湖畔の岸辺にある大樹の陰に、一人の少女が眠っていた。
見れば木の根の上にお気に入りのポシェットを置いて枕代わりにしている。
少女は青いワンピースを着ており、その手元には頁の開かれた一冊の絵本が置かれていた。
どうやら読み掛けで眠ってしまったらしい。
眠気を誘うような暖かい陽射しに包まれて、少女の頬を撫でるように穏やかな風が通り過ぎていく。
長く艶やかな黒髪が広がり、大きな青いリボンが花の様に揺れている。
そんな幻想的にも思える一時の平穏はいつまでも続かず、他者の存在によってあっさりと破られてしまう。
遠くからどたどたと大きな足音が近付いてくる。
「急がなきゃ! 裁判に遅れちゃう!」
その声に少女<かずみ>は、寝ぼけ眼を擦りながら体を起こした。
小さく欠伸をしながら、眠りの邪魔をした無粋な闖入者に視線を送る。
その正体は、頭に大きな兎耳を付けた少女だった。
白い修道服にウィンプルを被っており、目元には眼鏡を掛けていた。
その手には懐中時計を握り締めており、しきりに時間を気にしている様子だった。
「……え、海香?」
かずみにとって、それは非常に見覚えのある人物『御崎海香』としか思えなかった。
何故か兎耳を付けてはいるが。
かずみが呆然と呟くものの、兎耳海香はかずみの事など視界に入っていないのか、完全に無視して目の前をドタバタと通り過ぎていく。
呆気に取られるままその後ろ姿を眺めていると、腰の辺りに丸くてふわふわした尻尾がちょこんと付いているのが見えた。
「えっと……これって夢なのかな?」
変な夢はよく見るが、夢だと自覚しているこれは明晰夢という奴なのだろうか。
試しに頬を抓ってみると、普通に痛かった。
かずみは明晰夢とやらを見るのは多分これが初めてだと思うので、これが本当に夢なのかすらいまいちわからない。
なまじ魔法少女として不可思議な現象に慣れてしまっている所為で、ここが夢か現なのか判断し辛かった。
夢の世界は泡のよう。気付いてしまえばいとも容易く弾けて消えるものだと言うのに。
あるいは判断できないという事そのものが、ここが夢の中である証なのかもしれないが。
「とりあえず、追いかけてみよう!」
現実での海香に対して、かずみは複雑な想いを抱いている。
プレイアデス聖団の事、かずみの出生の事。
実際に尋ねてみても、あの時の海香は沈黙するだけで何一つ答えてはくれなかった。
だけどここでなら、何か答えを返してくれるんじゃないかと期待してしまった。
所詮ここが夢の中なら、全くの無意味な事だろう。
それでもなんて答えてくれるのか、少しばかり興味があった。
それにここが「かずみの夢の中」なら、きっと<あの子>もいるはずだから。
どうせ見るなら、幸せな気持ちになれるような夢がいい。
かずみは期待に胸を弾ませながら、兎耳海香の後を追って兎穴へと飛び込んで行った。
そうして勢いよく兎穴の中へ飛び込んだは良いものの、穴の中は底抜けで何もなかった。
どこまでも落ちていく浮遊感。
このまま地球の反対側まで抜けてしまうのではないかというほど落ちて落ちて落ち抜いた後、かずみは一株の巨大な茸の上に着地した。
傘は山のように広がっており、かずみが着地と同時に沈み込むと、まるでトランポリンの様に上下に跳ねて落ち着かない。
空中で体勢をどうにか立て直し、着地の瞬間に物は試しと蹴ってみる。
すると少しずつ別の方向へ移動することができた。
行き先は一番高く上った所で確認してみたが、どうやらここは森の中の様だ。
土地勘がまったくないかずみは、どこへ目指して進めばいいのかさっぱりわからない。
だがしばらく周囲を捜していると、白い影を見つけた。
兎耳海香だ。
「なんてこと! このままじゃ裁判に間に合わない!?
原稿の締め切りだって間に合わせたのに!」
彼我の距離を考えれば絶対聞こえないだろう遠距離だったが、何故かかずみの耳にはよく聞こえていた。
そういえば海香は小説家だったよね、と浮遊感にちょっと酔ってきたかずみはなんとなく思い出した。
やがて巨大茸の切れ端に到着した頃には、もうそれほど跳ねなくなっていたので普通に歩いて地面に降りる事ができた。
「うひぃ……な、なんとか地面に付いたけど……まだ頭がぐわんぐわんしてる」
船酔いに似た症状を感じるものの、幸いそれほど悪化せずしばらくすれば落ち着いた。
上空で確認した兎耳海香の後を追ってみようと足を進めれば、森の中には一本の道が出来ていた。
舗装されていない、剥き出しの土が続いている様な道だ。
この道を歩いていけば森の中で遭難する事もないだろうと、行き先も知らずにかずみは道なりに進んでいく。
途中で体が大きくなったり小さくなったりする果物や、お菓子の成る木などを発見してつまみ食いをしてしまったが、これもサバイバルの一環だと日持ちのしそうな物だけをお気に入りのポシェットに大事に保管しておいた。
やがて、かずみは数メートル先の大枝の上に誰かいるのを発見した。
それは金髪のツインテールをしている猫耳の少女だった。
だらけた風に木の枝で横になっている姿は、どちらかと言えばナマケモノの様にも見える。
両足には縞々模様の二―ソックスを履いており、ぶらぶらと機嫌良さそうに交互に上げ下げを繰り返している。
それを指揮するようにくるりとした猫の尻尾が足の動きに合わせて左右に揺れていた。
「あいり!?」
兎耳海香に続いて、その猫耳少女もまた見覚えのある人物だった。
かつてプレイアデス聖団に復讐しようとしていた少女<杏里あいり>。
そのあいり本来の姿ではなく、猫耳化している所以外はかずみの記憶にある<魔法少女ユウリ>の時のままの姿だった。
「んにゃー、このチェシャ―ネコ様を誰かと間違えるとは良い度胸だにゃ」
「え……あ、ごめんなさい。チェシャ―ネコ様……?」
予想外の人物の登場に驚いてしまったが、彼女はこの世界では別の名前を持っているらしい。
ニカーッと笑っているので、どうやら怒ってはいなさそうだ。
それでも礼を欠いて良い理由にはならないので素直に謝ったかずみに、チェシャ―ネコは鷹揚に頷くと親しげな声を掛けた。
現実の彼女とは違って、随分と人懐っこい性格の様だ。
「そんなに慌てて、どこへ行く気だにゃ?」
「えと、まだどこへ行けばいいのかわからなくて……」
「歩いていればいつかは着くにゃ。ファイトだにゃ」
かなり雑な感じの応援に、かずみはつい微妙な顔を浮かべてしまう。
現実での彼女とのイメージのギャップが凄まじく、かずみの頭が上手く処理してくれなかった。
「あの、チェシャ―ネコ様。あなた様なら、あすみちゃんがどこにいるか知ってますか?
もしくは海香――じゃなくて、兎さんでもいいんですけど」
「兎ならあっちにゃ」
と、チェシャ―ネコは尻尾で右の道を指しながら言う。
「三月ウサギ。正気じゃにゃあからお勧めはしにゃい」
「あ、そうなんですか。ありがとうございます!」
「にゃーにゃー、気にしにゃ」
そう言って瞼を閉じて、ごく当たり前のようにお昼寝体勢へと入るチェシャ―ネコ。
だがまだ質問の半分しか答えてくれていないので、仕方なくかずみから再度催促する。
もしかすると、わからない質問はスルーされてしまうのかもしれない。
「あの、それであすみちゃんは……? えっとですね、多分フリフリの可愛い服を着てて、銀髪の可愛い女の子なんですけど……」
「にゃー? その『あすみちゃん』とやらが帽子屋の事にゃら、左にゃ。そっちも正気じゃにゃあからお勧めはしにゃい」
再び尻尾を器用に曲げて左を指し示すチェシャ―ネコ。
かずみは先ほどから言われている「正気じゃない」という不吉な言葉が気になって仕方なかった。
「正気じゃないって言うのは――」
「一つ良い事を教えてあげるにゃ。猫も杓子も知ってる言葉。
『好奇心は猫を殺す』――にゃあ怖い怖い!
……もしかして、きみはこの偉大なチェシャ―ネコ様を殺そうと言うのかにゃ?」
じっと猫の目がかずみを見据える。
その口元は相変わらずニカーッと笑っている様だが、鋭い牙が覗いていた。
「……出過ぎた質問でした。ありがとうございます。左の道へ行ってみようと思います」
「にゃあにゃあ、きみは良い子のようだにゃ。猫の首に鈴を付けたいなら、この猫の手を貸すのも吝かじゃないにゃ。こうみえても猫被りは得意にゃし猟ある猫は爪を隠すチェシャ―ネコ様であるからにゃ」
猫ですもんね、とかずみは猫的な言い回しをなんとなくで理解した。
詳しい事はさっぱりだがニュアンス的に悪い事は言ってないと思う。
そして歩き始めたかずみだったが、最後にとても重要な事を忘れていたので、慌ててチェシャ―ネコの元へと戻った。
「んにゃ、まだ何か用かにゃー?」
欠伸をするチェシャ―ネコに向かって、かずみはおずおずと尋ねる。
「……あの、チェシャ―ネコ様。少しだけ撫でさせてもらってもいいですか?」
「ふぅ……しょうがないにゃあ」
――ちょっとだけにゃよ?
そうして思う存分チェシャ―ネコをもふもふしてから、かずみは意気揚々と左の道へと進んで行く。
「ちょっとにゃけって言っにゃのにぃ……にゃふん」
後には、猫にマタタビといった風に腰砕けとなったチェシャ―ネコだけが残されていた。
『たのしい夢は終わらない。
かがやく金色の世界はまだそこに。
いつだって人生は夢の一幕』
滔々と紡がれるのは不思議の国の御伽噺。
薄暗い室内。簡素な丁度品だけが置かれた生活臭を感じさせない一室に、頁を捲る音だけがやけに大きく響き渡る。
「――<
鎖の付いた書物を手に『榛名桜花』は呪文を詠唱する。
彼女の持つ本はそれ自体が武器であり呪具でもある魔導書だ。
薄暗い室内で、彼女の手にする『
その光に照らし出されているのは、一人の少女――<かずみ>だった。
彼女はベッドの上に拘束されており、幾重にも巻かれた鎖は茨の様に眠り姫である少女を捕らえている。
ここはエリニュエスの拠点。悪鬼の巣窟。
あすなろ市内にあるそれなりの規模の一軒家であり、外見からは何ら特別な要素を見出すことはできないだろう普通の民家の中だ。
銀の暗殺者『天乃鈴音』によって連れ去られたかずみは、現在エリニュエスの虜囚として、この仮初の拠点に意識なきまま囚われていた。
気絶したかずみはスズネ達の手によって治療が施されるのと同時に、一度も目覚めることなくオウカの魔法によって更なる深い睡眠状態へと陥っている。
それは最早呪いであり、自力で目覚める事は叶わぬほどの深度だ。
オウカの得意とするこの封印魔法は本来、発動までに時間が掛かり過ぎるという欠点がある。
その他にも複雑な条件をクリアしなければならないため戦闘には全く適していない魔法だったが、こうして捕虜に対して行使する分には何一つ問題にならなかった。
かずみを確保してから既に三日の時が経過している。
そろそろオウカの魔法も完全に掛かり切る頃合いだ。
傍で見守っていたスズネが、術者であるオウカにその成果を尋ねた。
「……首尾はどう?」
「ばっちりや。『プレイアデス聖団の本拠地』と『構成員全員の能力』、その他諸々の情報の抜き出しは無事完了っと。これでいつでも行けるで」
夢を見ている時、その者の精神は最も無防備な状態となる。
意識がある状態ならば簡単に抵抗できるような魔法ですらもすんなりと掛かり、かずみの持つ知識は本人の意思とは無関係に全て<エリニュエス>へと明け渡されていた。
その知識の一部には、今際の果てに神那ニコから託された『アンジェリカ・ベアーズ』での記憶も含まれており、本拠地の在り処と各メンバーの能力、その詳細までもが残されていた。
抜き出された情報は全て、オウカの持つ
魔法により転写された情報を流し見て、スズネはどこか呆れるように呟いた。
「……正直、あまり期待はしてなかったのだけど。思いのほか情報を持ってたわね」
聖団から命を狙われていたくらいなのだから、てっきり爪弾きにでもされているのかと思っていた。
だがオウカが抜き出した情報によれば、【銀の魔女】の件とは関係なしに聖団にとって<かずみ>は重要な存在らしい。
先に双樹姉妹が集めた情報と合わせて、スズネ達はプレイアデス聖団の内情をほぼ完璧に知る事となった。
聖団の創設者<和沙ミチル>を蘇らすために作られた少女<かずみ>。
プレイアデス聖団。聖者の集団。
その正体は聖なる者を復活させるために、その手を禁忌に染めた者達。
かつてあったであろう聖なる祈りは、今では屍に埋もれ人外の腐臭を放っている。
無垢な命を弄ぶ彼女達は、エリニュエスが断罪するに十分な邪悪であると言えた。
「一応確認するけど、かずみちゃんの処遇はこのまま封印するって事でええんよね?」
オウカが確認するように尋ねる。
エリニュエスのメンバー内には、かずみを仲間に誘おうという意見もあった。
あやせは妙にかずみの事を気に入ってるし、クスハも興味がある様子だった。
スズネもまた、かずみの事は嫌いじゃなかった。
メンバー内で反対する者がいない以上、かずみさえ望めば仲間に引き入れただろう。
たとえそれが、魔法少女に許された僅かな時の間だけの事だとしても。
『ねぇ、スズネちゃんって――――あすみちゃんの敵なの?』
スズネは目の前で眠り続けている少女の言葉を思い出す。
彼女の決意。彼女の想い。
あの冷たい雨の中告げられた、彼女の祈りの言葉を。
『わたしは絶対にあすみちゃんを裏切らない。
どんな時も彼女の味方でいたい。
だから……スズネちゃんの手は取れないよ』
それは他の何を犠牲にしても、大切な者を守ると決めた者の目だった。
その強い眼差しにスズネはほんの一瞬、敬意と憧れの様な物を抱いた。
かつて自身の家族とも呼べる大切な者を手に掛けたスズネにとって、かずみの祈りは尊く、眩しく映った。
だからこれは必然の結末。
暗殺者である天乃鈴音と、守護者であるかずみは決して相容れない。
悲劇の連鎖を断ち切る為、全ての魔法少女を根絶させる。
それを見抜かれてしまった以上、たとえ一時ですら同じ道を歩むことは最早叶わない。
「……彼女はきっと、私達とは別の道を行くわ」
敬意を払おう。尊敬もしよう。
だからこそ、容赦をする必要もない。
【銀の魔女】やその眷属共の様な極端な例外を除き、全ての魔法少女が邪悪な存在などではなく、ほとんどが単なる善良な少女である事など初めから理解している。
だがそれでも<魔法少女>であるという一点がある限り、スズネ達にとって殺す理由は十分にあるのだ。
<Erinyes>は正義を掲げない。
正義で世界は救えないと知っているから。
魔法によって汚染された世界を浄化する。
ただその為の歯車であればいい。
ただの人でなし、ただ一匹の悪鬼であればいい。
「あーあ、思う存分かずみちゃんと遊べると思ったのになー」
あやせが不満気に唇を尖らせる。
エリニュエスの中で一番かずみの事を気に入っているのは、もしかすると彼女かもしれない。
だがかずみの仲間の一人を殺し、死闘を演じた以上その想いは最後まで一方通行で終わるだろう。
「おいおい、聞いた話じゃオメェの第一印象最悪だろうが。
スズの誘いも土壇場で断ったみたいだし、この手の頑固者を無理に抱えても無駄だろうよ。それとも洗脳でもして、連中にぶつけてみるか?」
「さっすがクズ姉! ゲスい事考えるね! それも面白そうだけど、勿体なさすぎ。まったく、かずみちゃんを何だと思ってるの?」
「……いや、オメェこそコイツを何だと思ってんだよ。マジで」
身内には意外と面倒見の良いクスハが嘆息する。
お前ってばヤンデレストーカーの素質があるわ、と妹分の言動に呆れていた。
やれやれを肩を竦めるついでに、クスハはゴキリを首を鳴らす。
変身を解除している今の状態のクスハは、露わになった爬虫類染みた黄金の瞳でスズネを見やった。
「なあ、もういいだろ? 散々勿体付けたんだ。いっちょ派手にぶちかまそうぜ?」
我慢の限界とばかりに<
ここ数日、魔女や使い魔相手に大暴れしておきながら、まだ暴れたりないとその獰猛な笑みが語っている。
「あはっ、だったら素敵なドレスを着ていこうよ!
<プレイアデス聖団>なんて名前なんだから、きっと綺麗に散ってくれるよ! 夜空を流れる星の様に!」
「散り際こそ美しく。それすら叶わぬならば、せめてその血で鮮やかに咲いてもらいましょう」
<
「魔法少女を止められるんは、魔法少女だけやから。これまで通りうちらの命、スズネちゃんに預けるで」
魔導書を胸に抱き、榛名桜花が気楽な様子で微笑む。
『――その時が来たら、あなたは必ず私が殺すから』
かつて交わした約束は、変わらずスズネの胸の裡にある。
スズネにとってオウカは、これまでチームを支えてくれた腹心とも呼べる存在だ。
それでも別れの時は必ず来るのだと、スズネはとうの昔に覚悟を決めていた。
そして最後にスズネが部屋の隅に視線を送ると、そこには執事服を着た一人の少女が控えている。
「……私はスズネ様の命に従います」
彼女こそエリニュエス最後のメンバー、<ノゾミ>だ。
緑色の髪を後ろで一纏めにしており、執事服を颯爽と着こなす姿は男装の麗人を思わせる。
彼女はチーム内においてクスハに続く年長者でこそあるものの、仕える者として己を定めているせいか、この場にいる誰よりも自らを下に置いた態度を取っていた。
「……あなたは留守をお願い」
「畏まりました」
彼女は戦いに向いておらず、主にサポートを専門にしている。
この拠点を用意したのも彼女の功績だ。資金面での援助もあり、彼女は執事でありながらエリニュエスにとってスポンサーの様な立場でもあった。
斯くして総員五名――半身であるルカも含めれば六名のチーム。
本来なら生まれも育ちも異なる彼女達は、互いに出会う事すらなかっただろう。
けれども何の因果か【銀の魔女】によって運命を狂わされ、今この場に<エリニュエス>として結集している。
その首魁、天乃鈴音が号令を下す。
「今夜、仕掛けるわ」
聖団の情報は十分に集まり、こちらの戦意は十分。
地獄の獄卒は鬼がやるものだ。
閻魔を気取るつもりはないが、地上の亡者を討つのは我ら悪鬼の使命だ。
神なき世に蔓延る邪悪を駆逐する為に。
怨敵たる【銀の魔女】を舞台裏から引き摺り出す為に、まずは目の前の問題を一つずつ片付ける。
「――プレイアデス聖団を殲滅する」
聖なる者を騙るのであれば、せめて魔女へと堕ちる前に。
いと高き場所へ、その御魂を捧げましょう。
神が悪を滅ぼさないと言うのであれば。
<
〇以下マギレコ雑感
ついにかずみ登場&無事ゲットできた記念。凸とかは無理( ノД`)
Live2dでのかずみが可愛すぎた。お気に入り不可避。
声がイメージよりもロリっぽかったけど、それもまた良し。
変身シーンの時、帽子の模様が【『ⅩⅢ』ⅩⅩⅩ】ってなってたのは面白いなぁって思った。
……うん、この時点で特に設定変わってないのねんと察し。
ストーリーの方は深いとこまでクロスせずにキャラ同士交流させた感じ。
うん、まぁ、あんまり掘り下げると地雷踏むかんね、かずみん。
まだマギレコ死人出てないし、魔法少女の真実発覚してないし、その縛りがある以上かずみんの秘密がばれたら大惨事不可避(;・∀・)シカタナイネ
本作の方でもそろそろクライマックスへ向けて舵取り。
何気にエピローグだけは仕上がってたり。
まぁそこまでが遠いんですが(汗)