異世界で格闘しますた‐スキルなんて無いが、格闘技術はある‐   作:劉鳳

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第25ラウンド 戦い済んで

 

『西島二曹、東北方面の陸上自衛隊は雪の行軍があるって聞いたんですが本当でありますか?』

 

『俺の所はそうだね、でも真田三曹の所はレンジャーだから寒さとか抜きに訓練が凄いんだろ?誤差だよ誤差。しかしこうして同じ自衛隊の人間と会えるってのは嬉しいもんだねぇ。』

 

 

 

 

『小僧……私の前に来て何の用だ?』

 

『戦いの健闘を讃えに来ようとして最初の一言がそれとか怖っ……と言うかあんま年変わらねぇんだから小僧扱いしないでよね。後お姉さん可愛いんだから汚い言葉は使わないで欲しいッス。』

 

『黙れ小僧、やられた事は忘れぬ、次こそ殺す!まっ、まあ讃えに来てくれた事は……その……ありがとう。』

 

『あっ、はい(うわぁ……超めんどくせぇ人だこれ。殺意マシマシ系ツンデレとか嫌だなぁ……)』

 

 

 

『あ、あの……吉田ちゃん?ちょっと近いんですけど?』

 

『ねぇ……川島さん。私じゃ、だめなん?』

 

『あ、いやその、だめって訳じゃないけど……俺に付いてたら色々言われちゃうよ……(ちょっ、その大きなお乳が顔一杯にくっついて落ち着かないんだけど!)』

 

『もう、私が川島さん好きなんやからそれだけでええやん……』

 

『好?(ストレートだなオイ!確かに吉田ちゃん可愛いけど、突然過ぎるって!)』

 

 

 

『なあ、山賀よ、何だ?この変な感じは……』

 

『私にもさっぱり……』

 

 

仲良く医務室送りとなったthePROUDとヤマカシの面々。先程試合を終えたばかりの山賀と西郷は、その光景に目を奪われた。同じ自衛隊員同士で意気投合している真田と西島は肩を組んでいる。島津は殺意とは別に好意の目を竹田に向けているし、吉田に至っては功用にダイレクトな好意を向けているのだ、困惑しかない。

 

『西郷さん、我々はさっきまで殺し合いしてたんですよね?和解するにしたって早すぎません?』

 

『本当にな……と言うかあの島津が殺し合いした相手に礼を言う等今まで見た事無かったぞ。それに吉田……こっちに来て恋なんてしないと腕を研く事にしか頭に無かったのに……』

 

戦いにしか興味の無いと呼ばれた島津、しかし中身は自分に好意を向けてくれた相手には優しい女性なのだ。戦いに明け暮れた日々を送っていた西郷は、改めて皆の本来の性格と言うものを知ったのだ。

 

『川島さんは、何て呼ばれたいの?私は名前で呼ばれたい……』

 

『じ、じゃあ功用で……えと、下の名前は?』

 

『ゆきね、やで♪』

 

『(かっ、可愛い……)で、でもまだお互い良く分かって無いから、お友達からじゃ、だ、ダメ?』

 

『功さんがそれでええって言うなら……でも早くそれ以上の関係になりたいなぁ、なんて……ダメ?』

 

吉田はすっかり功用に惚れてしまったようだ。元々初めて会った時にタイプの人間だったらしいのだが、頸椎をやられて動けなくなった自分をお姫様抱っこの状態で運んでくれた事が何より大きかったらしい。

 

『そっ、その、憲作……つ、次の殺し合いまでにお前が生きて行けるよう、私が面倒見てやる!なっ、生意気にも私をしつこいだのババアだの言った事をこっ、後悔させてやる!』

 

『そっ、そうッスか……(も、もしかして惚れられたの?!えっ、何かやっちゃったの?!……殺り合ったけどなぜ彼処から惚れる展開になんだよ!)』

 

((あんたらよそでやってくんねぇかな……つーか自衛隊の二人何処行ったよ?))

 

そう西郷と山賀が思っている等露知らず、二組はじゃれあっていた。因みに自衛隊員二人は、場所を変えて元世界の駐屯地の苦労話をしながら控え室で酒を酌み交わしていたのだった。

 

 

その頃、他の試合は、全シード権チームが勝利すると言う手堅い展開となった。特に大場達大公爵チームは先鋒を務める疾風の陽平がスイープする等、功用が戦った時とは明らかに動きのキレが段違いに良くなっていた。

 

『おう、お疲れ、陽平。この数ヶ月で大分ボクシングテクニックを身に付けられたな、中々に疾風のパンチ様になってたぜ。』

 

『ありがとうございます、大場さん。あの人にワンパンでやられて以来、挽回したくて頑張った甲斐があったもんです!』

 

『本当にそうだな……さて、次の試合は川島さんとこ以外は皆シードが上がって来た訳だが……よりによって前回の王者か。』

 

大場達がぶつかるのは、前回大会で決勝に当たり、惜敗したマークハイト王子のチームHAYABUSA。副将までは三人目の陽平が容易くのしながら、大将ミハエルに一瞬で捕まれ、地面に叩きつけられた。残った大場が決死のコンビネーションで善戦するものの、とてつもない怪力で大場を投げつけ、空中ラリアットにより倒された。今回はそのミハエル以外のメンバーが入れ替わっており、三人共に前回大会の三人よりはるかに強いと言う。特に副将の男の強さは試合を偵察に来ていたチームメイトを以てして今大会の個人最強候補とまで言わしめた。

 

『だが、それはあの川島さんだって同じだ。前回より強くなっている神速の吉田を生身で倒したんだぜ?』

 

『うへぇ……やっぱあの人ってガチの人だったのか……』

 

『決闘者ランキングにランクインしているって話だしな。ともあれ、そうなるとどっかの馬鹿貴族が妨害してくるだろうな。無事に乗り切ってくれる事を祈るぜ。』

 

現在ヴァルカ王国の決闘者ランキングで上位にいるのは、ここにいる大場をはじめ肉体派ばかりだった。攻撃魔法発動には術式のイメージから声を発声するまでのプロセスが必要なのだが、肉体強化魔法は上位のものなら発声のプロセスを省略出来る程容易だった。それもそのはず、肉体強化のイメージとは、端的に言えば自分の肉体をイメージするだけなのだから。手軽な上に無駄無く強いその肉体派の有能認定者が犇めく中に、無能認定である功用達四人が食い込んでいるのは異様だった。大将たる功用のランキングは現在第10位。(因みに前回大会に出た朝白狼は第9位)。有象無象の召喚者がいる中に、功用が上位に入っている事は脅威の一言である。更に山賀達他のメンバーがそのすぐ下にランクインしている。無能認定でこれだけの実力があると分かると、自ずと汚い事を画策する輩が出てくるのだ。

 

『特に、マスル侯爵辺りは注意だ。奴隷の装着物を付けた無能認定召喚者を人質に、西郷達を妨害の徒として使ってくる可能性もある。基本的に結果は実力で示せなうちの大公爵殿が良心的なだけで余所も似た感じみてぇだがな、腹立つぜ。』

 

 

その頃、西郷は改めて功用達を讃える為、近くの酒場に行く事になった。侯爵家のチームだけあっていい店を知っているようで、彼等だけのルームにてそれを行う。因みに、朝白狼達サブスポンサー組も参加している、何かあった場合の用心はした方がいいと言う、前回大会出場者の経験からである。

 

『改めまして、thePROUDの戦いを讃え、乾杯。』

 

『『『乾杯!!』』』

 

西郷が音頭を取り、皆が其々のドリンクを口にする。和やかに宴が開かれる中、西郷は功用と朝白狼を呼び、周りに聞こえないよう言葉を発する。

 

『なるだけ小声で頼む……実はこの宴は我々のスポンサー殿を欺く為のものだった、そこは謝りたい。』

 

『いいって事、僕も前回本大会に出て汚ない部分は見た口だしね。』

 

『そう言う事さ。さて西郷さん……如音ちゃん達にすら知らせず、大将格たる俺達のみに話すって事は……あんたのそのスポンサーさんがよからぬ事を企んでんだな?』

 

『察しが早くて助かる。何しろこの大会期間中位しか俺達そのものの監視がゆるまないのでな。』

 

西郷は話した。マスル侯爵、貴族として、或いは国の政治家として優れている男。特に政治家と言う、黒幕側(フィクサー)特有の抜かりないしたたかさで、常に大会の常連となっている。自らの決闘者を束縛する為に、ヤマカシのメンバーと仲の良い無能認定の人間に奴隷の首輪や腕輪と言った装着物を付け、西郷らの逃げ道を断つ等、やることがえげつない。大会期間中は上位貴族は宴に出ている為、監視役はマスル侯爵のボディーガードに回され、こうして割と自由行動が可能なのだ。とは言え、酒場や飲食店にマスル侯爵のスパイがいないと言う保証は無い為、このように小声で、しかも情報共有する者を絞っている訳だが。

 

『実は、川島、お前さんを暗殺してこいとマスル侯爵が命令してきてな。倒せないまでも、試合に差し支えが出るような怪我を負わせろだとか言ってたぞ。』

 

『もし逆らえば、奴隷の首輪とかされている人間は死ぬし、他の奴隷も死ねと命じられれば巻添えを喰らう……僕達の世界の人間を何だと思ってるんだ……』

 

朝白狼が怒りをあらわにする。どこの世界でもフェアな人間程馬鹿を見ると言う汚ない裏事情に憤慨している。特に朝白狼は幕内に上がった時に八百長を持ち掛けられたり親方衆の脅迫にあったりしているので、不正を行う人間に吐き気を催している。

 

『話聞く限りあんたん所の無能認定の召喚者はその奴隷の首輪とか付けられて使用人としてこきつかわれているわけだな?助ける方法は無いの?』

 

『たちの悪い事にマスル侯爵が死ねば奴隷の装着物は爆発して彼等の命、又は四肢等を奪う。首輪を付けられている人間は特にどう足掻いても助からないから厄介だ。』

 

西郷は苦虫を噛み潰したような表情で話す。この世界における魔道具の中でも、奴隷の装着物は最高の力を持ち、破る術は召喚者の中でもごく稀に現れる、所謂ユニークスキルと呼ばれる力を持つ者のみに限られる。尤も、戦闘に直結しないその能力を持つ者は大抵無能認定を受けた上に秘密裏に処理されるケースに持っていかれるが。

 

『製造している人間は叩けないのか?』

 

『勿論やったさ……しかし造り上げた人間は解除を全く想定していなかった。奴隷の装着物による営利で私腹を肥やしている連中だ、当然の結果だろう。』

 

西郷は自棄になったような表情で手に持つ葡萄酒をあおった。いくら強いと言っても、あくまで戦う為の能力が強いだけ、そんなどうしようもない事実を受け入れざるを得ない自分に腹が立っているのだろう。しかしそんな西郷に、朝白狼は声をかける。

 

『……言うのをどうしようか迷ってたけど、奴隷の首輪とかをどうにか出来る人……いるよ。』

 

『ほっ、本当か大関?!』

 

『ただ、ここだと話すのは危険だ、別に場所を移そう。』

 

朝白狼の提案により、三人は場所を移して話をする事にした。残ったメンバーには、大将だけによる二次会に行くと伝え、その場を後にする。途中何者かの追尾や監視がないよう慎重に動きながら、朝白狼のスポンサーたるトールの邸宅へと向かった。

 

『大関、その二人を連れてきたと言う事は、奴隷に関する事だね?』

 

トールは全てを察していた。三人を屋敷の奥の応接間に招き、扉を開けた。功用と西郷はその席に既に座っている面々を見て驚きを隠せない。四旗大将(しきたいしょう)、そしてマイケルがそこに座っていたのだ。

 

『なっ?!なんでマイケルが……』

 

『し、四旗大将までここに……一体あんた何者なんだ?!』

 

『ふふっ、有能認定側の君は知らないかもだけど、私は元々れっきとした君達の世界側の人間だよ?だからその筋でコネクションを作るのはそんなに難しくはない。あ、それとここではトール・クロス上位騎士爵でなく、同じ故郷に住む黒須徹として接してくれたまえ。』

 

『と言う事だ、カワシマ。まあ、卓についてから話をしよう。』

 

 

黒須徹はこの世界の不条理を是正したいと言う信念で動いている。召喚者でありながら、上手くこの世界の中で地位を築き上げ、単独で貴族として独立した。独立後は無能認定の奴隷達の解放に奔走しながら、奴隷の装着物をリスク無く外す方法を模索していた。四旗大将達とは同時期に召喚された所縁で交遊があり、各々国の中で被害にあっている召喚者達の救済に奔走していた。

 

『マイケルがこの場にいるのは、彼が我々四旗大将の練習場でトレーニングをしている関係でな。かつ、彼が奴隷の装着物対策の希望だからだ。』

 

そう塩田が口にすると、マイケルが徹の使用人として働いている召喚者の少女の所に行く。そして、金鋸を持ったもう一人の使用人が目の前で少女の首輪を切り始めた。西郷はその光景に絶句したが、首輪は爆発もせず、あっさりと切り離された。

 

『私の能力、それは直接触れる事で発動する回復魔法以外のあらゆる魔法を無効化する力を持つ。この能力は見ての通り、このような無機物も例外無く作用する。欠点としては私が存在するだけで(・・・・・・・・・)力を無効化してしまうので、四旗大将やその周りの皆さんには迷惑をかけてしまったが、思わぬ収穫も発見され、こうして恩義に報いる事が出来るようになった。』

 

この力の余波に気付いたのは四旗大将の屋敷に世話になった辺りからだった。奴隷の装着物を付けられた使用人が屋敷にやって来たとある伯爵のズボンの裾を踏んでしまい、四旗大将付きの執事から死ねと命令された時、不発になったのだ。原因を究明する為に調べた所、マイケルが来てから力を出せない者が続出している事と結び付いた。

 

『効果半径はせいぜい百mが限界でな、範囲外で働いている人間の人達は先日の召喚者を殺そうとする暴走事件の時に泣く泣く四旗大将達が介錯したと言う。もっと早くに私の能力の射程内にいてやれれば……』

 

マイケルは以前発生した国王の大号令時に起こった一部の狼藉者による事件で奴隷にされた召喚者が死んだ事に心を痛めていた。しかし功用はそれについて見解を示した。

 

『でもそれが判明したならさ、なんで表立って奴隷達を解放しねぇんだ?あんたなら出来たはずだ。』

 

『ここからは私が説明するよ。公表すれば奴隷を即座に用無しと見て爆破させるのがオチだからさ。それに奴等は召喚者がいなくなったらいなくなったで奴隷身分の人間を同じ目にあわせるだけだよ。

 

だから少しずつこうやって私の邸宅で解放するようにしている。因みに秘密裏に行われるから、解放後も偽の装着物を見につけて誤魔化すようにと聞かせている。ま、有能認定の召喚者達の周りにいる人間は食うに困らぬので後は身体の自由のみ考えればいいね。』

 

そう答える徹に、呆気にとられる二人。だが彼等が奴隷を解放する考えである事が分かると詳しい方針を聞かせるように言ったので、四旗大将とマイケルを交えて今度の方針を決めた。

 

『西郷、君はまず、マイケルを伴ってマスル侯爵に付いた人達を救い出し、偽物の装着物とすり替えるんだ。後は随時四旗大将達と共にまたマイケルが向かう。だから功用、君達は心おきなく展覧試合に臨んでくれ。何しろ今は君達のサブスポンサーだからね。無能認定と馬鹿にされてきた人間が頂点に登っていく様を、あのプライドの高い馬鹿貴族達に見せつけてやってくれ、食事のサポートやアルちゃん達の警備は任せてくれ!』

 

『ええ、徹さん、ありがと!』

 

『俺も感謝しかない、本当にありがとう!』

 

二人は感謝の意を伝え、そして朝白狼と共に近くの飲み屋へと本当の二次会へと出て行った。三人が出た後、徹はマイケルと四旗大将に向かい、礼を述べた。

 

『済まないな、手間をかけてしまって。』

 

『構わないよ、徹君。この世界に飛ばされてから俺達がここまでこれたのは、貴方が裏方でサポートしてくれたからね。』

 

『それにあの四人が展覧試合制覇するのを見れるってのも悪くない。真の実力者がチャンピオンになる姿を見たいんだよ、僕達は。』

 

『そうだな……』

 

 

『……すみません、あの……如音ちゃん?何その格好?』

 

『へへっ、おはよう、功さん♪勝手ながら功さんとこにお世話になりに来ました、よろしく♪』

 

マークス家の使用人服に身を包んだ吉田如音の姿に目をパチパチさせる功用。子供ばかりのマークス家の使用人服を無理矢理着ているせいで胸ははち切れそうで、足元もかなり露である。

 

『ねっ、ねぇ、侯爵家の主要人物なんでしょ?如音ちゃん。なんて姿してんのよ?大丈夫なの?!』

 

『へへっ、西郷さんが心配無用だから好きにしろって。』

 

(込み入った事情は内密にしているのにその一言だけでこうも早い行動するとは……にしても凄ぇ太ももと胸だなぁ……じゃねぇ!)

 

『とっ、とりあえず落ち着こ?まっ、まずは飯にしたいし。』

 

『もぉ~功さんいけずやわぁ♪』

 

(話聞いてます?)

 

調子が狂いそうだったので急いで朝食を用意しているダイニングへと向かった。

 

『ちょっ、聞いてくれよアル、如音ちゃんがあんな格好でさぁ……』

 

『おはようございましゅコウヨウしゃん!ユキネお姉しゃんは今日から私の所で働く仲間でしゅよ、サイゴウしゃんを経由して侯爵しゃまの許可を貰ったそうでしゅ!服はまだちゃんとしたものを用意出来て無いでしゅが、よろしくでしゅ!』

 

『え?!つーか早くね?!』

 

『そゆ事、よろしくね、功さん♪』

 

展開の早さに全くついていけない功用であった。

 

 

 




如音ちゃんはヒロイン枠になるのかな?でも、某龍の玉みたいにヒロインはそんな活躍せず控えめなポジションです、あくまで功用達チームthePROUDがメインなので。どっちにしろアルのマークス家は使用人子供しかいないのできちっとした大人がいてサポートしてくれるといいな的考えで追加しちゃったのでそこは反省……
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