「僕と契約して、魔法少女にやってよ!(男の娘も大歓迎)」
プロローグ
これで何度目の世界だろうか......。
今ではそんな事を考えるのもやめてしまった....,。
......そう、数なんて関係ない。
何度繰り返そうと、私は
「それでは、転校生を紹介しまーす」
「暁美ほむらです。よろしく」
「.......」
同じだ......、いつもと同じ......。聞き飽きた周りの声、そして私が彼女に保健室へ案内させるのも......。全て......、聞き飽きた......。
「......鹿目まどか。あなた、家族や友達なこと、大切だと思ってる?」
「え......?」
「どうなの?」
このやり取りも何回目だろう...、そして何回目にあの言葉を聞くのだろう......。
「......もちろん、大切だと思ってるよ?家族も友達も、家族も友達も、みんな大好きだもん」
「...そう」
「それに......」
......ん?
「私、
「......え?」
今......、何て.........。
彼女に......、お兄さん?
今回の時間は........、何かが違う......。
『俺の生涯を全部お前に捧げたい.....。だから、お前の人生を俺に預けてくれないか?一緒に暮らして、俺達の子供を作って、そして.......、死ぬ時は俺と同じ墓に入って欲しい......』
あの言葉が蘇る......、もうあれから何年が経つだろうか........。とても懐かしい、時間はあっという間に過ぎていったな......。
「おじいちゃん........」
「龍騎......」
「ははは......、そんな悲しい顔するなよ......」
俺の周りにはかつて共に戦っていた仲間と孫達に囲まれていた。
「すまない......、俺が先に逝っちまうな........」
「大丈夫、後で追いかけるから......」
「......だからって直ぐに来るなよ...?なるべくゆっくり、な?」
「えぇ、約束通り同じお墓に入りましょう?」
「ああ......、やばっ.....、迎えが来たわ.......」
「おじいちゃん!!」
「龍騎!」
「皆んな...、今までありがとな.......。長生き......、しろよ.......」
「お疲れ様......、貴方......」
そう言って俺はゆっくりと目を閉じて、息を引き取った。
こうして、100年近く生きた霧影 龍騎《きりかげ りゅうき》の人生は終了した..........。
なんて思ってた昔の俺が居ました。
龍騎「..........」
目が覚めたら知らない天井、おまけに見知らぬ部屋のベットの上だった。
龍騎「......は?( ゚д゚)?」
あれ?ちょっと待って何かおかしいぞ?俺あっちだと死んだよね?老衰で死んだよね?嫁や孫達と仲間に見守られながら永眠したよね?何で俺此処に居るの?さっきの雰囲気は何処へ行っちゃったの?
龍騎「!」
俺は混乱しながらも部屋の辺りを見渡すと、椅子には学生服らしき物があり、机の上には鞄が置いてあった。そして俺ある事に気づく。
龍騎「生徒手帳だ!」
俺はベットから降りると、急いで鞄の中を漁る。もしかしたら俺は今どうなってるのか分かる筈だ、そう思った俺は鞄を漁っているとお目当ての物が見つかった。そして中を確認すると......。
龍騎「......見滝原中学二年...、鹿目 龍騎《かなめ りゅうき》.........?」
龍騎「な、なんじゃこりゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
どうやら俺は、とある外の世界の一家の少年として........、転生?憑依?まぁどっちでも良いか、良くないけど。取り敢えずまた
そして、新たな戦いが始まろうとしていた事を......、その時の俺は知らない........。
どうもです。餡 子太郎です。
さぁ、やって参りました東方龍優録の続編です!
活動報告で上げたタイトルは少し改変させて頂きました。ぶっちゃけ転生なのか憑依なのか分かんないので......。
今回はプロローグなのでちょっと短くて内容も薄い感じはしますけど、次回から本格的な物語に来ていきますのでどうぞよろしくお願いします。
誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。
次回もよろしくお願いします。
推奨OP 『alive a life』(仮面ライダー龍騎より)
推奨ED 『Magia』(魔法少女まどか⭐︎マギカより)
マギレコの漫画(単行本五巻)買ったけど......、マギレコ編も読みたいかどうか(ゲームは未プレイ)
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是非!続編として!
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是非!パラレルワールドとして!
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止めておいた方が良い、このままで