楽しんで頂ければ幸いです。 m(_ _)m
『私は、ゼロ! 日本人たちよ、私は帰ってきた!』
エリア11を中心に、ブリタニアのテレビチャンネルは全てゼロを映していた。
『聞け! そして刮目せよ、力を持つすべての者たちよ! 私は……
戦争。
差別。
強者である理由を盾に振りかざされる悪意と欲望。
間違った流れのまま繰り返される悲劇と喜劇。
あの時から時間が経つも、世界は何一つ変わっていない────否! 変わることを拒んでいる!
故に、私は復活せざるを得なかった!
まずは愚かなカラレス総督に、つい先ほど天誅を下した!
強者が間違った力の行使をし、弱者を理不尽に虐げ続ける限り私は抗い続ける!
私はここに再び、合衆国ニッポンを宣言する!』
ゼロの演説は世界中の誰もが注目を向けられる対象となっていた。
指揮系統が完全に乱れる直前に、『指揮を執る』と宣言したエリア11のギルフォード。
中華連邦にいるディートハルト。
……
…
「(エリア11のカラレス……)」
そしてそれはエリア24でも例外ではなかった。
マリーベルは特徴的な髭とモミアゲだけでなく、シュバルツァー将軍と会って間もなく意気投合したカラレスを思い浮かべると同時に、以前誘拐未遂とアッシュフォード学園の占拠未遂事件後に急変したカラレスを思い浮かべて気が重くなった。
「(以前の私ならば、彼の様な政治を良しとしていたでしょう。 実際、私の言った言葉を真に受けた彼は私が辿ろうとしていた道だったかもしれません……それにしてもこのタイミングと状況、これが『嵐』なのは間違いないわ。 これで、シュナイゼルお兄様が私から目を少しでも逸らせばいいのですが……)」
……
…
確かに、マリーベルが思っていたように新大陸のシュナイゼルはカノンに言われてテレビ放送を見て彼女に関しての懸念は(一時的に)綺麗さっぱり吹き飛んでいた。
「……ああ、それとカノン? 昨日頼んでいた手配もうすんでいるかい?」
「あ、はい……殿下。」
「そうか。 (なら、
……
…
「ゼロ?!」
「な……んで……」
ゼロの演説をテレビで見たシュネーはびっくりしながら席から立ち上がってしまい、スザクは驚愕に座ったまま固まっていた。
「(どうして……彼はもう『ゼロ』として記憶を────)」
「────枢木卿────」
「────これはもう、休暇どころじゃないね……」
ズズゥゥゥゥン……
「この音は────」
「────爆発?!」
ヘクセン家にまで響く音に、スザクとレドは離れのバルコニーから煙の上がるボイシの方角を見る。
「あれは……まさかテロ?!」
「(これがテロだとすれば────)」
「────あ、枢木卿!」
スザクは踵を返して走り出しながら椅子に掛けてあったラウンズの正装の上着を羽織って、領主のいる屋敷へと走って中に入るとヒンメルは顔色を変えながら寝間着姿のまま電話に出ていた。
「テロだと?! 警察はどうした! ……敵の中にサザーランド、だと?! どういうことだ?!」
「ヘクセン卿────」
「────ウッ。 く、枢木卿────」
「────ボイシで、何が起きているのですか?」
ブラックリベリオン────と言うより黒の騎士団────によって『テロ』と言う行為は一種のブームのように世界中へと広がり、それを機に一度は廃嫡されたはずのマリーベルをシュナイゼルは『対テロ組織』としてグリンダ騎士団を立ち上げたきっかけとなった。
そしてそれと同じように『きっかけ』さえあればテロもまた起こる様になってしまい、そのテロは己の『正義』と定義したモノを信念として行動していた。
その『正義』が果たして、黒の騎士団の様な『道徳』に基づいた行動かどうかは全く別だが。
「………………先ほどの、ゼロの演説に触発されたのか一部の者が暴走して議会場を襲った。」
「父さま! 軍への要請は?!」
スザクの後を追ったシュネーはスザクの複雑そうな顔を見て、先ほどの爆発の原因を察した。
「……ここは私の領地だ。」
「そ、そんな
「────シュネー! お前はまだ子供だ! もっと大局を見ないか?! 私の力で何とかせねば、沽券にかかわるのだ!」
二人のやり取りを見たスザクは、幼い頃の自分と父親だったゲンブのやり取りを連想しながらも拳に力を入れるシュネーを見て、彼が手を出す前にスザクはシュネーの肩に手を置く。
「シュネー────」
「────枢木卿────」
「────ヘクセン卿。 我々は議会場へ向かい、場合によっては
「な?! 戦闘をボイシでする気ですか?! ナイトメア戦を、都会の中でするなどどれだけの損害が────!」
────ヴー。 ヴー。
「(レド?)」
スザクの携帯が鳴り、彼が表示されている着信相手を見ると『レド』となっていたことに困惑しながらも電話に出る。
「レドか? 今アイダホで────?」
『────ええ、シュネーの実家ですね。 上を見てもらえますか?』
「上?」
ゴゴゴゴゴゴゴ。
スザクが上を見上げるとほぼ同時に、振動音がヘクセン家の屋敷の背後から見慣れた浮遊航空艦が姿を現す。
「あ、アヴァロン?!」
シュネーは目を見開いた。
「(……なんでここに?) なんでここに?」
スザクは思ったことをそのまま口にした。
『いや~、来ちゃった♪』
そして大雑把に伸ばした髪をポニーテールに束ねたロイドは栄養ドリンクを片手に気の抜けるような口調で通信越しに声をかける。
「ロ、ロイドさん?! ロンゴミニアドファクトリーに居たんじゃ────?!」
『────ざ~んねんでした~♪ 軍にはテロ発生の可能性がある都市が常にマークされていてね~? 丁度スザクが近くに居たから急いで仕上げて届けに来たんだ~♪』
「“仕上げる”……って、コンクエスターをですか?!」
形式番号Z-01/D、『ランスロット・コンクエスター』とはキュウシュウ戦役時からスザクが今まで使っていたランスロット・エアキャヴァルリーの見た目を変えずに基本スペックが強化されている機体。
『ユグドラシルドライブ』による出力増加で今までネックになっていたエナジー消費への対策、胸部と両脚部に追加されたブレイズルミナス、ガウェインの強奪によって開発が遅れていたハドロンブラスターの追加装備、生き生きとナイトオブナインのノネットが自ら検証していたルミナスコーンの大型版で機体全体を覆う『コアルミナスコーン』、そして今までつける気が必要が無かった脱出機能も追加されている。
ただし砲撃力や突貫の能力が上昇した半面、遠距離武器の反動を緩和するためにフロートユニットが調整されたことで機動力は低下している。
それも『スザク君ぐらいのデヴァイサーなら問題無いっしょ!♪』とロイドが呆れるセシルに自信満々に言ってゴリ押ししたのだが。
『あとで戻ったら、置いてきたセシルさんをちゃんとなだめてくださいよロイド主任?』
『あー! あー! あああああー! ぼ~く~な~に~も~聞~こ~え~な~い~よ~!!!』
通信越しとはいえ、久しぶりに『特派』特有のアットホームな雰囲気にピリピリしていたスザクは内心和みそうなところで、ヒンメルの方向から焦る女性の声がする。
「貴方!」
アヴァロンが上空に現れたことで呆気に取られていたシュネーの父ヒンメルは妻のエーゲラがそのまま横から血相を変えながら横から割り込んできたことで固まっていた彼はようやく我に返った。
「……ハッ?! え、エーゲラ────?!」
「────スノウが!
「「……は?」」
エーゲラが口にした言葉に、シュネーとヒンメルは目を点にしながらハテナマークを頭上に浮かべた。
「(スノウ……確か、シュネーの妹────まさか?!)」
だがスザクは
「ロイドさん!」
『はいはーい?』
「ランスロットを出してください! 早速使います!」
『まぁまぁ、改良出来たてホヤホヤ────♪』
「────出さないとセシルさんに彼女のサンドイッチを捨てたことを言いつけますよ?」
『ぴぎゃあああああああああああああああああああ?!』
………
……
…
時間を少しだけ巻き戻すが、シュネーの妹であるスノウはギクシャクな空気と化したヘクセン家に居づらくなっていた。
スザクと初対面で彼女が言った『イレヴンなんかになんで畏まっているの?』それをきっかけに、シュネーは家族から離れて生活するようになった。
スノウからすれば完全に意味不明な行動だが、それよりも彼女にとってさらに意味不明だったのはスザクだった。
実はあの一件後ヘクセン領の一部にある畑を借りられるかシュネーに聞き、使用人経由でその質問はヒンメルに届いた。
『ヘクセン領は自然が売り』と言えば聞こえは良いが、悪く言えば『広い土地を持て余している』という事で領主のヒンメルは首を縦に振った。
最初はジョギングか素振り、あるいは別の目的でその土地を借りたと想像をしていたがまさかスザクが剣ではなく文字通りに『クワ』を手にして畑を耕すとは誰も思っていなかっただろう。
トラクターなどの農業機械が顔負けするほどの猛スピードで土地がどこからどう見ても見慣れない者からすれば浅い沼としか思えない田んぼがみるみると整えられ、あとは収穫の時期まで待つだけだった。
ちなみにシュネーはすぐさま慣れない畑仕事(の見様見真似)で普段使いなれていない筋肉を酷使した所為でバテてしまい、『ナイトメアがあれば!』などと悔しそうな事を口にして彼の横でスザクはただ昔を懐かしむような表情を浮かべながら延々と農作業を続けた。
とまぁ、余談で脱線しかけたがスザクはただ単純に体を動かしたかっただけであるのだが余りにも行動が奇怪で周りからからすれば意味不明なことが近くで起きているだけでストレスである。
特に『自分の所為で今のギクシャクな状況になった』と理解した13歳のスノウには。
そしてアイダホの首都ボイシとはいえ、広大な田舎にある都市の中で貴族────特に令嬢────が楽しめる
せいぜいが、『家から忍び出て夜の街を歩く』様な冒険────否、『危険な火遊び』が手頃だろう。
『危険』と言っても田舎の都市であるため知れているが、今夜に限っては最悪の夜である。
グシャ! ガシャン!
軍の払い下げグラスゴーから治安の為に改造されたナイトポリスと、ブラックリベリオン時にテロリストたちがマドリードの星に見習って買収した軍用サザーランド。
『相手が軍用のサザーランドなんて聞いていないぞ?!』
『警察用のナイトポリスじゃ無理だ!』
『ブリタニア軍はまだか?!』
「わぁぁ?!」
「きゃあああ?!」
『市民たちが邪魔です!』
『馬鹿野郎! 迂回してでもかく乱に専念しろ────!』
『────隊長! 敵のサザーランドが────!』
『────バカ、市民たちが居るところに戻ってくるな!』
数だけ見ても互角だというのに、圧倒的な性能差と慣れていない(と言うか初の)対KMF戦闘でボイシの保安局に打つ手がない事をスノウは市民に紛れながら逃げている間に悟っていたので通信を聞く必要はなかった。
「(なんで?! どうしてこんなことに────)────きゃ?!」
突然の人波の動きにスノウは足をもつらせて転んだ拍子に、素顔を隠すためにかぶっていたフードが頭から外れてしまう。
「あ、あぁぁ……」
初めて『味方ではないナイトメア』の威圧感に大破したナイトポリス、そして巻き添えを食らった市民たちの変わり果てた無残な姿は尻餅をついたスノウに初めて今まで感じたことの無い恐怖を与えて腰を抜かせるには十分だった。
ガガン!
そんな時、上空から降りてきた白いナイトメア────ランスロット・コンクエスターの操る二刀の剣によってサザーランド達は戦闘不能状態へと陥る。
ランスロットの登場で戸惑っていたサザーランド達は仲間が斬られたことでハッとしたのか、すぐさまケイオス爆雷を投げつける。
『動かないで────!』
────バラララララララララララララ────!!!
「────きゃあああああああ?!」
文字通り、雨霰のように降り注ぐ弾丸をランスロットは回避できただろう。
だがスノウや、他の逃げ遅れた市民たちを守るためにブレイズルミナスをランスロットは展開した。
その行動はいつかの日、純血派による『内部の粛清』に飛び出したユーフェミアを守った時の事をスザクに連想させていた。
ただしあの時と違うのは敵がランスロットを攻撃することに躊躇しない事と、ケイオス爆雷の攻撃が止むまで足止めすることが元々の狙いだったことだろう。
「(だが、あの時と違う!)」
ガァン!
ランスロットの背後に回ろうとしたサザーランドを、シュネーのサザーランド・スナイパー(先行型)が二次爆発が起きないような部分を狙って撃ち抜く。
「(今の僕は、一人じゃない!) シュネー、レド! 町の被害を広げずに戦え!」
『『イエス、マイロード!』』
レドはアサルトライフルに付けられた銃剣を展開し、シュネーの援護下で敵のサザーランドを鎮圧していく。
数でテロリストたちは勝っていたが付け焼刃の操縦はラウンズとその親衛隊の敵ではなく、瞬く間に制圧されていくのだった。
…………
………
……
…
「で? どうでした、父さま?」
太陽が輝く日光の中で、ボイシの被害状況を直に目で見てきたヒンメルは気まずそうに視線を逸らしていたがシュネーの言葉に苦虫を噛みつぶしたような顔になる。
「う、うむ……く、枢木卿には感謝と詫びを尽くすほかないな。 今しがた現場を見てきたが……“ナイトメア戦があった”と言われても想像できないほど奇跡的に被害が少なかった。 それに────」
ヒンメルがそこで視線を移したのは事件の終息後、警察によって身柄を保護されたスノウだった。
「────スノウや、他の市民たちの事もあるしな。」
「だから言ったでしょう、父さま? 枢木卿は……いいえ、
「う、う~む……」
ヒンメルとシュネーがいた場所から少し距離の空いた場所ではスザクがボーっと、どこか上の空だった様子のスノウに話しかけていた。
「それにしても、
「……………………」
「転んだ時の擦り傷、応急処置はしたけれどちゃんと医者に診てもらった方が良い。」
「……………………」
「……えっと??? スノウ君?」
「ッ?! は、はい?!」
「大丈夫かい?」
「だ、だ、だ、大丈夫です! えっと、あの! こ、こ、この間の非礼何とお詫びをしたら────!」
「────いや、君が無事ならいいよ。 それよりも、お兄さんと仲良くね。 それと────」
「────ぴゃ?!」
ここでスザクはスノウの耳打ちをするかのように近づくと、ギクシャクしていたスノウは固まってしまう。
「ヘクセン卿とのやり取りを見たところ、まっすぐで子供っぽいシュネーならまだへそを曲げていそうだからね。」
「まぁ! 兄の事をよく見ているのですね?!」
「まぁね。 彼とは『上司と部下の上下関係』とは別に『友人同士』としていたいからね。 (それに久しぶりにゆっくり出来た気分になったのは、間違いなく彼のおかげだし。)」
「スザクく~ん! 帰りたくないけれどそろそろ出発しないと~。」
「(あれ? ロイドさん、髪を伸ばしたんだ……イメチェンでもしたのかな? それともミレイ会長の趣味?)」
実際は仕事や研究にのめり込んで髪を切る暇もなく、視界の妨げにならないようにポニーテールにしただけなのだが。
「く、く、枢木卿! いつか
「(うん???)」
アヴァロンへと戻るところで見送りに来たスノウに呼びかけられたスザクは内心でハテナ状態となるが、スノウの背後にスザクが自分で耕した土地を見て合点がいく。
「(ああ、なるほど。) そうだね、時間が出来たら戻ってこようと思っているよ。」
「そ、そうなのですね!」
「(うん、やっぱりシュネーに似ている。 流石は兄妹と言ったところかな?)」
スザクの言葉にパァッと笑顔が広がるスノウを見て彼はそう思いながら口を開ける。
「うん、時々(土地の)様子を見に来るよ。」
「そ、そうですか!」
「???」
「じゃなくて! 待っています!」
「あ、うん? (なんだかコロコロと表情が変わる子だなぁ。)」
スザクとシュネーと共にアヴァロンへと乗り込み、浮遊航空艦がヘクセン領を離れて姿が見えなくなってもスノウは船が飛び去った方角をジッと見ていた。
「スノウ、どうした?」
「お父様! 私、頑張ります!」
「う、うん???」
後にアイダホの名産品であるジャガイモ、小麦、大麦、トウモロコシなどに『ヘクセン家のご令嬢が自ら開発した米類』が加わって大ヒットするのだが……
それはまた別の話である。
…………
………
……
…
アイダホから新大陸のニューロンドンに着いた途端、スザクは通信室にナイトオブワンのビスマルクに呼び出されて『シャルルからの勅命』という事でエリア11に行くように言い渡された。
「エリア11、ですか? しかも単独で?」
「ああ、悪いなシュネーにレド。 せっかくこうやって三人一緒になったのに。」
「……不服ですか、枢木卿?」
「まさか。 皇帝陛下の勅命とあらばどこにでも行くよ、僕は。」
スザクは愛想笑いを浮かべながらそう言い、エリア11へと旅立つための飛行機にのるのを見送ったシュネーは浮かない顔をしていた。
「……何かあったのか、シュネー?」
「ん? いや、スザクさんが何だか困ったように見えたから。」
「『スザクさん』って、お前は本当に分かりやすいな────」
「────茶化すなよ、レド。」
「まぁ、故郷に戻るんだ。 感傷的になっているだけだろう。」
「故郷に帰るのにか?」
「じゃあ例えばだが、もしアイダホがEUか中華連邦に占領されたとしてお前はどう思う?」
「…………分からないな────」
「────気持ち悪い。 いつものシュネーなら癇癪を起す手前で“縁起でもないことを言うな!”ってプンプンしているのに────」
「────んな?! 私にだって仮定の話をしているぐらい理解しているぞ────?!」
「────そういうところだぞシュネー────」
「────う゛。」
レドの指摘にバツが悪そうな顔をシュネーが浮かべるのを、レドは表情を変えずに内心では驚く。
「(アイダホで何かあったのは間違いない。 だが何がここまでシュネーを────?)」
「────あ! 分かったぞ! レド、お前スケジュールが合わないからって
「────オレは遠慮するよ。」
「ッ……そう、か。 まぁ無理にとは言わないさ。 それで今回はロイド伯爵がお呼びって聞いたが?」
「既存するナイトメアにフロートユニットを搭載するテストパイロットを頼まれている。」
「了解……ん? その話、前にグリンダ騎士団のシュタイナー卿辺りが担当していなかったか?」
「グリンダ騎士団はエリア24の平定に力を入れている────」
ピシャリと自ら会話を終わらせつつ話題を変えたレドに戸惑うも、シュネーは何となく彼の気まずい癖を察して話題の流れを元に戻さずに話に乗った。
「(『仲間』、か……)」
レドはそんな思いを表に出さず、ただ何時もの表情のない顔のままシュネーと話を続けた。
「(どうせ人間、誰もが『一人』なんだ。)」
スザクゥゥゥゥ…… (;′Д`)ノ (二回目