かける!かけるぞぉ!!
暁斗「なかなかにいいペースなんじゃないか?」
それを決めるのは俺じゃないから...
暁斗「カワイソス」
あっ、第45話どうぞ
川田「ダァー!瓦礫おっっも!!」グググッ
暁斗「気持ちはわかるが...」ポイッポイッ
川田「絶対わかってないダルルォ!」ドサンッ!
川田は全力で瓦礫をどかしているのに対し
暁斗は片手で瓦礫を隅に投げていく
工廠妖精「とっても万能な妖精スプレー!」テッテテー
暁斗「どーやって使うん」
工廠妖精「吹きかけるだけでおけです」シュー
暁斗「おぉ、シミとカビが消えた...」
工廠妖精「どうです?万能でしょー?」
暁斗「大量にあったら楽なんだがな...」
工廠妖精「1本しかないよー」
暁斗「じゃあ工廠妖精は汚れ系をそのスプレーで落としてくれ」
工廠妖精「合点承知之助!」
暁斗「瓦礫はあらかた出せたな...マーヴィン、ちょっとこっちへ」
マーヴィン訳『なんでしょうか?』
暁斗「水回りを一任するわ」
マーヴィン訳『分かりました!』
そういったマーヴィンはお得意の修理と整備に回った
実際、タイタンの整備などもマーヴィンがやっているのだ
暁斗「ん?これはサウナか...お、使えるのか。なら念入りに掃除して試運転して異常がなければ解放するか」
10分後
暁斗「よし、異常無しだな。水風呂も良さそうだし、サウナは解放しよう」
川田「もうやりたくねぇぇぇ!!」
暁斗「川田!外に瓦礫を持ち運ぶぞ(フル無視)」
川田「もっ、無理っ!死ぬぅ!」(仰向けになってる)
暁斗「起きんかワレェ!」ベシッ
川田「アウチッ!」
暁斗「立て」
川田「はい」スクッ
暁斗「持て」
川田「はい...ヴッ」ズッシリ
暁斗「行け」
川田「ゔぅぅー...」スタ...スタ
ここまで来ると川田が可哀想に見えてくるレベルである
そして暁斗が悪魔的存在にしか見えない
暁斗と川田は鎮守府にあるゴミ捨て場に向かった
(ゴミ捨て場)
暁斗「ここか」
川田「でか、いな...」
暁斗「あとは任せろ」
川田「おう...」ズッシ
暁斗「すぅー...どりゃあァァァァァ!!!」ブンッ!
ガァンッ!! パラパラ...
暁斗「こんなもんか」
川田「( Д ) ⊙ ⊙」
暁斗「戻るぞ、まだ終わっちゃいねぇからな」
川田「お、おう...」
(入渠ドック)
暁斗「おぉ!綺麗になったな!」
川田「見違えたなぁ...」
工廠妖精「エッヘンッ!」
マーヴィン訳『水回りの整備も完璧です!』
暁斗「ありがとうな2人とも」
川田「後は脱衣所か?」
脱衣所もなかなかに荒れており
体を清潔にする場なのに脱衣所が酷ければ
せっかくお風呂で綺麗にした身体が台無しである
暁斗「工廠妖精、妖精スプレーってまだあるか?」
工廠妖精「ありますよ」
暁斗「あのカゴって直せるか?脱いだ服を入れるカゴ」
工廠妖精「できますできます」
暁斗「お願いしても?」
工廠妖精「d(˙꒳˙* )」
暁斗「ありがとう、報酬はちゃんと払うからな」
工廠妖精「やたー!」
報酬の一言で工廠妖精はやる気に満ち溢れていた
鎮守府の脱衣所は一般的な銭湯とほぼ変わらず
洗面台、ドライヤー、トイレ、扇風機、体重計、椅子があった
暁斗「マーヴィン、洗面台の水回りとドライヤーの通電確認頼む」
マーヴィン訳『了解です!』
暁斗「後は...冷蔵庫無いかな?」
川田「探してくるか?」
暁斗「頼むわ」
川田「任せとけって!」スタタタタ
暁斗「さて、俺はお湯をはっとこうかな」
マーヴィン訳『あ、ここ温泉が出ていてお湯をはる必要は無いですよ』
暁斗「...ま?」
マーヴィン訳『まじです』
暁斗「疲れた体に温泉...最高だな」
マーヴィン訳『硫黄の匂いもほとんど無く。温泉独特の腐乱臭を気にせず入れます』
暁斗「そりゃいい」
人によっては硫黄の匂いを温泉地で感じると『温泉に来たなぁ』と
なるみたいだが...
無論一部の人は硫黄の匂いは好きでは無い
暁斗「本格的にやることないし...床ピカピカにするか」
工廠妖精「カゴの修理終わりました〜」
暁斗「お、なら床綺麗にしようぜ」
工廠妖精「えー?それならこうやって〜」シュー
工廠妖精は残ったスプレーを全て使って床を綺麗にした
便利なスプレーだが、一体どうやって作っているのかは不明である
マーヴィン訳『こっちも終わりました〜』
暁斗「大丈夫そうだったか?」
マーヴィン訳『水道も電気も生きてました』
暁斗「なら良かった」
川田「あったぞ!冷蔵庫だ!!」
川田がやっとの思いで見つけてきた冷蔵庫
ただ、当然長い間使われていなかったので
暁斗「埃まみれやないかーい...」
川田「洗おうぜ!」
暁斗「念入りにな」ゴシゴシ キュッキュッ
川田「通電すんのかな?」キュッキュッ
暁斗「しなくてもきっとマーヴィンが直してくれる」
マーヴィン訳『(`・ω・´)フンスッ!』
念入りな掃除は15分近く行われた
川田「こんなもんかな?」
暁斗「よしコンセントにぶっ刺して...」ブスッ
川田「...中が冷えてきた!」
暁斗「通電OKだな」
川田「飲み物は適当にかっさらってきたんだが...」
暁斗「全部俺が買い揃えたやつだから入れちまっていいよ」
川田「おっけー」
気になる飲み物のラインナップは
牛乳、フルーツ牛乳、いちご牛乳、コーヒー牛乳、コ○・コーラ、ス○ライトなどなど...定番の飲み物で埋められた
暁斗「よし、グラウンド行って艦娘たちに伝えに行くぞ」
川田「おけ」
(グラウンド)
長門「提督は本当に無事なのか?全然顔を見せないが...」
RV「パイロットは現在、入渠ドックの修繕にかかっています」
全員「「え!?」」
RV「修繕はまもなく終わるはずです」
暁斗「その通り」
長門「っ!総員!提督に敬れ「しなくていい!」で、ですが...」
暁斗「今はそんなことやっていられない。入渠ドックの完全修復が終わった、怪我が酷い奴らからバケツを使って入渠しろ」
摩耶「バケツだと?テメェ喧嘩売ってんのか!?」
暁斗「...は?」
これには暁斗は意味不明だと言わんばかりの返事をした
摩耶「この鎮守府にはバケツがねぇんだよ!それをテメェは!!」
暁斗「バケツならある。17個だけだがな」
摩耶「なっ!?そんなの嘘だ!デタラメだ!」
暁斗「ほんとですー俺が死ぬ気で集めてきました!!」
RV「パイロット、長話は禁物です」
暁斗「...そうだな。とりあえず!怪我が酷いやつはバケツを使って入渠してくれ!以上!!」
その言葉を聞いた艦娘たちは一斉に入渠ドックへと駆け込んで行った
フリーボーン「あ、そうだった。暁斗、俺転勤になった」
暁斗「おぉ、急だなぁ。して、どこに所属するんだ?」
フリーボーン「大本営直属の憲兵になることになった」
暁斗「出世かよざけんな」
フリーボーン「あざすあざす」
暁斗「ま、おめでとう」
フリーボーン「で、時雨を連れていきたいんだが...」
暁斗「いいんじゃね?」
フリーボーン「本当か!」
暁斗「ほんとほんと」
フリーボーン「ありがとうよ暁斗...」
暁斗「ま、本営でも頑張れ」
この日の夜はフリーボーンの送迎会で幕を閉じた
かのように思われていた
赤城「提督、この度はドックの修理とバケツの用意、ありがとうございました」
暁斗は艦娘たちからの感謝ラッシュに困り果てていた
赤城で10人目である
暁斗「なんでこんなに俺に感謝を言ってくるやつらがいっぱいいるんだ?教えてくれ赤城」
赤城「え?それは当然、提督が入渠ドックを完全修復した上にバケツを確保してきてくださったのですから...」
暁斗「俺は当然のことだと思ってやっただけだ。後続のヤツらに伝えてくれ。礼などいらん。とな」
赤城「しかし!」
暁斗「しかしもヘチマもない!それに俺は感謝の言葉を言われるとむず痒くてたまらない。だから礼などしないでくれ」
赤城「...クスッ ますます提督が成登提督に見えてきてしまいます」
暁斗「...そうか」
暁斗は内心どこかでホッとしていた
それは自分の父親に近づけた喜びからなのか
褒めちぎられた喜びなのか
それは暁斗のみぞ知る
赤城「成登提督はですね?今回提督がしてくれたようにドックの修理をしたことがあるんです。サウナはその際に作られました」
暁斗「あのサウナを!?業者の人間じゃなくて提督が作ったの!?」
赤城「そうですよ?」
暁斗「そりゃすげぇや...」
赤城「その際にですね?冷蔵庫も買われて設置されたんです」
暁斗「あの冷蔵庫...」
赤城「今と全く同じ置き位置で、ラインナップも同じで...本当に、成登提督がいた頃に戻ったようでした」
暁斗「そりゃよかった」
赤城「ふふっ、ええ本当に...ってもうこんな時間ですか」
気付けば時刻は2155
まもなく消灯時間であった
暁斗「今日はゆっくり休むといい。俺ももう寝る...」
赤城「あっ、おやすみなさい。提督」
暁斗「あぁ、おやすみ赤城」
こうして長かった一日が終わりを迎えたのである
今回はここまで!
次回は本編か人物紹介にしたいのですが
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