「エロゲ転生とか可哀想www」(ニタニタ)「エロゲ転生とか可哀想!!」(必死)   作:デルタイオン

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い、色が……付いた!?

は、ハハハ!!ハハハハハハハハハッ!!!!

し、しししッしかもお気に入りが100人を超えたってよ……

アハハハハッ!!これは夢だ!!そう!夢なんだよ!!

あ、それはそうとコードギアス見ました。ルルーシュ……お前……(泣)


私の可愛い可愛い吸血鬼

初めて出会ったのはマンションに来た時だった。

 

都会に来て、色々初めてな事をして、慣れなくて……

 

そんな中で彼女はいつも私を助け、励ましてくれた。

 

だからなのだろうか?

 

彼女が欲しくなってしまった。

 

一目会った時から外見が好きでした。

 

出会っていく中で内面が好きになりました。

 

「あ、ありす……」

 

初めて呼んだ。

 

微笑んでこっちに向いてくれた。

 

「アリス」

 

何?と私の方に慣れ親しんだように向いてくれた。

 

「アリス♪」

 

返事にもならない声で意識だけこっちに向けてくれた。

 

このような自堕落な姿も、勉強してる時の頼もしさも、そんな彼女を見れてるのは私だけ。

 

話し合ってるのも私だけ。

 

素を曝け出してくれるのも私だけ。

 

でも、まだ足りない。

 

人は欲深い。

 

全てを手に入れたくなる。

 

彼女の一つ一つ……存在しているもの全て……

 

でも、そんな生活ももうそろそろ終わり。

 

女学院が始まってしまう。

 

彼女を奪われたくない。

 

でも、嫌な思いはさせたくない。

 

彼女は嫌でも目に付く。

 

時代が進む中で白色の髪は少なくなり、赤い瞳はまるで吸血鬼のよう。

 

白くすべすべな肌は憐憫で可憐な少女だ。

 

だから必ず注目される。

 

それを良い方向に持っていく……

 

その中で私は彼女の一番になればいい。

 

そうなれば、その後は恋人へと持っていけばいい。

 

そして、もっと進んで……私達は……

 

「……えへへ♡」

 

彼女のスーツの匂いを嗅ぐ。

 

彼女の柔らかい匂いが鼻に入ってくる。

 

舐めてみるとちょっとしょっぱい味がする。

 

いろんな所を嗅ぐ。

 

首元、腹、横腹、脇、背中……

 

全て違う匂い、違う味がする。

 

彼女の不思議な所だ。

 

表情が薄い感じがするけど、実際は沢山の表情を持っていてその一つ一つが私の心を揺れ動かしてくれる。

 

「ハァ……」

 

肺いっぱいに吸った空気を吐き出す。

 

ああ……また彼女の服に私の……私の吐息が……

 

「………………」

 

流石に駄目だと理性が言う。しかし本能が暴れて無意識に手が下にいった……

 

アリス……ごめんね。

 

ちょっとだけ……貴女を借りるね……♡

 

もう一度服に顔を埋めた……

 

 

 

 

―一方そのころアリスたんは―

 

 

 

 

やっべぇ……

 

今日女学院で新兵器実験検査あるの忘れてた……

 

「………いや、諦めるな!!」

 

そうだ!!まだ間に合う!!もう時間過ぎてるけど!!

 

「急がないと……!!」

 

元々髪は整えないほうだが、今回は服すらもそのまま上に普段着を重ねて外へ出る。

 

何故まだ女学院に通ってすらいないのにこのようにしているのか。

 

実は家と縁を切る際に条件付きで著名してもらったのだ。

 

その条件の一つが試験HBSの実験協力。

 

つまりテストパイロットをしろという事らしい。

 

そこで選ばれたのが偶然にも私が選んだ女学院だったわけだ。

 

てなわけで急いで女学院へと走る。

 

マンションから徒歩30分の女学院(走ったので10分)に着いた頃にはもう既に実験は始まっていた。

 

「す、すみません!!遅刻しました!!」

 

「26分32.59秒……最高記録だね?」

 

「ヴッ!?」

 

痛い所を突いたのはメガネ掛けていかにも(裏の者です)と言わんばかりの格好をしているこの人不健康マッドお姉さんはこの試験HBS開発主任研究員の方だ。名前はまだ教えられてない。ので、主任と呼んでいる。

 

「まあ、別にどうでもいいけどね〜。実はちょっとした不具合があったからまだ実験できないよ」

 

「よ、よか……ごめんなさい」

 

「ん?別にどうも?」

 

ここで良かったなんて言ったら不具合が起きた事を喜んでるみたいだなぁと思ったが、気にしてないらしい。

 

「まあ、私からしたら人格持ってくれて良かっただけどね」

 

……………え?なんて?

 

なんの言語使いました?

 

まったく聞こえなかったんだが!?

 

「さ、まずは着替えてきたら?その服装をしてると……誰かに襲われるかもよ?」

 

「え?」

 

ここで服装に注目していただこう。

 

彼女は走ったので火照っており、服もはだけており胸がギリギリアウトで存在感を出し、走ったからかお腹がチラ見えしてしまっている。

 

つまりエッ!!である。

 

残念だが中身が男の彼女が気がつくことないので無垢な顔がまたヌッ!!なのである……ナノデアルッ!!

 

まあ、理性ある人がここには多いので大丈夫だろう。

 

パイロットスーツに着替えた彼女はHBSへと接続する。

 

接続コネクターが複雑な為やはり起動には数分時間が必要だが……試験さえ終えれば良いのでどうでもいい。

 

『Prototype-0、起動』

 

「了解。複照射波動起動。メインシステム、シナリオ共に良し」

 

『さ、撃とうか。イビルアンガー放射』

 

「了解。イビルアンガー、放射!!」

 

トリガーを引いた。

 

イビルアンガー。邪悪な怒りとはネーミングセンスは控えめだが、威力は申し分ない。

 

放射されたレーザーは収縮し、壁を貫いた。

 

しかし、最後の白い装甲板は残念ながら当たる直前に当たらなかった。

 

放射が完了したイビルアンガーは大量の水蒸気を吹き出し、冷却が始まった。

 

『ペルズ装甲は貫けなかったか……まあ、こっちに関しては仕方無いね』

 

『サブシステムダウン。エラーメッセージを大量に吐き出しています』

 

『では自動修復システムを起動してくれ』

 

『了解しました。自動修復システム起動開始』

 

HBSに接続されたケーブルへエラー情報を送り、修復システムを受け入れる作業をする。

 

イビルアンガー放射ではエラー32。消滅2という散々な結果みたいだが、自動修復システムの方は好調らしい。元々、この二つを合わせて完成なのだからこれで重要部品二つの接点が出来たと考えるとこの実験は成功なのだろう。

 

『まあこんなもんだろう。さて、次は不具合が無いかテストだよ。これが終わったら今日の実験は終わり。イビルアンガー放射をちょっと調整したらこっちも帰れるから頑張ろうか』

 

その後は特に何も無かった。

 

不具合無し。イビルアンガーも本当にちょっと調整しただけで皆帰っていった。

 

珍しいと口々に皆言っていたが……

 

「まあ、あの主任だからね……」

 

仕方無いと思う。彼女のちょっとは我々とはただの爆弾と核爆弾並の差がある。

 

天才の感覚ってやつかな?

 

「でも、イビルアンガーってペルズ装甲を貫くように設計されたと聞いたけど……」

 

「それは照射ね」

 

「あ、サラさん。お疲れ様です」

 

黒髪ロングでタレ目の少女はサラ。サラ・ランペルージ。先程情報処理をしていた子である。

 

「ええ、お疲れ様。どうだった?イビルアンガー放射」

 

「まあ、脳に負担は掛かりますけど。グラウンドドローンシステムよりはマシでしたよ」

 

「その言葉で一気に不安になったのだけど……あなたとメインシステムは直結してるから、何かあったらすぐにお願いね?」

 

「はい。わかってますよ。では」

 

心配症だな〜と微笑ましく思い、少し勉強しなければいけない事があるので別れる。

 

しっかし、彼女なんであんなに理解してるんだろう?

 

主任のちょっとも当然と言わんばかりの顔で過ごすし……

 

(まあ、いっか)

 

別にどうでもいい事だし、さっさと帰って先を越さないとね。

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「よろしいので?()()

 

「なにがです?」

 

伊達メガネを外し、髪を整えた女性と、目を入れ替えたかのように吊り目になった少女。

 

「イビルアンガーです。あれの本質を彼女に教えないのは……」

 

「理解しました?教えない理由。彼女はおかしいんですよ。DNAは女性、しかもHBSに適合する能力が……いや、融合するほどに。だが、今回の実験でイビルアンガーを使用できた。あれのマガジン(トリガー)は男の持つ闘争本能。つまり、彼女は――」

 

「男性の魂を持っている……ですか」

 

目が合う。

 

彼女のへの思い、行動。つまるところ感情が行き来する。

 

「主任という立場に仮面を立たせ、あんたは彼女をシミュレートする……洗脳してまで……」

 

「アナタはただ利用価値があっただけ。生きてると勘違いするのも程々にしなさい。奴隷(モルモット)

 

「ッ!!」

 

歯切りする程に憎しみが表に出る。

 

何故このような人がこの世界に居るのか。

 

それが理不尽で今ここで殺せるのならば殺したい。

 

しかし……

 

「……彼をあなたへ渡せば……本当に解放するんですね?」

 

「契約だ。違えん」

 

「……わかりました」

 

仲間の為だ。我慢する他無い……

 

彼女がアリスに執着してくれている……しかし……

 

私の心もアリスに……

 

(なんて魔性の女なんだ……アリスッ!!)

 

憎しみの矛先が変わった。




うわぁ……これは酷い。我ながら酷いな。

洗脳、奴隷、憎しみ。この言葉が百合というものに傷を付けるか……はたまた美しく飾るか……

匂いフェチミーは……そこまでじゃないな。

書いた後に(本当にこれで良いのか?)といつも思いますね。これ同士達に反逆者に問われないかな?反逆のルルーシュ見たから更に怖くなったぞ……

まあ!結果的にハーレムになれば問題無いよね!!そ、そうに違いない!!

クロちゃんのHBS何が良い?

  • 猫っぽい縦横無尽の近距離型HBS
  • 隠密重視の中・近距離型HBS
  • 屋上とかから狙撃するタイプの遠距離型
  • 犬のように重武装!ムセル中・近距離型
  • いや、ここはあえて生身で

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