死んだパイロットは少女たちが戦う世界へ   作:熟練搭乗員

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今回長いです

皆さん夏休みどうお過ごしでしょうか
私は宿題に手をつけず夏期講習に行ってるだけの日々です

宿題は計画的に、ゲームは程々に

第50話どうぞ



暁斗の体験(真珠湾攻撃〜ミッドウェー海戦)

 

まず、俺が気絶していた間、タイムスリップをしていたことについて

俺はおそらく戦前の日本にタイムスリップした

その証拠に俺のじいさんがいたのさ

クーパー、お前は知らないと思うが

俺の家系は祖父、父、俺で軍人一家なんだぜ

 

タイムスリップしてから数日はじいさんの家で過ごした

それから海軍の戦闘機乗りになるために試験を受けたんだが

これまた競争率が高いんだ、合格するために勤勉したよ

 

晴れて合格して訓練を始めた訓練過程を終えてからは中国戦線、空母、ラバウル、空母、内地。という感じで色んなところで奮戦した

 

一番良かったのは中国戦線かな、まだあの頃は九六式艦上戦闘機で戦ったりもしてた。零戦一一型に乗ったこともある

 

一番酷かったのはラバウルと内地かな

え?甲乙つけがたいのかって?つけがたいんじゃない、()()()()()()()()()()()()()()()()

 

さて、話は最初に空母に所属になった時から始めよう

 

 

祖暁斗「見ろよ見ろよ、妖精さんだぜ」

 

暁斗「わぁ...なんとも非科学的」

 

祖暁斗「でも目の前にいるだろう?」

 

暁斗「確かにそうですね」

 

妖精(後のミカ)「お2人は知り合いなんですか?」

 

祖暁斗「んーまぁそんなところ」

 

暁斗「軍に入ったのは暁斗さんが先ですけどね」

 

祖暁斗「でも戦闘機乗りとしては暁の方が上手だろ?」

 

暁斗「いやいや、同等か暁斗さんの下ですよ」

 

祖暁斗「まぁどっちも優秀だから空母に配属される訳だが」

 

暁斗「これから忙しくなりそうですね」

 

祖暁斗「そうかもな...」

 

 

そして俺達は空母に着艦するところから始まった

所属は別々になった、俺は赤城だった。じいさんは加賀に所属することになった

 

 

暁斗「あれが赤城か...着艦は最後かな?」

 

 

先に着艦をしているヤツらがいたんだが酷いものだった

バウンドしたりすごいギリギリで止まったり

先輩たちが大笑いしてるのが見えたさ

 

俺か?俺はな...

 

 

暁斗「空母の着艦は陸上の着陸とは別物だからな...意識をチェンジしないと」スゥッ

 

 

俺は目を閉じた、地形を記憶し想像する。自分は今ここであとどれくらいで飛行甲板かを想像する。そうすれば

 

ゴトゴトゴトッ

 

 

暁斗「よし完璧な着艦だな」

 

整備兵「お、お疲れ様です!」

 

暁斗「あとをお願いします」

 

整備兵「はっはい!」

 

搭乗員1「あいつの着艦上手かったな」

 

搭乗員2「相当上手かもしれんな」

 

搭乗員3「実力を抜かされたら相当恥ずかしいかもな。あんな若いやつに」

 

 

周りからの評価は割と良かった

そして俺と一緒に赤城に配属されたやつから声をかけられた

 

 

???「あっ、あの!」

 

暁斗「はい、なんです?」

 

???「今までに他の空母に配属されたことがあるんですか!」

 

暁斗「いえ、空母に配属されたのも着艦したのも初めてです」

 

???「それであの着艦なのですか...あっ、申し遅れました!杉浦比叡一飛です!」

 

暁斗「三島暁一飛曹です。よろしくお願いします」

 

杉浦「私の階級は三島一飛曹よりも下なので敬語なんて使わなくて大丈夫です!」

 

暁斗「うーん...本当にですか?」

 

杉浦「本当にです!」

 

暁斗「...やっぱり敬語のままで」

 

杉浦「えぇ...?」

 

 

俺は直感的に感じた、杉浦は生き残れる

だがその為には俺がとにかく生き残ることの大切さをとかなければならないとも感じた

 

 

暁斗「杉浦一飛、戦闘において何よりも大切なこととは、なんだと思いますか?」

 

杉浦「大切なこと、ですか...うーん....敵をいち早く見つけて撃墜すること、ですか?」

 

暁斗「それも大切ですが、なにより大切なのは死なないこと。つまりは被撃墜しないということです」

 

杉浦「なるほど、それなら何度も敵機を落とす時が来るということですか?」

 

暁斗「その通りです、あなたにはこれを大切にして欲しい」

 

杉浦「うーん...でしたら、私に敬語を使わずに話してください!そうしてくれれば被撃墜しないことを大切にします!」

 

暁斗「ハハッ なんじゃそりゃ...じゃあ守ってくれよ?杉浦」

 

杉浦「はい!」

 

 

杉浦と出会って数ヶ月後の11月、俺たちは択捉島の単冠湾についた

防寒服が支給されたが、11月のオホーツク海は寒すぎて防寒服の着ていても体が震えていた

 

単冠湾には多くの連合艦隊の艦艇が揃っていた、その光景は壮観だった

 

11月の26日、全空母から搭乗員が集められた

 

 

飛行隊長「我々は!宣戦布告と同時に!真珠湾に停泊している米艦隊を攻撃する!」

 

 

搭乗員達は全員「おぉっ」という声を出した

その後、搭乗員の役割を確認した

俺は攻撃隊に入っていた

杉浦も攻撃隊になっていたが、艦隊上空を守る役割になったヤツらから代わってくれと言われていた

俺のところにも来たが艦隊の守りも立派な仕事だと説得して追い返した

 

そして単冠湾を出発し時は流れ12月8日

真珠湾攻撃の日がやってきた

もう誰も代わってくれと懇願することは無かった

皆が自身の役割を果たすことだけを考えていた

 

そして──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作戦は成功した

おかげで艦内は大騒ぎ

整備兵や防衛任務だった者達が着艦した搭乗員の元に一目散に駆け出し

真珠湾はどうだったか、敵の軍艦はどうだったかなどを聞いていた

 

 

暁斗「...」

 

「浮かない顔してんな?」

 

暁斗「!清水(しみず)さん」

 

 

清水は俺と同じ一飛曹の零戦搭乗員だった

真珠湾攻撃では艦隊防衛の任務で真珠湾にいけなかった

この人には真珠湾攻撃の前日まで代わってくれと懇願された

 

 

清水「どうした?攻撃は、大成功だったんだろ?」

 

暁斗「はい...ですが」

 

清水「ちょ、待て待て。俺とお前の階級は同じ一飛曹だ、敬語で喋らんでくれ、むず痒くなる」

 

暁斗「...わかったよ」

 

清水「で?何をそんなに考え込んだ顔を?」

 

暁斗「真珠湾に空母がいなかったんだ」

 

清水「あ〜、らしいな。停泊していたのは戦艦とかなんだっけか」

 

暁斗「あぁ、恐らく米軍はこの攻撃で空母と航空機の有用性を感じ、機動部隊を強化するはず、それを未然に防ぐためにも空母の一隻は沈めたかった」

 

清水「なるほどな...ま、今の俺たちは世界最強の機動部隊だ!アメ公の機動部隊が来ても返り討ちにしてやる!」

 

暁斗「そうだな...」

 

 

あの頃の日本の機動部隊は文句無しに世界一を名乗ってよかったと思うほどだった

 

 

清水「そういえば今日未帰還機が29機出たんだってな」

 

暁斗「...俺の目の前で艦爆が自爆したさ」

 

清水「...詳しく聞かせてくれ」

 

暁斗「艦爆が敵の対空砲火に被弾してな、左翼から燃料が漏れていたんだ。幸い、火はついてなかった」

 

清水「火がつかなかったのか...幸運だな」

 

暁斗「俺は艦爆に近寄ったんだ」

 

 

(真珠湾(回想)

 

 

暁斗『大丈夫カ?帰還シヨウ』

 

艦爆の搭乗員『自爆スル』

 

暁斗「なにっ!」

 

艦爆のペア『『ビシッ』』ブゥゥンッ!!

 

暁斗「ッ!」

 

 

ドオォォォォンッ!!

 

 

(空母赤城)

 

 

暁斗「俺は手信号で帰還を促したが...彼らの決意は硬く固まっていたんだろう。あの2人は俺に笑顔で綺麗な敬礼をして敵艦に突っ込んだ」

 

清水「真の軍人だな、俺だったら勲章の一つや二つくれてやってる」

 

暁斗「俺も同意見だが、上の奴らは下士官はおろか兵には勲章なんて与えないだろう」

 

清水「だな」

 

 

それから俺たちは快進撃を進める

負け無しで皆が浮かれてきた時だった

あの戦いがおきたんだ

そう──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッドウェー海戦だ

 

 

(格納庫)

 

 

清水「敵はまだ発見できないのか...」

 

伊坂「奴ら、俺たちにビビって逃げたんとちゃうか?」

 

駒井「見ろ、魚雷もお役御免だ」

 

 

その時、格納庫では魚雷を陸上爆弾に換装する作業が行われていた

元々は魚雷が装備されていたのだが上は空母は出てこないと判断し

魚雷から陸上爆弾の換装を命じた

 

 

『敵機動部隊を発見、爆弾を魚雷に換装せよ』

 

 

整備兵「今終わったところだぞ!?」

 

整備兵「はぁ、はぁ...クソっ!」

 

整備長「貴様ら今のを聞いたか!!」

 

整備兵達「「はっ、はい!!」」

 

整備長「今すぐ爆弾を魚雷に換装するんだ!」

 

整備兵達「「はい!」」

 

 

そして格納庫には魚雷と爆弾が密集した

 

 

暁斗「敵機動部隊を見つけたなら直ぐに発艦させるべきだ!」

 

杉浦「でも爆弾じゃ敵空母は沈みませんよ!」

 

暁斗「沈まなくてもいい、とりあえず先手を打たないと!それに...」

 

 

ガヤガヤ ガチャンッ カチャカチャ

 

 

暁斗「こんな状態で攻撃されればひとたまりもない...」

 

 

『敵機接近中、手空きの搭乗員は甲板に上がれ』

 

 

暁斗「!いくぞ杉浦!!」

 

杉浦「はっ、はい!」

 

 

(甲板)

 

 

杉浦「自分の機...あった!」ダッ

 

整備兵「ご武運を!」

 

杉浦「出ます!」

 

 

ブゥゥンッ!!

 

 

暁斗「どこだ...」

 

 

キラッ キラキラッ

 

 

暁斗「下だ!」

 

 

ブゥーンッ!!

 

 

暁斗「喰らえ!」ズガガガッ!

 

TBF「ボッ! ブロロロ...」ドボォォンッ!

 

杉浦「ぐぅっ!」ズダダダッ

 

TBF「ボォォンッ!! ブロロッ!」

 

杉浦「よしっ!!」

 

 

見張り員「やったァァァ!」

 

整備兵「まだまだだなぁ!!」

 

整備兵「お、おいあれ!!」

 

見張り員「う、右舷!!」

 

 

ブロロロロッ!!

 

 

駒井「うおぉぉぉ!」ズドドドンッ!

 

TBF「ボッ! ブゥゥン...」

 

 

整備兵「いぃやったぁぁ!!」

 

整備兵「一昨日来やがれってんだ!」

 

見張り員「キョロ...てっ、敵機直上ォォォ!!」

 

 

数機のSBD「「ブゥゥンッ!!!」」カチャン

 

 

ヒュルルルルルゥ...

 

ズドンッ!

 

 

整備兵「あっ...」

 

見張り員「...!...!?」

 

 

ドォォンッ!! ドッゴオォンッ!!

 

 

整備兵「ぎょっ、魚雷と爆弾が!」

 

整備兵「にっ、逃げろォォォォ!!!!」

 

清水「...暁斗、お前の言うことは正しかったんだな」

 

伊坂「言うてる場合か!?甲板に行くぞ!!」

 

 

杉浦「囮だったのか....」

 

暁斗「...」

 

 

ドオォォォォンッ!!!!

 

 

暁斗「!なんだ!?」

 

杉浦「あ、嗚呼...加賀が...」

 

暁斗「じいさんは...いた!上空に上がって無事だったのか...」

 

駒井「俺たちの空母が...」

 

 

ドオォォンッ!!!

 

 

駒井「蒼龍まで...!?」

 

暁斗「これがミッドウェー海戦、か...」

 

杉浦「もう飛龍以外は発着艦出来ない...」

 

暁斗「飛龍はまだこれから戦う、俺はその援護を...」ブロロロロッ!

 

杉浦「三島一飛曹!?」

 

駒井「あれはっ!飛龍から攻撃機が!」

 

杉浦「援護します!」

 

 

俺たちは飛龍から発艦した攻撃機達を援護して

最寄りの友軍基地に着陸して本土に帰った

 

そして──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラバウル基地に送られた

 





基本的に映画版の永遠の0を入れます
時々小説版とかドラマ版入るかもですが...

ここ違くね?というところがあったらご報告お願いします

誤字脱字を見つけた場合はご報告してくださると幸いです
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