転生?憑依?したら鹿目家の長男になってた   作:餡 子太郎

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どうもです。

今回は少し短いですが、ギャグで攻めますので、シリアスはないと思って下さい。

それではどうぞ。


天音姉妹

 

月咲「ウチらは"マギウスの翼"天音 月咲《あまね つかさ》と」

 

月夜「天音 月夜《あまね つくよ》にございます」

 

マギウスの翼と名乗る、よく分からん宗教団体の二人が自己紹介すると、先に七海が質問する。

 

やちよ「貴女達の目的はなんなの?」

 

天音姉妹「「魔法少女の解放」」

 

魔法少女の........、解放........?

 

月夜「それから私達は親玉ではございません」

 

月咲「ウチらは崇高なる"マギウス"を支える"翼"」

 

その前にマギウスってなんの意味?

 

天音姉妹「「マギウスはこの神浜市で、魔法少女を呪縛から救うのです」」

 

「「「「!?」」」」

 

魔法少女の呪縛から救う........。つまりコイツ等は魔法少女の真実を知っている!?

 

いろは「魔法少女を救って........、どういう事ですか!?」

 

月咲「さぁ........、でも貴女達ならこの意味が分かるんじゃないかな?ねぇ?七海やちよ」

 

やちよ「........」

 

何も知らない環が声を上げると、天音妹は何故か七海なら知ってると聞くと、当の本人は険しい表情をしていた。

 

こいつも知ってるのか........?魔法少女が魔女になる事も........

 

やちよ「........理解は出来るわ」

 

月夜「それなら、私達の側につきませんか?一緒にウワサを守り、全ての魔法少女を救いましょう」

 

やちよ「だが断るわ」

 

天音姉の勧誘にバッサリと断った七海、お前は何処ぞの岸◯露伴かよ。

 

やちよ「私は理解出来るとは言ったけど、同意出来るとは言ってないわ。どういう理屈で救うなんて言っているのか分からないけど、ウワサを使って他人を巻き込み、不幸にしてまで私は救われたいとは思わない」

 

いろは「やちよさん!」

 

鶴乃「だよねっ!」

 

龍騎「そういう事だ、ってかよく分からん内容に集団に着いて来ようと思うのは相当な物好きな奴だぞ?下手な詐欺師でも騙されねぇぞ」

 

環ならあり得そうだけど........。

 

龍騎「つーか、こんな地下に居てもパパ活は出来ないぞ?」

 

天音姉妹「「何故(なんで)パパ活だと思うんですか(の)!?」」

 

龍騎「え?違うの?此処まで誘い込んで援助交際して、そのマギウスとやらの為に稼いでるんじゃないの?」

 

天音姉妹「「全然違います(違う)!!」」

 

本当に違うの?宗教団体ってお金必要なんじゃないの?詳しくは分からんが。

 

月夜「そうですか........。やはり無知な者に理解できるものではございませんね」

 

おい誰がバカだって?(半ギレ)

 

月咲「じゃあ黙ってウチらのする事を見守ってなよ。あ、逃げるなら今のうちだよ?」

 

龍騎「逃げろだってさ!奥に居るウワサのバケモノ!!」

 

蓮子「何処をどう聞いたら其処でその言葉が出てくるの!?ってかほんとに奥に居るの!?そのウワサのバケモノが!?」

 

龍騎「あ、うん。奥から微妙に魔女と違う感じの魔力を感じるから、十中八九間違いないと思う」

 

ちなみにこれは冗談ではない。天音姉妹とのやり取りをしてる最中に、奥の方へ意識を集中させたら、前と同じ感じの魔力を感じたのだ。恐らくこの奥にウワサのバケモノが潜んでるに違いない。

 

じゃないとマギウスの連中が深月を此処へ連れてきた意味がない。奴等にとってあのバケモノは護衛対象みたいだし、味方は一人でも多い方がいい筈だ。

 

月夜「........致し方ありません。それでは、お願い致します。傭兵さん」

 

フェリシア「................」

 

いろは「フェリシアちゃん!?」

 

天音姉が指示を出すと、深月がハンマーを担いで姿を現した。やはりそっち側についた訳か........。恐らく不幸のタイムリミットまで足止めだろう。

 

フェリシア「わりーないろは。一人で生きてくには、これ以上ないちょーいい条件なんだ。それに........、これだけあったら誰も裏切る必要もねーし」ボソッ

 

蓮子「フェリシアちゃん........」

 

龍騎「................蓮子、下がってろ」

 

そう言って俺はポケットからカードデッキを取り出して、蓮子を後方へと下がらせる。

 

蓮子「龍騎........」

 

龍騎「心配しなくても、俺達が深月を連れ戻してやるから」

 

やちよ「はぁ........、まぁそうなるわね」

 

乗り気じゃない七海は放っておいて、俺はカードデッキに魔力を注いで、腰にベルトを出現して巻き、ゆっくりとカードデッキをベルトへ装填する。

 

龍騎「変身」

 

ベルトにカードデッキを差し込むと、龍の形をした炎の竜巻が俺の周りを旋回するように覆うと、炎が消えた瞬間、いつもの戦闘服になる。俺が変身し終えると、環達も魔法少女姿へと変身する。

 

月夜「その姿........、まさか........!?」

 

龍騎「見滝原の龍騎士って言えば、伝わる?」

 

月咲「........っ!へぇ〜、あの有名な人が貴方とはね。それじゃあ挨拶代わりにウチらの奏でる音色に」

 

月夜「どうぞ、酔いしれて下さいませ」

 

そう言って天音姉妹は笛を取り出して吹く態勢に入る。

 

やちよ「!!笛が武器........!?」

 

七海の言葉に俺も気づいてしまった。此処は地下、とても音が響き易い空間となっている。だから奴等にとって有利に働く事になる。

 

まずい........!後ろに蓮子が居るのに!

 

龍騎「蓮子逃げろ!鼓膜破れるぞ!」

 

フェリシア「オラッ!」

 

龍騎「っ!」

 

俺が蓮子に逃げるように指示すると同時に、深月が攻撃を仕掛けてきた。

 

フェリシア「よそ見してっと死んじまうぜ?」

 

龍騎「ちぃ!」

 

月夜「どうやら龍騎士様はお気づきになられましたね」

 

月咲「演奏開始、だね!」

 

そう言って二人は笛を吹き始めると、超音波みたいな音色が俺達のこだまする。

 

龍騎「ぐわっ!?」

いろは「っや........!」

やちよ「うっ........、あぁっ!」

鶴乃「あああっ!」

 

物凄い音色に俺達は耳を塞ぐが、蓮子は耐えきれず膝をついてしまった。

 

蓮子「ぁ........ぁぁ........」

 

龍騎「蓮子!!」

 

いろは「音........が!」

 

やちよ「頭........にっ........」

 

フェリシア「隙だらけじゃん!」

 

とても戦闘出来る状況じゃない時に、深月がハンマーを持って飛びかかってきた。

 

このままでは環の前に蓮子がこの音色でくたばっちまう........。なので早急に助けないといけなくなった俺は、気合いで音色を意識しないようにして、立ち直る事にした。

 

龍騎「だらっしゃああああああい!気合いがあれば、何でもできる!」

 

気合いを入れれば、多少の傷や病気ぐらいだったら治るだでしょ?つまりそういう事さ。........え?そんな訳ないだろって?あはは!それは個人差だね!

 

フェリシア「どりゃあああ!」

 

龍騎「オラァアアア!」

 

深月が振り下ろしたハンマーを右拳で受け止めて、鍔迫り合いような感じになり、俺は気合いを入れて競り勝ち、深月の腹部に蹴りを入れて吹き飛ばす。

 

フェリシア「ぐはっ!」

 

龍騎「わふっ」バシッ

 

蹴り飛ばされた深月は壁にぶつかると、俺の頭に何かが当たった。それは『1:00』と書かれた紙だった。

 

龍騎「やっべ、あと一時間しかないじゃん...」

 

月夜「聞こえましたか?月咲さん、あと一時間だそうです」

 

月咲「それじゃあ、一時間たっぷりウチらのコンサートを楽しんで貰おうかな」

 

龍騎「させるかよ!」

 

どうやら口に出てしまったらしく、あと一時間しかない事を知った天音姉妹が再び笛を吹こうとすると、俺はカードデッキからカードを一枚引き抜き、左腕にある甲冑をスライドしてカードを装填して元に戻す。

 

 

【STRANGE VENT】

 

 

すると、再び甲冑が自動的にスライドすると、俺はもう一度元に戻す。

 

 

【NASTY VENT】

 

 

「ガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

知らないカードを装填した所為なのか、俺の相棒である赤き龍がやってくると、先程の天音姉妹が出した音色に負けないぐらいの雄叫びを上げ始める。

 

天音姉妹「「くっ........!」」

 

すると天音姉妹は、吹いていた笛を口から離して自分の耳に手を当て始める。

 

いろは「す、凄い!あの龍の雄叫びのお陰で音色が消えたから、だいぶ楽になった!」

 

鶴乃「凄い凄い!!あの龍カッコいい!!欲しい!!」

 

誰があげるかよバカ野郎!でも上手くいって良かった...。

 

やちよ「でも、この閉鎖空間に反響すること遠隔攻撃........。それに加えて接近戦のフェリシア、厄介ね........」

 

龍騎「何怖気ついてるんだよ。目の前に敵が居る以上、戦うしかないだろ」

 

「旦那の言う通りだ」

 

すると、背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

?「敵の前でそんな風にあからさまに狼狽えるもんじゃないよ、どんな時も余裕そうにするのが魔法少女ってもんさ........、そうだろ?旦那」

 

龍騎「お前........」

 

やちよ「貴女は........!?」

 

いろは「あっ........!移動販売の時の........!」

 

杏子「佐倉杏子、事情は把握してるよ」

 

やはり、俺の知ってる佐倉だった。

 

龍騎「お前、どうして此処に?後を着けてきたのか?」

 

杏子「それもそうだけど、彼女さんが連絡してくれて此処に辿り着いたって訳」

 

そう言って佐倉は、天音姉妹の音色で意識を失ってる蓮子を親指で指して説明すると、納得がいった。まさか蓮子が知らない間にそんな事していたとはな........。

 

杏子「話しを聞いた感じだと、あの二人が敵って事で良いんだよな?」

 

龍騎「それはそうだが...。まさか、あの時環と一緒に飲んだのか?例の水を」

 

杏子「環?........あぁ、よく見たらこの間隣に居た奴だったな。しかし旦那の言う通りになったとはな、あの水飲んだら急に空から紙が降ってくるようになってさ。調べてるうちに変な使い魔をも見かけるし........、やっぱり旦那の言う通り、この街は普通じゃない」

 

天音姉妹「「................」」

 

杏子「つまりだ、旦那。あの二人をぶっ倒せば良いって事かい?」

 

龍騎「................それプラス、この奥に居るウワサのバケモノを倒せは、お前と環、深月の呪いは解けるって訳だ」

 

杏子「成る程ね........。それじゃあこの佐倉杏子、この場は一時共闘といかせて貰うぜ。いいだろ?旦那?」

 

龍騎「あぁ、正直お前が来てくれて心強いよ。それに........、コイツ等は一般人であり、大事な仲間に危害を加えたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テメェ等タダで済むと思うなよ........?」ギロッ

 

「「「「「っ!?」」」」」

 

杏子「うおっ、怖っ........」

 

俺が殺気を放つと、佐倉以外の魔法少女は驚愕し、冷や汗が出始める中、佐倉は怖いと声を出していた。

 

確かに、今の俺は怒ってる。少なくとも、俺の事を大事に想ってる人が気づいたら、ブチギレない訳がない。あいつ等は絶対に泣かす、決定事項だ。

 

杏子「やっぱり旦那、あの彼女さんの事、結構惚れてるだろ?」

 

龍騎「そんな事は今はどうでもいい、まずコイツ等を片付けるぞ」

 

そう言って俺はデッキからカードを一枚引き抜き、左腕にある甲冑をスライドしてカードを装填して元に戻す。

 

 

【STRANGE VENT】

 

 

すると、再び甲冑が自動的にスライドすると、俺はもう一度元に戻す。

 

 

【SWORD VENT】

 

 

甲冑から効果音が発生して、上から青龍刀が降って来て上手くキャッチして構え、青龍刀に炎を纏わせると、佐倉も槍を構え始める。

 

龍騎・杏子「「さぁ........、かかってきなド三流」」

 

龍騎「俺と」

 

杏子「私」

 

龍騎・杏子「「テメェ(アンタ)等との格の違いってやつを見せてやる」」

 

 

龍騎「さぁ、お前の罪を数えろ!」

佐倉「さぁ、地獄を楽しみな!!」




いかがでしたか?

次回でフクロウ印の給水屋のウワサは完結予定です。

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。

マギレコ編でヒロイン増やすかどうか

  • 増やそう!そして修羅場そう!
  • いや、秘封倶楽部だけでいいだろ
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