転生?憑依?したら鹿目家の長男になってた   作:餡 子太郎

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「やぁ、来てくれてありがとう。今回は原作より大きくずれるから注意が必要だよ。それじゃあ行ってみようか、その前に......」

「僕と契約して、魔法少女......」バーン!

ほむら「............」( ̄3 ̄)Lフゥ......⇦銃口の煙を吹いているイメージ。


もう一人じゃない

 

龍騎「おはようまどか」

 

まどか「う、うん......」

 

魔法少女体験コースから翌朝、また起きるのが遅いまどかを起こしに行ったら、汗だくの状態で起き上がっていたまどかの姿があった。どうやらまた俺の昔の夢でも見ていたのかもしれない。

 

龍騎「.........大丈夫か?また変な夢でも見たのか?」

 

まどか「そんなところ......」

 

龍騎「そうか...、直ぐにシャワー浴びて来い。流石にそれは不味いだろ?」

 

まどか「分かった.....」

 

そう言ってまどかは部屋を後にすると、俺はカーテンを開ける。

 

龍騎「......今日辺りにはバレそうだな...」

 

そう言って窓を開けて部屋を後にした。

 

 

 

〜通学路〜

 

龍騎「.....なぁまどか、今日見た悪い夢って何だ?」

 

まどか「......え?」

 

俺が学校へ向かってる途中にまどかに夢の話しを持ち掛ける。どうしても気になってしまうのだ、その夢の話しが......。

 

まどか「え、えっとね......、男の人二人が色んな人に見送られて空を飛んだ夢......」

 

..........................あの時か。

 

龍騎「......そうか、しかし良く分からん夢だな」

 

まどか「......そうだね」

 

さやか「おーお二人さん!おはよう!」

 

仁美「おはようございます」

 

歩いていると、目の前にはさやかと仁美が待っていた。

 

龍騎「よう」

 

まどか「おはようさやかちゃん、仁美ちゃん」

 

蓮子「やぁやぁおはよう諸君!今日も元気かな!?」

 

?「蓮子ったら......」

 

俺達がさやか達と合流すると、後ろから蓮子も来る。すると以下に外国人らしき女性が一緒に来ていた。

 

龍騎「よっ、メリー。おはようさん」

 

メリー「うん、おはよう龍騎」

 

蓮子「あれ〜?私は〜?」

 

龍騎「あ、居たのか。ついでにおはようさん」

 

まどか「おはようございます、蓮子さん」

 

蓮子「まどかちゃ〜ん!君だけだよちゃんと挨拶してくれるのは〜!お兄さんとは大違いだよ〜」

 

そう言って蓮子はまどかを抱きしめて来た。おいこら人の妹に何してんだ。

 

さやか「えっと......、お兄さん?此方の外国人らしき女性は同級生で?」

 

龍騎「あ、ああそうだ。彼女はマエリベリー・ハーン、今年から日本にやって来た留学生だ」

 

メリー「マエリベリー・ハーンです。よろしくね」

 

さやか「は、はぁ......(しても......)」⇦胸をガン見

 

仁美「よろしくお願いします」⇦お辞儀と同時に胸をチラ見

 

メリー「?」

 

さやか(で、でかい......)

 

仁美(どうしたらあんなに大きくなりますの.....?)

 

何かさやかと仁美がメリーを見て固まってるんだが......。

 

龍騎「ほれ、さっさと行くぞ」

 

蓮子「あ、ちょっと待ってよ〜!」

 

それから俺達が登校すると、また通行人にチラチラと見られまくった。あのね......、そんなに見られても状況は変わらないからね?ってか俺はもう諦めたからもう気にしなくなったよ.....。

 

 

〜放課後・見滝原高校〜

 

蓮子「さて、折角三人集まった事だし部活しますか!」

 

メリー「ごめん蓮子、私用事があるの」

 

蓮子「あれ?」

 

龍騎「俺もバイト、さっき変わって欲しいって連絡が入った」

 

蓮子「あれれ〜?」

 

放課後になり、蓮子が部活をやろうと笑顔で言い出すがメリーは恐らく家の用事、俺はバイト(大嘘)だと伝えると笑顔のまま首を傾げた。え?何で嘘ついたのかって?こっちもやりたい事があるんだよ。

 

蓮子「なんでこんな時に限って部活が出来ないのさ......」

 

龍騎「いや正式な部活じゃねぇだろ」

 

蓮子が膝を着いて落ち込んでるが秘封倶楽部は部員不足により同好会扱いなので正式な部活ではないのだ、最低でも五人は必要だからな。

 

メリー「はぁ......、ジュース奢ってあげるから許して?」

 

蓮子「え?マジで?ならス◯バね」

 

龍騎・メリー((チョロいしちゃっかりしてる......))

 

メリーが奢ると言うと、蓮子は顔を上げてキラキラと言わんばかりの笑顔を見せると俺とメリーは溜め息を吐く。こいつ、詐欺に遭わなければ良いけど.........、主にQ次郎から。

 

蓮子「ほら行くよ!時間は有限、ス◯バは待ってくれないよ!」

 

メリー「え?あ、ちょっと蓮子!?」

 

龍騎「ス◯バは一歩も動かないだろ!?おい引っ張るな!」

 

 

(((鹿目ぇぇぇぇぇぇ!!一緒恨むぞぉぉぉぉぉぉ!!))

 

 

そのまま蓮子にメリーと共に連行された。その時にクラスの男子生徒全員に嫉妬による殺意が出ていた事に俺は気づく事は無かった......。

 

 

〜街中〜

 

蓮子「〜♪やっぱりいつ飲んでもス◯バのドリンクは美味いねぇ〜」

 

メリー「誰のお金で飲めてるの思ってるの......」

 

龍騎「悪いなメリー、俺まで奢って貰って」

 

メリー「良いのよ別に、ついでだし」

 

蓮子に連行された俺達はメリーにジュースを奢って貰い、帰り道を歩きながら飲んでいた。ついでに俺も奢って貰った。最初はいらないと言ったのだが『私の買う飲み物が飲まないっての?』って言いながら泣き目になっていたので潔く奢って貰う事にした。おかしいなぁ、セリフと表情がベストマッチしてないのは気のせいだろうか......。

 

龍騎「良ければ飲むか?アイスコーヒーだけど」

 

蓮子・メリー「「え?」」

 

俺の言葉にメリーだけでなく蓮子も反応した。いや何でだよ。

 

メリー「......い、良いの?」

 

龍騎「別に良いよ、特に喉渇いてた訳じゃないし」

 

俺がアイスコーヒーを差し出すと顔を赤くして受け取るメリー、この子可愛過ぎだろ」

 

メリー「.....頂きます///」

 

そう言ってストローに口をつけるメリー。......え?これだと間接キスだって?HAHAHA!残念だったな!俺には既に間接キスという概念は存在しない!前世ではしょっちゅうやってたし、昔まどかと良くやってたから気にしないのだよ!........誰に言ってるんだろ。

 

メリー「.......いつもと何か違う味がする///」

 

龍騎「ははっ......、そんな訳」

 

蓮子「......狡い」

 

龍騎「え?」

 

蓮子「私にも飲ませなさい!」

 

そう言ってメリーが飲んでいた俺のアイスコーヒーをぶん取って、無くなるまで飲んだ。俺一口しか飲んで無いのに......。

 

蓮子「うげっ、苦っ......」

 

龍騎「無理して飲むからだろ.....、ってか何で怒ってんの?」

 

蓮子「......別に」

 

プイッとそっぽ向く蓮子。明らかに怒ってるだろ.......。

 

龍騎「.....メリー、後は任せても良いか?」

 

メリー「うん、私も塾があるし」

 

あ、用事って塾だったのね。そして蓮子をメリーに任せて俺はその場から離れる事にした。

 

 

 

 

 

龍騎「さて、()()()は何処に居るのやら.......」

 

マミ「あら?もしかして......」

 

俺が街を見回していたら巴に声を掛けられた。

 

龍騎「巴か......、今日もパトロールか?」

 

マミ「今日はお休み、とっても大事な日だから......」

 

そう言って巴は手に持っていた花束を見せて来た。........そう言う事か。

 

龍騎「ご両親の命日なんだな、今日......」

 

マミ「!?」

 

龍騎「あの日、お前も聞いていたなら分かってただろ?」

 

マミ「......流石ね、そうよ。今日はパパとママの月命日なの」

 

どうやら俺の考えは当たっていたようだ.........。

 

龍騎「すまん、不謹慎な発言をして......」

 

マミ「気にしないで下さい」

 

そう言って巴は近くにあった椅子に座ると、俺も隣に座る。

 

マミ「私の両親は、事故で亡くなったの......」

 

龍騎「事故......」

 

そうして巴はゆっくりと語り出す。

 

マミ「私のパパとママはドライブ中に事故に遭ったの。もちろん、その時は私も一緒の車に乗っていたわ」

 

龍騎「......もしかして、お前が魔法少女になったのは...」

 

マミ「そう、考えてる余裕すら無かったわ。私はキュゥべえに生きたいって願いを伝えて、魔法少女になったわ」

 

......余程酷い事故だったんだな.........。

 

マミ「車は大破してぐちゃぐちゃになったわ。それでもその時、私はまだかろうじて意識はあったけど、妙な確信があったわ。このままじゃ絶対に死ぬって」

 

龍騎「......後悔はしてないのか?その選択に」

 

マミ「後悔はしていないわ。今の生き方も...、あそこで死んじゃうよりは余程良かったって思っているわ」

 

龍騎「......そうか」

 

そう言って俺は椅子から立ち上がる。

 

龍騎「巴......」

 

マミ「マミで良いわ、そう呼んで下さい」

 

龍騎「......ならマミ、お前もう一人じゃない。お前にはまどかとさやか、そして俺が居る。辛くなったらいつでも相談に乗ってやる、まぁ魔法少女関連で無ければいつでもバッチこいだけどな」

 

マミ「龍騎さん......」

 

龍騎「辛いなら辛いって言え、助けて欲しかったら助けてやる。友人として、お前の役に立ちたい」

 

そう言って俺はマミの頭を撫でる。

 

龍騎「この間も言ったけど、お前が魔女だろうがゾンビだろうが関係ない、お前が巴マミなら巴マミだ。俺はお前を受け入れる」

 

そう言ってマミの頭を撫でていた手をどかして椅子に置いてある鞄を手に取る。

 

龍騎「悪いな、ご両親の命日だってのに邪魔しちまって」

 

マミ「......いえ、パパとママに自慢できますから」

 

龍騎「そうか......、じゃあな。帰りには気をつけろよ」

 

マミ「あ、待って!」

 

俺が帰ろうとすると、マミに止められた。

 

マミ「例えばですけど.....、貴方はどんな願いを叶えて貰うつもりですか?」

 

龍騎「え?」

 

マミの口からその言葉を聞くと若干声が裏返った。そんな事言われてもね......。

 

龍騎「......自分の命を代償にしてまで叶えたい事は無い。夢ってのは自分で掴み取るからこそ意味がある。そんなせこいやり方で叶えたくは無いし、そんなの俺は認めない」

 

マミ「......」

 

龍騎「でも規格外な話しなら別だ、例えば.......、100人のうち1人が犠牲になれば世界が救われるなら、俺がその1人になってやるよ」

 

マミ「!?」

 

龍騎「言っとくけど俺は本気だぜ?周りがなんて言われようが関係ない。それが、鹿目龍騎の生き方だ。........あ、強いて言うなら」

 

マミ「な、何?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍騎「もうこれ以上、魔法少女は増やさせない。魔法少女になってしまえば悲劇が起こる事になる。もう誰も悲しませたりしない......、例えお前達を敵に回しても俺は戦う......、それが現状の夢...、というより目標だな」

 

マミ「........」

 

龍騎「それとあの白い悪魔の言葉には信用しない方がいいぞ?もしかしたら俺の憶測が当たっていたら奴は何かしら隠している」

 

マミ「白い悪魔って、キュウべえの事?」

 

龍騎「まぁお前の初めての友達だから直ぐには無理かもしれないがな...、奴は幾つか隠し事をしてるのは間違いない。なるべく警戒しておけよ」

 

キュウべえ「警戒って何の事だい?」

 

龍騎「お前を調理してらどんな味か」

 

キュウべえ「なんて恐ろしい事を考えているんだい?」

 

いきなり現れたお前が恐ろしいわ。それから連絡先を交換して無かったので連絡先を交換して帰路に着いた。

 

 

 

 

〜鹿目家・龍騎の部屋〜

 

まどか「ねぇお兄ちゃん、今日マミさんと会った?」

 

龍騎「何で?」

 

まどか「あのね、さっきメールで『お兄さんに辛かったら連絡してくれ』って書いてあったからさ」

 

龍騎「あーね、今までボッチだったからストレスとか色々抱えてると思ってな、俺だけじゃなくてまどかとかさやかとか連絡すればガールズトーク的なやつも出来て互いの事も知れて良いと思ってな」

 

まどか「そう言う事か」

 

龍騎「逆になんだと思ったの?」

 

まどか「てっきりマミさんの事好きなのかなって」

 

龍騎「流石に冗談キツイぜ我が妹よ......」

 

俺の部屋にやって来たまどかが俺の漫画を読みながら会話をしていた。

 

まどか「......お兄ちゃんはさ、もし願いが叶うならどんなお願いにするの?」

 

龍騎「ない」

 

まどか「即答......」

 

龍騎「そう言うまどかはあるのかよ?」

 

まどか「うーん......、お兄ちゃんみたいな人になりたい、かな」

 

龍騎「......俺に?」

 

まどかの言葉に俺は首を傾げた。何故?

 

まどか「お兄ちゃん、昔から良く人助けしてたでしょ?その時のお兄ちゃんを見てたらね......、凄いなぁとか、カッコいいなぁ、って思ってね」

 

あの時はただ婆ちゃんが重い荷物を持ってやった時と、迷子の子供の親捜索しただけなんだよなぁ......。でも嬉しい事言ってくれるじゃないの。

 

まどか「お兄ちゃんの背中を見ててね、こんな自分でも、誰かの役に立てるんだって、胸を張って生きていけたら、それが一番の夢だから」

 

龍騎「......お前はなんて良い奴なんだ」

 

そう言って俺はまどかの頭を撫でると、えへへ、と喜ぶまどか。

 

龍騎「......ありがとな、こんな兄貴を目標にしてくれて」

 

まどか「こんなじゃないよ!私はお兄ちゃんの憧れなの!」

 

龍騎「ははは、そうか。もう時間も遅いし早く寝ろよ?じゃないとまた悪い夢見るぞ」

 

まどか「うん、じゃあおやすみお兄ちゃん」

 

そう言ってまどかは俺のベットに漫画を置いて自分の部屋に戻っていた。そして俺はまどかの置いてった漫画を手に取り、棚の中へとしまった。

 

龍騎「そんな事言われたら......、余計無茶出来なくなるじゃないか」

 

そんな事言って俺は部屋の電気を消した。




どうもです。 餡 子太郎です。

いかがでしたか?

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。
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