ここぞとばかりにニヤリとした笑みと共にニヒルと皮肉めいた口調で答える。

 

「私()()はお前たち皇族の兄姉や弟妹の()()()だよ。」

 

『やはりな。 名は?』

 

「……LVB-07. そう呼ばれていた。」

 

『“LVB”……ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの略か?』

 

「それが()()()()()の名か。」

 

『……“ロロ”や“枢機卿”に“魔王”という単語に覚えはあるか?』

 

「ない。」

 

『……正直だな?』

 

「C.C.細胞のことを知っているのなら、反作用のことも知っているだろう? 先ほどの戦闘で、私は無理やり能力を使わざるを得なかった。 ともに出撃した兄上、CVB-03は反作用で息絶えた……だから私ももう、長くはない筈だ。」

 

『それで大人しく捕獲されたというのか?』

 

「どうせ長くないのなら、ここまでエデンバイタル教団を追い込んだ者たちの顔を拝みたくなってな…………まさか敵に、死んだはずのイレギュラーズがいるとは予想外だったが。 貴重な抑制剤なぞ、私に使うつもりはないのだろう?」

 

『その前に聞きたい、さっきお前はユーフェミアを見て“YLB”と言ったな?』

 

「……そうだが?」

 

『(それにさっきの“CVB”……もしや、“シャルル・ヴィ・ブリタニア”の頭文字?)』

 

 スバルがそう考えていると、先ほどから何か聞きたそうだったコーネリアが代わりに言を並べていく。

 

『さっき、自分のことを“スペア”と称していたが……それはどういう意味だ?』

 

「意味も何も、()()()()だが?」

 

『“そのまま”、だと? ……まさか?!』

 

 ルルーシュ似の少年────『LVB-07』が平然としたままスバルやコーネリアの質問に答えていく様を別の部屋にいたレイラやマーヤ、毒島にアンジュなどの主だった者たちが監視カメラを通して見物していた者たちはコーネリアと同様に顔は驚愕へと変わらせた。

 

『その様子だと、YLB-08は死んだようだな。』

 

 ここで人を見下すような表情をしたLVB-07────否、興味云々より()()()うんざりしていた目に、初めて悲しみに似たようなものが浮かぶ。

 

『その……エルビ(LB)ーさんはそのワイビ(YB)―さんと仲が良かったんですね────?』

『『(────頭文字そのままのネーミング────)』』

「────ああ。 恋人だったよ────」

『(────スルーした?!)』

 

『な、んだと……』

 

 スバルは(ポーカーフェイスのまま)ユーフェミアの言葉に更にスンとなり、コーネリアはギョッとする。

 

『(そういやルルーシュとユーフェミアって初恋の人同士だったよな。) ………………そうか。 ほかにも、お前のような奴はいるのか?』

 

「CVB-03、そしてYLB-08は死んだ。 後は私だけだ。」

 

『それのほかは?』

 

「“成功例”のことならば、そこのコーネリアに似せたCLB型も“かつてはあった”と聞くが……反抗心が強かったので懸念から破棄され、生産も止められた。 質問はそれだけかね?」

 

『エデンバイタル教団の人体実験に関して何を知っている?』

 

「人体実験なら、眼前にいる“スペア”の私たちか?」

 

『いや違う。 外部から連れてこられた子供たちのことだ。』

 

「??? “外部から連れてきた子供たち”? 知らんな、初耳だが……なるほど、道理で『不適合者』の数が思っていたより多かったはずだ。」

 

『(“不適合者”……もしかして、あの量産型エ〇ァ見たいな奴らのことか? だったら……いや、それよりも────)────マオ。』

 

『はいはーい!』

 

 スバルが名前を呼ぶと開いたままのドアの向こう側からマオ(女)がひょっこりと姿を現し、ルンルン気分のまま目の眼帯を取り外す。

 

『う~ん……こいつ、上手く隔離されていたみたいだね。 本当に知らないみたい……単純に“記憶にない”だけかもしれないけれど。』

 

「マオ? ……“読心術のマオ”か。」

 

『LVB-07、お前はブリタニアに忠誠はあるか?』

 

「忠誠? おかしな話を……“忠誠”など、人が人を都合よく利用する体の一つでしかない。」

 

『“盲目的な忠誠と従属に違いはない”、と?』

 

「理解が速いな。」

 

『……もし、C.C.細胞の反作用を乗り越えることが出来たらどうする?』

 

「そうだな……手始めにエデンバイタル教団の関係者どもを殺し、そしてギアス嚮団、ゆくゆくはブリタニアを……」

 

 LVB-07は強化ガラスの向こう側で、どんどんと緊張するコーネリアやそんな彼女を見てソワソワするユーフェミアを見て僅かに笑みが深まる。

 

「などと本気で言うとでも思ったか? 安心しろ、狼狽えるお前たちを見たかっただけだ。 それにそんなことを考えても無意味だと理解している……『いつかは終わりがある』と分かっていても、YLB-08が亡くなった今ではどうでもいい。」

 

『そうか。 なら取引だ、“抑制剤”と言わず“中和剤”を提供する代わりに俺たちに手を貸せ。』

 

「(中和剤? 何を馬鹿げたことを……どうでもいいか。) 良いだろう。 で? 何に手を貸してほしい?」

 

『“社会に居場所を失くした者たちの居場所を作ること”にだ。』

 

「……ははははははは! 私がここでそれを了承し、あとで寝首を掻くかもしれんぞ?」

 

『それは困るな。』

 

『『「……………………………………………………………………………………」』』

 

 コーネリア、ユーフェミア、そしてLVB-07はスバルが言葉をつづけるのを待つ。

 

「……………………まさかそれだけとでも言うまいな?」

 

『そんなことになれば、俺の見る目がなかったというだけだ。 後で中和剤を持って来させよう。』

 

 だが数分ほど待っても何もなかったことにしびれを切らしたLVB-07の質問にスバルは平然としたまま応えてから部屋を退室する。

 

「………………………………………………呑気な奴だな。」

 

 ……

 …

 

「「「「「…………………………」」」」」

 

 別の部屋でやり取りを監視カメラ越しに見ていたアマルガムのレイラ、毒島、マーヤ、アンジュや『万が一の為に』と元イレギュラーズはただ静かにお互いを見ては『どこまで知っているのだろう?』の疑問や、あるいは『またか』という納得感を秘めたアイコンタクトを飛ばしていた。

 

「……昨日、話していた件だが────」

「────そうですね。 彼はやはり優秀過ぎて、一人ですべてをやりがちみたいですね。」

 

「過去の自分を見たか、レイラ?」

 

「あら、それはサエコではなくて?」

 

「えーっと、どういうこと?」

 

「つまり、より早く彼の意図ややろうとしていることを前もって行う必要があるという事だ。」

 

「ええ。 ですので今までの行いや皆の情報をまとめて察するに、全ては来るべき時の為に戦力と組織の充実化をしています。」

 

 ハテナマークを頭上に飛ばすカレンに毒島とレイラが視線を移し、毒島の言葉にレイラが自分の考えも付け足す。

 

「最終目的は昨日のおかげでそれとなく分かってきたが、『過程』が……いや、『現在の目標』が見えん……」

 

「あら、そうでしょうか?」

 

 その場にいた者たちは、不思議そうに周りを見るマーヤへと注目を移す。

 

「どういうことだ、マーヤ?」

 

「あの方はずっと黒の騎士団────いえ、それ以前からなるべく()()()()()()()()()()()()()()()に徹していました。 なら、周りの私たちがすることは簡単になるのでは?」

 

「……つまり、『裏で彼が動きやすい様にすること』と、『彼の代わりにできること』に集中すると?」

 

「ええ。 今までの行動から、かなり遠い未来まで計算をするあまり負担がとても大きいのでそうすれば幾分か楽になるかと思うわ。」

 

「(つまりはどういうこと?)」

 

 カレンが更に困惑する横でどんどんと話は進んでいく。

 

「ならば、彼の成そうとしている動きを察知するために────」

「────その前に彼がどこに行くかを定めて────」

「────それと更に理解することが────」

「────そもそもブリタニアにマーク────」

「────あとは学園とシュタットフェルト家────」

「────それにEUとユーロ・ブリタニア────」

 

 

 

 


 

 

 俺は(『LVなんたら』なんて一々呼ぶのが面倒くさいので(仮)だが)ロロ(仮)との面会後、リア・ファルの技術部で面倒くさいことになっていないラビエ親子とソフィ博士に話を付けていた。

 

「そこで、パイロットスーツの開発を頼みたい。」

 

 話題はもちろん、(俺の)癒しを含めたパイスー(パイロットスーツ)開発。

 

「「「…………………………」」」

 

 紙に描いたラフをマリエルは何とも言えない表情になり、ソフィは安堵するような顔をする。

 

「あー、うん……これはその……なかなかのデザインだね?」

 

「何か問題があるのかマリエルさん?」

 

「さん付けはいらないって! ただその……『やっぱりお年頃なんだな~』って。」

 

「私は逆に普通の男の子っぽいところを初めて見たことで安心したわ。」

 

 それどういう意味、ソフィちゃんや?

 

「いや、まぁ……今までが今までだけに、それはそうだけれど────」

「────もしかして()()()()のか────?」

「「────そうは言っていないでしょ?!」」

 

 俺の挑発的な言葉に二人はむっとしながらムキになる。

 

 計画通り。

 

「あと、ミルビル博士とアンナたちに()()を渡してくれないか?」

 

「……ナニコレ。 KMFに外装?」

「というか、KMF……だよね、これ?」

 

『KMF=ロボット』というのなら、『YES』だが?

 

 ロボットに強化パーツ外装なんてロマンじゃん!

 

 っと、その前に着替えを探して休もう。

 

『グッスリ寝た』とはいえ、体中が痛いのは変わらないし左腕の骨折も治している途中だ。

 

 関節がギシギシ言うし、体中が凝っている。

 

 …………

 ………

 ……

 …

 

「あの、少しよろしいでしょうか?」

 

 それがどうしてオルドリンに声をかけられる展開になるの?

 

 別に『グランベリーが出発する前に一目見たいな~』とか、『あのハイレグから見える脚線美を見たいな~』とか『ちょっとリアル百合と話してみたいな~』とかほんのちょっとしか思っていなかったでござるよ?

 

 なのに昨日、適当に選んだ空き部屋に戻っているとオルドリンがスフィンクスのようにドアの前で立っていた。

 

「なぜ、そこに?」

 

「えっと、貴方の部屋の前で待っていたら会えるような気がして……」

 

 そう言いながらオルドリンはいつの間にか俺の名前が書かれた名札を指で指す。

 

 指細いな~♪

 

 って、いつの間にか適当に選んだ部屋が俺の自室と指定されとるがな。

 

 というか俺に会う為に待っていたのか。

 

「えっと、人違いじゃないのならいいのだけれど……感謝をしたくて。」

 

 ………………………………………………………………………………?

 全く身に覚えがないぜよ?

 

「その……マリーを守ってくれてありがとう。」

 

 “マリーヲマモッテクレテアリガトウ”?

 

 ボク、意味が分からないよ。

 

「あ、その……」

 

 黙り込んだ俺の様子にオルドリンは言い淀む。

 

 いや、ほんっっっっっっっっっとうに意味が分からないのだが?

 

 「そう言えば路地裏だから暗かったかもしれないわね────」

 

 ──── “路地裏” ?

 オイラ、宇宙少年じゃないぞ?

 

 でも『オズ』で『路地裏』に『マリーベル』と言ったら『ゲットーで強姦未遂』しか思い浮かば────あ。

 

 そういや万が一の為に、アッシュフォード学園襲撃の阻止の為トウキョウ租界に侵入するついでとして毒島にマリーベルの後を付けるように言っていたな。

 

 なるほど、見えてきたぞ。

 

 本当はオルフェウスが助けるところとアッシュフォード学園の襲撃時に、毒島たちが助けたから俺に感謝を言いに来たんだな!

 

 毒島、気が強いと見せつける割に謙虚だからな~……

 ま、オルドリンのプリーツスカート風の軍服姿を拝めたからいいか。

 

 ナイスやでぶっちゃん!

 

「気にするな、大したことはしていない。 ただその……()になる前でよかった。」

 

『トウキョウ租界の視察中にゲットーで皇女がレ〇プされた』なんて報道された日なんて来れば、ゲットーすべてが火の海と化するからな。

 

 マリーベルって、『何もない状態から頑張って這い上がった努力家』だから他の皇族から可愛がられている描写がいっぱいあるし。

 

 あとマリーベルとオルドリンって百合の疑惑(強)だし。

 

 ……『疑惑』って言ってもオズO2で記憶喪失になったオルフェウスにギアスを使わせてオルドリンになった彼と『あっは~んうっふ~ん♡な慰安♪』的なことをしていたと仄めかす会話とかあったし。

 

 後、普通に(ほぼ)毎日添い寝をするか?

 どちゃクソエッロイ薄着を着た者同士で?

 しかも『マリーベルの“不安だからオズをもっと近くで感じていたいの”』からの『オルドリンの“いつも近くにいるからマリー”でマリーベルのうなじを舐める』というシーンがあってか?

 

 ……………………いけね、妄想がエンドレスになっちゃいそうで無理やりここでカット。

 

 まぁ……それ等全部はマリーベルが幼少の頃からずっと引きずっていたトラウマに苛まれながらオルドリンの所為にしたり、罪悪感とか憎悪とかの負の感情がぐちゃぐちゃのドロドロな闇鍋っぽく絡んでいたと思うと、安心感や快感の為の自慰行為とかとあんまり変わらないかもな。

 

 ……それもそれで、問題アリか。

 

「……あ。」

 

 カァァァァァァァァァァァ。

 

 お。

 オルドリン、ようやく俺の口にした『事』に思い当たった様子。

 徐々にゆでだこ状態へと突入。

 

「そそそそそうね! よかったわ、ありがとう!」

 

 アワワと慌てるぐるぐる目のオルドリン、ゲットォォォォ!!!

 

 ムオッホ♡ スカート短かいから走ると見えそう見えそう♡

 

 って俺はト〇ジか?!

 

『同じ変な日本語を使うだろ?』だと? そんなんまぐれに決まっとるがな!

 

 余談だがSIDE:オルドリンの漫画通りなら、オルドリンは『紐パン派』だけれど……『色』はどうなんだろ?

 流石に漫画特有の白黒トーン塗りでは分からなかったし……

 

 ま、いっか!

 

 とりあえず、知っていることのまとめを書いておこう。

 

 

 


 

 

 尚スバルは知らない。

 

 彼の知らないところで様々な人物が独自に動き、彼の評価が勝手に上昇していったことを。

 

 例えばウィルバーだが、『ブラッドフォードの仕上げ』と称してグリンダ騎士団機特有の『ヒッグスコントロールシステム』のデータを集めていた。

 

 コードギアスの世界でKMF騎乗者のパイロットスーツには『生存率を上げる』、『対ショック』や『対G』に『止血機能』などの仕組みを搭載しているのがスタンダード。

 

 だがグリンダ騎士団のきわどいハイレグパイスーパイロットスーツはどちらかというと『派手さ』を追及しているようにしか見えない。

 

 その秘密が、『ヒッグスコントロールシステム』だった。

 

 かなり簡単に説明するとコックピットブロック内の磁場に干渉し、ナイトメア操縦や機動戦に伴う衝撃やGをほぼ相殺するハイテクシステム。

 まだ特派だった頃、第七世代のランスロットの性能を極限まで高めた所為で有能なテストパイロットを次から次へと重傷を負わせてしまった為にロイドが(渋々と)開発した『デヴァイサー生命補助装置』である。

 

 そう考えれば、“テストパイロットを殺していたシェンフーを開発したラクシャータと似ている”とも言えるだろう。

 

 あとはダールトンがエデンバイタル教団から救った子供たちに対し、真摯な『父親役』を買って出たことなど。

 

 とはいえ、何もアマルガム側だけが得を得たわけではない。

 

 例えばマリーベル、そしてユーリアが先日一通り泣いた後にポツポツと話をし始めると流石に聡い姉妹同士というべきか、要点だけを聞けばあとはおおむねの流れを察してはお互いが確認し、二人はテロ事件後に歩んだお互いの人生が空白時間を埋めていったあとは、まるで憑き物が落ちたかのように以前にも増して行動的になったとか。

 

 もう一つの例はユキヤが面白がってグランベリーのOSにプログラムの強化&最適化とロックをしてしまい、グリンダ騎士団のエリスがこれを挑戦と受けて立ったことなど、スバルは知る由もない。

 

 彼はただこれまでの事やこれからの事を覚えている限り、まとめるために静かにコーヒーと────

 

「つ、作り過ぎて! 余ったから! あ、上げる!」

 

「(アンジュの奴、バター使い過ぎ……けどその分、うめぇ。) ああ、ありがとう。」

 

 ────アンジュの差し入れであるマフィンを頬張って考えなどを紙に書いていくのだった。




後書きEXTRA:
ユーちゃん:どうでした、アンジュ?!
アンちゃん:褒められた! ゚*。(・∀・)゚*。
ユーちゃん:きゃ~♪ (*゚▽゚*)
ネリちゃん様:ユフィ……お前、覚えている中で一番ウキウキしていないか?
ユーちゃん:はい! 私にもようやく出来ることが出来ましたのです!
ネリちゃん様:ほぉ?
ユーちゃん:その……優しく(皆さんに指導)してもらいましたから♡ (ポッ
アンちゃん:え。
ネリちゃん様:…………………………もう一度。
ユーちゃん:ですから優しく(皆さんに指導)してもらいました♡ ←満面の笑み
アンちゃん:(((( ;゚д゚)))アワワ
化粧いらないほど真っ白な鬼の形相のコーちゃん:キェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!! ヾ(# ゚д゚)ノ
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