転生?憑依?したら鹿目家の長男になってた   作:餡 子太郎

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「やぁ!来てくれてありがとう!さぁいよいよ最終決戦が近づいて来たよ!それじゃあ早速いってみよう!」

「僕と契約して、魔法少女にやってよ!」

?「良く飽きもせずやれますね」

?「全くだ........」

↑ちなみにこの二人はまどマギ終了後に出す(予定)物語のキャラです。


黒き龍騎士

 

〜鹿目家〜

 

詢子「全く、遅くなるなら連絡寄越せって言っただろ!?」

 

龍騎「わ、悪かったよ........。俺だってこんなに遅くなるとは予想外だったんだよ........」

 

さやかの件が終わり、帰宅した俺は玄関で仁王立ちするオカンに正座されていた。いや遅くなったのは悪かったけど正座は酷いよ、だって下駄箱で正座されてるんだよ?汚いよバッちぃよ。ちなみにオカンにはバイト先に携帯を置き忘れて取りに帰ってる途中に昨日から帰宅してないさやかと会ったと伝えてある。

 

詢子「まどかも帰りが遅かったからこれ以上文句は言わないけどさ、あんまり心配掛けるなよ?」

 

龍騎「あ、ああ........。気をつける」

 

詢子「で、飯はどうする?食うならレンジでチンするけど?」

 

龍騎「........飯はいいや、食って来た訳じゃないけど腹減って無いし。朝飯に食べる」

 

そう言って俺は部屋に向かい、荷物を置いて風呂場へ。風呂から出て部屋に戻るとまどかがパジャマ姿で俺のベットの上に座っていた。

 

まどか「お兄ちゃん........」

 

龍騎「まどか?どうしたんだよこんか時間に」

 

まどか「うん........、さやかちゃんの事何だけど........」

 

まどかがさやかの話題を持ち掛けると、俺はまどかの隣に座る。

 

龍騎「........さやかの事何だけどさ、上手くいったぞ」

 

まどか「え........?」

 

龍騎「だからさやかは無事だ、魔女にもなって無い」

 

まどか「........本当なの?」

 

龍騎「嘘ついてどうするんだよ」

 

まどか「................った」

 

龍騎「え?」

 

まどか「良かった................、良かったよぉ................」

 

さやかの安否を聞くと、まどかが俺の抱きついて泣き始める。これは身体張った甲斐があったな........、何て思ってるとまどかが俺に言ってきた。

 

まどか「........私、キュゥべえに会って...、こう言ってたんだ........。『君は望むなら万能の神にだってなれるかもしれないよ』って........」

 

........それ程まどかの才能があるって事か、尚更契約なんてさせる訳にはいかないな...。そう言えば、まどかはあの淫獣と会ってたっけ。

 

龍騎「........なぁまどか、さっき淫獣と一緒に居たって言ってたけどその時の事教えてくれるか?」

 

まどか「........良いけど、私からも良い?」

 

龍騎「何?」

 

まどか「お兄ちゃん................、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時助けてくれたの、お兄ちゃんじゃないよね?」

 

龍騎「................................はい?」

 

まどかの言葉に思わず声が裏返ってしまった。え?それどう言う事?

 

まどか「えっとね、私がキュゥべえと会った時なんだけど........」

 

それからまどかは数時間前の事を話してくれた........。

 

 

〜数時間前・公園〜

 

まどか「...私に出来る事って何だろう...........」

 

キュゥべえ「お困りのようだね、まどか」

 

まどかが公園で一人悩んでいると、突然とキュゥべえが姿を現す。

 

まどか「キュゥべえ........」

 

キュゥべえ「まどかも僕の事を恨んでいるのかな?」

 

まどか「貴方を恨んだら、さやかちゃんを元に戻してくれる?」

 

キュゥべえ「無理だ、それは僕の力の及ぶ事じゃない」

 

まどか「やっぱり卑怯だね、キュゥべえって........。ねぇ、お兄ちゃんが言ってたけと、私が凄い魔法少女になれるって話...、あれは本当なの?」

 

キュゥべえ「とんでもない、凄いなんていうのは控えめな表現だ。君は途方もない魔法少女になるよ。恐らくこの世界で最強の」

 

まどか「私が引き受けていたらさやかちゃんは魔法少女にならずに済んだのかな........」

 

キュゥべえ「さやかは彼女の願いを遂げた。その点についてまどかは何の関係もない」

 

まどか「どうして私なんかが........」

 

キュゥべえ「僕にも分からない。はっきり言って、君が秘めている潜在能力は理論的にはありえない規模のものだ。誰かに説明して欲しいのは僕だって一緒さ。君が力を解放すれば奇跡を起こす所か宇宙の法則を捻じ曲げる事だって可能だろう。何故君一人だけがそれ程よ素質を備えているのか、理由は未だに分からない」

 

まどか「........やっぱりほむらちゃんはそれを知ってて私を.....」ボソッ

 

まどかがキュゥべえに聞こえないように小さく呟くが、キュゥべえは其れを聞き逃さなかった。

 

キュゥべえ(何故暁美ほむらが出てくる?それに彼女が知ってたとはどう言う事だ........?そう言えば、彼女は消えたりしては突然と現れるけどそれが彼女の能力だとしたら........、時間が関係するのか?もし彼女が時間を操れるとしたら................。そう言う事か、それなら合点が着く)

 

その時にキュゥべえはほむらの正体を暴き、再度まどかに問い掛ける。

 

キュゥべえ「まどか、君は望むなら万能の神にだってなれるかもしれないよ」

 

まどか「........キュゥべえに出来ない事でも私なら出来るって事?私が貴方と契約したら、さやかちゃんの体を元に戻せるの?」

 

キュゥべえ「その程度、きっと造作も無いだろうね。その願いは君にとって、魂を差し出すに足るものかい?」

 

まどか「........私、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女にはならないよ」

 

キュゥべえ「......え?」

 

まどかの言葉に思わず素っ頓狂な声をあげるキュゥべえ。

 

まどか「お兄ちゃん達が必死に私を魔法少女になるのを阻止してるのは私の為だって事はもう分かっているの。それを踏みにじる事は私には出来ない......。でも、それ以外の事なら出来る」

 

キュゥべえ「それは?」

 

まどか「キュゥべえ...、貴方を拒絶する事。例えどんな事になっても、世界が終わろとしても、貴方とは契約しない。これだけじゃないかもしれないけど...、私に出来る唯一の事は...、これだから......」

 

「あれ?まどかちゃん?」

 

まどかが言っている途中に、別の人物から声を掛けて来た。

 

まどか「蓮子さん...、メリーさん...」

 

蓮子「こんな時間に何してるの?まぁ私も補習で学校に残ってたから何も言えないけど」

 

メリー「巻き添えを食らってる私の身にもなってよ......」

 

キュゥべえ「...どうやらお邪魔見たいだね。僕は此処で失礼するよ」

 

まどか「あ......」

 

キュゥべえが気を使ったのか、その場から去ると蓮子とメリーがまどかに近づいてくる。

 

蓮子「どうしたの?もしかしてさやかちゃん関係?」

 

まどか「は、はいまぁ......」

 

メリー「そう言えば、今日いつもの場所に来て無かったよね?何かあったの?」

 

まどか「え、えっと......、実は......」

 

それからまどかはさやかの事情を説明した。勿論、魔法少女については省略したが、蓮子とメリーは顎に手を当てて考え出す。

 

蓮子「う~ん...、これは困ったねぇ......」

 

メリー「でも意外ね、あの仁美ちゃんがさやかちゃんに宣戦布告するなんて」

 

蓮子「そうだねぇ~...、でも結局はさやかちゃん次第でしょ?こうなったら当たって砕けろ、よ」

 

メリー「それは蓮子のやり方でしょ.......。でもそうね、蓮子の言う通り、何もしないって事だけは絶対にダメね」

 

蓮子「そうそう、失恋にビビッてちゃあ何にもならないよ。マァワタシガイエタギリジャナイケド...」ボソッ

 

まどか「......こう言う時って勢いが大事何ですか?」

 

メリー「勢いって言うか...、自分が相手に対してどれだけ大切にしてるか伝えるべき何じゃないかな...。一方的に自分の気持ちを伝えるだけじゃなくて、相手の事をどれだけ想ってるかも重要だね。特にさやかちゃんはその上条くんとは幼馴染なんでしょ?寧ろそれをチャンスにしないとね。マイカイトリノガシテルワタシガイルケド...」ボソッ

 

まどか「......そうですか...、ありがとうございます。とても参考になりました」

 

蓮子「いやぁ~、アドバイスになってれば良いんだけどね...。私こう言う話しはした事ないからさ...」

 

メリー「私も...、力になれてば良いんだけど......」

 

まどか「とんでもないです!私も恋愛とか良く分かんないし......」

 

蓮子・メリー((ブラコンって自覚は無いんだ...))

 

蓮子とメリーは苦笑すると、蓮子は勢い良く両手を叩くと、まどかを引っ張って立たせる。

 

蓮子「まぁこの話しはまた今度にしてさ、今日は帰ろっか!」

 

メリー「それもそうね、流石にこの時間だとね...」

 

まどか「はい」

 

そうしてまどか達は帰路につこうとした時、

 

キュゥべえ『まどか!気を付けて!魔女の反応だ!』

 

まどか「!?」

 

突然、キュゥべえがテレパシーで魔女が居る事をまどかに伝えるが、時すでに遅し。まどか達は魔女の結界の中に閉じ込められてしまった。

 

蓮子「え.......?な、なんじゃこりゃ!?」

 

メリー「何これ...、景色が歪んでいく...」

 

蓮子とメリーが呆然としてる中、遂に魔女が姿を現して、まどかは恐怖所か焦りが生じていた。

 

まどか(どうしよう......、今からお兄ちゃん達を呼んでも間に合うかどうか分からない......。。それに蓮子さんとメリーさんが居るから下手にお兄ちゃんを呼ぶわけにはいかない......)

 

キュゥべえ(二人を助けたいならまどか、君が二人を守るんだ。今から助けを呼んだって間に合わない、それでも君は僕を拒絶するのかい?自分を犠牲にするか、二人を犠牲にするか、もしくは三人共犠牲にするか。答えを聞かせて貰おうか)

 

まどか(......私は、.........私は...っ!)

 

キュゥべえはこの時を待っていたと言わんばかりにまどかに問い掛けに、更に焦りが生まれるまどか。そしてまどかが決断したのか、口を開いてその時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

 

まどか(!?)

 

蓮子「こ、今度は何!?」

 

メリー「あれは......!?」

 

空から動物のような鳴き声が響く。それに気づいた三人が上空を見上げると、まるで蛇のような動きをする生き物が宙に浮いていた。

 

メリー「ま、まさか......、龍!?」

 

蓮子「な、何だってぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

まどか(嘘......、来てくれたの.......?)

 

蓮子とメリーは龍の姿に驚く中、まどかは身に覚えのある龍の姿を見て安心するが、何処か違和感を覚えていた。

 

まどか(でも何でだろう......、雰囲気が違うような......)

 

 

 

ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

 

 

 

すると上空に舞っている龍が魔女に向けて火炎弾を放つ。龍の放った火炎弾が魔女に直撃すると龍はその場から移動し、地上へ向かうと其処から何かを守るかのように旋回すると、其処には一人の人物が立っていた。

 

 

 

 

腰には銀色のベルトに、中央には龍の形をしたカードデッキ............。

 

 

 

 

左手には黒い龍の頭部を模した甲冑............。

 

 

 

 

全身が黒色に染まった巫女服に似た格好に黒色の髪............。

 

 

 

主人を守るように旋回する黒き龍.........。

 

 

 

蓮子「あ、誰か居るよ!」

 

メリー「何なのあの人.......、遠くて良く見えない........」

 

蓮子が指を指した方向にメリーは向くが、まどかは其れを見た時に感づいた。

 

まどか(違う......、お兄ちゃんに似てるけど...、あれはお兄ちゃんじゃない......)

 

すると男はベルトからカードを取り出す。それはベルトにある龍の紋章と全く同じ形をしたイラストが描かれてあるカードだった。そして男はカードを甲冑にセットして元に戻す。

 

 

 

【FINAL VENT】

 

 

甲冑から低い音声が流れると、彼の周りを黒き龍が速度を上げて旋回しながら飛翔すると、男をゆっくりと宙に浮く。そして男が左足を曲げて、右足を魔女に向けて突きつけると、黒き龍が放つ炎を纏い、男の飛び蹴りが放たれる。そのまま一直線に魔女に向かい、そして魔女の身体を突き抜けると大爆発が起こる。

 

蓮子「うわっ!?」

 

メリー「きゃあ!?」

 

まどか「うっ........!」

 

三人は爆風に飛ばされないように身体を踏ん張り、爆風が止むと、魔女を倒した男は姿を消していた。それと同時に景色が元に戻ると、蓮子とメリーは顔を見合わせてる。

 

蓮子「........何なの?今の........」

 

メリー「分かんない........。アニメでも漫画でもゲームでも無い、事実を私達は見たのよ........」

 

まどか「...あ、あの........」

 

蓮子「!?あ、ご、ごめん!ちょっと自分の世界に入ってた........」

 

まどか「こ、この事はまた今度話し合いませんか........?今日はもう遅いですし、それに........、関わっちゃいけないような気がするんです........」

 

メリー「うん........、私でも分かる........。これはオカルトでも怪現象とかの分類では無い気がする........」

 

蓮子「だよね........、調べてやりたいけど、これだけは身を危険を感じる........。仕方ない、今日は解散しよっか」

 

メリー「そうね」

 

まどか「はい........(ほっ...、これで少しは魔女の事は避けられたかな........)」

 

 

 

 

〜現在〜

 

まどか「........って事なんだけど........」

 

まどかの話しを聞いて俺は頭を悩ませていた。俺と瓜二つの男が現れたとの事だ、恐らく俺というイレギュラーが来たから別の所でもイレギュラーが発生したのだろう。味方であってくれれば良いのだが...、それも()()()だったら........。

 

まどか「お兄ちゃん........、何か心当たりってある?」

 

龍騎「いや........、分からない........。兎に角、今の所危害が無いならスルーしても良いと思うけど........。対処するにも情報が無いからな........」

 

まどか「そうだよね........」

 

龍騎「........兎に角、また明日考えよう。今日はもう遅いからな」

 

まどか「うん、そうする」

 

そう言ってまどかは自分の部屋に戻ると、俺もベットに横になると咳を込んでしまう。やはり様子がおかしい........、とても嫌な予感がする........。

 

龍騎「........やばいな...。ワルプルまでに間に合えば良いけど........」

 

この先に不安に思いながら俺は眠りについた。そしてその悪い予感が的中する事に俺は思いもしなかった........。




どうもです、餡 子太郎です。

いかがでしたか?

イレギュラーが発生しましたが、それは味方なのか敵なのか........。

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。
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