転生?憑依?したら鹿目家の長男になってた   作:餡 子太郎

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「やぁ来てくれてありがとう。これでまどか以外の魔法少女が揃ったね、これから先どうやる事やら......。それじゃあ行ってみようか」

「僕と契約して、魔法少女......」ガシッ

紫「あら?この子ったら感情が無いのかしら.......、少し境界を弄らせて貰いましょうか」

「え?あ、ちょっと待って..........、アーーー♂」


貴方を詐欺罪と器物損害罪で訴えます

 

龍騎「うぅ........、此処は......?」

 

マミ「気がついたのね、良かった.......」

 

俺が目が覚めた時には既に俺の部屋のベットの上だった。その隣にはマミ、まどか、さやかが居た。

 

龍騎「悪いな、運んで貰って.......」

 

まどか「怪我は無い?お兄ちゃん?」

 

龍騎「.......ああ、問題ないよ」

 

心配そうにまどかがそう言うと、まどかの頭を撫でる。すると隣に居たさやかが申し訳なさそうに声を掛ける。

 

さやか「ごめん、お兄さん......。また迷惑かけちゃって......」

 

龍騎「もう良いって、それよりお前が無事で良かった......、ってかソウルジェムは大丈夫なのか?」

 

俺がそう言ってさやかはソウルジェムを手に取ると、少しばかり黒く濁っていた。

 

龍騎「だと思った......、俺のグリーフシードやるからそれで回復しろ」

 

さやか「わ、分かった.....」

 

そう言ってさやかは俺が渡したグリーフシードを近づけて濁りを取り除く。

 

さやか「これでよしっと......」

 

まどか「.........そういえば、ソウルジェムの濁りを取ったグリーフシードはどうするんですか?」

 

まどかがグリーフシードについてマミに聞いてみた。そういやそんな事聞いて無かったな......。

 

マミ「グリーフシードはソウルジェムの濁りを吸い取り過ぎると、再び魔女に孵化してしまうの。キュウべえ」

 

キュウべえ「任せて、さやか。そのグリーフシードを僕にくれないかな?」

 

まどかの膝の上に居たキュウべえもんがさやかが使用したグリーフシードを受け取ると、両手に持ってポイっと後ろへ投げ、背中にグリーフシードを入れると、ゲップした。それを見た俺、まどか、さやかはドン引きしていた。.........なにそのギミック。

 

まどか「た、食べちゃったの......?」

 

キュウべえ「これが僕の仕事だからね」

 

グリーフシードの処分はキュウべえもんが必要な訳か........。

 

さやか「..........お兄さん、お願いがあるの」

 

さやかがいつも以上に真剣な表情で俺を見つめてくる。

 

龍騎「........何だ」

 

さやか「私に......、剣の使い方を教えて」

 

さやかがそう言うと、キュウべえもん以外は驚きを隠せなかった。

 

龍騎「......仮に教えるとして、何の為にだ?佐倉を倒す為か?」

 

さやか「私は魔女を戦う為だけじゃない、大切な人を守る為にこの力を手に入れたの。だから魔女よりも悪い人間が居れば私は戦うよ.....、例えそれが魔法少女でも」

 

龍騎「甘ったれた事言ってんじゃねぇよ」

 

さやか「!?」

 

俺が少し圧の掛かった言葉を言うと、さやかは少し怯えた表情を見せた。

 

龍騎「.......マミ、お前は今まで魔女と戦って死にかけた事はあるか?」

 

マミ「......あるわ、いつかは覚えてないけど」

 

龍騎「そう言う事だ、お前は魔法少女になったばかりだから分からないだろうがお前は本当の戦いの恐怖と辛さを知らない」

 

さやか「恐怖と辛さ......?」

 

龍騎「戦いってのはスポーツもそうだが、勝つか負けるかのどちらか......、死ぬか殺すかのどっちかしか選択肢しか無いわけだ。さっきの佐倉とやりあってお前を本気で殺そうとしてただろ?逆にお前が佐倉を殺したらどうなる?ゲームみたいに喜ぶのか?」

 

さやか「っ!」

 

龍騎「そう言う事だ、確かにお前の言っていた守りたいものは守って、戦うべき相手とは戦う、それはそれで良い。でもな、何も知らない奴がそんなデカい口を叩いた所でどうにもならないんだよ。前世で腕を吹っ飛ばされたり、腹を貫かれたりした俺から言える事だ。お前にそんなリスクを背負えるか?右も左も分からないお前がいきなり人を殺した罪を一生背負える覚悟があるのか?それでこそ戦いの恐怖と辛さに戦い続けてられるのかって話しだ」

 

さやか「...........」

 

龍騎「力だけが己の全てじゃない、もっと考え方を変えてみろ。そして悩め、自ずと答えるが出てくるさ」

 

さやか「...........お兄さんも悩んだの?」

 

龍騎「そりゃあるさ、自分の行動が正しいのか違うのか分かんなくなる時があったさ。行動力があってもそれに立ち向かう勇気が無ければ無意味だからな.....。別に剣を教えてやっても良い、その前に自分は何と戦わないといけないのか知る必要がある」

 

さやか「何と、戦わないといけないのか.....?」

 

龍騎「お前は大切な人を守る為に戦うって言ったな?ちなみに大切な人って誰なんだ?上条か?まどかか?」

 

さやか「そ、それは......」

 

龍騎「機嫌を悪くする言葉を言うが、お前が言っていたのは所詮自分の都合が良い言葉に過ぎない......。そんな事出来る訳がない」

 

さやか「!?」

 

龍騎「俺だってお前の同じ考えを持ってたさ...。かつて一緒に戦って来た仲間を助けたかった......。でもボロボロだったあいつは俺に全てを託してくれた......。そして死んだ......」

 

『やれ!!霧影龍騎ぃぃぃ!!』

 

龍騎『あああああああああああああ!!』

 

.......やばい、目から水が...........。

 

さやか「お兄さん......」

 

マミ「.........」

 

龍騎「......兎に角、剣の使い方はまた後でな。別に焦る事は無いぞ」

 

そう言って俺は横たわると、マミを先頭に三人が部屋を出て行った。それと同時に睡魔に襲われてそのまま眠りについてしまった。

 

 

 

〜翌日〜

 

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

 

放課後、帰り道に孵化して魔女の結界に閉じ込められた俺は魔女と対峙していた。途中、マミがやって来て先程マミが魔女にトドメを刺した所だ。大爆発を起こした魔女からグリーフシードが落ちてきて俺が回収すると、俺とマミは変身を解く。

 

龍騎「ふぅ......、このグリーフシードは貰っても良いか?何かあった時に持っておきたい」

 

マミ「最初に魔女を見つけたのは龍騎さんよ、お好きにどうぞ」

 

マミの許可を得たのでグリーフシードをポケットの中に入れる。そして帰ろうとしたらマミに止められた。

 

マミ「その、少しご相談があって......」

 

龍騎「相談?進路相談か?」

 

マミ「魔法少女関係よ、当たり前でしょ?」

 

えぇ〜........、偶には魔法少女関係なしの話ししようぜ?俺の正体明らかにした時からずっと魔法少女関係の話しじゃん。俺が嫌そうな顔をしてるとマミがムッとした表情で睨んでくる。

 

マミ「......何ですかその嫌そうな顔は?」

 

龍騎「偶には別の話ししようぜ?仕事熱心なのは関心するが偶には息抜きは必要だぞ?花の女子中学生が仕事ばっかりすると恋愛出来なくなるぞ?」

 

餡 子太郎(三十過ぎても架空の彼氏が居る独身なんだよなぁ.....。あ、詳しくは漫画【巴マミの平凡な日常】を読もう!面白いよ!(唐突な宣伝))

 

マミ「それはそれ、これはこれです」

 

あ、ダメだこいつ完全に諦めてるわ......、早く何とかしないと......。

 

龍騎「........で、何の相談な訳?」

 

マミ「その........、何と言うのか......」

 

........やけに言いづらそうな表情してるな、言いにくい事なのか?

 

マミ「............わざ」

 

龍騎「はい?」

 

マミ「だから!龍騎さんが使ってた必殺技を教えてほしいの!///」

 

龍騎「」

 

................こいつ何いってんの?深刻な事かと思ったらしょーもない事だったんだけど、何?俺を黒歴史の一ページを書き残したいの?...... え?お前も言ってたろって?あれはスペルカードの代わりだから使うには宣伝しないといけないの。ティロ・フィナーレと一緒にすんな。

 

龍騎「................それは戦い方を教えて欲しいって訳?ってか何で俺が技を使ったのか分からんだよ」

 

マミ「その.......、剣から火が出てきた時から.......、影から......」

 

見てたのかよ!?だったら介入して来いよ!

 

龍騎「..........あのなぁ、言っとくけどお前達と違って俺の魔法は特殊なんだよ。だから教えようにも出来るとは限らないぞ?それに俺の場合は剣がメインだからマミのようなマスケット銃には流石に無理だって」

 

ってかあたし、射撃苦手なのよねー(誤射マリア風)

 

マミ「そんな......、折角新しい技を見て貰おうと思ったのに......」

 

そう言ってしゃがんで指をツンツンと合わせるマミ、新作を考えるのは勝手だが後で後悔するぞ?社会的な意味で。

 

そして暗くなって来たので俺はマミを家まで送り届ける事にした。しかし、歩道橋の階段を登ろうとするが、橋のど真ん中にさやかと佐倉が居た。

 

マミ「っ、何でさやかさんと佐倉さんが......」

 

龍騎「話し合うって訳じゃ無さそうだな......、恐らく佐倉がさやかに何か言ったんだろう」

 

そして佐倉が魔法少女姿に変身すると、さやかの後ろからまどかが現れた。

 

龍騎「まどか!?」

 

マミ「早く止めないと......、って暁美さん!?」

 

まどかが現れたと同時にほむらまでやって来た。これで魔法少女全員集合......、ってそんな事言ってる場合じゃない。

 

俺が魔法少女の集団に向かって階段を登り出す。そして登り上がった時にはまどかがさやかの後ろから抱き着けて魔法少女姿に変身するのを阻止しようとする。

 

龍騎「待てまどか!危険だ!」

 

さやか「なっ!?」

 

まどか「お兄ちゃん!?」

 

佐倉「何!?」

 

ほむら「......っ」

 

魔法少女達が此方を向くと、さやかの手に持っていたソウルジェムが滑らせたのか道路へ落としてしまった。

 

さやか「あっ......」

 

ほむら「なっ!?」

 

龍騎「何!?」

 

まどか「さやかちゃんのソウルジェムが!?」

 

龍騎「頼むほむら!」

 

ほむら「言われなくても!!」

 

そう言ってほむらは直ぐにその場から消えると、さやかが突然操り人形の糸が切れたかのように体がだらけてしまった。

 

龍騎「っ......」

 

まどか「ど、どうしようお兄ちゃん......、私......、私......!」

 

俺がまどかとさやかの所に駆け寄ると、まどかはさやかを殺してしまったのだはないかと泣き始めてしまう。

 

龍騎「大丈夫だまどか、ソウルジェムはほむらが取って来てくれてる。破壊されてなきゃさやかは無事だ」

 

まどか「でも、でも.......」

 

杏子「......どう言う事だよ、ソウルジェムが破壊されてなきゃ無事でどう言う意味だ!!」

 

そう言って佐倉は俺の肩を掴むが、俺に泣きながら寄り掛かって来たまどかの頭を撫でながら顔だけを向ける。

 

龍騎「........其処に居る淫獣に聞いてみれば良いだろ?」

 

キュウべえ「やれやれ、僕は一度も話して無いんだけどな」

 

何処から沸いて来たのかキュウべえもんが橋の手すりの上に座った。

 

キュウべえ「話す前にどうして分かったのかな?君は僕に嫌われているのは分かるけど、君からは何も聞いてきて無いじゃないか」

 

龍騎「伊達に前世で百年近く生きてきた訳じゃねえんだよ、それにお前の目的も分かってるからな。そんな事絶対にさせねぇから」

 

杏子「おい、いい加減話しやがれよ。何が何だかさっぱりだ」

 

我慢の限界が来たのか、ご立腹の様子で問い掛ける佐倉。俺は魔法少女、キュウべえもんの正体と目的、ついでに俺について全て話した。

 

杏子「......どう言う事だよおい、まるで私達がゾンビみたいなもんじゃねぇか!」

 

キュウべえ「僕だって驚きだよ、まさか君がどの世界も存在しない神の一族だなんてね。君は僕が見てきた魔法少女より断然強いよ、でもまどかの才能には及ばないけどね」

 

杏子「ふざけんじゃねぇ!どうしてくれるんだよ!!」

 

マミ「止めなさい、佐倉さん」

 

佐倉がキュウべえもんを掴むと、マミが止めに入る。

 

杏子「マミ......」

 

マミ「キュウべえ......、信じていたんだけどね.....。見損なったわ」

 

キュウべえ「僕は僕の仕事をしてるつもりだよ。どうやらマミも知ってしまったようだね」

 

 

〜「il vento d’oro」(ジョジョの奇妙な冒険 第5部処刑用BGM〜

 

俺はゆっくりと立ち上がり、キュウべえもんに身体を向ける。

 

龍騎「貴方を詐欺罪と(心の)器物損壊罪で訴えます!理由は勿論、お分かりですね?貴方が皆(魔法少女)をこんなクソなやり口で騙し、少女達の人生を破壊したからです!覚悟の準備をしておいて下さい。近いうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用でき来て貰います。慰謝料の準備もしておいて下さい!貴方は(人類の)犯罪者です!刑務所(地獄)にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!良いですね!」

 

そう言って俺はキュウべえもんを掴んで道路へ投げ捨てた。そして丁度大型トラックがやって来てキュウべえもんはトラックとぶつかりティウンティウン(物理)した。

 

龍騎「......で、何さっきからクスクスと笑ってんだよほむらさん」

 

ほむら「......笑ってないわ、美樹さやかのソウルジェムを取りに帰って来たら何変な茶番をやってたのよ」

 

その割にはウケてたじゃないかほむほむ......。

 

まどか「ほむらちゃん!」

 

ほむら「待たせたわね、これで美樹さやかは無事よ」

 

そう言ってさやかの手の上にソウルジェムを置くと、少ししてさやかの身体が跳ね上がり、周囲を見て起き上がる。

 

さやか「.............此処は?」

 

まどか「さやかちゃ〜〜〜〜ん!!」

 

さやか「うおっ!?ま、まどか!?」

 

さやかに泣きながら勢い良く抱きつくまどかに困惑するさやか、そして隣には物凄い不機嫌なほむほむ。加速装置があったら直ぐにこの場から立ち去りたい......。

 

マミ「何はともあれ、無事で良かったわ......」

 

杏子「..............」

 

さやか「え、えっと........、これどう言う状況?」

 

キュウべえ「無事だったみたいだね、さやか」

 

さやかが状況を把握出来ず、俺達に問い掛けるとキュウべえもんが現れた。こいつゴキブリ並みにウザいな.....。

 

龍騎「さやか、今から説明するから死んだフリしてくれない?その方が分り易いから」

 

さやか「え?う、うん......」

 

俺の言葉に従ってさやかはまた横たわると、また謎のBGMが流れる。

 

龍騎「貴方を詐欺罪と(心の)器物損壊罪で訴えま(以下略)」

 

そしてまたキュウべえもんを道路へ投げ捨てると、次はタンクローリーにぶつかりティウンティウンした。その後ろでほむらがクスクスと笑っていたが聞かなかった事にしよう。




どうもです。餡 子太郎です。

いかがでしたか?

さて、これからさやかちゃんの自暴自棄(?)になっていきます。

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。
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