転生?憑依?したら鹿目家の長男になってた   作:餡 子太郎

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どうもです。

ちなみにこの作品はマギウスの翼まで行く予定です。

それではどうぞ。



水名区のウワサ

 

龍騎「...という事があった」

 

杏子「うっわ......、あんたそんな事に首突っかかってたのかよ」

 

龍騎「え?俺の所為なの?」

 

昨日の出来事を秘封俱楽部三人、そしてほむらと佐倉に来て貰い、神浜のウワサについて説明していた。この面子にした理由は、まずはマミはキュウべえから何か聞き出せたか、佐倉は一年前から一人で行動していたので、神浜について何か情報を知っているのか、ほむらは地獄の無限ループの中で、神浜に関わっていたか、それを知る為に集まっていた。

 

蓮子「それって、やっぱり魔法少女関連だったりする?」

 

メリー「十中八九、そうだと思うわよ。私は現場には居なかったから分からなかったけど、雰囲気的に間違いないわ」

 

ほむら「神浜のウワサ......」

 

ほむらが顎に手を当てて、何か思い出そうとしていたが、この感じだと、ほむらは知らないようだな...。

 

龍騎「それじゃあ本題に入ろう。佐倉とほむらは、神浜について何か知ってるか?」

 

ほむら「少なくとも、私は神浜に関しては心当たりは無いわ」

 

杏子「私はあれだ、魔法少女が見滝原とか風見野とか比べて多いってぐらいしか知らないな」

 

マミ「........じゃあ、その神浜のウワサは最近になって起こり始めた?」

 

マミの言う通りかもしれないな........。一体神浜に何が起こってるんだ?

 

マミ「私からも良いかしら?龍騎さんに言われた通り、キュウべえに接触出来たのだけど」

 

龍騎「え?接触出来たの?」

 

マミ「それも簡単に........」

 

マミが呆れたような顔を見せながら肩を上下に動かしながらキュウべぇから聞き出したことを語り出す。

 

マミ「キュウべえ曰く、神浜市ではキュウべぇ活動する事が出来ないみたいなのよ」

 

ほむら「神浜ではキュウべぇが活動する事が出来ない?」

 

杏子「なんだそりゃ?」

 

マミ「実際、神浜市と他の地域との境界に立ち寄ったのだけど、神浜市の領域に入った途端に機能を停止したように動かなくなるのよ。それこそ、ぬいぐるみみたいに」

 

........キュウべえ、もといインキュベーター対策に何かしらの結界を張ったのか?

 

龍騎「となると、神浜にはキュウべえはいないって事になるな」

 

ほむら「そういうことになるわね。それが何を意味するのかは、私には考えつかないのだけど」

 

蓮子「........ねぇ、これって私達残る必要ある?」

 

メリー「明らかに蚊帳の外状態よね?」

 

俺と魔法少女組とのやり取りに、全く着いてこれてない蓮子とメリーからの苦情が発生する。

 

龍騎「まぁ待て、お前達にも仕事を用意してんだから」

 

蓮子「っ!なら早く言ってよ!」

 

はいはい、と適当に言って迫り寄る蓮子を押さえる。

 

杏子「んで?他には聞いてないのかよ?」

 

マミ「後は........、周辺地域の魔女が神浜市に集まって来てるって事ぐらいかしらね」

 

ほむら「成る程、最近魔女の数が減って来てると思ったら、神浜に集まっていたのね」

 

マミの言葉にほむらは納得したかのように頷く。そういえば、見滝原に居る魔女の姿も現れたとか、まどかからの報告も無かったな........。やっぱり、魔女は神浜に集まっているのか?

 

龍騎「それに関しては、これから先調べていけばいいさ。サンキューな、マミ」

 

マミ「このくらい、お安いご用ですよ。それよりも、神浜市は私達が思ってたより、只事ではなさそうね」

 

さて、知りたい事も知れたので、早速役割分担といきますか...。

 

龍騎「これからの方針だが、俺はそのまま神浜の情報収集する。マミも同行してくれ、環ならお前と同じ思考の奴だから仲良くなれそうだし、神浜の魔女とウワサのバケモノ相手に慣らしは必要だしな」

 

マミ「分かりました」

 

蓮子「おーい、私達はー?」

 

蓮子が痺れを切らしたのか、手を上げて質問してきた。全くせっかちな奴だな...。

 

龍騎「時にほむら、佐倉よ。お前等の成績はどんなもんだ?」

 

ほむら・杏子「「は?」」

 

俺の質問にほむらと佐倉は『いきなり何言い出してんだこいつ?』みたいなアホ面で返して来た。いや言いたい事は分かるけど........。

 

ほむら「何を言い出すかと思えば........、何が言いたいのかしら?」

 

龍騎「いや、だってお前等受験生じゃん?お前達には協力して欲しいんだが、成績が心配でよ........」

 

ほむら「気にする必要はないわ、少なくとも赤点は取らないわ」

 

杏子「私もへーきだ、問題はさやかだけどな」

 

龍騎「え........、佐倉って成績良い方だったの?てっきりさやかはまだしも、まどかより酷いんじゃないかって........」

 

杏子「喧嘩売ってんのか?」

 

いやだってお前、碌に学校行って無かったじゃんか........。

 

杏子「心配しなさんなって、旦那が思ってるより成績は悪くねぇよ」

 

龍騎「それなら良いんだけどよ........。まず佐倉は別行動で神浜の情報収集を頼む。何か変わった事とか、些細な事でも良い」

 

杏子「任せておきな、単独行動は私の得意分野だ」

 

龍騎「ほむらは見滝原の護衛。まどかとさやかが居るとはいえ、あいつ等はまだ新人だ。特にまどかに関しては不安だらけだ、そのフォローを頼む」

 

ほむら「そうね、大勢に行っても神浜の魔法少女に刺激を与えるだけね」

 

龍騎「そんで蓮子とメリーなんだが........」

 

俺がそう言うと、蓮子は待ってましたと言わんばかりの顔になるが、逆にメリーは蓮子とは反対に期待感はゼロな様子だった。

 

龍騎「蓮子!メリー!ある意味お前等にしか出来ない事だ!」

 

蓮子「おー!ばっちこい!」

 

龍騎「まどかとさやかの受験勉強を見て貰いたい!」

 

蓮子「........うぇ?」

 

メリー「だと思った........」

 

龍騎「メリーが言ってただろう?お前等はやる事が限られてるって、こっから先は戦闘だってあるんだから、連れてけねぇよ」

 

蓮子「いや他にあるでしょ!?例えば........、別のウワサについてとか!」

 

龍騎「それは俺と佐倉が別行動で調べる。第一まどかは何とかなるかもしれんが、問題はさやかだ。あいつ前の試験で惨敗してじゃんか」

 

杏子「あー、そういや真っ白に燃え尽きてたな........。『私、ほんとバカ........』って」

 

だったら尚更じゃねぇか。と思ってたら俺の電話に着信が入った。かけてきたのは環からだ。

 

龍騎「もしもし?」

 

いろは『あ、龍騎さん。昨日はどうもお世話になりました!』

 

龍騎「あー別に良いよ。それよりどうした?何か分かった事があったのか?」

 

いろは『あ、はい!実はですね........』

 

龍騎「........ほぅ、成る程ね。分かった、明日俺もそっちに向かう。ついでに助っ人も連れて来る」

 

いろは『あ、ありがとうございます!』

 

俺は通話を切ると、マミの方へ向いて微笑む。

 

龍騎「早速仕事だぜマミ、明日の放課後に水名区に向かうぞ」

 

マミ「水名区にですか?」

 

龍騎「あぁ、新しいウワサだ。詳細は明日、連絡してきた魔法少女に聞くとしよう」

 

蓮子「あ、あの........。本当にそのプランで行く気?」

 

龍騎「まどか達がうちの高校に入学して秘封倶楽部に入って貰わないといけないんじゃなかったのか?」

 

蓮子「あっはい、そうでした」

 

俺の一言で静かになった蓮子。まぁ当の本人達もうちの高校に行きたいって言ってたから、嫌でも来て欲しい。そう言う事で今日はお開きとなり、其々の家へと帰って行った。

 

 

 

〜翌日〜

 

学校が終わり、俺とマミは水名区にある女子校の校門で環と待ち合わせしていた。環が来る間に、女子校の生徒にウワサについて聞き出してみたが、やはりという事か........。何一つ情報が無かった。

 

マミ「やっぱり、有益な情報がありませんでしたね」

 

龍騎「まぁ、所詮()だからな。信じる奴もいれば、信じない奴もいるって事だ」

 

いろは「龍騎さん!」

 

すると環も合流して来たので、早速マミを紹介する事にした。

 

龍騎「お疲れさん環、紹介しよう。昨日言った助っ人の魔法少女」

 

マミ「巴マミよ、よろしく」

 

いろは「環いろはです。よろしくお願いします」

 

龍騎「そんで環、昨日の水名区のウワサについて詳しく教えてくれ」

 

それから環は、昨日の電話の内容を詳しく説明する。まず、環が十咎と連絡してた時に、前に十咎が八雲から水名区の神社がどうとかと言ってたのを思い出したらしく、それを俺に昨日連絡したようだ。

 

マミ「水名区の神社........」

 

龍騎「........成る程、取り敢えずその神社について調べよう。それと昨日は大丈夫だったか?お前等腹壊したんだろ?」

 

いろは「あはは........、近くに病院があって良かったです........」

 

そう言って恥ずかしそうに笑う環。実は昨日、環が水波に病院の入院記録を調べて欲しいと依頼したのだ。水波の変身能力で病院に忍び込む作戦なのだが、当たり前のようにリスクが高過ぎる為に、水波は反対していたが、十咎、秋野の無言の圧力に屈して引き受けた。

 

調査を終えた水波が戻って結果を報告すると、環の妹である、ういちゃんの情報は無かったものの、ういちゃんの友達である里見灯花と柊ねむの記録があったらしい。しかし、その二人は既に退院しており、今の住所とかは分からなかったらしい。そんで女性陣が腹を壊して病院に駆け込んだのだ。恐らく、水波から貰ったプリンが長い間、鞄に入ってのが原因だったんだろうな。

 

........俺?一口しか貰ってないし、そう言うのには耐性があるので何とも無い。

 

龍騎「で、環は水名神社ってのが何処にあるのか分かるのか?」

 

いろは「いえ........」

 

ダヨネーリュークンシッテタ。

 

龍騎「はぁ........、近くに地元の魔法少女が居てくれれば聞き出せるんだけどな........」

 

マミ「この学校だと、誰も居なさそうですもんね...」

 

いろは「でも、そんな都合良く........」

 

「魔法少女探してるの?」

 

いろは「わあっ!?」

 

マミ「!?」

 

龍騎「」

 

「おおっ、ごめんごめん。びっくりさせちゃった?」

 

いろは「あ........、貴女は?」

 

いきなり背後から声を掛けられた。

 

「私?私は由衣 鶴乃《ゆい つるの》!最強の魔法少女だよ!」

 

マミ・いろは((誰..........?))

 

鶴乃「ほえ?其処のお兄さん、固まっちゃったけど大丈夫?」

 

いろは「........龍騎さん?」

 

マミ「................気絶してる........、立ったまま........」

 

 

 

〜数分後〜

 

龍騎「........あ?俺は........、って何だ!?」

 

スモールキュウべえ「モキュ!」

 

龍騎「うおっ!?ちびすけ!」

 

気がついたら女子校の少し離れた所の、竹みたいな椅子に寝かされてた俺は、顔面に何か座ってるような感じがしたので、驚きながら掴むと、ちっこいキュウべえだった。お前人の顔面に寛ぐってどういう神経してんだ?

 

鶴乃「あっ、起きた?」

 

龍騎「ダリナンダアンタイッタイ⁉︎」

 

知らない女子から声を掛けられて、テンパる俺。完全に隠キャですね。

 

鶴乃「ごめんね驚かせちゃって、私は由衣鶴乃!最強の魔法少女だよ!」

 

........最強?最強(笑)の間違いでしょ(適当)

 

それにしてもどう言う名前だよ。由衣とか鶴乃とか、全部下の名前で出て来てそうなもんばっかじゃん。逆さにして『鶴乃由衣』で良いんじゃ無い?

 

龍騎「俺は鹿目龍騎、ちなみに魔法少女については知ってるから、気楽に話してくれ」

 

いろは「あっ、龍騎さんが龍騎士である事は隠してます」ヒソヒソ

 

そうなのか?それは有難い、あんまり目立つ事はしたくないので是非ともそうして欲しい。

 

鶴乃「さっきいろはちゃん聞いたんだけどさ、ウワサについて調べてるんだってね」

 

龍騎「あぁ、何か知ってたら教えてくれ」

 

鶴乃「よしきた!まずウワサの内容と違う事をしちゃ絶対にダメ!」

 

うん、知ってる。

 

鶴乃「あと、ウワサを消そうとするのもダメ!」

 

うん、バケモノが出て来るんだよね。この目で見たから。

 

鶴乃「そうするとバケモノが出て来て!」

 

龍騎「................魔女とは全く異なるバケモノで、そのウワサを守る為に存在する」

 

鶴乃「え?知ってたの?」

 

いや知ってるも何も........。つまり有益な情報はゼロって事か........、頼む相手間違えたな(遠い目)

 

鶴乃「何遠い目してるの!?だ、だったらこれならどうだ!」

 

もう君には期待しないよ、どうせバケモノが人を攫うとかでしょ。

 

鶴乃「その名も、口寄せ神社のうわさ!」

 

龍騎・マミ・いろは「「「........え?」」」

 

まさかの返答に俺達三人はアホみたいな声で返事する。

 

マミ「口寄せ神社........、水名区の!?」

 

いろは「教えて下さい!その神社のうわさ!」

 

鶴乃「おぉーすっごい食いつき!じゃあ朗報だよ!だってあの神社、『会いたい人に会える』んだってさ!」

 

会いたい人に会える........?どう言う事だろうか........。もう少し詳しく聞くと、とある昔話しがあるらしい。

 

 

ーーーむかしむかし、身分違いの恋に落ちた男女がいました。

 

ーーー二人は愛し合いましたが、関係が女の家庭に知れ、男は殺されてしまいました。

 

ーーー悲しみにくれた女はある日、男の字で書かれた紙を見つけます。

 

ーーーその紙には、ある場所が記されてました。

 

ーーー女がその場所を訪れると、なんと其処には死んだ筈こ男が現れ...。

 

ーーー二人は再開できたのでした。

 

 

なんかざっくりした話しだな........。でも参ったな、恋愛小説とかドラマとか見ないから、良い話しなのか分からん(ど素人)

 

鶴乃「その二人の辿った道をなぞって行くと、凄いパワーを持った縁結びスポットに辿り着くって言われてるんだけど、気にならない?」

 

龍騎「うん、全く」

 

いろは「気になります!」

 

鶴乃「でしょでしょ!」

 

あれ?俺の意見は無視?

 

鶴乃「ねぇ!だったら一緒に調べてみようよ!私も調べる所だったんだ!」

 

マミ「そうね、こう言うのは大人数で調べた方が早いかもしれないし」

 

龍騎「そうするか、んじゃよろしく頼む」

 

鶴乃「オッケー!それじゃあ連絡先交換しよう!」

 

と言う事で、俺達は連絡先を交換しておく。しかし、こいつの名前なんて呼ぶか........。由衣?鶴乃?全部下の名前で使われそうなやつばっかりだから迷うんだよなぁ........。初めてだよ、こんな奴出会うの。

 

鶴乃「それじゃあ、スタート地点は男の人の家らしいから!じゃあね!」

 

龍騎・マミ・いろは「「「スタート地点?」」」

 

 

 

 

〜数分後〜

 

先程の言ってる意味が分からず、取り敢えず男の人の家まで向かうと、一つの看板を見つけた。

 

龍騎「主催、水名区町おこし委員会........」

 

................これ町おこしのスタンプラリーじゃねぇか!!

 

まさかのミニゲーム的な内容の書かれた看板にツッコミを入れてしまった。




いかがでしたか?

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。

マギレコ編でヒロイン増やすかどうか

  • 増やそう!そして修羅場そう!
  • いや、秘封倶楽部だけでいいだろ
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