楽しんで頂ければ幸いです!
「昨夜はミレイ会長と何か遅くまで話していたけれど、何かあったの?」
「……まぁ、な。」
翌朝、ルーフトップガーデンにあるテラスにてマーヤからの質問によって俺の視線は折っていた折り鶴から外される。
『何をしているんだ』って?
上記でも記入したように、折り紙だが?
理由としては『リハビリ』と、体の調子の確認だな。
カレンの救出時からずっと寝たきりだったことと無理やり面倒くさい頭の痛くなる事案から距離を取った所為もあり、現状としては体をラビエ親子たちの作った強化スーツのインナーで無理やり動かしている。
ちなみに動こうとしただけで筋肉や関節が悲鳴をあげるので毎朝ラクシャータ製の鈍痛薬を服用している。
……普通の薬物であって、ヤバい方じゃない。
そして薬の効果が切れそうになったらアンジュかマーヤ、あとは手が空いている場合ヴィレッタたちに頼んで湿布を貼って貰っている。
だが流石に手先まではどうしても俺自身の力量次第だからこうやって時々チェックしている。
「上手く、いきませんね。」
マーヤが苦笑いを浮かべ、目の前に出来た紙のオブジェ(?)から見上げる。
「マーヤ、それは?」
「貴方と同じ、折り鶴のつもりだけれど?」
俺も俺で、不格好な折り鶴だがマーヤの前にあるのはどこからどう見ても紙をクシャクシャにして丸みを帯びた
「私、あまりこういった系の物が得意でなくて……」
初めて会った時と暴走機関車のごとくヨコスカ港区で暴れたまま撃たれた時のインパクトから近寄りがたくてずっと
機械いじりやジャンクパーツから何かを作ったりするのは得意だが、シャーリー並みに女子力がかなり残念。
シャーリーと違って『料理が出来ない』と言うわけじゃないが、どちらかと言うと『男料理特化』だが。
どうやって知ったかって?
クラブハウス用の軽食を作っているとき、手伝いを名乗り出して分かったことだ。
アンジュのように『初めて調理するものが例外なく蠢く物体Xになる』という現象は無かったが……レイラの指導以来だぞ、あそこまで苦労したの。
……『身体のプロポーションがシャーリー並み』と言う事が関係しているのだろうか?
「??? 何かしら?」
おっと、マジマジと彼女を見過ぎていた。
「いや、俺もまだまだ本調子ではないなと思っていただけだ。」
「焦ることは無いと思いますよ? 噂程度ですが、かなりの無理をしたでしょう?」
「……まぁな。」
確かにこの頃ずっとドタバタとしていたから、時々蓬莱島から来るレイラや毒島達の連絡以外はこうした『のんびり&ゆっくりとした時間』を堪能している暇はあまり無かったな。
蓬莱島でもなんだかんだで業務とか孤児たちの世話やリハビリにKMFやパイロットスーツの開発相談とかに乗っていたし。
「でもいいのですか? ここに居て?」
「俺の場合、アンジュや過去のお前のように出席数……と言うより、欠席の理由が無い上にタイミングが明らかに
それにもうすぐ『アレ』の発表の筈だからな、出来るだけ体力を温存して自然治療に専念したい。
ガチャ。
「あ、スヴェン先輩居たです!」
テラスのドアが開かれ、ライラが出てくる。
アーニャと共に。
「あらライブラさん……に、アーニャ様。 珍しい組み合わせですね?」
「ん。」
確かに珍しいな。
『アーニャ・アールストレイム』、まるで吸い込まれるように赤い目をしたこの少女は現ナイトオブラウンズではたった15歳でありラウンズ内でも最年少な上、KMFとしてはかなり珍しい『高火力+防御力でごり押し』に重点を置いたモルドレッドの乗り手でもあると同時に名門家のアールストレイムの出。
だから(偽名で通っているとはいえ)皇女であるライラのお付きとなってもおかしくないのだが……
「……?」
マーヤが言ったように珍しい組み合わせだ。
そもそもこの二人、『同じ中等部』でありながら『準生徒会員』と言うことでクラブハウスでは一緒になるが基本的には別行動をずっと取っている。
原作アニメでも、どちらかと言うと多分と言うか恐らく
『ラウンズ』とだけ見れば脅威なのは間違いないが、同時にコードギアスの作中でも『状況的に被害者の上位ランキング入り』とも呼べる。
彼女が原作で口数が少ない上にお世辞にも性格があまり社交的ではない……と言うより思ったことをそのままドストレートに口にする『無表情なマイペースで振り回す困ったちゃん』。
「???」
その理由も単純に彼女が
「……」
彼女は皇室への出入りだけでなく、ルルーシュたちが居たアリエス宮で『行儀見習い』も出来るほどの家柄の者である。
本来はルルーシュやマリアンヌにナナリーとも顔見知りである筈なのだが、マリアンヌのギアスによって自分や周りの人間を信用できなくなっている。
たまに抜け落ちるかのように自分の記憶と書いた記録が一致しないどころか全く思い出せない日々もあり、その所為で小さい頃から常に違和感と恐怖心を覚えていて頼みの綱は自分の持っている携帯とブログ。
「……」
つまり『元はV.V.がマリアンヌをテロと見せかけた暗殺がきっかけでギアスを発動出来たマリアンヌ』という二次災害と言うか加害者の所為で、アーニャはナナリーやルルーシュのように幼い頃から時々被害を────
「────なんで二人ともジッと見つめ合っているです?」
おっと。
ライラの声で俺はハッとしては視線をアーニャから外して同時に顔に出てきそうだったポーカーフェイスから『優男』に戻す。
「あははは、これは失礼しました。 未だにナイトオブラウンズの方が
「ああ、確かに……エニアグラム卿や、ジノ様や枢木卿も……
マーヤ、お前いまサラッと三人ともディスっていないか?
「『能天気』と『トリ頭』と『M』?」
「「ぶ?!」」
アーニャの毒舌に俺とマーヤは吹き出す。
「『トリ頭』……なるほどです! いいダジャレです!」
ライラ……そのまま綺麗(?)でいてくれ。
「でも『M』って何のことです~?」
Oh。
「『M』、つまりまz────」
「────ライブラには少し早い単語です!」
配慮無しの口にすかさず(横からの言葉で)チャック!
「早すぎる単語です?」
「……」
アーニャの言葉を俺が遮るとショボーンとしたライラは更にハテナマークを頭上に浮かべ、俺はアーニャからの『この野郎ジト目』に晒される。
「ぜぇはぁ……ぜぇはぁ……や、やっと追いついた……」
俺の周りにマーヤ、アーニャにライラと屋上への階段を上がってくるアンジュは汗だくでどうやらアーニャたちを追いかけていた様子。
世間的に今の俺の状況を見ればリヴァルなどが血涙流しながら恨めしそうになる『両手に花』どころか『花畑』状態……と言いたいが、俺自身からすれば『カオス』以外の何でもない。
最近皆周りで立て続けに起きた事と比べれば『癒し』だが。
と言うかアーニャは仮にもラウンズだから別に驚かないが……
学園に来てから毒島と共に租界の夜スイーパー的なことからアマルガムの活動で体が引き締まっただけでなく更にプロポーションが良くなった上にラクロス活動から元々あった体力も上昇している筈のアンジュを撒くライラってどれだけなの?
ルルーシュやコーネリア、
ユーフェミアも最初は不慣れな様子だったけれど今ではそれなりにアマルガム色に染め上げられている様子だしナナリーも総督としてバリバリエリア11の平定を順調に進ませているし……
マリーベル? 元々ハイスペックだから除外。
……こうして考えるとあれだな。
皇族は全員化け物か?!
キンコンカンコ~ン♪
『こちら生徒会長のミレイ・アッシュフォードで~す♪』
アッシュフォード学園の校内中にあるスピーカーからミレイの声が響くと、俺はホッとする。
『ついに私、私自身の卒業イベントを決めました! その名も“キューピッドの日”!』
「「キューピッドの日?」」
マーヤとライラが同時にコテンと頭を傾げながら仲良く無数のハテナマークを浮かべる。
なんだか『仲の良い姉妹』だな。
「ぜぇはぁ……ぜぇはぁ……ぜぇはぁ……み、みず……みずを……みずを……」
アンジュは『みずを探し求める人(女版)』となっていた。
「キューピッドの日……」
原作と変わらないトーンを変えずにミレイの言ったことを復唱するアーニャ。
……と言うかアーニャの中の人って今の状態でどうやって外部を『見て』いるんだろう?
ミレイのアナウンスが続く中、俺はふとした質問を思い浮かべた。
え? 『前にお前“だが俺は屈せぬ!”とか言ってなかったっけ?w』だと?
…………………………………………………………………………………………………………………………………………取り敢えずアーニャの中に居るマリアンヌの事だ!
(脳内)ソファの前で(脳内)テレビを見ているような感じなのか?
それともリモコン?
今風に例えるとスマホでドローンの見ている映像を見る?
正直、分からん!
原作アニメでもそこまで深い描写とか説明とかなかったし。
でも少なくとも分かることと言えば、アレだ。
彼女はギアス適性(うろ覚えだが確かRだかC因子だっけ?)が低い所為でギアスが上手く発現できず、某他作品の『大きいノトーリアス』と同じように『死後に発動するギアス』をよりにもよってV.V.の暗殺をワザときっかけとして発動させた。
コーネリアも原作一期後半ではルルーシュのギアス尋問に対して、『その日はマリアンヌ様が直々に警備を弱めるような指示を出していた~』と暴露してルルーシュを動揺させていたし。
今回は原作のブラックリベリオンと色々と違うけれど、使用人ネットワークとかで調べていたら確かにコーネリアは警備隊長を担当していたしマリアンヌがテロに会って他界している情報もあったからそこは違わないだろう。
『────ではでは、イベントが開催する前に参加注意事項が書かれたポスターをそこら中に貼ってあるからしっかり読んで理解してね~!♪』
っと、ミレイのアナウンスが終わった。
「………………………………ふ~ん?」
「なんだ、アンジュ?」
「べっつに~? ……あ。」
アンジュが何故か面白くなさそうな表情をしたと思ったら今度はニヤニヤし始めた。
「……」
「??????????」
「変な学園。」
マーヤはマーヤで黙り込むし、ライラは未だにハテナマークを量産しているし、アーニャはド直球に思ったことを口にするし────いててててててててててててて。
目頭を押さえようとして手を上げたら関節から悲鳴が……
ちなみに俺がこうしていられるのも、キューピッドの日が来るように誘導した直後にルルーシュに相談したからだ。
アレだ、和平条約……じゃなくて『情報提供による同盟条約』ならぬ『不干渉条約』で既に俺の分のプランまでも練って貰った。
ルルーシュが更に大変になるのは原作知識で知っているからな!
使える手は今のうちに使っておかないと!
フハハハハハ!
それにこの学園って俺の夢見るモブ子とのひっそりライフ候補を見つけるのに最適だからな!
確かに企画の原因を作ったのは俺だが発表&学園公認と言いだしたのはミレイだし?
俺とは関係ない。
え? 『考え方がゲスイ』だと?
悲しいけれどこれって戦争になる予定なのよね。
……主にルルーシュを中心にしたヤツ。。
「なあ、スザク! 庶民の学校って面白いな!」
朝早くのトウキョウ租界内にある政庁の通路内にジノの声が響く。
「ジノ……前にも言ったけれどそうやって『庶民』を付けるのはどうかと思うよ?」
「え? そうか?」
「そうだよ。 ジノだって『名門貴族のヴァインベルグ~』って連呼されるのはいやだろ?」
「あー……言われてみればそうだな。 てか、ミレイの卒業イベントだぞ? 来ないのか?」
「僕はジノたちと違って皇帝陛下の勅命で『総督補佐』を命じられているからね。 部下も頑張っているし、僕だけが仕事から抜け出すというのも────」
「────だったらええええっと……『コノエナイツ』たちも誘ったらどうだ?! ここにはギルフォード卿やグラストンナイツも居るわけだし!」
「じゃあジノが皇帝陛下に言ってくれるかな? (ニッコリ)」
「う゛。 ス、スザクも言うようになったじゃないか……なんか良いことでもあったか?」
「良い事……うん、そうだね。」
「
「まぁね────」
「────え────」
「────ボクのフィアンセによろしく伝えてねぇ~♪」
ポカンとしたジノにロイドはそう言い、スザクは会議室のドアが閉まるまで笑顔を向けた。
「ふぅ…… (ジノは相変わらずだな────)」
「────枢木卿、あとで電話くらいはしてあげてもいいと思うぞ?」
「ギルフォード卿?」
「今の君はラウンズであるが、それ以前にユーフェミア様の騎士だ。 コーネリア様の騎士である私の『先輩としての助言』として取ってくれたまえ。 『今』という時間がいつまでも続くとは限らないご時世だからな」
「ギルフォード卿────」
「────姫様……」
「「「「「はぁ……」」」」」
ギルフォードが開いたままにした資料のフォルダーの中に、(彼なりに)こっそりと入れたコーネリアの顔が映った小さな肖像画が出てきたことに気付いた者たちのため息が会議室に広がる。
パン、パン。
「気持ちは分かるが、話を戻そうではないか────?」
「────んふふふ~♪ クロヴィス殿下も変わりましたねぇ────」
「────こんな会議よりライラの報告がよっぽど有意義だというのに────」
「────んじゃあ、中華連邦で…………………………………………………………………………
ブツブツと何かを独り言のように言うクロヴィスを差し置いたロイドも言葉を探してから話を続けた。
……
…
「(しかし108人との約束のままでは実質ブリタニアによって動いている世界を、俺の思いのまま創造することなど不可能だ────)」
「(────それに先日のアーニャのあの問いも……いや、それはおいおい対処しよう。) 今は会長の宣言した『キューピッドの日』を利用し、女たちとの関係を一気に清算する!」
「そして晴れて兄さんは自由の身になる。」
「ああ。 幸いなことにこのイベントは学生だけでなく、職員も参加できる。 だから俺の帽子はヴィレッタに────」
「────断る。」
「貴方は笑い過ぎです!」
学園地下にある機密情報局のアジトにて悶々と考え込んだ末にルルーシュが決行しようとした計画の言葉をヴィレッタは力強く遮り、とうとう部屋の端で大笑いを堪えることを止めたエルにロロがムッとしながら怒鳴る。
「ククク……これが笑わずにいられると思うか?」
「そもそも貴方も影武者としてどうなんです────?!」
「────確かに影武者としてお前たちのサポートをするように頼まれているが、あくまでそれは『頼み』であって『命令』ではない。 それに……」
「それに、なんです?」
「……それに私は
「それ、前にも言いましたよね?」
エルにしては歯切れ悪い言葉の続きが以前に聞いた物と同じだったことに、ロロは違和感を持ったがすぐに興味が失せたのかルルーシュの居る方を向く。
「……そうだな。(“私は貴様と違って世界を見てみたい”など言ったところで、逆上されるか……)」
エルは視線をロロに戻す。
「(『ロロ・ランペルージ』。 ギアス嚮団のギアスユーザー……いや、正攻法でギアスを得たからギアス能力者とやらになるか。 資料にあった
エルは先日、ビルキースで共に乗っていた時にアンジュから話しかけられた話題を思い出していた。
内容としては単純なモノで、『ラクシャータの検査結果』についてだった。
本来、スヴェンから頼まれていたものなので彼にラクシャータが直接結果を伝える筈なのだがカレンの救出後や中華連邦のゴタゴタにスヴェン自身が気を失っていたこともあり、上手くスヴェンに伝えるタイミングが合わなかった。
よって、ラクシャータはスヴェンたちをエリア11に送り返すアンジュに結果を伝えた。
そしてそのアンジュはそのことをスヴェンに伝えるタイミングを逃してしまったのでエルに伝言をした。
『それ、単に忘れていただけだろ』だと?
セケンテキニハソウデショウネ。
「(さて……うまい具合にこのことをスヴェンに伝えたいが……このキューピッドの日を、上手く利用できないだろうか?)」
「というかルルーシュ……お前、いっそシャーリーに帽子を取られてみればどうだ?」
「は? 何故そこでシャーリーが出てくる?」
「…………………………………………………………シャーリーならお前の立場を悪くするとは思えないし、周りからとやかく言われる恐れもなく、その上周りは納得して引き下がると思うぞ? 賭けても良い。」
ヴィレッタが呆れたように言うとルルーシュは黙り込むどころか、椅子に座って額に手を当てて『頬杖』ならぬ『額杖』をする。
「(そこまでヴィレッタに言わせるのなら多分、そうなのだろうな…………………………………………………………ならば当日は咲世子に影武者としてイベントのタイムリミットギリギリまで逃げてもらい、最後は俺と入れ替わり、シャーリーに帽子を交換しないか提案をすればいいか。 スヴェンにも話を通して、影武者役をしている咲世子のサポートに回せば安泰だな。)」
…………
………
……
…
そしてイベント当日、アッシュフォード学園中に緊張感たっぷりの空気が充満していた。
『あの……本当に卒業なさるんですか?』
「まぁ、ね。 屋上ガーデンも完成したし、“いつまでもモラトリアム~”ってわけにもいかないから。」
そんな学園のクラブハウス内にある放送室ではピンク色の帽子をかぶったミレイが、イベント開始直前にスザクからかかってきた電話に出ていた。
『すみません……せっかくの卒業イベントなのに。 ただ、どうしても外せなくて……』
「分かっているって♪ 大事な仕事があるんでしょ?」
『……ええ、まぁ。』
「ならそんな貴方に魔法をかけま~す♪」
『え?』
「リラ~~~~~~~~~ックス!」
『……あの────?』
「────貴方、他人に頼らずなるべく一人で何でもしようとする癖があるから。」
『流石会長ですね。』
「伊達に周りを見ていないってだけよ……それに……」
『それに?』
「あ、時間が迫っているから
『あ、ハイ。 では。』
ピッ。
「さてと! 始めますか!」
キンコンカンコ~ン♪
「みなさ~ん、今日で最後の生徒会長のミレイ・アッシュフォードで~す♪ まもなく私の卒業イベント、キューピッドの日を開始するまえに簡単にルールのおさらいをしますねぇ~?
まず、男女はお互いから2メートルは離れていること!
二つ! 帽子を取る方法は特に決めていません! 小道具を使ったり、チーム戦などもオーケーです!
三つ! タイムリミットは部活動時間が終わるまで!
四つ! 相手の帽子を奪ってもタイムリミット内に他人に取られれば、最終的に帽子を換えた人同士が学園公認の恋人同士となります! だから相思相愛での交換でも他人から狙われていたらお互いの帽子を守ることをお勧めしま~す!
他はまぁ、色々とあるけれどその為の参加者注意事項ポスターを出したし、もういいかと思いま~す! では始める前に私から一言~!」
ここでミレイは一息を入れる為に目を閉じて、先日アンジュと話し合った内容と
「3年B組、ルルーシュ・ランペルージ! または
「ではではスタート~!」
ミレイは外から聞こえてくる男性二人分の叫びに似た幻聴に耳を貸すことなく、かつ容赦なくイベントスタートの合図するボタンを押した。
やはり『書きたい意欲』の勢いに任せると…… (;´ω`)