転生?憑依?したら鹿目家の長男になってた   作:餡 子太郎

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「やぁ!来てくれてありがとう!アンケートの件、ありがとう!もしかしたらマギレコ編も書くかもしれないって。それじゃあ行ってみよう!」

「僕と契約して、瀟洒な従者になってよ!」

咲夜「喧嘩売ってるんですか?」

妖夢「他の方の二つ名を使ったら斬り刻みますよ?」


他の皆んなには内緒だよ

 

龍騎「ふあぁ〜........、眠っ」

 

学校をサボった翌朝、俺は欠伸をしながらまどかと一緒にいつもの場所へと向かっている。昨日は本当に面倒くさかった......、学校をサボった事をまどかにちくられて、それから母さんに説教二時間コース。おまけにテスト期間が近づいてるから勉強もしなてはならない、お陰様で寝不足である。

 

さやか「やぁやぁお二人さん!眠たそうな顔をしてますなぁ!」

 

まどか「おはようさやかちゃん」

 

龍騎「........うす」

 

いつもの場所へ到着すると、いつもの様子のさやかと仁美が待っていた。

 

仁美「おはようございます」

 

龍騎「ああ、おはようさん........。どうやら吹っ切れたみたいだな」

 

さやか「うん、もう大丈夫」

 

仁美「........?どう言う事ですか?」

 

龍騎「ん?ちょっとな」

 

まどか(良かった........、元気になって........)

 

蓮子「やぁやぁ皆の衆!ってか龍騎!昨日学校サボったってほんと!?」

 

龍騎「おいそれ何処情報だよ」

 

途中から蓮子とメリーがやってくると、蓮子が俺の顔まで近づく。

 

メリー「昨日ね、帰りに龍騎とさやかちゃんが林檎を齧りながら歩いてた所を偶然........」

 

龍騎「ファ!?」

 

さやか「うぇ!?」

 

メリーの言葉に俺とさやかはギクッと言わんばかりに身体が飛び跳ねる。気が付かなかった........。

 

蓮子「学校サボってさやかちゃんと遊ぶなんて良い度胸じゃない........、テストも近いってのにそんなに余裕って訳?」

 

龍騎「此処だけの話しだがお前より部屋は出来る方だ。ってか早く行くぞお前等、俺日直だったわ」

 

蓮子「あ!私もだ!?早く行かなきゃ!」

 

そう言って俺は走り出すと、他の女子も俺に着いて行く。そして別れる場所に着くと、松葉杖を使って他の男子と登校していた上条の姿だった。

 

さやか「あいつ........」

 

仁美「上条くん、退院なさったのですの?」

 

龍騎「いつ退院したんだよあいつ........」

 

蓮子「ほうほう、中々のイケメン........、と言うより美少年ですな」

 

さやか「................」

 

まどか「........行ってきなよ、まだ声掛けてないんでしょ?」

 

さやか「........いいよ、私は...」

 

龍騎「........ってか時間がやべぇ!?おい急ぐぞ!」

 

蓮子「あ、ちょっと!」

 

上条の様子を見ていていたら本格的に時間がヤバくなって来たので俺は走り出すと、慌てて蓮子とメリーも走り出す。何とか遅刻する事はなかったが、結局朝の日直の仕事が出来て無かったので俺と蓮子は怒られた。

 

 

 

〜放課後・ファーストフード店〜

 

龍騎「で、呼び出したのは理由は?」

 

ほむら「................」

 

放課後、ほむらがメールで呼び出された俺は近くのファーストフード店にやって来た。大抵は今後のイベントについてだろう........、そんな事を思っているとほむらは購入したホットコーヒーを一口飲む。

 

ほむら「........近いうち、美樹さやかは死ぬわ」

 

龍騎「っ!?」

 

ほむらが平常心でそう言って来るが、俺は驚きを隠せなかった。そりゃそうだ、今でも身近に居るさやかに身が危ないと言ってるのだ。

 

龍騎「................魔女に殺されるのか?」

 

ほむら「いいえ、魔女になるのよ」

 

龍騎「................はい?」

 

ほむらの返事に呆然としてしまった。さやかが魔女になる?

 

龍騎「えっと........、どう言う事?」

 

ほむら「言葉通りよ」

 

意味不明、その一言しか頭に浮かばなかった。そんな事を思っていると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。振り向くと、其処にはさやかと仁美が座っていた。何故かまどかは同席していなかった。

 

ほむら「耳をかっぽじって良く聞いてない、美樹さやかが魔女になるきっかけよ」

 

龍騎「そんな事よりお前がその言葉を使ってるのが驚いたよ、さっきのさやかが魔女になるって言っていた事よりりゅーくんびっくりしちゃったよ」

 

仁美「実は、前からさやかさんに秘密にしてきた事がありますの」

 

龍騎(秘密にしてきた事........?)

 

仁美「私、ずっと前から上条恭介くんの事をお慕いしておりましたのよ」

 

さやか「................へ?」

 

龍騎「!?ごほっ、ごほっ!?」

 

仁美の衝撃発言により、さやかは固まり、俺は思わず咳き込んでしまった。

 

さやか「................そ、そうなんだぁ、仁美が恭介をね........。あいつも隅に置けないなぁ〜」

 

仁美「................しかし、私はもっと悪い事をしておりますの。聞いて下さりますか?」

 

さやか「........悪い事?」

 

龍騎・ほむら((ん?))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仁美「実は、二年前から鹿目龍騎の事もお慕いおりますの」

 

さやか「................................へ?」

 

龍騎「........................は?」

 

ほむら「ブーーーーーーーーーーーーー!」

 

龍騎「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!?」

 

仁美の方からまさかまさかの言葉に俺とさやかは固まり、隣に居たほむらが勢いよく俺の顔に目掛けて口にしていたコーヒーを吹き出した。俺は思わず倒れてしまい、ほむらが時を止めて俺を店の外へ投げ捨てた。ほむほむ........、後で泣かす。

 

さやか「........何それ?逆三角関係?」

 

仁美「そうなりますわね................。ですが、もう自分に嘘はつかないって決めたんですの。さやかさんはどうですか?本当の気持ちと向き合えますか?」

 

さやか「な、何の話しをしてるのさ........」

 

仁美「........これから龍騎さんに連絡を取って告白を、明日は上条くんに想いを伝えます。どうか後悔の残らないように決めて下さい」

 

さやか「ちょ、ちょっと待って仁美!仮に、仮にお兄さんとOK貰ったら恭介も告白するって事!?」

 

仁美「........その時はその時です、さやかさんなら龍騎さんの性格をお分かりですわよね?あの人は中途半端が嫌い、最後までやり通すお方です。なら私も、最後まで後悔しない終わり方で終わりたいのです」

 

そんな事言って仁美が鞄を持って店を出るが、そんな事を俺が知る訳でも無く、両目を手に当てて倒れてる俺を仁美が目撃すると近くの公園へ向かった。

 

 

 

〜公園〜

 

龍騎「悪い、みっともないものを見せた........」

 

仁美「いえ、お構いなく........」

 

仁美がハンカチを差し出すと、俺はほむらにかけられた顔を拭く。マジで申し訳無い........。

 

仁美「でも、どうしてお店の前で倒れて居たのですか?」

 

ほむらにコーヒーをぶち撒けられた、何て言える訳が無く........。

 

龍騎「ナンパにあった女子高生を助けたらナンパ側の持っていたコーヒーかけられた(大嘘)」

 

仁美「え!?」

 

龍騎「まぁぬるかったから火傷はして無いなら良いけどさ、お前が気にする事は無いよ」

 

そう言って俺は拭き終わったハンカチを持っていたビニール袋に入れる。

 

龍騎「ハンカチありがとな、洗って返すよ」

 

仁美「いえ、此方で洗いますよ」

 

龍騎「え?でもな........」

 

仁美「大丈夫ですから」

 

随分と突っかかって来るな........、俺は仕方なくハンカチの入ったビニール袋を渡す事にした。

 

龍騎「........じゃあこれは返すよ。じゃあ俺はこれで...」

 

仁美「あ、待って下さい!」

 

俺が帰ろうとするが、仁美が俺の腕を掴んで止めた。

 

仁美「........お話しがあるんです」

 

龍騎「っ........」

 

仁美が俺に話しがあると言うと、俺は思わず息を呑んでしまう...。

 

龍騎「................話しって?」

 

仁美「................実は龍騎さん、私は................................、貴方の事をお慕いしています」

 

龍騎「........................(知 っ て た)」

 

まぁ予想はしてたよ?まさか今日告ってくるとは思わなかったよ........。

 

龍騎「................ありがとう、でもすまない。お前とは付き合えない」

 

仁美「................理由をお聞きしても?」

 

龍騎「........昔も今もずっと、お前を妹として見てきたからさ。それはさやかもそう言える、だから................」

 

仁美「........そうですか」

 

そう言うと、仁美の目から一筋の涙が流れる。それと同時に罪悪感が襲い掛かる。そして、突然と魔女の魔力を感知した。

 

龍騎「!?何でこんな時に........!」

 

仁美「龍騎さん........?」

 

龍騎「仁美、急いで此処から離れるぞ!」

 

そう言って俺は仁美の手を掴んでその場から離れるが、走り出した時には既に魔女の結界の中に閉じ込められてしまい、景色が歪んでいく。

 

仁美「な、何ですの........?」

 

龍騎「遅かったか........」

 

魔女の結界に閉じ込められた俺と仁美は、上空から魔女らしき物体が落ちて来た。それはまるで蜘蛛のような形に上半身が人間のような姿をした魔女だった。俺はカードデッキを取り出そうとするが、後ろで怯えている仁美の姿を見る。こうなったら仕方ない........。

 

龍騎「........仁美、お前にはずっと隠してた事がある」

 

仁美「え?」

 

龍騎「今からそれを見せてやるよ........」

 

そう言って俺はカードデッキを突き出して、魔力を流し込んでベルトを出現させて腰に巻く。そしてカードデッキを左手で腰のベルトのすぐ横当たりまで落とし、右手を左斜め上へ伸ばして叫ぶ。

 

龍騎「変身!」

 

ベルトにカードデッキを差し込むと、龍の形をした炎の竜巻が俺の周りを旋回するように覆うと、炎が消えた瞬間、いつもの戦闘服になる。

 

仁美「え........?」

 

龍騎「言っとくけど、他の連中にはナイショだぞ!」

 

そう言って俺は左腕にある甲冑をスライドして、カードデッキから一枚のカードを引き抜き、カードを装填して召喚機を元に戻す。

 

 

【SWORD VENT】

 

 

甲冑から効果音が発生して、上から青龍刀が降って来て上手くキャッチして魔女に向かって走り出す。すると魔女は針のような物を飛ばしてくると、俺は青龍刀で斬り払っては甲冑で弾き、そして大きく飛んで魔女の上半身を斬りつける。そして魔女は俺を振り払うと、使い魔を呼び出して仁美に向かって飛ばして来る。

 

龍騎「させるかよ!」

 

そう言って俺はカードデッキからもう一枚カードを引き抜き、甲冑をスライドさせてカードを挿入、召喚機を元に戻すと、甲冑から別の効果音が鳴り響く。

 

 

【AD VENT】

 

 

ガアァァァァァァァァァァァァ!!

 

すると上空から赤き龍が現れて、使い魔に向かって火炎弾を吐き出す。

 

龍騎「よし、そのまま仁美を守ってくれ!」

 

了解、と言っているのか一鳴きすると、仁美を守るかのように旋回する。さてと、こっちも終わりにしますか、そう言って俺はカードデッキからまた別のカードを引き抜き、召喚機にセットして元に戻すと、更に別の効果音が鳴り響く。

 

 

【STRIKE VENT】

 

すると上空から龍の頭部を模した手甲が飛んできて、俺は右手に装着すると、魔女に向けて小さく態勢を低くする。そして龍の頭部を模した手甲から火炎弾を放つ。火炎弾は魔女に直撃したものの、完全には倒せては無かったが、致命傷にはなっている筈だ。

 

龍騎「悪いが倒させて貰う、悪く思うなよ」

 

そう言ってカードデッキから新しいカードを引き抜き、召喚機にセットして元に戻すと、更に別の効果音が鳴り響く。

 

 

【FINAL VENT】

 

龍騎「フッ! ハァァァァァ...............ッ」

 

両腕を前へと突き出し、左手を上に、右手を下に。そして一度手を引き戻したかと思うと、舞う様に手を旋回させる。それに呼応する様に赤き龍が此方へ向かっていき、動きに合わせながら彼の周りを赤き龍が飛翔し、唸る。中腰に構えると、地面を蹴り、赤き龍と共に上空へ舞い上がり、左足を曲げて、右足を魔女に向けて突きつける。

 

龍騎「ダァアアアアアアアアッッッ!!」

 

次の瞬間、赤き龍が放つ炎を纏った飛び蹴りが放つ。そのまま一直線に魔女に向かい、そして魔女の身体を突き抜けると大爆発が起こる。そしてグリーフシードが落ちたので、回収すると景色が元に戻り、カードデッキをスライドさせて変身を解除する。

 

龍騎「怪我はないか?」

 

仁美「は、はい........」

 

そう言って俺は仁美に手を差し伸べると、仁美は俺の手を取って立ち上がる。どうやら無事のようだ。

 

仁美「あ、あの........、今のは一体........」

 

龍騎「........一言で言えば、最近自殺やら怪事件が多いのはさっきの奴等が原因だ。俺はそいつ等を退治してるんだよ」

 

仁美「................あ」

 

仁美が呆然としていると、何かに気が付いたのか声を上げる。

 

仁美「腕から血が........」

 

龍騎「え?」

 

そう言って俺は腕を見てみると、左腕から血が流れていた。どうやら魔女が放った針に掠ったのだろう。

 

龍騎「大丈夫だよこのぐらい、水で冷やせば........」

 

仁美「良くありません!一先ず私の家に!」

 

龍騎「え?あ、ちょっと!?」

 

そう言って俺の手を握って仁美の家へと連れて行かれてしまった。それから仁美の家にお邪魔して彼女から包帯を巻いて貰った。

 

龍騎「悪いな、手当して貰って」

 

仁美「いえ、気にしないで下さい。助けて貰ったお礼ですわ」

 

龍騎「........そうか。告白の件、ありがとな........、嬉しかった」

 

仁美「い、いえ........」

 

すると俺の携帯から着信があり、画面を見るとまどかからだった。

 

龍騎「もしもし?どうした?」

 

まどか『お兄ちゃん助けて!さやかちゃんが........!』

 

龍騎「!?................分かった、直ぐに向かう。悪い仁美、俺用事が出来た。また明日な!」

 

仁美「りゅ、龍騎さん!?」

 

そう言って俺は急いでまどか達の元へ向かう........。そして俺が到着した時には................。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さやか「あはは、あはははははははははははははははははははははははははははははは!!」

 

龍騎「................さやか?」

 

其処には、魔女を滅多斬りににしているさやかの姿だった........。




どうもです。餡 子太郎です。

いかがでしたか?

仁美の逆三角関係についてですが、昼ドラ(?)を意識してやらせて頂きました。出来れば批判は止めて下さると助かります。ちなみにですが、仁美の出番は多分無いと思います。

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。
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