どうもです。
私は仕事の出張で北海道に居ます(白目)
早く地元へ帰りたい...。
それではどうぞ。
〜やちよの解散宣言の五分前〜
さやか「........此処で間違いなさそうですね。記憶ミュージアムって」
メリー「うん........。魔力で分かるの?」
さやか「はい!この先に何人か魔法少女の魔力を感じます。それに........、魔女に似たような魔力も........」
メリー「恐らく、それはウワサのものだと思うよ。急いだ方がよさそうね........」
さやか「なら此処からは私だけ行きます、メリーは此処に........」
メリー「ううん、私も行かせて?もし蓮子の身に何があったら、龍騎に顔向け出来ないもの」
さやか「メリーさん........。分かりました!ならこのさやかちゃんが責任を持ってメリーさんを守ります!!」
メリー「えぇ、お願いね。それじゃあ行きましょう!」
さやか「はい!」
〜いろはside〜
"チームは解散よ"
鶴乃ちゃん達が灯花ちゃんの元へ行ってしまった時、やちよさんが突如チームは解散と告げられ、私の頭は混乱していた。
いろは「解散って........、なんで急にそんな事........。みふゆさんか来た日、何か言われたんですか?あの記憶にあった一年前の事が原因なんですか?」
やちよ「答える必要はないわ」
いろは「ありますよ!鶴乃ちゃわ達の事はどうするんですか!?皆んな洗脳されたままなんですよ!?見捨てるんですか!?」
やちよ「........」
いろは「なんとか言って下さいよ........。認めて........、くれたと思ったのに........」
やちよ「........」
それでもやちよさんは答えてくれない........。一体何が不満だと言うのだ........。
いろは「お願いだから、解散なんて言わないで下さい........。一緒にウワサを倒して外に出て、皆んなを助けに行きましょう........」
やちよ「........私にはもう、何も出来ないのよ........!」
そう言ってやちよさんは槍を構えて、ウワサのバケモノへ飛び出していく。今のやちよさんのソウルジェムの状態じゃあ、力が出せない...。やちよさんのフォローしようと、私はウワサのバケモノに向かってボウガンを放つ。
やちよ「助けなんて要らないって言ってるでしょう!」
いろは「私だって外に出る目的は同じです!だったら目の前の敵を一緒に........」
やちよ「来ないで!!」
それでもやちよさんは私との共闘を拒み、私に向かって水魔法を掛けて私の行く手を阻む。
もう........、もう!なんなの!?
やちよさんの身勝手さに私はイラつき始め、遂に愚痴をこぼしてしまった。やちよさんは戦闘に集中していたのか、私の愚痴を聞いてなかったようだが、ウワサのバケモノに攻撃を与えているが、全く効いてる気がしなかった。
いろは「やっぱり、魔力が全然残ってないじゃないですか...。このままじゃ死んじゃいますよ!?マギウスの思う壺です!」
やちよ「平気よ、私は死んだりはしないわ」
いろは「何言ってるんですか!?ソウルジェムが砕かれたりしたら........」
やちよ「........っ!全く........、要らない知恵をつけて........。手出しは無用よ」
そう言ってやちよさんは、複数の槍を展開してウワサのバケモノに向かって発射する。
メリー「いろはちゃん!」
いろは「っ!メリーさん!?」
すると背後からメリーさんの声が聞こえて、振り返ると、慌てた様子でメリーさんが此方へやってくる。
メリー「いろはちゃん!蓮子は!?蓮子は大丈夫なの!?」
いろは「は、はい!今は気絶してますけど大丈夫です!」
メリーはどうやら蓮子さんが心配で此処まで来たようだ。メリーさんを安心させる為に私はメリーさんに気絶している蓮子さんのを見せると、メリーさんは蓮子さんを抱きしめると、嬉し涙を流す。
メリー「あぁ........、蓮子........。良かった........」
安心したメリーの顔を見た後に、やちよさんの方へ視線を向けていると、やちよさんが使い魔に囲まれていた。私は地面を蹴ってやちよさんの元へ向かいながら、ボウガンで使い魔達を狙撃していく。
やちよ「貴女........、手を出すなって言ったでしょ!」
いろは「そう言われても見てられませんよ!私はやちよさんの仲間ですから!」
やちよ「っ........!」
いろは「此処は一旦退いて、対策を考えましょう。後ろにはメリーさんと蓮子さん達も居ますし」
そう言って私はメリーさんの方へ視線を向ける。やちよさんも二人の存在に気づいたのか、渋々私の提案に乗る事になった。
〜少し離れた場所〜
いろは「やっぱり、二人で協力しましょう。やちよさん一人では危険過ぎます」
やちよ「........ダメよ」
一度退いた私達は、作戦会議を始めたが、やちよさんはまた一人で戦うと言い出す。流石のやちよさんの態度に違和感を覚えたメリーさんが口を開く。
メリー「........一体どうしたんですか?やちよさんらしくありませんよ」
やちよ「私はいつも通りよ」
メリー「違いますよ!私の知ってるやちよさんは、一人で行動するような人では無かった!」
いろは「どうしてですか........?私にはやちよさんが考えてる事が分かりません........。みふゆさんが来てからよそよそしくなって、ミュージアムにも勝手に行けって言うし、やっぱり助けに来てくれたと思ったら、今度は急に解散だなんて......」
やちよ「........」
いろは「私、寂しいです........。悲しいです、これまで一緒に戦ってきたのに、それ以上に私は初めてやちよさんにイライラしています」
メリー「いろはちゃん........」
いろは「だからこれだけは言わせて下さい。何も理由を言ってくれないなら解散なんて受け入れない!突き放されたぐらいじゃ、やちよさんの側から離れません!無理矢理手を引っ張ってでも一緒にウワサを出て行って、皆んなを助けるんです!」
やちよ「........やめて」
私が本音をぶつけると、やちよさんは弱々しく返事をする。
やちよ「お願いだから私から離れて........、関わらないで........。じゃないと私が貴女を殺してしまうかもしれない........」
........やちよさんが、私を...?
メリー「........どういう事ですか?」
やちよ「そのままの意味よ........。どうせ聞かなくても私の側から離れたくなるから........」
それからやちよさんは、自分の過去を語り始めた........。
–––––かなえとメル、あの二人は私の所為で死んだのよ。私の"生き残りたい"という願いの所為で...。
昔、あるオーディションの日に私は39度の熱を出してしまった。モデル同士で組んだユニット........。願い自体はその中で生き残りたいというそれだけだった。
『お願い........、私を生かして!今度のユニットこそ失敗できないの!他のメンバーは私が前のリーダーを怪我させたって疑ってる...。信頼を勝ち取って........、認められなきゃ...。私はリーダーとして生き残りたいの........!』
だけど........、それで私に宿った力が二人の死に繋がってしまった。
『やちよ........。アナタは........、チームに必要だから........』
『尊敬するリーダーを守れて........、ボク...、幸せです...』
魔法少女になって........、何度ももう死んでも良いって思った。けれど、私は生き残った........。
どうして?周りの子はどんどん居なくなってしまうのに........。
その理由を考えた時........、私はこの仮説に辿り着いた。
リーダーで居続ける為に"生き残りたい"と願った私は、リーダーで居続ける為に"生かされた"........。
だとすると、貴女の治癒能力だったり、鶴乃の幸運だったり........。みふゆの幻覚のような私の魔法少女としての固有能力はこうなる...。
"誰かを犠牲にして生存する"––––––
やちよ「........分かったでしょ?私と一緒に居ると........、私の願いが貴女を殺すって........。全部私が蒔いた種なの........、仮説に思い当たって無理矢理チームを解散して........、ももこをあれだけ怒らせて、何も知らない鶴乃を不安にさせておいて........。また同じ事を繰り返してしまった........」
メリー「........だからって、それが遠ざける理由でも納得出来ないですよ」
やちよ「無理もないわ........。環さんと出会った頃は手助けのつもりだったけど、これも願いで生まれた性質の所為なのか、私はただの寂しがり屋なのか分からない。けれど........、一度気持ちを緩めると、どんどん昔の自分に戻って、貴女達を想う気持ちが強くなっていったわ........」
メリー「ならそのままでも........」
やちよ「そうはいかないわ、これは協力関係だって。貴女達は仲間じゃない........、私はリーダーじゃないって........。必死に自分に言い聞かせてた。けどダメね........、全部みふゆにはお見通しなんだもの。貴女達を私の願いの犠牲にしたくない、死なせたくない........!」
バチンッ
一人語っていたやちよさんに、肌が叩かれた音が響いた。何が起こったのか、それは........。
やちよ「........ぇ」
メリー「........」
メリーさんがやちよさんの頬を引っ叩いたのだ。
メリー「さっきから聞いていれば........!貴女はそんなに弱い人なの!?」
いろは「メリーさん........?」
メリー「自分の願いの所為で仲間が死ぬ?じゃあそのかなえさんとメルさんは貴女に恨みの一つや二つはあったんですか!?さっき言いましたよね!?『チームに必要だから』って、『尊敬できるリーダーを守れてよかった』って!それは貴女の事を大事に想ってる事になんで気がつかないんですか!?」
やちよ「っ!」
メリー「その場に居なかったから私には分からないけど、少しでも貴女を........、やちよさんを長く生きて欲しいから死んだんじゃないんですか!?誰よりも貴女を信じてたから二人は貴女を守ったんじゃないんですか!?仲間の死を恐れてチーム解散なんて、誰も納得なんていきませんよ!」
やちよ「........」
メリー「それに........、毎回守られてる人の立場を考えた事ってありますか...?とても情けなくて、無力で、悔しかった........。でもやちよさんやいろはちゃんには魔法少女という力がある...。でも私は持ってない........、いつも龍騎に守られてばっかりで........!そんな自分が嫌いになっていく...!」
いろは「メリーさん........」
メリー「ずっと守られてばっかりで、出来る事が限られていて........。もっと皆んなの力になりたいのに........。龍騎にはずっと辛い思いしてるのに........、私達を守る為に自分を犠牲にしてるのに........」
........そうだ、龍騎さんはいつも自分を犠牲にして戦っていた。蓮子さんの話しでは、まどかちゃん達を守る為に命を落として生き返った...。
それでも龍騎さんは戦い続けている...。関係のない人々の為に魔女を狩っている。まさにテレビや漫画で出てきてくるヒーローの鑑の人だ。
私は龍騎さんとは違う........。強くもなければ、正義感も自己犠牲を出来る覚悟も違う。それでも私なりに出来る事がある筈だ。
いろは「........やちよさん、私決めました!そんなやちよさんの想像、私が全部有り得ない事にします!」
やちよ「........えっ?」
私がそう宣伝すると、やちよさんとメリーさんも訳が分からないと言った顔になる。
いろは「私はやちよさんの仲間です。今から"仲間"の私が一人であのウワサを倒します!そしてやちよさんを守って、"私が犠牲になる"なんて想像は打ち砕いてみせます!」
やちよ「な、何を言っているの........」
メリー「ひ、一人でなんて無茶よ!龍騎だって一人じゃキツいって言ってたのに、いろはちゃんだけで戦うのは........!」
いろは「メリーさん、私なら大丈夫です。それに........、私は今怒ってるんです。自分の想像で皆んなを振り回してるやちよさんに、私は怒ってるんです!」
やちよさんが自分の想像で皆んな死んでしまうというのなら、私が証明する。やちよさんが居なくなったら寂しいし、鶴乃ちゃんとフェリシアちゃん、さなちゃんが戻ってきた時に悲しんでしまう。やちよさんが私達の為に一人居るなんて、そんなの想像するだけで悲しむのは嫌だから........。
このウワサは、私一人で倒す!!
いろは「だから、手を出さないで下さい」
そう言って私はフードを深く被り、ボウガンをウワサのバケモノに突きつける。
やちよ「環さん........っ、もうやめて!もういいわ!環さん、貴女が私を助けようとする程、私が貴女を助ける程、願いが貴女を殺してしまう........!だから私は孤独でもいい!一人で戦うから........!」
後ろでやちよさんが私を止めようとするが、私は全く聞く耳はないので無視して先に進む。
やちよさんの願いの所為で皆んなが死ぬなんて認めない。チームが解散も認めない。私はやちよさんを守って鶴乃ちゃん達を助けて、皆んなで一緒にみふゆさんを連れ戻してういを見つける。
龍騎『人間誰しも譲れないものが一つや二つはあるんだよ。俺にも譲れないものがある。例え腹を貫かれて死にかけても、両腕を失ってでも、誰からも奪われたくないから戦うんだ』
そうだ、私にだって譲れないものがある。鶴乃ちゃん達を取り戻して、ういを見つけ出す為に........。やちよさんの想像で殺されてたまるものか!
いろは「やちよさんの想像........、私が打ち砕いてみせる!!」
いかがでしたか?
次回で今年の投稿は終了です。
誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。
次回もよろしくお願いします。
マギレコ編でヒロイン増やすかどうか
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増やそう!そして修羅場そう!
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いや、秘封倶楽部だけでいいだろ