もしかしたらいたかもしれない虚無に匹敵する最弱にして最強のメイジ。

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『全種』のレヴィア・ド・ラース

わたしの名前は、レヴィア・ド・ラース。

 

 

子爵級の貴族出の貴族令嬢。

 

 

ランクはドットで全系統が使える。

 

 

2つ名は『全種』。

 

 

全系統が初歩や基本レベルしか現在使用できないのでとりあえずそれにしている。

 

 

 

「容姿は自分で言うのもなんだけど超・絶の美少女!!!!!!」

 

 

 

 

彼女はどうも思い込みが激しい上に、自惚れや自画自賛もあるようだ。美少女ではあるが、絶世というほどではない・・・。実際は上の下か中の上のくらいである・・・。

 

 

 

大声でそんなことを喚く姿はとても滑稽だった。というか危ない人に見え、周りの貴族や使用人、その他平民たちはそそくさと距離を置いたり、逃げていった。

 

 

関わったら、やばい・・・

 

 

 

「トリステイン学園で2年生!!!」

 

 

「そして!」

 

 

突如、上空から巨大な黒い龍がやってきた。

 

 

 

「これが、私の使い魔のドラゴンのブラック!!!」

 

 

 

「グルルル・・・」

 

 

ちなみに雄。ハルケギニアにはいない種類の龍。彼のド○マタがいる世界のエンシェント・ドラゴンというわれる種族だ。あの世界で言えば最上級の韻龍のゴールドドラゴンよりも強い。ドラゴンの強さにおいてゴールドドラゴンの数千体に匹敵する強さといわれ、まるでドラゴンのガンダールヴ版・英雄版のような存在。あの世界では、すでに絶滅しているとされているらしい。

 

 

 

《こいつ、本当に我を召喚するほどの力をもった魔道士なのか・・・?》

 

 

我が韻龍とも気が付かないで、正直疑わしいが、デモン・スレイヤーのような例もあるし・・・、試しに解析の魔術を掛けてみたが、潜在能力がとてもつも無かったので、とりあえず契約してみたのだが・・・。判断を誤ったか・・・?

 

まあいい、人の寿命など龍族から言えばあっという間だろう。一生付き合っても我にとっては短期雇用のアルバイトと変わらん・・・。

 

 

ちなみに試しにドラゴン語で話を掛けたら、コヤツは完璧なドラゴン語で返してきよった。

 

 

《おそらく使い魔のルーンの能力だろう・・・。》

 

 

我は次元を超えたことによって翻訳の異能を手に入れたが、主であるこやつは翻訳の魔法によるものだろう。我の五感とリンクできるから、もしかしたら、我を経由して我が習得してきた知識や技術の数をすんなり理解・想像・習得が出来るやもしれん・・・。

 

 

 

 

《こやつの本気を確かめたいのだが・・・、戦争・闘争でもおきない限り見れないであろうな・・・。》

 

 

どうも、平和のようだし・・・。

 

 

 

そう、思っていたが・・・、このあとすぐに自分を召喚したに足る能力の真価を目撃することとなった・・・。

 

 

 

「あ、あああああああああああああああああああああああ!!!」

 

 

 

《ん?どうした主・・・》

 

 

急に奇声を上げた。

 

 

主の視線を追ってみると、

 

 

魔道いやメイジたちの笑い声とワインで濡れた、バラをを挿した金髪の少年とメイド、黒髪の青い服の少年がが見えた。

 

 

確か使い魔だったか?あの桃色の少女が召喚したという。

 

 

彼女は吸血鬼か魔王の末裔なのだろうか・・・?

 

 

状況を察するに、どうもキザな脳内薔薇男の二股がバレて振られたらしい、大恥をかいて、そしてメイドに八つ当たりをし、使い魔の少年がそれは逆恨みだと説教しているようだった。

 

そして決闘騒ぎになったというわけか・・・

 

 

《くだらぬな・・・・》

 

 

そう思いながら眺めていると、主が

 

 

「あああああああああああああ、あ、あのやろう!!!、う、ううううう浮気していやがったのかああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

 

《なんだ、主、貴様もあの薔薇金の妾だったのか・・・?》

 

 

だとしたら、主は男を見る眼が無く、節穴もいいところだが・・・

 

 

 

「め、妾だあああああ。ざけんなあああああああああ。わたしは本命だああああああああ」

 

 

自称・本命らしい

 

 

 

《しかし、周りの話からしてモンモランシーとかいう女が本命らしいぞ・・・、あとどんどん口調が崩れていっているぞ・・・・。下品だ・・・》

 

 

「あ、あんなそばかすのあばずれが金髪捩れロールが、本命だああああああ」

 

 

《大体、何を根拠に自分こそが本命だと断言できるのだ・・・?》

 

 

 

「あたいが気に入って、あたいと話して、軽くウィンクやあいさつしたからだあああああ!!!ダボがああああああ!」

 

 

 

 

めちゃくちゃだった・・・

 

 

 

《いや、それ、普通のあいさつだから・・・。ただの独占欲と勘違いだから・・・。》

 

 

とブラックは突っ込んだ。

 

 

 

 

そして、主のレヴィア・ド・ラースはどんどん狂ったような笑い声をあげていった・・・。顔が憤怒・嫉妬・狂気に染まっていき、徐々に体型と身体のサイズが変わり始めていた

 

 

「あ、あははははは、あは、あはは、ああああああは母ははははははははははははははははは、ブチ殺してやるああああああああああああああああああ」

 

 

と叫び声を上げて、あの・・・、たしかギーシュとかいう少年をダッシュで探しにいった。主が怒り狂い始めている間にあの少年たちはどこかにいったようだ。

 

 

主は自分の世界に浸っていて見逃したようだが・・・。あの調子だとすぐに見つかりそうだな・・・・

 

 

《ギーシュとかいう少年は終わったかもしれないな・・・・》

 

 

 

 

 

 

 

そして、決闘は学園の広場で行われていた。ちょうど青銅のゴーレムを錬成し、使い魔の少年の平賀サイトが驚愕しているところに・・・、圧倒的な怒り狂った暴力の怪物がもうすぐそばに迫ってきていた・・・。

 

 

 

ドドドドドドドドドド・・・・

 

 

グゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

 

 

キシャアアアアアアア

 

 

バーアアアアア、サアアアアアアアア、カアアアアアアアア

 

 

 

「ふ、驚いたかね?これが魔法だよ。君たち平民では勝てない絶対的な力だよ・・・。ぼくはこのワルキューレでお相手しよう、まあ、君は傭兵でもない素人だし正直魔法抜きでも勝てそうだけど、怪我をするのもいやだしね。すぐに終わらせよう・・・。・・・・ん?」

 

 

 

と、やけに殺気・怒気のこもった効果音と叫び声が聞こえたので、聞こえるほうに振り返ると・・・・。拳が目の前に迫っていた。

 

 

そして・・・・

 

 

「シねえええええええええええええええええええええやあああああああああああああああああ」

 

 

「ぶべグハああああああああああああああああ」

 

 

ギーシュは吹っ飛んでいき、大地にたたきつけられごろごろと転がっていくかと思われたが・・・・。血にたたきつけられる前に、彼女に先回りをされ、さらに殴られ続けられた。

 

 

「うぎゃあああああああああああああ」

 

 

拳の乱打ですでにボロボロだが・・・

 

 

彼女が治癒(ペンタゴンかヘクサゴン級)をかけて瞬時に回復させ、殴り壊すを繰り返していた。

 

 

その光景はまさに鬼によって地獄の責苦を受け続ける咎人のようだった・・・・

 

 

 

サイトは圧倒的な暴力の嵐を息を呑んで見ていたが・・・。このまま放置しておくとギーシュが惨たらしく殺されてしまう。

 

いくら二股掛けたキザヤロウでも・・・死んだら寝覚めが悪い。

 

 

そして、何とか勇気を搾り出して止めに入ろうとしたが、自分よりも早く

 

 

 

教師たちが彼女止めに入ろうとしていた・・・・。彼らはトライアングル・スクウェア

のエリートなのでなんとか出来るだろうと思われたのだが・・・。

 

 

 

束になっても彼女には敵わなかった。簡単に蹴散らさされた。魔法や体術で吹っ飛んでいく教師たちが見えた・・・。

 

 

 

 

彼女を止めようとしていたのはなにも広場にいた教師だけではなく、

 

 

 

遠見の鏡で監視していた学院長も秘宝の「眠りの鐘」を使って止めようとしていたのだが・・・・。なぜか効果がほとんどみられなかった・・・

 

 

 

「んな、アホな!?眠りの鐘が効かないじゃと。彼女はたしかドットではなかったのか?」

 

 

そうわめく学院長に、主任のコルベールが

 

 

「おそらく怒りの感情でランクが大きく向上しているからでしょうね。眠りの鐘を無効化するくらい精神力とかが大きくなっているのか・・・。怒りが眠りを受付けなくしている?いや、眠気を吹っ飛ばしているのかもしれませんね。」

 

 

「やはり、そうなるかのう・・・。しかし、このままだとグラモンの倅が死ぬかもしれない上に学園の教師たちも大怪我をして業務に支障をきたしてしまう。」

 

 

「むむむ、どないしよう?コッパゲ君?」

 

 

本人が気にしていることを間違った名前のように出して

 

 

「コルベールです!!!!!!」

 

 

と怒りを込めて返された。

 

 

「わしも全属性のスクウェアにいたった男じゃが・・・。正直、現在の彼女に勝てる気がせん。あれはまるで全盛期の暴風、いや烈風カリンのようじゃて・・・。しかも全属性ときとる。最悪じゃ。このままグラモンの倅には生贄になってもらったほうがええかもしれんのー。」

 

 

「そんな、オールド・オスマン!生徒を見捨てるのですか!」

 

 

「助けたいのはやまやまじゃが・・・彼を助けるために犠牲が多すぎる。見捨てねばならんのじゃ。それに自業自得によるものじゃし・・・」

 

 

コルベールも彼女を止めるだけで生徒と教師への被害が大きすぎるのは理解できるので学院長のいいたいこともわかる。しかし、納得は出来ない。

 

 

「伝説の使い魔のガンダールヴやヴィンダールヴならば、あるいは、荒ぶる神を止められるやもしれぬが・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園広場・・・

 

 

ギーシュは奇跡的に暴行を受けながらもいきていた・・・

 

 

しかし、ほとんど虫の息だった・・・

 

 

サイトは勇気を振り絞り、説得を試みた

 

 

 

「や、やりすぎです!もうやめてください!それ以上はし、死んでしまいます!!!」

 

 

なんとか出た言葉だった。

 

 

その言葉にレヴィアは反応し振り返った。

 

 

ぐるりと首が180度に回ってサイトを睨んだ

 

 

「ひっ!」

 

とサイトは不気味と恐ろしさで軽い悲鳴を上げた。

 

 

「なにかいったか、ん、クソ盆暗犬?いま、あたいは忙しいんだ戯言はよそでやれや、コラ」

 

 

はっきり言って、一般人にストレス発散と恐喝目的で暴行を加えている性質の悪いチンピラにしか見えない。

 

 

だが、それでも・・・

 

 

「だから、いくらなんでもやりすぎです。もうやめてください!!!!!」

 

 

なんとかそれだけを言えた。

 

 

それを聞いた彼女は、

 

 

 

「ほう、平民の分際で私に説教か・・・、いい度胸だな・・・しかし、気に入った。貴様にチャンスをやろう・・・」

 

 

そう言い、彼女は杖を振り武器を魔法で作成した。

 

 

 

「その武器は、今のあたいが、本気で錬金した鋼鉄の剣だ。しかも硬化と固定化をスクウェア以上に施した伝説の武器といっても過言ではないものだ。固定化には魔法に対して体制を持たせられる効果があるが、それは武器だ、防具ではない。それを使って私と戦ってみるか?貴様はどうも平民の素人だし勝てる見込みははっきり言ってゼロに等しいぞ・・・。」

 

 

そして杖を向け、先端から光が収束し始め、集束された閃光となって飛び出しサイトからして遥か後方から大爆発が発生した。

 

 

 

「今のは、念力の砲撃だ。そして、これは、イル・アース・デル」

 

 

 

また大爆発が起こったしかも爆発の性質がなんとなくルイズの失敗魔法に似ていたがあれは人が死ぬ爆発だった・・・。

 

 

 

「今のは錬金の応用で対象の物質の存在の核を分解して起こるものだ。今見せたものたちを喰らう覚悟があるのならば相手しやろう・・・。来たく無ければそれでいいがな・・・。今私は忙しいのだ邪魔をするな」

 

 

ドカ・バキ・ゴスという擬音を鳴らしながら再びサンドバック(ギーシュ)のフルボッコと補修に戻った。

 

 

 

サイトは戦ったら死ぬと本能的に感じたが・・・。それでも・・・・。

 

 

剣を握った・・・。

 

 

そしてサイトはこのとき英雄になった・・・。

 

 

 

 

 

な、なんだこれ!?力が湧き上がる、武器の情報が流れ込んでくる・・・。今なら何でもできる気がする。もしかしたら勝てる?

 

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

 

 

 

と叫び、怪物にサイトは挑んだ。

 

 

 

それはまるで龍に勝負を挑むイーヴァルディーの勇者のようだったと広場にいるものたちは語った・・・。

 

 

 

 

 

サイトは恐怖による感情の震えとルーンの英雄に強化する能力で1000人のメイジに匹敵するような強さを得た。

 

 

武器はガンダールヴに耐えられるように強化された代物なので思う存分武器を振るうことが出来た。スクウェアメイジすら瞬殺できるだろう。

 

 

しかし、相手はヘクサゴン~オクタゴン級というドットの皮を被った地獄の怪物メイジ。サイトはルーンに眠った記憶・経験・恐怖でリミッター解除・心の震え・潜在能力解放で互角以上に戦うことが出来た。

 

 

すさまじい闘争だった。

 

 

そして結果は、引き分け。

 

 

彼女は精神力が切れ、疲労と筋肉痛で気絶

 

 

サイトは全身を筋肉断裂・複雑骨折・疲労困憊で10日は眠った。

 

 

学院の水メイジやオスマンが治癒や秘薬を使いサイトとギーシュを治療した。完治には2週間かかった。あれだけの戦いだったので無理はない。体に蓄積したダメージは見た目は治せても内部までは時間がかかった。魔法は怪我と体力は回復できるが精神とかは回復できない。

 

 

レヴィアは3日で完治した。ちなみにギーシュに暴行を加えたことは綺麗さっぱり忘れ、ギーシュへのすっかり熱も冷めた。飽きた。

 

 

 

 

学院は退学にしようという意見も出たが彼女がまた怒り狂い始めたら大変なので、この件自体を無かったことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






<レヴィア・ド・ラース(15)>

種族:メイジ

ランク:ドット

ただし、ある条件でランクが別次元に変わる。


属性:火・水・土・風


2つ名:全種

全属性がドット(種・点)レベルで使える。

渾名:凡庸・憤怒

凡庸はエリートとされるラインではないため。

憤怒は、キレると脳・肉体・精神のリミッターが外れて、身体能力と精神力、魔力が数倍から数十倍まで一時的に跳ね上がる。さらに、怒りだけでも、感情の躍動・思念力によりランクが通常一時的に1ランク向上するが、彼女の怒りは常人をはるかに凌駕する強度なので全属性が3ランク向上する。


ランクと肉体を普段から本能的に極限(ドットや1%以下)までセーブしている。リミッターを解除した副作用の反動とか魔法でリジェネーションしているので、とても頑丈になっている。


一度暴れだすとスクウェアメイジが束になっても勝てないので手が付けられない。暴風カリンや始祖の再来とか言われたことがある。


感情だけならば、スクウェアの上位、脳のリミッタ解除でヘクサゴン、肉体のリミッタ(7つ)ー解除でヘプタゴン(第二の抑制)、オクタゴン(第三の抑制)。偏在の合体魔法を怒りが共鳴して本能的にこなせば始祖を凌駕するような魔法を放てる。


リミッター解除で筋肉痛や筋肉断裂・骨折しても治癒の水魔法で高速回復・再生し超回復させるので、肉体的にはたいした負荷にならない。



ギーシュが死ななかったのは、無意識に打点をずらし、死ににくくしていた。


裏ムエタイ界の死神や喧嘩○段のような感じ?





BLEACHの憤怒を司る・第零十刃ヤミー・リヤルゴのような存在。

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