死んだパイロットは少女たちが戦う世界へ   作:熟練搭乗員

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アンケの結果は本編3、人物紹介1ということで本編にします
人物紹介は次の機会にかきます

第46話どうぞ


気持ちの良い朝、そしてハプニング

 

チュンチュン ピヨヨ

 

 

暁斗「朝か...」

 

 

現在時刻0530

暁斗は、よほど疲れていない限りこの時間帯に起きる

 

 

暁斗「顔洗ってくるか...」ガチャ

 

 

そう言い向かったのは

鎮守府職員用の風呂場にある洗面台

 

 

暁斗「...純金のフレームがついたデケェ鏡があんぞ」

 

 

そこは艦娘用の風呂場などとは違い

豪勢な作りになっていた

実はこれら全ては艦娘の給料や食費を使って作られていた

 

 

暁斗「...後で工廠妖精に頼んでこの鏡を外してもらおう」パシャッ

 

川田「なんだ先客がいたのか」

 

暁斗「ん、おはよう川田」

 

川田「おう、おはよう」

 

暁斗「なぁ、今度この鏡売ろうと思うんだが、どう思う?」

 

川田「やっちまえやっちまえ」パシャッ

 

暁斗「じゃ、きまりだな」

 

川田「一体いくらになるんだろうな...」

 

暁斗「金の価値なんて俺は知らないからな...」

 

川田「そういや暁斗、この鎮守府にテニスコートがあったぞ」

 

暁斗「...なんであんの??」

 

川田「知らん」

 

 

呉鎮守府にあるというテニスコートに向かった2人

そこで2人は

 

 

川田「フルボッコにしてやんよ...!!」

 

暁斗「俺にシングルス勝てたことないのによく言うよ?」

 

 

火花を飛ばしあっていた

こうなった訳は少し前

2人がテニスコートに到着した頃まで遡る

 

 

川田「見ろよ見ろよ!本格的だよこれ!」

 

暁斗「おー確かにテニスコートだ」

 

 

コートは俗に言うオムニコートというもので

砂が敷かれているコートだった

 

 

暁斗「しかしなんであるんだ?」

 

川田「俺が知るわけないだろ」

 

暁斗「それもそうか」

 

鳳翔「あら?提督じゃありませんか」

 

暁斗「あ、鳳翔さん。おはうございます」

 

 

ちょうど運良く呉鎮守府古参勢の鳳翔さんが

暁斗たちの所へ来た

 

鳳翔「私に敬語だなんて、使わなくてもよろしいんですよ?」

 

暁斗「なんだか鳳翔さんには敬語じゃないといけない気がするんですよねぇ」

 

鳳翔「ふふっ...ところでここで一体何を?」

 

暁斗「あ〜このテニスコートがいつからあるのかなーという話を川田としていたんです」

 

鳳翔「このテニスコートは成登提督が業者に依頼して作ってもらったものです」

 

 

テニスコートを作ったのは暁斗の父である成登提督であった

成登提督は他にも百人入れる道場を作るなど

運動系の人間だったとしか思えないものを作っている

 

 

暁斗「へぇ〜...」

 

鳳翔「提督は学生時代何の競技を?」

 

暁斗「ソフトテニスです」

 

鳳翔「ソフトテニスですか。ならここでやれますね」

 

暁斗「そうですねぇ...久しぶりにやりたいですね」

 

川田「お、なら俺とやろうや」

 

暁斗「お、いいねぇ」

 

鳳翔「副提督もソフトテニスを?」

 

川田「そうですよ〜」

 

 

軍学校時代の時に2人はソフトテニス部に入部していた

他にも瀬戸雪、未来、鳴山、西島もソフトテニス部であった

 

 

鳳翔「お二人とも同じ部活動...どちらが強いんですか?」

 

2人「「俺です。あ"ぁ"?」」

 

暁斗「おもしれぇ。川田、ユニフォーム着用、シューズ履いて自分のラケットもってこい」

 

川田「やってやろうじゃねぇか!」

 

 

そして現在に至る

2人はダブルスではペアを組むことはあってもシングルスではほとんど戦ったことがなかった

 

 

鳴山「ファイブゲームマッチプレイボール!」

 

2人「「お願いします」」(礼)

 

天龍「提督と副提督どっちが強ぇんだろうな?」

 

龍田「鳳翔さんはお2人とも経験者だと仰っていたわ〜」

 

未来「あの2人はシングルスで戦ったことほぼないからな〜...」

 

暁斗「ふぅ...ッ!」(サーブトスをする)

 

瀬戸雪「...副審引き受けなきゃ良かったな」

 

暁斗「あいッ!!」

 

ドゴォン!!

 

川田「...ボールは?」

 

鳴山「...フォルト」

 

川田「...まさか」クルリ

 

 

ボールは川田の後ろの網状の壁にすっぽりと挟まっていた

 

 

暁斗「あちゃあ...セカンドサーブか...スゥッ、へいっ」ドコッ

 

川田「あ〜い」パコンッ

 

暁斗「あ〜ヘイッ!」バコンッ

 

川田「ヘイッ!」バコンッ

 

暁斗「は〜い」パコンッ

 

川田「あ〜ヘイッ!」バコンッ

 

鳴山(終わらねぇ...)

 

瀬戸雪(なんというか相変わらずというか...)

 

暁斗「〜ッ!はいっ!!」ズバコンッ!

 

川田「うわっへい」パコッ

 

暁斗(甘いボール...今だっ!)ズドコンッ!!

 

川田「いっっっっったぁ!?」

 

鳴山「ダイレクト!」

 

暁斗「すみません(礼)」

 

 

暁斗のスマッシュボールは見事に川田の身体に直撃

川田は痛みの凄さで倒れてしまった

 

 

川田「ちょ、医務室に...」

 

鳴山「棄権か?」

 

 

川田はしばらく考えて

 

 

川田「...おう...」

 

鳴山「勝者は暁斗!」

 

暁斗「えぇ...(困惑)」

 

 

ほとんど何もせずに勝利した暁斗は少しばかり不完全燃焼だった

あと1戦したいなーと考えていた矢先、瀬戸雪が

 

瀬戸雪「次は僕とやるかい?」

 

暁斗「遠慮しときます」

 

瀬戸雪「今なら互角の戦いができるんじゃないのかなぁ?」

 

暁斗「高体連全国一位とやる気はない!」

 

 

瀬戸雪から誘われたが拒否した

それは瀬戸雪が強者すぎるが故にやる気が失せたのだ

 

 

 

瀬戸雪「なんだ、つまんないの〜」

 

暁斗「いざ試合やってみろ、こっちがつまんなくなる」

 

瀬戸雪「今まで僕から取ったゲーム数は両手の指で数えられるぐらいしかないもんね〜」

 

暁斗「地味に心にくる一言」

 

瀬戸雪「事実じゃないか」

 

暁斗「その通りですよクソッタレ」

 

鳴山「そろそろ朝食の時間だぞ」

 

暁斗「...飯食いに行きますか」

 

 

(食堂)

 

 

暁斗「間宮さん日替わりA定食お願いします」

 

鳴山「俺もA定食を」

 

未来「私もA定食で!」

 

瀬戸雪「僕はB定食!」

 

間宮「はーい承りましたー!」

 

暁斗「今日のA定食はザンギ定食か...久々に食べるなぁ」

 

未来「だねぇ」

 

鳴山「勢いで頼んだんだがザンギって美味いのか?」

 

暁斗「美味い」

 

 

ザンギは本当に美味いので北海道に行ったら食べてみてほしい1品である

 

 

間宮「どうぞーA定食3つにB定食お1つでーす!」

 

暁斗「はやっ」

 

間宮「これでも遅い方ですよ?」

 

鳴山「えぐぅ」

 

未来「空いてる席ないかなー?」キョロキョロ

 

 

現時点で空いている席は無く

艦娘との相席になる他ない

 

 

赤城「あ、提督!ご一緒に食べませんか?」

 

 

赤城はいち早く暁斗達が席を探していることに気がついた

現在赤城は1人でご飯を食べていたため席に余裕もあった

 

 

暁斗「んー?うん、赤城がいいなら」

 

赤城「大丈夫ですっ!」

 

暁斗「ならご一緒させてもらおう」

 

鳴山「俺らもいいかな?」

 

赤城「えぇどうぞっ」

 

 

暁斗達は椅子に座り手を合わせ始めた

 

 

暁斗「さて、いただきます」

 

未来「いただきまーす!」

 

鳴山「いただきます」

 

瀬戸雪「いただきますっ」

 

暁斗「ザクッ ん!美味い!」

 

未来「味付け完璧〜!」モッモッ

 

鳴山「これが...ザンギ!美味いなぁ」モグモグ

 

瀬戸雪「B定食は鮭だね」モグモグ

 

暁斗「脂のってて美味そうだな」

 

瀬戸雪「サイコーだよっ」モグモグ

 

暁斗「うめぇぇぇ...」モグモグ

 

赤城「皆さん、早くも間宮さんの料理の虜になりましたね」

 

 

10分後

 

 

全員「「ご馳走様でした」」

 

間宮「お粗末さまでした」

 

 

4人は食堂を出て今後の動きについて話していた

 

 

暁斗「さて、まずは執務しないとな」スタスタ

 

鳴山「舞鶴との演習までは俺たちが執務やっとくぜ?」

 

暁斗「ナズェ?」

 

鳴山「お前忙しいだろ」

 

暁斗「あ〜...まぁそうだな」

 

鳴山「お前は演習メンバーの特訓に力を入れてろ」

 

 

暁斗は少し考えて

 

 

暁斗「じゃ、執務は任せた!」

 

鳴山「おう!」

 

暁斗「あ、でも放送機使うから結局執務室には行かないとだ」

 

鳴山「そうなのか」

 

暁斗「そっ、だから執務室行くぞ」

 

 

結局4人で執務室へ行くこととなるのであった

 

 

(執務室)

 

 

暁斗「えーとこのスイッチを押したら放送のサイレンみたいなのが鳴って」カチッ

 

 

ピーンポーンパーンポーン♪

 

 

暁斗「戦艦長門、榛名、空母翔鶴、瑞鶴、軽巡川内、駆逐艦響は0900に演習場に来るように!」

 

鳴山「特訓のメニューは?」

 

暁斗「舞鶴の過去の戦闘データを盗んで来たからそれを見て何をするか決める」

 

 

戦闘データを盗んできたのはもちろんRVである

 

 

鳴山「なるほどぉ」

 

暁斗「ちょっくら体動かしてくる」

 

鳴山「ん、いってら」

 

暁斗「いってきます」ガチャ

 

 

(廊下)

 

 

暁斗「さて...何してるんだ?お前たち」

 

「「なっ...!?」」

 

 

執務室の外では暁斗が出てきた瞬間殺ろうと考えていた艦娘達が居た

 

 

暁斗「バレバレだぞ?今度からはもっと上手くやるんだな...」スタ

 

夕立「待つっぽい」

 

暁斗「...なんだ?」

 

夕立「時雨をどこにやったっぽい」

 

暁斗「時雨はフリーボーン憲兵と一緒に本営へ転属になった。本人からの希望でもある」

 

 

昨日の夜、フリーボーンの後に時雨からも「フリーボーンさんと居たい」

という要望があったため認可した

 

 

夕立「証拠は?」

 

暁斗「はい、ボイスレコーダー。お別れの言葉も入っているらしい」

 

夕立「!」

 

暁斗「あと質問はあるか?」

 

夕立「ないっぽい...」

 

暁斗「もう少し他のやつの意見も聞くべきだったか...しくったな」スタスタ

 

 

そして暁斗は道場へと向かっていった

 

 

摩耶「お前たち執務室の前で何してんだ?」

 

叢雲「摩耶さん、実は...カクカクシカニクカレーで...」

 

 

何をしようとしていたかを素直に摩耶に打ち明けた叢雲

摩耶は驚き心配した

 

 

摩耶「だ、大丈夫だったのか!?なにかされてないか!?」

 

夕立「何もされてないっぽい」

 

摩耶「そっかぁ...ならいいんだ...ところでその持ってるやつ、何だ?」

 

夕立「ボイスレコーダーっぽい」カチッ

 

摩耶「ボイスレコーダー?」

 

 

夕立はボイスレコーダーのスイッチを押してみた

 

 

時雨『提督、僕はフリーボーンさんについて行きたいんだ。だから...僕を大本営に転属させてくれないかな?』

 

 

全員「「!」」

 

 

その場にいた艦娘達は暁斗の言っていたことが嘘では無いと知り皆驚いた

皆、「提督の言っていることは全て嘘だ」と信じ込んでいたからだ

 

 

暁斗『それは今の仲間たちの元を離れるということでいいんだな?』

 

時雨『うん』

 

暁斗『今の会話はボイスレコーダーで録音している。なにか姉妹艦などに残す言葉があれば、このマイク部分に向かって喋ってくれ』

 

時雨『...夕立』

 

夕立「時雨...」

 

時雨『夕立、君を1人ここにおいて大本営に行くのを許してくれ。僕が行ってしまうと姉妹艦はもういなくなってしまうけれど、僕は何時でも夕立の中にいるよ』

 

夕立「時、雨...」グスッ

 

時雨『それと、暁斗提督を信じてね。彼はこの鎮守府を変えれる唯一の人だから』

 

夕立「...時雨が言うなら、信じるっぽい」

 

叢雲「なっ!?」

 

夕立「時雨は今まで夕立に嘘をついたことが無いっぽい、だから...」

 

摩耶「信じるってか...軽率だぜ夕立」

 

 

摩耶のその言葉は夕立以外のその場にいた艦娘達全員が思っていた

考えみれば姉妹艦に信じて欲しいと言われただけで信じる者など

殆ど居ないのだ

 

 

摩耶「とりあえずアタシが言えるのはアイツなんかに期待をかけるなってだけだ。裏切られた時、それは重くのしかかってくるだけだしな」

 

夕立「でも...」

 

 

ドオォォンッ!!

 

 

叢雲「何!?何が起きたの!?」

 

 

謎の巨大な音が鎮守府全体に響いた

そして

 

 

吹雪「しっ、司令官!?」

 

暁斗「...」

 

摩耶「一体なんだってんだ!?」

 

川田「なんの音だ!?」スタタタ

 

吹雪「副司令!司令官が!」

 

川田「!暁斗、おい!起きろ!寝てんじゃねぇ!!」ユサユサッ

 

 

暁斗は完全に気を失っているのか

川田のデコピンでも意識を戻さなかった

 

 

川田『RV!応答してくれ!』

 

RV『はい、こちらRV』

 

川田『暁斗が窓から吹っ飛んできたんだ!原因不明でだ!』

 

RV『鎮守府の敷地内に敵タイタンの反応が多数存在しています。パイロットはタイタンフォールの衝撃で吹き飛ばされたのでしょう。これから私もタイタンフォールします』

 

川田『了解!』

 

 

川田「お前たちは全員寮に戻るんだ!」

 

摩耶「これからか!?」

 

川田「無理だと感じたら執務室に入っていい!とにかく部屋から出るな!今から放送をかけてほかの艦娘にも伝える!」

 

 

執務室は大勢の艦娘が嫌な思い出しかない部屋であったが

この状況ともなれば致し方ないと感じていた

 

 

叢雲「ちっ、仕方ないわ。みんな執務室へ入りましょう!」

 

夕立「分かったっぽい!」

 

川田「クーパー!」ガチャ

 

クーパー「おわっ!?ど、どうした!?」

 

川田「暁斗が気絶した!原因は多数の敵タイタンフォールの衝撃だ!」

 

クーパー「!奴らがいるのか」

 

川田「掃討するぞ!」

 

クーパー「了解!」

 

 

川田とクーパーは敵を討ちにタイタンフォールを要請して

外へ出た

 

 

(???)

 

 

暁斗「...!敵タイタンはどこだ!?」

 

暁斗(...いない。というか鎮守府じゃないなここ)

 

「おいアンタ!こんなところで何してんだ?」

 

暁斗「いえ、少しばかり道にまよ、って、しまって....!?」

 

祖暁斗「道に迷ったって...こんな何も無いようなところでかい...」

 

 

暁斗の目の前にいたのは自分の祖父である三居島暁斗だった

暁斗は写真でしか見たことのなかった祖父を目の当たりにし

驚きを隠せなかった

 

暁斗(一体どうなってんだ!?)

 

 

そして暁斗はまだ知らない

自分が過去にタイムスリップしていると

 





さて、過去にタイムスリップした暁斗は
一体どうがるんですかねぇ...

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