緋想戦記   作:う゛ぇのむ 乙型

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~第四章・「遠き地の待ち人達」 何時か会うまで (配点:剣豪)~

 突然の乱入者を前に誰もが動けないでいた。

当の本人は周囲の目を気にせず団子を食べている。

━━これ、どう反応すればいいんですの?

 この桃色の髪の女性が只者ではないというのは分かる。

一見隙だらけのようだが彼女の足元を見れば此方の動きに合わせていつでも動けるようにしている。

おそらく武術かそれに近い物の経験者であろう。

 自分と相対していた妖夢を見れば、口を大きく開け、固まっている。

「は!」という声を出すと刀をしまい女性に駆け寄った。

「ゆ、幽々子様!? なんでここに!?」

どうやら彼女の関係者のようだ。

ということは遊撃士の一人? と思っていると幽々子は扇子で自分の口元を隠した。

そして笑顔で「まあまあ」と笑う。

妖夢が何かを言おうとし、一歩前に出ると幽々子が携帯式通神機を渡した。

「これは?」と妖夢が訝しむと幽々子は「貴女の知ってる人よ」と言う。

「はい、もしもし魂魄妖夢です。どちら様ですか? ━━━━は? 魂魄妖忌? え? え? もしかして師匠ですか!? 今何処にいるんですか!? というか何で失踪したんですかぁ!! え? 今ミシュラム観光中? そう言うことだから幽々子様の世話は任せた? え、ちょ、こら! 切るな! おい!!」

 通信が切られたらしく通信機からは切断された事を知らせる音が流れる。

妖夢は通信機を幽々子に返すと肩を震わせ、上を仰いだ。

「なんじゃぁぁぁぁぁぁぁそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

***

 

 中国地方、出雲・クロスベルの地にある保養地ミシュラム。その中にある大型テーマパークの売店地区のパラソル席に二人の人物が座っていた。

 一人は白く長い髪を後ろで結い、長い立派な髭を持つ老人でサングラスを掛けアロハシャツと短パンを着ていた。

もう一人は黒く長い髪を持ち頬に傷のある男性である。

 老人は携帯式通神機を使い誰かと会話をしておりそ会話を終えると通神機を折りたたんだ。

「何方と会話を?」

そう黒髪の男性が尋ねる。

「ああ、孫とな。孫が遊撃士をしておるとお主から聞き、久々に声が聞きたくなったわ」

と老人が笑う。そしてテーブルに置いてあるレモンサワーに口をつける。

「それで? 『風の剣聖』アリオス・マクレインともあろう者がこんな爺に何用かな?」

老人の言葉にアリオスは目を閉じた。

「御謙遜を……魂魄妖忌といえば剣の道においてその名を知らぬ者はいますまい」

「はは、口が上手いのう」と妖忌が笑う。

「じゃが、当人を前にして幻滅しただろう? こんな変人と知ってな」

そう言われアリオスは少し困ったような顔をする。確かに自分が聞いている限りでは非常に厳格な人物であったと聞くが、話してみれば非常に砕けた人物だと思える。

「まあ、今は仕えるべき主も弟子もおらんからな、こう肩に力を張らずに生きれるとものよ。あ、半分死んでおったな。これは失礼」

そうおどけるてみせる妖忌を見てアリオスは口元に笑みを浮かべる。

「で、だ。もう一度聞くが何の用かね?」

「ええ、本日伺ったのは他でもなく、妖忌殿のお力を遊撃士協会に貸して頂きたい」

「ふむ」と妖忌は顎鬚を撫でる。

「遊撃士協会はそんなに人手不足かね?」

「以前までは今いる人員で対処できました。しかし、織田が戦を始めて以来どの国も以前にもまして戦事に専念し怪魔や異変に対する策を疎かにしています。

我々遊撃士は出来うる限りの事はしていますが、正直厳しい状況です」

「それでこんな老人まで引っ張り出そうと」

アリオスが申し訳なさそうに頭を下げる。妖忌は「気にせんでいい」と言うとレモンサワーのグラスを傾ける。

波打つサワーの表面を見ながら妖忌は口を開いた。

「申し訳ないが遊撃士になる事は出来ない。ワシにも一応の目的は有るのでのう」

「目的……ですか?」

「うむ。アリオス殿はこの世界に来たのは何時か覚えておるか?」

「は?」とアリオスは眉を僅かに顰める。そしてややあって。

「七年前ですが……それは統合事変に巻き込まれた人間すべてがそうである筈です」

 「だろうな」と妖忌は頷く。

「では質問を変えよう。お主は七年前の事を、統合事変の時何をしていたか覚えておるか?」

「それは当然━━━━」

そこまで言ってアリオスは固まった。

自分が何時来たのかは覚えている、しかし当時自分が“何処”で“何”をしていたのかが曖昧だ。

まるで霧がかかったかのように不明瞭である。

 その様子を見ていた妖忌は「やはりな」と頷いた。

そしてグラスを元の位置に戻すと腕を組む。

「自分が何時来たのかを知っておるのに当時何をしていたのかを記憶していない。

これは異常な事だ。しかしもっと異常なのはその事に誰も気付いていないという状態、普通記憶に欠落があれば誰もが気がつくであろう」

確かに。自分も言われるまで全く気がつかなかった。

そして気がつけば何ともいえない気味悪さが纏わりつく。

「もしやこれを調べているので?」

「うむ。我々には知らない事が多すぎる。この異常な世界の謎を解明せねば何れ大変な事になる━━━━そう思えるのだ」

「確証はないがな」と妖忌は付け加える。

暫くの沈黙の後、アリオスは溜息をついた。

「そう言うことでしたら引きとめられませんな」

「悪いのう。じゃが協会には参加できんが協力なら出来るぞ? ワシとて人々が苦しむ姿は見たくはない。必要と有れば何時でも助力致そう」

 そう言われアリオスは深々と頭を下げた。

 話を終えると妖忌は通神機で時刻を確認する。

「おや、もうこんな時間か! 早く行かなくては!」

「どちらに?」

アリオスに問われ妖忌は親指を上げる。

「“戦場”じゃよ」

 

***

 

 各アトラクションに続く中央広場には多くの人々が集まっており。長蛇の列が出来上がっていた。

列の先、広場の中心にはテーマパークのマスコットキャラである“みっしぃ”と従業員の女性がおり、その前には大きなくじ引き機が置いてある。

 女性がマイクを取ると手を上げる。

『みなさ━━━━ん!! こんにちは━━━━っ!!』

「「こんにちは━━━━!!」」

 従業員の女性の声を追うように人々が声を上げる。

 列の中には妖忌とアリオスの姿もあり、妖忌は他の人々と同じように拳を上げていた。

「こ、これは一体?」

「ああ、今日は特別イベント“みっしぃのドキドキくじ”の日なんじゃよ。こうして集まった観光客がくじを引いて景品を手に入れる。

このイベントの良心的な所はハズレでも“みっしぃタワシ”が貰えるという所じゃな」

「な、成程」と若干引き気味なアリオスを横目に妖忌はみっしいに向かって手を振る。

『さてさて、皆さんお待ちかねの“みっしぃくじ”の始まりです! 一列になって引いてくださいねー』

と従業員が言うと先頭に並んでいた男がくじを引き始める。

 どうやら早速ハズレだったらしく男は肩を落し列から外れて行く。

暫くハズレが続き妖忌の前の女がくじを引くとベルの音が鳴った。

『おめでとー御座います!! B賞の“みっしぃカレンダー”と“みっしぃタペストリー”でーす!!』

「ああ!! 妬ましい!! その運が妬ましいわ!!」

と何処からか少女の声が聞えてくる。

 景品をみっしぃから渡されると女は嬉しそうに列から離れていた所に立っていた男に駆け寄る。

「景品を当てただけじゃなくて彼氏持ち!? 妬まし過ぎて死にそうだわ!!」

なんだか凄いのがおるのぅ。と思いながらくじ引き機の前に来ると取っ手に手をかける。

こういったものは勢いが肝心だ。静かに、且つ大胆に。

今じゃ!!

 取っ手を勢いよく回し、くじ引き機が回転する。

からからと気持ちの良い音が鳴り響きその様子に固唾を呑む。

 そしてコロンと玉が落ちた。それは金色の玉でつまりは。

『おめでとう御座います!! A賞“等身大みっしぃぬいぐるみ”です!!』

「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 思わぬ大賞に齢を忘れ叫んでしまう。

先ほどまで「妬ましい」を連呼していた少女がひっくり返るがまあ大丈夫だろう。

 みっしぃの前に立つと等身大ぬいぐるみを渡され、みっしぃに肩を叩かれた。

「おめでとう! これからもよろしくね!! みししっ」

 妖忌はぬいぐるみを抱きかかえ、上機嫌で列から離れる。

すると先ほどから少女が此方を見ている事に気がついた。

━━あの少女は確たしか先頭の方に並んでいた……。

 たしか缶バッチを手に入れた少女の筈だ。

 少女は小柄で水色の長い髪を持ち、黒い服を着ている。

少女の視線が自分では無くぬいぐるみに向かっていると気がつき、ぬいぐるみを左右に振ってみる。

すると少女の金色の瞳がぬいぐるみを追いかけた。

 その様子に苦笑し少女に近づくと彼女は「え?」と困惑した。

「お嬢さん、このぬいぐるみをあげようかね?」

少女は少し身構え困ったような顔をすると首を横に振った。

「いえ、お爺さんが取ったのですからそれはお爺さんのです」

そう言うものの少女の視線はぬいぐるみに釘付けのままだ。

妖忌は顎鬚を撫でながら暫し考えると「そうだ」とひらめく。

「じゃあその缶バッチを交換せんか? 生憎ワシは旅の身じゃ。みっしぃを連れて歩くのは少々大変でな。

それにお嬢さんのような可愛らしい娘さんの方がみっしぃも喜ぶじゃろうて」

 少女は暫く沈黙すると小さく頷いた。

「その……ありがとう御座います」

少女は頭を下げると妖忌からぬいぐるみを受け取った。

そして自分の身長より高いぬいぐるみを地面に立たせると缶バッチを渡す。

それをアロハシャツの胸に着け「似合うかの?」と尋ねると少女はくすりと笑った。

「妖忌殿!」

 声の方を見れば人ごみからアリオスが出てきていた。

アリオスは此方に近づくと少女の方を見る。

「む、ティオ君か」

「なんじゃ、知り合いか?」と尋ねるとアリオスは「彼女はクロスベル警察の人間だ」と言った。

「警察? こんな子がか?」

ティオは僅かに不機嫌そうな顔をする。

「子ども扱いしないでください。アリオスさんはお仕事ですか?」

「まあ、それに近いものだな。今日は一人か?」

と尋ね、周囲を見る。

「はい、その、今日はみっしぃくじの日だったので本当はキーアを連れてくるつもりだったんですけど。どうやらシュリと約束が有ったみたいで」

「バニングスたちは?」

「ロイドさんはセシルさんと予定が、エリィさんは午後から六護式仏蘭西の要人と会うらしくて、ランディさんはナンパに。課長はいつも通りですし」

「なるほど」とアリオスはどこか楽しそうに笑う。

 二人の会話を聞いていた妖忌もなんとなく楽しくなる。

「どうじゃお二人さん、一緒に昼飯と行かんかね?」

 時計の針はとっくに十二時を切っている。昼食をとるにはちょうど良い時間だろう。

しかしアリオスは首を横に振った。

「申し訳ないですがこの後仕事が入っているので自分はここで帰ります」

「仕方ない」と妖忌は頭を下げるアリオスに言うとくじの方が騒がしい事に気が付く。

ティオが眉を顰め「喧嘩みたいですね」と言う。

「まったく、こんな場所で何をしているんだか」

 妖忌は二人に一瞥するとくじの方に向かった。

 

***

 

 くじ引き機の周りには人ごみが出来ており、その中心には魔人族の男と先ほどの従業員がいた。

 男は左手にタワシを持ち、右手で従業員襟を掴んでいた。

「どぉぉぉぉぉぉぉいう事だよ!! なんでタワシなんだよ!!」

「ル、ルールですので」

従業員は先ほどから憤る男を宥めるが男の耳には入らない。

男は従業員を掴んでいた手を離すと頭を抱え蹲る。

「俺はよぉ! 俺はよぉ!! 今日この日を楽しみにして夜も眠れなかったんだ!! そしてやってみて何だこれは!? タワシだとぉ!! ふざけるなぁ!!」

そう叫び涙を流し始める。

「な、泣いたぞ」と周りの客が引き気味に驚く。

 従業員が困ったように周囲を見ると男は突然立ち上がった。そして両肩を掴み、揺さぶる。

「チェンジだ! チェンジ!!」

「む、無理ですよー」

 男が何かを言おうとすると肩を叩かれた。何かと振り返ればそこにはアロハシャツを着た老人がいた。

「なんだぁ! テメェは!!」

「他の客も困っておるんじゃ。子供みたいな真似はやめておけ」

 男の頭に青筋が浮かぶ。

「うるっせぇぞ!! テメェ!!」

 男が拳を振り上げ、老人に殴りかかった。

その重い一撃を老人が避けられるはずがない、誰もが叫び、老人の頭が吹き飛ぶ姿を見ないように目を閉じた。

 しかし、拳は老人に届かない。

 いつの間にか男が宙を舞っていた。

 

***

 

━━やれやれ。

 妖忌は思いながら放たれた拳を捉える。

 僅かに体を反らし拳を避けると、その太い腕を掴んだ。

そして投げる。

 男は空中で一回転しながら地面に背中から叩きつけられ地響きがおこる。

 ダメージこそ無いものの何が起きたのか分からず男は口を大きく開いたまま固まっていた。

 呆然とする客達を横目に従業員に近寄る。

「お嬢さん、大丈夫でしたかな?」

従業員は暫く固まった後、はっと我を取り戻す。

「は、はい。ありがとう御座います」

 慌てて頭を下げる従業員に微笑みかけると後ろを振り返る。

背後ではちょうど男が起き上がったところであり、男は近くのパラソルを掴むと棒の部分だけを引き抜き、槍のように構えた。

「やめておけ、怪我をするぞ?」

「ふっざっけんな!!」

 男は完全に頭に血が上っているらしく、此方に取り合わない。

 男が身構え、突進をすると客のほうからアリオスが刀を投げた。

「妖忌殿! これを!!」

 妖忌は刀を受け取ると鞘から僅かに引き抜き刃を見る。

「ふむ、良い刀じゃ」

 棒が突き出され、此方の顔を狙う。

それを顔を反らし避け、刀の鞘で払う。

 男は体勢を一瞬崩すが直ぐに立て直した。

どうやら、それなりの訓練を受けいているらしい。上越露西亜の方の兵士をやっているのかも知れない。

 男はその怪力を利用した連続突きを繰り出すがそれを摺り足で避ける。

「ちょこまかとぉー!」

 苛立った男は両腕で棒を掴み、全力のスウィングを行う。

それに合わせ跳躍し、男の頭上を飛び越え背後に着地した。

 今度こそ完全に体勢を崩した男は慌てて振り返るがそれよりも早く刀を引き抜く。

殺しはしない。

なにせここはテーマパーク、子供やみっしぃがいる前だ。

 刃を下にし、男の頭部にある角の先端を打つ。甲高い音が鳴り、男は「ご」という篭った音とともによろめく。

 刀を鞘に戻しよろめく男の足を払った。

 男は顔面から地面に倒れ、すかさずその背中に乗る。

そして刀を鞘に入れたまま首元に押し付けた。

「ここまでにせんか? お主も武を知るものなら分かるじゃろう」

 男は何か言いたそうに口を開くが、やがて視線を逸らし諦めた様に頭を下げた。

「うむ」

 妖忌は満足げに頷くと刀を掲げる。

広場はあっと言う間に歓声に包まれた。

 

***

 

「いやはや、変なことに巻き込んでしまってすまんのぅ」

ミシュラムから出雲・クロスベル市に向かうフェリーのデッキで妖忌はそう二人に謝った。

 あの騒動の後どうにも居辛くなったため、昼食を取りやめ帰ることにした。

「いえ、良いものを見せて頂きました」

とアリオスは頷き、ぬいぐるみを背負ったティオも頷く。

すると腹の音が鳴り、妖忌はこれは困ったと笑いながら頭を掻く。

「クロスベルに美味しい飯店があるんですけど、紹介しましょうか?」

ティオにそう言われ「おお、忝い」と笑う。

「しかし、ますます惜しい。自分でも往生際が悪いとは思うが是非とも遊撃士に参加して欲しいと思ってしまうな」

「はは、そこらへんは孫に期待しておくれ」

「お孫さんがいるんですか?」

とティオに質問され、妖忌はどこか懐かしむように海を見る。

「まだまだ、未熟者だがな。まあ、何時かは会えるじゃろう」

 なんとなくだがこの二人には運命のようなものを感じる。今はまだ、だが何れどこかでと。

もしかしたらあの噂を知っているかもしれない。そう思い聞いてみた。

「時にお二人さん、“結社”という言葉に聞き覚えがあるかね?」

その言葉を聞いた瞬間、二人の表情が強張った。

「何処でその話を?」

二人の反応を見る限り何か知っているようだ。

「うむ、この世界の秘密を探っている内に妙な噂を聞いてな、同じく東側で調べている奴がおるんじゃがそ奴が接触したらしいのだ」

「それは本当ですか?」

アリオスが真剣に質問する。様子を見るにかなり危険な連中のようだ。

「ああ、そ奴は北条・印度連合に所属しておってな、博麗神社といえば分かるか?」

「博麗━━━━東側で怪魔退治を専門にしている神社ですね」

「うむ、そこの失踪したとされていた先代殿が富士でやりあったそうだ」

富士━━最初の異変が起きた地で怪魔が現れたのもそこだ。

そんなところに居たとなるとかなり怪しい。

「彼女の報告によると道化師風の少年と化け物じみた強さの騎士、そして全身が白色の少女がいたそうだ」

「“道化師カンパネルラ”と“鋼の聖女アリアンロード”。どちらも“結社”の中心人物ですね。ただ……」

ティオがアリオスの方を見、彼は頷く。

「白色の少女については此方も分からんな。まだ見ぬ結社の一員なのか、それとも別の何かか……。

ともかくブライトたちに連絡しておく必要があるだろう」

 アリオスはそう頷くと妖忌の方を見た。

「明日、正式な場において遊撃士との情報交換を行っていただきたい。宜しいか?」

 たった一言が随分と大事になったものだ。だが、有益な情報を得られるというならやる価値はあるだろう。

アリオスと握手を行うとフェリーが汽笛を鳴らす。

船首の方を見てみれば出雲・クロスベル市が見えていた。


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