TS転生セシリアが『原初』のリンクスになるようです   作:相川翔太

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お疲れ様です。
皆さん、ガチタンと有澤大好きですねw

作者もですw


お茶会①

さて、再びどっかに行ってしまった一夏を追いかけようと俺は準備を始めた。

 

下着を着け、髪を乾かし最低限整えて、クローゼットから新しい制服を取り出し着替える。

 

 

――えっ、ずいぶんのんびりしてる?すぐに追いかけなくて良いのかって?

 

 

それはしゃーない。

 

『淑女』たるもの身だしなみはしっかり整えないといけないのである。

 

これでも結構妥協してるんだぜ?本当だったらもっと髪とかもしっかりと整えないといけないんだからね?

 

さて、そんなこんなで準備が完了したわけだが、仕方ないとはいえ結構時間が経ってしまった。

 

しかし、俺は慌てていなかった。

 

だってさ、なんで一夏が俺の部屋に入ってきたかは分からんが、多分、部屋を間違ったとかそんなんだろうから隣の部屋とかが一夏の部屋ってことだろ?

 

つまり周囲の部屋を確認すれば一夏がいるってワケだ。問題なし!!

 

あっ!でも、一夏には弟の秋二がいるわけだから『普通』に考えたら男同士で二人一緒の部屋にするよな?

 

ってことは俺が部屋を訪ねたら秋二のヤツもいる可能性があるのかぁ・・・。

 

あいつ訳分からんから正直苦手なんだよなぁ・・・。面倒なことになりそう・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・。

 

ま、まぁ、その時はなんか適当な理由をでっち上げて一夏だけ引っ張り出せば良いや!

 

もしかしたら俺みたいに一夏も一人部屋かもしれないし、気楽にいこう、気楽にさっ!!

 

そう思いながらドアを開けると・・・、

 

「うわっ!?」

 

「きゃっ!?」

 

一夏がいた。

 

うっわ!?びっくりした!!

 

どうやら一夏はドアの真ん前にいたらしく、俺がタイミング良くドアを開いたので驚いたようだった。

 

俺もびっくりしたので少し悲鳴を上げてしまった。

 

いかんいかん。貴族たるもの、どこぞの顎ヒゲのMr.うっかりも言っていたが、『余裕』を持って『優雅』でいなくてはいけないというのになんたるザマだ。

 

なので俺は落ち着いて一夏に話しかけることにした。

 

「驚かせてすみません、一夏さん。大丈夫ですか?」

 

「あ、あぁ、大丈夫だけど。その・・・」

 

?、なんか歯切れが悪いな・・・。あ、そっか!!

 

「あ、先ほどの件でしたら私は気にしてないですよ?一夏さんは部屋を間違ってしまったんですもんね?それなら仕方ないですよ。私の方こそ申し訳ありません。本当でしたらすぐに追いかけるべきだったんですが・・・」

 

あれだろ?事故とは言え俺の裸を見ちゃったからどう対応したらいいか分かんないんだろ?

 

大丈夫。平気、平気、平気だから。むしろ俺の方こそごめんね?多分だけど俺が身支度している間ずっと部屋の前いたんだろ?すまぬ、すまぬ。

 

「あ、お、おるこっ、オルコットさんは悪くないよ・・・。俺が悪かったんだ、その、すまん・・・」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。あ、言いづらそうなのでセシリアで良いですよ?一夏さんはずっと外で待っていたんですよね?わざわざすみません」

 

「あ、いや、俺は別にずっと待っていた訳じゃないから大丈夫なんだ。ちょっと職員室に行っていて・・・」

 

「?、職員室に?」

 

「あぁ、ちょっと確認のために・・・。って!?おるこ、セシリアは()()()()んじゃないのか!?」

 

「?、聞いている、ですか?」

 

はて?何のこと?

 

一夏の言葉に俺が不思議そうにしていると一夏が重々しく口を開いた。

 

「いや、その、『一緒』だって・・・」

 

「一緒・・・、ですか?」

 

え、なに?本当に何のこと?怖いんですけど・・・

 

「だから、俺とセシリアが、その・・・、()()()()()だって・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・なぁにそれぇ?

 

 

 

 

 

 

ハ!?いかんいかん!!

 

落ち着け、余裕を持って優雅たれだッ!!

 

むしろ計画のために一夏とじっくり話し合いたいと思っていたからチャンスじゃないか!!

 

俺は胸元から懐中時計を取り出し、時間を確認する。

 

――うん、時間もちょうど良いッ!

 

ならばやることは一つッ!!

 

「そ、そうですか。とりあえず、その件について詳しく一夏さんのお話も聞きたいですし、立ち話もなんですから部屋の中で・・・・・・・」

 

 

 

 

 

――『お茶会』だ。

 

 

 

 

 

「さ、どうぞ座って下さい。今、お茶の準備をしますので」

 

「いや、俺も手伝うよ?」

 

「いえいえ。IS学園で初めての『お茶会』なので私にもてなさせて下さい。まぁ、少々急なので十分とはいきませんが・・・」

 

一夏と部屋に入り、お茶会用に持ち込んだテーブルセットに一夏を座らせ、同じく持ち込んだ茶器(ローゼンタール社製)や電気ケトル(BFF製)、茶葉などを用意していく。

 

そしてお湯を沸かしている間にお茶請け用のビスケットを用意しようとしたのだがここで問題が発生。

 

――ビスケットの入っている金属製の箱の蓋が開かないのである。

 

ありゃりゃ、今回のは()()()だな、などと思いながら蓋を開けようと俺が四苦八苦していると・・・、

 

「・・・ほら、開けてやるから貸せよ」

 

そう言って“ひょい”と一夏が俺の手から箱を取ると蓋を開けてくれた。

 

――サンキュー、一夏!!

 

「ありがとうございます、一夏さん。助かりました」

 

「いや、それ程のことじゃないし・・・」

 

う~ん、謙虚やな~。

 

俺は謙虚な一夏に感心しながら手袋を外してからビスケットをお皿に並べていく。

 

お、ちょうどお湯も沸いたな。

 

ティーポッドにお湯を入れ温度計で温度を測り、96℃で茶葉を入れ蒸らす。

 

蒸らしている間にカップにミルクを入れているとそれまで黙って見ていた一夏が少し驚いたように口を開く。

 

「え、ミルクを入れてもいいのか?」

 

あ~、初めてだと驚くよね~。

 

「はい、英国では紅茶と言えばミルクティーなんですよ?紅茶にミルクを入れるようになったのは英国の水が硬水なので紅茶に薄い膜のようなものが浮かんでしまうのでそれを防ぐためとか、昔は良い茶葉が手に入らず粗悪な茶葉を誤魔化すためなど諸説があるようですね」

 

「へ~、そうなのか・・・」

 

ふふふ、俺の軽快なトークで一夏の緊張もほぐれているようだな~。

 

「あ、一夏さんはお砂糖はいくつ入れますか?」

 

「えっと・・・、初めてだからおまかせで・・・」

 

「分かりました」

 

気分が良くなった俺はルンルン気分でカップにお茶を注ぎ、砂糖を小さじ二杯入れティースプーンで音を立てない様にそっと混ぜ、はい、完成!!

 

「はい、出来ましたよ一夏さん。入れる度に味が変わるので保証はできませんが、どうぞ召し上がって下さい」

 

某猫の男爵の男前なセリフをパクリながら一夏に紅茶を差し出す。

 

・・・まぁ、俺は味も香りも()()()()()から『ガチ』で味の保証は出来ないんだけどね?

 

気分よ、気分。

 

 

 

 

 

――さぁ、楽しい楽しい『お茶会』の始まりだっ!!




う~ん、短いっ!!

キリが良いから切ったんですがもっと長く展開を進めるべきだったかなぁ・・・

連休があれば、連休があればッ!!

楽しみにしていた方々申し訳在りませんッ!!
次回はもっと話しを進められるように頑張ります!!

2023/09/14 過剰強調修正

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