今年も亀更新にお付き合い頂ければ幸いですm(__)m
かずみは夢の世界でチェシャ―ネコに指示された道を進んでいた。
彼女が言うには、この先に「帽子屋」と呼ばれる存在が居るらしい。
それが本当にかずみの探し人である可能性は、正直低いだろうと思っている。
たとえこの世界の住人として登場しても、所詮それはただの幻影でしかないのだから。
それでもかずみは大切な少女――「神名あすみ」に一目会いたい気持ちを抑え切れなかった。
たとえここが夢の中だとしても、姿を消してしまった大好きな友達に会えるのであれば、それはきっと幸せな事だと思えるから。
いつか目覚める夢の中で、そんな小さな幸せをかずみは願った。
やがて森が開けると、かずみは大きな広場に辿り着く。
辺りには大小様々なログハウスが立ち並び、森の動物達が何故か二足歩行で生活している様子が窺えた。
全体的にどこかキャンプ場の様な和気藹々とした雰囲気があり、木目調の大きなテーブルの周りには切り株で出来た椅子が幾つも並んでいる。
森の住人らしき動物達がかずみに気付くと、銘々の鳴き声で歓迎してくれた。
その中で唯一、人らしい姿をした少女が現れると恭しくお辞儀する。
「ちゃお、小さなお嬢さん」
「……ニコ?」
「二個? いいや、私は帽子屋。頭は一つだ」
どこかズレた事を言う少女は、現実では死んだはずの<神那ニコ>の姿をしていた。
この夢の世界では『帽子屋』として登場しているらしい。
残念ながら<神名あすみ>ではない『カンナ』違いの様だが、夢とはいえニコにもう一度会えて嬉しくないはずがない。
死んでしまった彼女が遺してくれた言葉があるからこそ、かずみは真実を知る事が出来た。
それはとても辛い事だったけれど。
彼女の言葉と想いがあったからこそ、本当に大切な事に気付けたのだから。
「今はお茶の時間なんだ。よければきみもどうだい?」
帽子屋の他にもウサギやネズミなど森の小動物達がお茶会に参加していた。
帽子屋の誘いに、かずみは丁度お腹が空いていた事もあって二つ返事で頷く。
「それじゃあごちそうになります。帽子屋さん」
「なに、いい加減この面子にも飽きて来た所だ。お客さんは大歓迎だ」
かずみが空いている席へ座ると、帽子屋の言葉を証明するかのように小動物達が好き好きに世話を焼き始める。
「喉は渇いてないかい?」とウサギが尋ねれば「ならばビスケットをどうぞ」とネズミが答えを聞く前に配膳する。
なぜ喉が渇いているとビスケットが出てくるのか、かずみは不思議に思う。
余計に喉が渇きそうなものだが、生憎とかずみの喉はこれまでの道中で果物や湧き水を適度に補給していたので、それほど渇いてはいなかった。
なので出されたビスケットを貰うと、かずみはサクサク食べきってしまう。
味は非常に素朴で、美味しいと唸る様な物ではなかったが不思議と落ち着ける味だった。
「ワインもあるよ」とヤマネが眠そうに勧めるが、カップの中は甘い香りのするミルクだったので喜んで受け取った。
「実は私、人を探してるんです。あすみちゃんって女の子の事、知りませんか?」
一息つくと、かずみはダメ元で帽子屋に尋ねる。
何となくだったが、かずみは帽子屋に対して現実のニコと同じ様に物知りな印象を抱いていた。
「それか、この夢から覚める方法なんかも知っていれば……」
などと、ついでとばかりに少々メタ的な質問もしてみる。
この時点でかずみは、ここがただの夢であるとしか思っていなかった。
この世界にあすみがいないのであれば、いつまでも眠り続けているわけにもいかない。
神名あすみを見つけ出し、彼女を守る。
夢の中でもその意思だけは薄れる事無くかずみの胸にあった。
そんな少女に向かって、帽子屋はやれやれを肩を竦めて見せた。
それは物分かりの悪い生徒に対する様な態度であり、どこか呆れた表情を浮かべている。
「いいかい、
だから頬を抓られれば痛いし、お腹だって空く。お勧めはしないけど死んだらそれでお終い、ゲームオーバーだ。
まぁ死後の世界とやらがあればそちらでコンティニューしてみるのもいいけど、生きている私に確かな事は言えないな。
とはいえ、きみの言いたいことも何となくわかる。ようはゴールにたどり着きたいわけだ。
それなら話は簡単さ。この世界の誰もが知ってるクリア条件だ」
「それって何ですか?」
かずみは蜂蜜入りのホットミルクを飲むのを中断し、カップを置いて続きを促す。
ゴールにクリア条件。まるでゲームのような話だが、この夢の世界ならその法則も適応されるのだろう。
帽子屋は皮肉気に口端を歪めて言う。
「【ジャバーウォック】を倒し【白の女王】に謁見するのさ。
そうすればきみの願いは一つだけ、何でも叶うだろうよ。
願いでその探し人の少女を見つけるのか、あるいはここからゴールするのか。好きな方を選べばいい」
「両方は駄目なの?」
そう問うと、帽子屋は「
「動かせる手は二つ、だけど考える頭は一つ。
目玉は二つあっても視界は一つ。
帽子や眼鏡を二つ選んでも意味がない。
まぁその辺りはきみの好きにすれば良い」
「うん……わかった。教えてくれてありがとう、帽子屋さん」
お菓子と飲み物をたくさん食べて、かずみの活力は十分に補給する事ができた。
帽子屋の他にも周囲を侍っていた小動物達にお礼を言うと、かずみは森のお茶会を辞して次なる場所へと向かう。
そんなかずみの後姿を見送りながら、帽子屋は狂ったように独白した。
「さてさて、間に合えばいいんだが。『夢の様な現実』と『現実の様な夢』には天国と地獄ほどの違いがあるのだけど。
生憎とここでの時計は三時で止まっている。物語の針を進めるのはいつだって
無茶苦茶なお茶会をいつまでも続ける帽子屋は、少女の願いが叶う事をそのイカレた頭で祈っていた。
月は雲に隠れ、草木も眠る丑三つ時。夜明けにはまだ幾ばくかの時が掛かるだろう。
そんな朝陽もまだ見ぬ未明、プレイアデス聖団の拠点<アンジェリカ・ベアーズ>に突如サイレンの音が鳴り響いた。
「カチコミじゃオラァあああああン!!」
ヒャッハー! と閉ざされた分厚い扉を蹴破り、
無造作に足を踏み入れた愚者に洗礼とばかりに、今は亡きニコ謹製の罠が次々と起動するものの、クスハはその超人的な身体能力でその悉くを力業で粉砕していった。
殆どの罠は人外染みた動きで回避しており、それでもなお直撃した物に関しても彼女に掠り傷以上のダメージを与える事は敵わない有様だった。
「あははっ! たーのしー!」
「まさにゴミのようですね!」
力業で罠を解除していくクスハの背に続いて、双樹あやせが笑いながら罠の消えた空白地帯を駆けていく。
凶刃を振りかざしながら、邪魔そうな障害物を魔法で燃やしていた。
ここがテディベア博物館である以上、可燃物と成り得る火種には困らない。
毛糸に火が付き、布が燃え上がり、綿が炎を膨らませる。
数多くのテディベア達が踊るように燃やされる光景は、遠目からは小さな子供達を虐殺している様にも思えた。
「森のぉくーまさん、山火事でぇー燃焼中~。はーやくしないと全滅だぁ~」
「埃被った粗大ゴミを処分して差し上げるとは、あやせは偉いですね。きっと持ち主も盛大に感謝してくれる事でしょう」
あやせが機嫌良く適当な鼻歌を口ずさみ、ルカが諧謔混じりに称賛する。
彼女達にとってはこの襲撃も楽しいイベントでしかなく、気分はテーマパークで遊んでいる様なものなのだろう。
突入した問題児二人の後方には、仲間である魔法少女が控えていた。
数分と持たず火の手が上がり始めた博物館内を眺めながら、榛名桜花は溜息を吐く。
「あーあー……問題児どもがものすごう生き生きしとる。ほんま鉄砲玉やなぁ」
世紀末でも元気にやっていけそうなバカ二人にげんなりとしながら、オウカは手にした魔導書のページを開く。
「スズネちゃんも先行ったみたいやし。あの二人に負けんよう、うちも頑張らなあかんな」
そう言うオウカもまた薄っすらと楽しげな笑みを浮かべている事に、彼女自身は気付いていなかった。
時は少しばかり遡り、浅海サキと同じ部屋で眠っていた若葉みらいは、侵入者を知らせる警報の音で目を覚ました。
「これは……まさか、侵入者だと?」
初めて鳴らされる非常用のサイレンが本来どういう意味を持っていたのか。寝起きで鈍くなっている頭でサキはようやく理解する。
ぼやけた視界の中、サキは自身の眼鏡を手にし起き上がろうとする。だがそれは直ぐ隣で眠っていたみらいによって中断させられてしまった。
「サキはここで待ってて、侵入者はボクがやっつけるから」
「だが――ッ」
「ダメだよ、サキはまだ本調子じゃないんだから。危ない真似はさせられないよ。
それに忘れたの? ここはボクの家だよ。どんな奴が相手でもここじゃ負ける気がしないよ」
このまま座して待っているわけにも行かず迎撃に参加しようとするサキに、みらいは言い聞かせる。
里美の魔法の後遺症により未だ本調子ではないサキを戦わせるくらいなら、まだみらい一人の方がやり易い。
問答する時間も惜しいとばかりにサキを強引に説得すると、追いかけてこられないように普段は全く使わない<アンジェリカ・ベアーズ>の管理者権限を使ってサキの部屋をロックする。
彼女の意思を無視するかの如き行いに心を痛めるが、サキの身を守る為には仕方のない事だ。
この博物館の主は『御崎海香』でもなければ『浅海サキ』でもない。
『若葉みらい』唯一人。
だからみらいがその気になりさえすれば、サキを部屋に閉じ込める事など造作もない。
とは言ってもサキに嫌われるくらいなら死んだ方がマシなので、侵入者を撃退したらすぐにでも解放するつもりだった。
「どいつもこいつも……どうしてボク達の邪魔ばっかりするんだ」
みらいには唯一人、サキだけがいればいいのに。
そんなささやかな願いすら許してくれないのか。
「――邪魔者はみんな消えろよォ」
暗い憤怒を瞳に宿したみらいは、憎悪を口から吐き出す。
腹の底からマグマの様に煮え滾る情念は殺意となって舌の上を転がった。
みらいは即座に魔法少女に変身して、侵入者の迎撃へと向かう。
念話で海香達と連絡を取り合う事も考えたが、海香とカオルの二人も侵入者には気付いているはずだ。
だから彼女達に連絡は不要だろう。
今は非常時だから迅速な行動こそが肝要なのだと己の行為を正当化させる。
それに正直、サキならばともかく海香に命令されるのはあまり好きではない。
聖団の方針や作戦を決めるのは、いつも海香かサキ、二人の内どちらかの場合が多い。
他の仲間達に求められるのはあくまでも意見であり、決定権はその二人にあった。
それが和沙ミチルを失って以来の仲間内での暗黙の了解となっている。
それが前々からみらいにとって不満の種だった。
海香や他の仲間達に対する日々の小さな苛立ちが「サキがリーダーでいいじゃん」という想いを膨らませる。
この非常時に海香の指示を仰ぐ義務などないし、弱虫なカオルの手助けも要らない。
みらいは、つい先日もかずみの一件で弱さを晒したカオルの事も気に入らなかった。
いつも海香にくっついている金魚の糞の癖に、一人だけ善人ぶるのが苛立たしかった。
魔法少女になって人間じゃなくなったのに「人間である事を忘れないように、以前のままの痛覚にする」などとアホな事を主張した事もある。
なまじ言葉面だけは綺麗なせいで「そういう雰囲気」になってしまい、みらいまで強制的に倣わなければならなかったのは痛手だ。
ユウリ戦はそれのせいで足を引っ張られたのだとみらいは思っている。
確かにユウリも強かったが、聖団のメンバーだって決して弱くはない。
それでも聖団相手に単身のユウリが圧倒していたのは、彼女が自身の痛みを無視していたからだ。
魔法少女の戦いは、苛烈になればなるほど人間としての常識を捨てなければならない。
それなのに余計な事に拘って個人だけでなくチーム全体を危険に晒したカオルは、みらいにとっては役立たずも良い所だ。
更にはそんな有様の癖に、未だにサッカーで夢見ている能天気さも腹立たしい。
普通の人間の様に玉蹴り遊びに興じて、普通の人間に混じって青春しているのかと思うと最早殺意しか湧かない。
そんな彼女が大人ぶってみらいに何かを語る度に、お前は何様なのだとキレそうになる。
そんな風に不満を考え始めればキリがない。
今までは必死に誤魔化し、目を逸らしていた事実が極限状態になるにつれて誤魔化しきれなくなっていく。
考えれば考えるほど、みらいは頼れる魔法少女がサキ以外では己自身しかいないことに気付いてしまうのだ。
みらいはイライラしながら非常通路を駆け抜け、魔法で探査した敵の居場所まで一直線に向かう。
その途中、みらいはふと昔の事を思い出した。
『みんな聞いて! 私、ようやくスマホ買ってもらったのっ!』
『それじゃラインしようよ。やり方教えてあげるからさ』
『私達のグループに追加するわね!』
みらいの通う教室の中、仲の良い少女達が輪になって集まり、わいわいと楽しげにお喋りしている。
その輪の中に、若葉みらいの姿は存在しなかった。
『……うわ、あの
『しー、聞こえるよぉ』
そう言って小声で何事かを囁き合い、クスクスと笑うクラスメイト達。
話の内容が分からずとも、それがみらいを指して笑っている事だけは嫌でも理解させられる。
魔法少女になる以前のみらいは目が悪く、いつも分厚い瓶底のようなメガネをかけており、性格も内気というよりも陰気で誰とも会話が続かなかった。
そんなみらいがクラスメイト達から無視されるようになったのは、自然な流れだったのかもしれない。
そういう空気が出来てしまえば、好き好んでみらいと関わろうとする者などいない。
いてもそれはみらいの事を玩具か何かと勘違いしている様な悪意を持った相手だけであり、心を許せる友達なんて一人も出来なかった。
一人で帰宅したみらいは、自室でお気に入りのテディベアを抱き締める。
『……寂しくなんか、ないよ。ボクにはお前達がいるもん』
みらいの部屋には、見渡す限りの大小様々なテディベア達が並んでいた。
その殆どがみらいの趣味で作られたお手製の代物だ。
みらいは次々と新しいテディベアを作り続ける。
大切な
強がりも過ぎれば、ただただ滑稽でしかない。
孤独による静寂に耐え切れず、心の底にある想いがぽつりと独り言になって漏れ出してしまう。
『トモダチ……欲しい、な』
665番目のテディベアの上に少女の涙が零れ落ちる。
――孤独だったあの頃。世界は灰色で、ただ死んでいないだけの毎日だった。
当時を思い出すだけで胸が苦しくて、息ができなくなる。
誰にも理解されず、誰からの共感も得られず。
集団から弾かれた異物としてただ置物の様に過ごしていた。
そんな過去の情景を振り払う様に、みらいはステッキを大剣へと変化させる。
「……何でいま思い出すかな」
自分はもう一人じゃない。
大好きな友達だって出来た。
あの頃の根暗な少女はもういない。
魔法少女になって、若葉みらいは生まれ変わったのだから。
かつてみらいが願った奇跡。その対価として与えられたテディベア博物館。
<アンジェリカ・ベアーズ>ではその名の通り、若葉みらいのテディベアコレクションが展示されている。
今では千に近い数の作品が展示されており、そのどれもがみらいにとって思い入れのある宝物だ。
ここはみらいのホームグラウンドであり、その
「あの頃のボクとは違う。ボクは……ボクの<トモダチ>を守るんだ!」
みらいは非常用の通路を抜けると、展示場へと出る。
そこではかつて、みらいの思い入れのある作品達が丁寧に納められていた。
――それが今では、見る影もない残骸と化している。
ショーケースは粉々に壊され、中に展示されていたテディベア達は炎に包まれ単なる灰へと変わりゆく。
踊る炎に、二つの人影が照らし出される。
「こんばんわ~、それともおはよう? 微妙な時間だよね」
「ここはおやすみなさいが適切では? 永遠に眠る意味で」
放火魔の正体は、忘れもしないニコを殺した下手人でもある双樹姉妹。
彼女の持つ剣から炎の塊が迸り、ガラスを溶かして中にあるみらいの宝物ごと燃やしていた。
「約束通り遊びに来たぜぇ? おチビちゃん。サッカーしようぜ、お前ボールな!」
無数に設置されていた防衛設備の残骸を蹴り飛ばしながら、紅い髪の魔人が凶悪な笑みを浮かべ、何が可笑しいのかゲラゲラ笑っている。
地面に転がるテディベアの一体が、紅蓮の暴虐者によって踏み躙られていた。
「ッッ――オマエらぁああああああ”あ”あ”!!」
みらいの宝物。孤独だったあの頃、みらいの傍で寄り添ってくれた大切なトモダチ。
所詮は物言わぬ唯のぬいぐるみだなどとは言わせない。
その一つ一つがみらいの手によって生み出された作品達。
かつてのそれは、孤独を癒す代替行為だったのかもしれない。
だが和沙ミチルと出会い、プレイアデス聖団が結成されてもなお作り続けていたのは、純粋に『好き』だったからだろう。
自身のトモダチであり、子でもあり、奇跡でこの博物館を願うほどに大切な宝物。
それを塵屑の如く焼却し踏み躙った蛮行を、みらいは決して許さない。
みらいの手は魔法少女になり魔女を狩った時点で既に汚れている。
かずみを、化け物を殺そうとした時から殺害への躊躇いなどない。
だからみらいは全力全開で
「<ラ・ベスティア・
若葉みらいの
それの強化版である群体統合魔法<ラ・ベスティア・リファーレ>は、群れを強力な個へと変える物だった。
そして第三の魔法、群体再生魔法<ラ・ベスティア・ジョカーレ>。
このマギカは、みらいの
ここはテディベア博物館。
みらいのトモダチの棲家であり、要塞だ。
中に詰めるテディベア達は単なる愛玩人形ではない。
みらいに従う忠実な騎士であり、不死不滅の兵達だ。
灰より蘇ったテディベア達が、炎を纏いながらもその短い四肢で立ち上がり、悪夢の様な軍勢と化して<エリニュエス>達の前に立ちはだかる。
聖団が出来るまでに作成された666体の刻印個体。
さらには新規に作成された無印の作品群が333体。
合わせて999体。みらいを含めて千の軍勢となる。
みらいの魔力が尽きるまで、彼女に従う
事実上無限に等しい
「……そんなに遊んで欲しいなら、地獄でやってろ!
ボクの邪魔する奴は、