やっと亡国のアキト編突入で更に独自設定や解釈に急展開が続きますが、楽しんでいただければ幸いです。
第93話 幻術使いのオズとワイバーンたち
『コードギアス』の世界にある三大国のブリタニア帝国、中華連邦、そして
この三つだけで世界の大半を表すことは可能だがここで面白いことに『ユーロ・ブリタニア』と言った国も存在し、大国であるEUと長年敵対している。
それを可能としている理由は名前から察せる様に、ユーロ・ブリタニアはかつてEUで起こった市民革命から逃れるためにブリタニアに亡命した貴族の末裔の『先祖の地奪還と独立国家の再現』を夢見る者たちで結成された小国で、ブリタニアからの支援もあるからだ。
ブリタニアはユーロ・ブリタニアを今でいう、『代理戦争の駒』にしようとブリタニア製のナイトメアや物資を授け大国の一つであるEUと互角に戦えるように調整していた。
過去形である。
そこで元ナイトオブツーであったミケーレ・マンフレディが関わってくる。
彼はラウンズの座を返上し、彼は自身と自分が立ち上げた聖ミカエル騎士団を、正式に新しく立ち上げられたユーロ・ブリタニアへ移籍したことで、ブリタニアはユーロ・ブリタニアを危険視し始めた。
当初、ブリタニアはユーロ・ブリタニアを使って疲弊したEUを取り込む、あるいは有利な和平条約を結ばせようとしていたのだ。
つまりブリタニアにとって、ユーロ・ブリタニアの悲願である『先祖の地奪還および独立国家』の目標は邪魔でしかない。
現に、ミケーレ・マンフレディと聖ミカエル騎士団が投入された戦線でユーロ・ブリタニアはEUと互角どころか、大国のEUを押し返していた。
………
……
…
近くには荷物を入れたスーツケースを横に、一人の金髪青年が公園かどこか緑豊か場所にある木に背中を預けて今時珍しい紙の新聞を広げる。
『聖ミカエル騎士団のシャイング卿、またも勝利をもたらす!』
上記の文字がデカデカと書かれていた記事を読むフリを青年がしながら周りを見ていると、不自然なほどにリズムカルなチカチカとする光が目に止まる。
彼はそのまま新聞を折りたたんで脇の下に挟み、スーツケースを持って公園を出る。
徒歩で十分ほど歩いてとある飲食店に入り、『荷物があるから』とテーブルを指名するとサンドイッチとテイクアウト用のコーヒーに紅茶を一つずつ注文する。
注文したそれらが来くると青年はサンドイッチを頬張り、コーヒーで流し込んでいると飲食店の者が『他の旅行者との相席でもいいですか?』と聞いてくると青年はふんわりと優男風の笑顔のままそれを了承する。
「すまんな、こちらも荷物がある身なので。」
すると冴えない、目の下にクマをした中年男性が反対側に座り込みながら青年のようにテーブルの下にスーツケースを置いて紅茶を店に者に頼む。
「いや、こちらこそすまない。 貴方が
青年は優男風のまま、ナプキンで口を拭くフリをしながら小声でそう言を並べると中年男性────『オズ』と呼ばれた男がハンカチを口に当てて咳き込みながら頭を縦に振り、テーブルに置かれた紅茶を口に含む。
「……アンタがガレス・ベクトルか。 聞いていたより若いな。」
「お互い、対策はして当然ではないだろうか?」
「それもそうか……では前置きは無しにしよう。 ガナバティを通じての依頼されたブツの確認を。」
青年が会計を頼むと自分のスーツケースではなく、『オズ』の持ってきたスーツケースを開けて中身を確認する。
「確かに。 そちらも────」
「────確認は後でする。 なければアンタの為に用意したそれをブリタニアにバラすだけだ。 それで? “口頭でお伝えしたいモノ”とははなんだ?」
「『プルートーン』。」
ビキ。
青年がその言葉を口にした瞬間、中年男性が持っていたコップからヒビが入るような音がする。
「自分が依頼をしたいのは、彼らを見つけたときに連絡を入れて欲しい。 その分、追加は────」
「────俺のほうから伝えておこう。」
青年はコーヒーを飲み干し、『オズ』が持ってきたスーツケースをテーブルの下から出して立ち上がろうとする。
「聞かれていないが、“自分も借りがあるから”とだけ言うよ────」
「────よく
『オズ』の言葉が僅かに冷たくなっていたことで、青年は緩んでいた靴の紐を直すかのようにしゃがむ。
「『プルートーン』。 そして俺の容姿に関する言葉……ギアス饗団の者か?」
「貴方と同じく、『饗団に目を付けられている者』だ。」
「俺はアンタが信用できない。」
「手元のナプキンを見てくれ。」
『オズ』が思わず青年の言われたように手元を見ると
「これが饗団に目を付けられている理由だ。 信用できなくとも、『オズ』の敵じゃない。」
「……スーツケースの一部は二重になっている。 そこに携帯電話が入っている。 こちらの連絡先を表示するには0451を送信すればいい。」
『オズ』は立ち上がった青年を、そのまま飲食店の外に出てもなお視界から出るまで目で追いながらテーブルの下に残されたスーツケースの中身を確認してから会計を済ませ、外の人混みの中に紛れると中年男性から青髪の少年に姿がするりと変わりながら付いているかも知れない尾行を巻くための動きに入る。
「(アイツ……時間や体感操作をするギアス能力者か? だとすれば俺のようにギアス饗団から逃げ出した? あるいは俺たちピースマークを探るために接触した手先? どちらにしても、俺の前で能力を使った理由はなんだ? まさか、本当に『敵ではない』と示したいだけではないだろう。 黒の騎士団に送られたラクシャータを経由してガナバティを通しての『依頼』がヒントか?)」
『オズ』は尾行者が居るかどうか確認するために上がった建物の屋上から、とある方角を見る。
未だに戦火の炎が絶えない、EUの方角を。
ぬああああああああああ!
失敗してしもたぁぁぁぁぁ!
俺は『優男風』のまま、頭を抱えたい衝動を抑えながらあみだくじのように角を曲がったりしながら都市の辺境まで歩いたり、タクシーを呼んであっちらほっちらと向かう。
説明しよう! (俺なりのアレボイス。)
『オズ』────本名を『オルフェウス・ジヴォン』と言い、『双貌のオズ』の男性主人公である彼は、VVのギアス饗団の元ギアス能力者で同じ饗団員のエウリアという子と相思相愛になり共に饗団を脱走した。
が、それを良く思わなかったギアス饗団……いや、VVはブリタニアの裏部隊を彼と彼女が静かに暮らしていた小さな村に送って村人ごと虐殺。
その裏部隊が『プルートーン』で、唯一の生き残りだったオルフェウスは彼らとVVを憎んでいる。
さて。
なんで俺がこのプルートーンの事をオルフェウスに頼んだかだが、何も彼との接触を図っただけではない。
実はブラックリベリオン時の事を聞いている内に、トウキョウ租界で毒島達を足止めしていた機体がプルートーン仕様と一致していたからだ。
それに『ゾンビのように再生する機体』なんて、『ナイトメア・オブ・ナナリー』のギアスユーザー能力にあった筈だ。
つまり、俺たちアマルガムとまた衝突する可能性が出てくる。
ならばこの際と思い、オルフェウスの所属する反ブリタニア支援組織の『ピースマーク』と接触したが……
『そういやオルフェウスって紅茶好きだったよな?』の考えが、逆に彼の警戒心を引き立ててしまった。
ちくせう。
え? 『そりゃ突拍子もなく、自分の好物を知られているムーブをすれば誰でも警戒するがな』、だと?
……………………俺だって今考えたらそれがどれほどのNG行為か理解するが、俺だって緊張していたんだよ。
『何で』かって?
オルフェウスのギアスは『完全変化』といい、『周りの認識を操って錯覚を見せる』奴で声だけでなく服装や持ち物も変化させて騙せる。
まぁ、単純に『幻術』だな。
それをオルフェウスは多分発動していたのだろうが、俺からすれば
つまり、オルフェウスがギアスで変装したであろう老若男女の仕草や動作をしていてもうなんか彼に『一人漫才お疲れさん』と言いたかった。
「お客さん、最終地点だよ。 降りないのかい?」
俺の意識は、眠たそうなバスの運転手によって戻される。
うん、現実逃避を兼ねた居眠りは止めよう。
もう起きたことは起きたのだから心を入れ替えて胃薬を服用、っと。
俺はバスから降りて、これから忙しくなるであろう日々を考えただけで憂鬱な気持ちになりそうになるが、深呼吸してそれを消し去りながらペテルブルグの街並みを見上げる。
『情報屋のスヴェン』として、根回し開始だ。
三大国の一つであるEU、正式名を『ユーロピア共和国連合』という国の発端は現在で言うところのフランス革命期から始まる。
当時の市民革命は欧州諸国にまで広がり、首都をパリに成立した共和制新政府の統合体がユーロピア共和国連合となり、その規模とそれに伴う資源はブリタニアと互角でありその証拠にブリタニアとは昔から小競り合いを続けている。
互角である筈なのだが、何故ぽっと出の小国である筈のユーロ・ブリタニアをすぐに制圧して攻勢に出ていないとなると、単に『コードギアスの世界でナポレオンは軍事独裁政権を作れずギロチンに処されているから』。
つまり軍事力の収束や扱い方に関しては『お粗末』と呼んでもまだまだ甘く、EUを実際に動かしている政治家たちにとって戦はあくまで『外交手段』である。
約二百年と少しほど維持されている共和制の政治家や、古い考えを持った武官たちの9割が、いずれも『無責任主義』、『利己主義』、『拝金主義』のうちの一つに入ってしまう。
よって正規軍の兵士たちの士気は皆無に等しく、
中華連邦が『無い技術を人口に補わせて物を言わせる国』なら、EUは『そこそこの人口と技術を巧みに組み合わせて物を言わせている国』である。
そんな頽廃と官僚主義が蠢く中、とある特殊部隊がEUでもかなり有能なジィーン・スマイラス将軍の元で編成されたことで今まで優勢だったユーロ・ブリタニアの進行が止まっていた。
その特殊部隊とはコードギアスの世界でも珍しく、部隊のほとんどが元日本人────イレヴンで結成されていた。
部隊の名は『独立遊撃部隊』通称『wZERO』で、指揮系統は他の部隊と比べてかなり単純化されており作戦実行するまで時間がさほどかからないのが特徴の一つである。
そんな部隊が、包囲されたEU軍を救出するため突撃作戦を開始していた。
『て、敵襲! 敵襲です!』
作戦地域はEUの正規軍が包囲されたナルヴァの町から少し離れた森。
『なんだと?! ファクトスフィアの探知に引っ掛からなかったぞ?!』
比較的に前線から離れたここで、ユーロ・ブリタニアの後方支援部隊は潜伏していたがまるで
『まさか、噂に聞く“亡霊”たちか?!』
ドォン!
つい先ほどまで静寂だった森に爆発音が響き渡り、一気に銃撃音が続いては騒がしくなっていく。
森の中をユーロ・ブリタニアのサザーランドがランドスピナーを展開させる独自の音と共にアサルトライフルを乱射し、クモを思わせる四足歩行でガシャガシャと木の根などごちゃごちゃした地面を物ともいわさず対応した機体が背中に取り付けていた機関銃で応戦する。
ドォン!
そんな中、クモたちはサザーランドが密集したところに飛び込むと爆発して敵もろとも道連れにする。
『味方機も3機同時に信号途絶!』
『まさか、自爆か?!』
『EUの腰抜けどもがか?! ありえん!』
そんな光景を間近で見ていたサザーランド達がクモの様な機体たちから距離を取り戸惑う。
上記でも言及したようにEUは戦を良しとせず、市民からの追求を受けることを極端に恐れている。
何せ『
その為、『wZERO』のナイトメア実行部隊である『ワイバーン隊』は『正式に自国民の数に含まれない
『戦死したパイロットの家族にはEUの市民権が与えられ、十分な保障が約束されている』という条件を元に志願した数はおよそ百人の元日本人の少年や青年たち。
………
……
…
「4号機、信号消失!」
「これで残りのアレクサンダは11機です!」
明らかに前線から離れた別の司令室のようにずらりとモニターや機器が並ぶ場所の中で、EUの軍服を着た黒髪ロングで眼鏡をした少女────ヒルダ・フェイガンが蜘蛛のような機体────アレクサンダの信号消失を告げると、彼女の隣にいたオレンジ色でふんわりしてそうな髪と見た目をした少女────クロエ・ウィンケルが残存兵力の報告をしていく。
ビビィ、ビビィ!
「ユーロ・ブリタニアのナイトメア、更に作戦エリアに侵入!」
モニターに新たな敵影と思われる反応にそばかすで金髪のピグテールをしたオリビア・ロウエルがヒルダとクロエに続く。
「8号機の自爆確認! 敵ナイトメア2機が消滅!」
「たった2機だけだと?! ええい、もっとイレヴン共に前進させろ! さっさと敵が多い場所を捕捉させて自爆させろ!」
佐官のバッジが付いたEUの制服を身に纏い、短く刈り揃えられた灰色の髪に伸ばした顎鬚をした男────ピエル・アノウ中佐が次々と自爆する友軍の後押しをしていた。
『132連隊撤退支援作戦』。
それがペテルブルグ奪還作戦に失敗したEU軍撤退の支援作戦名であり、wZERO部隊が今まで実行してきた作戦の中で一番大規模なものだった。
当初の作戦は大量の戦力を一気に導入し、短時間の奇襲作戦で包囲網の一角を担う聖ラファエル騎士団を退かせる予定だった。
だが、wZERO部隊の指揮官であるアノウ中佐は正規軍の戦力増加要請をするどころか『自分の用事を済ませてきた』とだけ言い、作戦開始直前にアレクサンダに自爆装置を取り付けて作戦を自爆特攻に変更させていた。
今まで小さな作戦ばかりとはいえ、散々使い潰されたワイバーン隊は今や数十人規模まで減っていた。
『クッソォォォォォォ!』
『死にたくない……でも、
『やるしかないんだ!』
「パニックの症状がおさまらない! ジョウ・ワイズ、ステロイドの投入はまだ?!」
ワイバーン隊に残った物たちは悲観的になりながらも特攻を仕掛ける声が通信越しに聞こえ、白衣を着た赤髪の女性、ソフィ・ランドルが小太りで飴を咥えた汗っかきのジョウ・ワイズに確認を取る。
「さっきから投入はしているんですが、限界値を超えて────」
「────レイラ・マルカル参謀!」
ジョウ・ワイズが気弱そうに上記の言葉を上げると、イラつきを隠せていないアノウ中佐が司令室でひっそりと立っていた腰まで長い金髪ツインテールの少女────レイラ・マルカルに開き直る。
「これは一体どういうことかね?! 君の予測より、敵が多いのはなぜだ?!」
「奇襲とはいえ少数の戦力の上に敵地の勢力圏内で作戦が開始してから一時間も経過すれば、必然的な結果と思われますが?」
血管を浮き出させる程に怒りを表すアノウに反し、レイラの声は冷酷なものだった。
「言い訳はいらん! そもそも貴様の提案した作戦に欠陥があるんじゃないのかね?!」
「当日直前に、作戦に手を最後に加えたのはワインボトルを手にしたままのアノウ司令ですが?」
「う……そ、それは関係ないだろう!」
怒鳴り散らすアノウに、レイラの正論が刺さったのか彼の目は泳ぐ。
「お言葉ですが、意図的に戦力を消耗させる作戦はメリットが────」
「────貴様は自爆システムをアレクサンダに加えたのがそれほど不服か?! 相手はイレヴンなんだ! 奴らの事を知っているだろう?! イレヴン共は昔から『セップク』とか『カミカゼ』や訳の分からん、『トウドウに続け』など言いながら敵を道連れにする特攻や自爆などが大好きな民族なんだぞ?!」
「アノウ司令。 このまま『ワイバーン隊』が全滅し、ユーロ・ブリタニアがナルヴァから撤退する正規軍を壊滅させれば彼らの脱出路を確保するはずだった我々wZERO部隊に責任が問われます。 その過程で、今までの事も明るみに出るかも知れませんでしょう。」
レイラの指摘に、アノウはようやく自分のやった事の重大さの実感が湧いてきたのか大粒の汗を流し始める。
「………………き…………貴様の所為だ!」
アノウ中佐は腰の拳銃を抜いてレイラの額へと向ける。
「貴様の所為で! 貴様の立てた作戦の所為だ!」
「貴方にその引き金を引くことは無理です。」
「ッ。」
「昨夜、よほどの量を飲まれたと思われます。 目の焦点と、銃の狙いが定まっていません────」
「────うるさぁぁぁぁい!」
パァン!
アノウ中佐が引き金を引いた際ガク引きが起こり、銃弾は司令室の壁に撃ち込まれ、発砲音で警報が鳴ってオスカー・ハメル少佐率いる警備隊が部屋になだれ込むまでのわずかな時間内に、レイラは合気道でアノウ中佐を地面にねじ伏せていた。
「こ、これは────?」
「────ハメル少佐、警報を止めてください! クラウス中佐、緊急事例三〇五号────!」
「────へいへ~い。 『クラウス副司令、司令官の交代を承認』、っと。」
ハメル少佐の部下が警報を止めている間にレイラが副司令の席に座っていた未だにやる気ゼロを見せる中年の男────クラウス・ウォリック中佐に声をかけ、気を失わせたアノウ中佐をハメル少佐の部下に引き渡す。
「なぁ、マルカル司令官殿? 焦る気持ちは分かるが、何もあそこまで挑発することは無かったんじゃないの────?」
「────クレマン大尉、作戦変更! アレクサンダの自爆ユニットを解除────!」
「────新たなナイトメアが作戦エリアに侵入……い、いえ! 出現しました?! こ、これは?!」
レイラの事をオリビア・ロウエルが驚きの声を上げて思わず遮ってしまう。
「どうしたの、オリビア?!」
「新たに現れたナイトメア、識別反応が
『wZERO部隊』やEUだけでなく、コードギアスの正規軍ならば識別信号はどこの国であるかと、どこの部隊かの二つの情報を映し出すようになっている。
このように、国だけの信号は明らかにイレギュラーであり本来はありえない。
『こちら傭兵のスバルだ。 アノウ司令、契約通り作戦エリアに来た。』
「「「「「……………………は?」」」」」
『EU』とだけモニターに映る機体からアノウ中佐へと、司令室の中にいる皆の視線が移る。
「ブクブクブクブクブクブク……」
レイラに無理やり気を刈られ、白目を剥きながら口から泡がブクブクと出るアノウ中佐を。
『これより、残ったワイバーン隊の援護に回る。』
闇と破壊される街の中を走り、動乱の絶望にまみれて見たあの光。
キラリと光る糸は、果たして希望か悪魔の餌か。
灰色の雪が舞うEUに、幕が開く。
次回予告:
世界平和を望む日本人たち
久しぶりに次回予告ができました。 (;´ω`)φ..イジイジ