小心者、コードギアスの世界を生き残る。   作:haru970

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久しぶりに携帯オンリーの執筆と投稿です。


第311話 投じられた一石

 「え?! スバル、卒業しちゃうの?!」

 

 (スヴェン)の一日は耳障りなデシベルをした上記の()()で幕を開けた。

 

 ここがまだシュタットフェルト家の敷地内で良かった……

 

 ん?

『飛躍しすぎ』?

 そうだろうな。

 

 でもここまで来た過程を話してもあまり面白い物はないぞ?

 

 まずはヴィ────ベルマとのエアホッケー後、オデュッセウスの『爵位承諾期限(しゃくいしょうだくきげん)』は新しく叙爵された者たちや地道に善行を積んできた家にとってはまたとないチャンスだからな。

 

ベルマ(ヴィレッタ)も男爵になって日が浅いのであとは孫の代まで何かを成せば大丈夫だ』と伝えてから、これからの相談に乗って貰った。

 

 旅館もチェックアウト時まではそこそこ楽しめたし、大きな波乱もなく解散まで何もなかった。

 

 酔っ払ったやつらがゲイ〇ーダンスをしているのは見ていないふりをしたし、アッシュフォード学園の連中ともヴィレッタやマーヤや毒島が手を回したおかげが再び遭遇することはなかった。

 

 あと強いて記載することといえばゼロがソワソワしていた反面、神楽耶はどこか不機嫌そうにしていた。

 

 多分、夜這いをかけようにもゼロが先回りして策略がことごとくねじ伏せられているとか……かな?

 

 っと、脱線した。

 

 話は確か……今の俺の状況についてだったな。

 

蓬莱共和政府の自治領主(ネモ)』、『アッシュフォード学園の学生(スヴェン)』、『黒の騎士団所属の整備士(スバル)』との三重生活に関してだが、もうR2も終わったこともあるので、まずは比較的に条件がクリアしやすい『学生』から手を付けることにした。

 

 ……ついでだからカレンにも分かりやすく説明するか。

 

「学園から卒業すれば『成人』とみなされてある程度の『世間体』を課せられる代わりに、『時間』が手に入る。」

 

「え、でもそれって……」

 

「まぁ、『大人になる』ってことだな。 その時間で今の生活をより送りやすくするためにも『成人』、つまり『卒業』が前提条件なんだ。」

 

「……」

 

 クッ!

 カレンのそんな寂しくて切なそうな表情を見たいためにこの話をしているわけじゃないのに、罪悪感が!

 

「今の俺の状況を知っているだろう? 『成人』すれば色々とやりやすくなる。 それに……」

 

「それに?」

 

 あまり深く考えずに俺の実家の事をカレンに言いそうになったところで、俺は口を止めた。

 

「……」

 

「スヴェン?」

 

 俺はカレンの顔を見て────

 

「それに、()()()の事にも関係ある。」

 

 ────話題を『ライカ』へと切り替えたると、カレンが肩をびくりと震わせた。

 

 現在、ライ……『ライカ』は身柄をアマルガムが黒の騎士団に代わって保護している……と言う感じだ。

 

 そして旅館からライカと接して、実家への連絡などを取ろうと計画して、一応『仮』が付くものの俺の方針は大体決まった。

 

 準備は万端とは言い難いが……なるようになるだろ。

 

 ユーフェミアは生きているからルルーシュとスザクの仲は拗れていない。

 ルルーシュはシュナイゼルの口車に言いまくられていた黒の騎士団に裏切られていない。

 クロヴィスも死んでいないからライラもいて、ナナリーもクソ眼鏡ババア(ローマイヤ)からのいびりに怯むことがないほどに成長した。

 ゼロレクイエムとウィキッドセレモニーのために敢えて『悪逆皇帝』や『西の魔女』と呼ばれることもしていないからルルーシュもマリーベルも『世界の敵』となっていない。

 

 ルルーシュもコード保持者になったことで自虐的なパフォーマンスをする必要は亡くなったし、流石にファン説だった『ミス・エックス=ユーリア』が事実だったことにはびっくりしたけれど、おかげでマリーベルは過去の咎による重圧から解放されて今では晴れ晴れと生きている。

 

 ジヴォン家はオイアグロとオルフェウスとオルドリンの三人を無理やり話をさせたから言葉足らずと絶妙なすれ違いにより勘違いは無くなった。

 

 グリンダ騎士団はショタジジイ(V.V.)に翻弄されることなく、『オズと愉快な仲間たち』のままだ。

 

 あ、原作で『キューエル!』と叫びながらドカンしちゃったマリーカは無事だしレオンとはかなりい雰囲気になっているらしい。

 この間、慰安旅行の解散後に立ち寄った公園の木影でキスしていたし。

 ……今度会ったら『式は何時なんだ』とからかってやろうと思う。 ガッデムリア充め。

 

 アキトも、兄のシンと和解しているしシン自身は生きている義妹のアリスと義母のマリアとの生活を楽しんでいるとアキト本人から聞いた。

 アキトはアキトで妙にアヤノと仲がいい様子だが……レイラの方は良いのかアキト?

 

「えっと、スヴェン?」

 

 おっと。

 

 考え込んでいる俺に、カレンが声をかけてきた。

 

「ああ、すまない。 ちょっと考え事をしていた。」

 

「そ、そう……」

 

「ああ。 それと卒業のことなんだが、実はもう準備は整っているんだ。」

 

「え?!」

 

「ああ。 だから今日は卒業証書をもらいに行くだけなんだ。」

 

「え?! 待って! そんな、急に! ……きゅ、急に……」

 

 なんだろう。

 

 犬耳尻尾の幻聴が見える。

 

 犬耳尻尾のカレンがしゅんとしている。

 

 無性に両手を背中に回してギュッと抱きしめたい。

 

「……」

 

 だが俺はそうしない。

 

 

 彼女には、()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 


 

 

 

『貴族』。

 

 人々が上記の言葉を聞き、想像するのが恐らく以下の類だろう。

 

『大きな国への功績や献上を認められた者たち』、『国から特権を与えられた代わりに国を支える義務を課せられた役職』、『忠臣たちに対する恩返しとして与えられた身分』?

 

 あるいは『運が重なったすえに良い結果を自分の手柄として上手いプロパガンダを行った』、『先祖から代々優秀だった家系に生まれた幸運者』、それとも『社会で上手い渡り方を心得ている口先だけの者』などの、悪質な側面だろうか?

 

 いずれにしてもその地位によって少々事情は異なるものの、貴族はつまりところ一般の人々にはない『特権』の行使を国から認められていることは共通している。

 

 そして一番人が目にする特権の例は『貴族および親族が犯した()()()()に対する()()()()()()()』だろう。

 

 無論、この特権は使用可能な相手は決まっていて()()()()()()()()()()()()()()

 

 相手が平民あるいは身分が下である貴族の一家や貴族の子弟に対して罪を犯した場合にのみ適用可能であり、罪に問われない代わりに特権を行使した際には自治する領地と被害者の故郷、果ては国に対する献金と奉仕活動を行う必要が出る。

 

 要するに国と特権階級と民衆の間での示談だが、ここで問題となるのは二点。

 

 一つめは『罪に問われない代わりに特権を行使した際には自治する領地と被害者の故郷、果ては国に対する献金と奉仕活動を行う』というものだが、『献金』と『奉仕活動』が明確に記されていないので当事者たちによってその形はピンからキリまである。

 

 比較的身分が近い貴族同士ならばまだしも、身分が低い者の発言力は知れているので不満が残るような金額や被害者側の利にならない奉仕活動を加害者が行っても文句は言えない。

 

 二つ目はこの特権が『軽微な罪』に対してだけ有効とみなされているが、果たしてどこからどこまでが()()とされるのだろうかという問題である。

 

 役所から派遣された文官や裁判官、あるいは当事者たちより身分が高い者が第三者の立会人として呼ばれた者たちと当事者たちによって定義が異なるからだ。

 

 つまり条件さえ噛み合えば一般人からすれば重い罪も『軽微』と見られかねない。

 

 例えば『強姦』だと、『病院や医療施設への支援』を前もって約束されれば手が回されて『妊娠』という事実が無くなることで『強姦未遂罪』になりかねない。

『不敬罪』は()()()()()()()()()()()の言葉次第で、『被害者による反逆罪の炙り出しの結果』になり、加害者は奉仕活動を行うことで『国家を守った愛国者』と称えられる。

 果ては『殺人』も、()()()()()()()()()()()()()()であるならば()()()『器物損壊罪』で終わり、()()()()でことは済んでしまう。

 

 先の『乱用』も、あくまで『事が()()()になった回数が問題視されない程度』の意味も兼ねている。

 

 特権は滅多なことでなければ使われない前提なのだが、一度使って甘い蜜の味を知ってしまえば時間と時代が進むにつれて、次第には使うことへの抵抗と忌避感は薄れていく。

 

 特権の『特例』が『前例』、『通例』、そしていずれ『常識』と感じるようになるのは簡単だが厄介なことにその逆は困難であり、貴族である前になるべく楽な生活を送りたい生物(人間)としてわざわざ苦労をしたい者はよほどの自制心と精神力を持ち合わせているか俗にいう『変人』である。

 

 等々と例を上げ続ければ終わりがない上に、客観的に見れば『横暴』でしかないのだが法的には()()()()()()()()()ので金やコネがない平民や()()()()の身分を持つ者たちは訴えることが出来ず、結局のところ特権が使われる殆どの場合は国と特権階級の間で金銭が動いたり、双方の利となる事業が開かれるだけで平民や平民以下の者たちはただ泣き寝入りするしかなかった。

 

 しかし人が絡んでいるので遺恨は当然のことだが、記録として書記されなくとも()()には残る。

 

 時間が経てば貴族や国の横暴な面に関する記憶も薄れるが、完全に消えはしないまま貯蓄していき禍根の元となるだろう。

 

 最も、その禍根が()()目に見えるような爆発の仕方をするかどうかは別の話だが。

 

 さて、長々とした説明だったが皇帝代理のオデュッセウスが法案した『爵位承諾期限(しゃくいしょうだくきげん)』が理由である。

 

 爵位承諾期限(しゃくいしょうだくきげん)は詳細を省けば以下のような内容である:

『爵位を授けられて当主が三代が終える以内に国へ税収入以外の功績あるいは献上がなければ四代目以降は爵位の返上。』

『五代目からは国庫で保管。』

『六代目で功績や貢献の目途がなければ爵位の剥奪。』

 

 つまりある程度のセーフティーネットがあるというものの、三代目からは平民と同様の扱いである。

 

「へぇー、あのオデュッセウス殿下が……すごいじゃないか!」

「ちょっと前まではニコニコしながら前宰相のシュナイゼルの陰に隠れていたけれどな。」

「それに変な噂が絶えなかったしな。」

「変な噂?」

「ああ。 農業のためにMR-1を自ら下賜したり、臣民更生プログラムっていう施策をしたり────」

「────ああ、私も聞いたことがあるぞ────!」

「────とうもろこしの収穫祭に平民として混じっていたり、サファリパークで虎の子を抱きかかえながら自撮りを撮ったり、ナイトメアでダンスを披露したり────」

「────いやちょっと待って。 何だか話がおかしくなってきていないか────?」

「────そっくりさんの休暇って聞いたけど────?」

「────それが案外、『オデュッセウス殿下に癒され隊』の調査によると、本人らしいんだ。」

「「「「『オデュッセウス殿下に癒され隊』。」」」」

「ファンクラブだよ。」

 

「「「ふぁん……くらぶ………………???」」」

 

「コホン……これで家名ばかり振りかざしてホクホクとふんぞり返っているだけの貴族様たちも慌てている、という噂がそこかしこで出ていますと最近では聞いています。」

「「「「(ざまぁないぜ!)」」」」

 

 またとある別の場所では貴族とは思えないほど腰が低く、誠実に領主としての義務や国から土地を預かっている騎士、または人として貴族の特権を使って善行を行った()()などが個人的なお茶会を開いて歓談していた。

 

 ワインなどが主に飲まれているので、果たしてこれが『お茶』会なのかに対しては目を瞑ってほしい。

 

「ホッホッホ♪ 今宵のワインは美味いのぅ♪」

「うむ、確かに。」

 

「『自領だ』、『他領だ』、『青い尊き血筋だ』と言っておろそかにしたツケが回りましたな。」

 

「まぁ、皆それぞれ今まで築いてきた財産や地位に生き方は十人十色。 それらを守ろうとするのは当然のことじゃろうて。」

 

「しかし度が過ぎれば単なる自己的な保身ともなりえます。」

 

「そうじゃな。 そのバランスを取ることから、現実から目を背けるのはとても容易いことじゃ……オデュッセウス殿下は本当に成長なさった。」

 

「しかし実際問題、先の『ダモクレス事件』で皇帝派の保守派が一掃されたからには、我々のような変わり種を陰で『貴族の恥さらし』と呼び、社交の場では冷遇していた貴族派はどう出るのかと考えられずにはいられません。」

 

「うむ……」

 

「奴らは『皇帝や皇族に権力が集中しては国が爽快な身動きが取れぬ』とか主張をしているが、結局のところ自治が欲しいだけだからな。」

 

「あるいは『自分たちがいるおかげで帝国が成り立っている』と未だに思っているじゃろうな。」

 

「バカなことを。 そんな考え方だから後ろ暗い────」

「────そうとも言えぬ。 彼らがやってきたことは自己のためとは言え、結果的に帝国の利となった。 それに、後ろ暗いことなど誰にでもある。 特に家の時代が古くて地位が高ければほどな。」

 

「歯痒いが、その通りじゃ。」

 

「え?」

 

「お主は若い。 人の上に立ち、政治をするためには『光』だけでは成せぬ。 しかし裏の世界の闇は『影』ではなく『暗黒』じゃ。 片足を突っ込んでも、決してのめり込んではいかんぞ?」

 

「はぁ……」

 

 

 初老の者が頷く姿に若い青年はポカンとした表情を作り、それを見ていた中年男性はかつてのやり取りを懐かしく感じながらこれからの帝国の在り方に対してとるべき行動に思考を走らせていた。

 

 

 

 

 

 

「全く、皇帝代理のオデュッセウス殿下は何を考えておられるのだ?!」

 

「我々のように自身を戦に投じて国を守ってきた者たちを蔑ろにするなど、恩を仇で返すようではないか!」

 

 逆にこれらは武勲や武功のみ、または過去に一族の者が成した功績で代々続いた名門貴族、あるいは増えていく人口を問題なく支えるために農業や商会などを中心にした事業で国を支えてきた富豪たちは、盟友や親しい親族などだけを招待した社交界パーティで愚痴を口にしていた。

 

 先も記入したように、彼らにとって『税収入以外の功績か献上』はかなりシビアなハードルである。

 

 特にオデュッセウスによって『植民地の自治を認める』の宣言は、労働階級の殆どを担っていた名誉ブリタニア人が帰国する理由を与えてしまい、特に過酷な扱いから脱出するチャンスを逃さないために何が何でも辞めていく者たちは後を絶たなかった。

 

「何故為政者である我々が必要以上に木っ端な民草の為に汗を掻かねばならぬのだ?」

 

「その通り! 我々は既に犠牲を払ったからこそ、今の帝国があるというのに……」

 

「サクラダイトが豊富なエリア11(日本)前皇帝(シャルル)との約束であるはずが、律儀にあのサルどもに返すなど!」

 

「ホッカイドウブロックがせめても慰めだが……アレも返還するとなれば────」

「────オデュッセウス殿下はやはり────」

「────シッ! いくら身内だけの会とはいえ、滅多なことは口にするでない!」

 

「しかしその気持ちは分かる。 儂はてっきり、ギネヴィア皇女殿下がオデュッセウス殿下の奇行を止めるのかと踏んでいたのだが……まさか手伝うとは思わなんだ。」

 

「それを言えばカリーヌ皇女殿下もだ! あの振る舞い……まるで香港で取り仕切っていた統治を無かったようにするとは!」

 

「まったくだ! 帝国を守るため、それこそ数えきれないほどの家などを皇族の名の元で粛正してきた我々を軽んじておられるとしか思えん!」

 

「「「そうだそうだ!」」」

「「如何にも!」」

 

『ダモクレス事件』で皇帝派の中でも貴族階級を良い事に悪事に手を出していた者たちは粛清された。

 

 そして本来ならば戦後処理の一環かつ民の関心が復興に向いている間に、力を貸さなかった(あるいは日和見した)家や企業などは政争の火種となりかねないので『不忠』の烙印や身分のはく奪や罪の捏造をしてでも、国有化してなるべく『平穏な時代』の維持をするのがセオリーである。

 

 しかしオデュッセウスはそのような大それたことを行う気配は無く、民衆や貴族たちの間でその理由はいくつか噂されていた。

 

『ブリタニア帝国の長らく続いた戦時体制でガタが来ていた経済面を先に回復させるため』、『初めての政務でそのようなことをしたことがないので避けている』、『前皇帝(シャルル)宰相(シュナイゼル)の見様見真似をしている』、『オデュッセウスはただの傀儡で本当の黒幕(たち)は別にいる』。

 

 等々と数ある噂が密かにだが出回っていた。

 

 オデュッセウス殿下本人があまり公の場や目立った活躍を最近までしていないせいかごらんの通り、あまり良くない噂が大半を占めていた。

 

 これは平民と貴族階級の期待と不安、そしてある意味オデュッセウス本人のやり方にも反映されている。

 

 オデュッセウスは確かに改革を行いたかったのだが、『ダモクレス事件』が起きたことで貴族階級に属する者たちが大幅に減少したおかげでかなり困難を極めた人員不足に帝国は陥っていた。

 

 軍人や戦術家だけでなく、見上の家に無理やり駆り出された財政や文官なども巻き添えで亡くなったのでこれ以上『粛清』を行ってしまうと内政どころか帝国の政務────否、国自体の運営がままならなくなるほど国力が低下しかねない。

 

 最悪、ユーロ・ブリタニアのヴェランス大公から人員の補填を要請することも本気で視野に入れていたほどである。

 

 ただしそんなことをすれば、前皇帝や宰相が強いた様々な制限や協定を交渉材料(要求)として引き出されかねないので、妥協案として『爵位承諾期限』なるものが法案されたのだが……

 

 後にこれが、世界を揺るがし歴史に名を残す事態へ繋がることになると、この時点では()()()()()()()を除いて、誰も予想だにしていなかっただろうとここで記入する。

 




中々に難しいですね、色々と……

外伝キャラ絡みまで間に合わなかった…… (泣
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