「僕と契約して、魔法少女..........バシャ あ"ち"ゃ"あ"っ"!?」
メリー「いけない!躓いてコーヒー落としちゃった!?」
〜夕方・公園〜
龍騎「さて、じゃあ何処から説明しますかね......」
そう言って俺は公園のベンチに座って太腿に膝を当ててゲ◯ド◯ポーズを取る。そして魔法少女関係者はじっと俺を見つめてくる。
でもその前に.........。
龍騎「取り敢えず皆んな!野球やろうぜ!!」
「「「「え?」」」」
龍騎「んでQさま(クイズ番組)、お前ボールな」
キュウべえ「え?」
さやか「投球予告!外角高めストレート!」
龍騎「さぁピッチャーの美樹選手、開始早々投球予告を出した!何と外角高めのストレートと予告した!そしてバッターの暁美選手が無言でホームラン予告!解説の巴さん、この後どうなるのでしょうか!?」
マミ「ちょっと待って!?何で私達野球をやってるの!?それに野球のボールがキュウべえなのは何故!?」
龍騎「おおっと!?美樹選手、大きく振り被った!!」
マミ「話しを聞いて!?それに暁美さんも何気に乗り気じゃない!!」
龍騎「まどかが上目遣いでやろう、って言えば大抵堕ちる。ソースは俺」
さやか「行くぞ転校生!!大リーグボール第一号!!」
龍騎「美樹選手、怒涛の一球!投げました!!」
ほむら「.......ふっ」
\_(-_- Ξ -_-)_/カキーン ☆=== )`д) ;∴ キュプーーーーイ
龍騎「決まったー!サヨナラホームラーン!!暁美選手、見事な打撃だ!!逆転優勝です!」
さやか「なん......、だと......」ガクッ
まどか「やったね!ほむらちゃん!」
ほむら「...........当然の結果よ」ファサ
マミ「キュウぅぅぅぅぅぅべえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
そしてQさま(クイズ番組)ことキュウべえはお星様となり、改めて魔法少女関係者に話しする事にした。
龍騎「さて、邪魔者が消えたし......、始めますか」
マミ「キュウべえを吹っ飛ばしておいて何で何事も無かったかのような表情が出来るんですか!?」
ほむら「キュウべえに聞かれたらマズいと思ったからよ。そのぐらい察しなさい」
さやか「転校生もノリノリだったじゃん」
龍騎「楽しければ良いんだよ、んじゃ話すけど........。長くなるぞ?」
まどか「........教えて、お兄ちゃん」
よし、と俺は軽く頷くと俺は口を開く。
龍騎「暁美は直ぐに気づいていると思うが.....、俺はこの世界の人間じゃない。いや、存在しない人間だ」
まどか「存在しない?」
さやか「ど、どう言う事?」
ほむら「.........」
龍騎「お前等......、輪廻転生って信じる?」
※都合により、番組(?)を変更してお送りしています。
〜ゆっかり〜んの解説コーナー〜
紫「はぁーい♪初めましての方は初めまして♪お久しぶりの方はお久しぶり♪前作、『東方龍優録〜心優しき少年の幻想郷生活〜』のアイドル(?)のゆかりんこと、八雲 紫《やくも ゆかり》よ♪今回はこの場をお借りして、前作を読んでいない方の為にこの私が改めて説明するわね♪」
紫「まず鹿目龍騎こと、霧影龍騎(本名:アルカード)は戦闘に優れた神の一族『鬼神龍』の一人で、次期王になる人物でもあったの。でも幻想郷に初めてやって来た時に龍騎は実の母親と共に逃亡したの。母親は私達に龍騎を託して息を引き取った、そして龍騎を優しい人間として生きて欲しいと願い、霧影龍騎と名づけて外の世界へ送ったの」
紫「でも龍騎が中学生の時にいじめに遭った影響で女性不審と恐怖症になってしまってね、それも高校三年生まで続いたの。そんなある日、龍騎が不慮の事故に遭ってしまって幻想郷へやって来てしまったの。それからヒロインである博麗 霊夢《はくれい れいむ》や霧雨 魔理沙《きりさめ まりさ》等の少女達と出会い、時に戦い、時に笑い合う生活を送って女性不審を直していったの。」
紫「彼が幻想郷へやって来て二年が経ったある日、再び鬼神龍が攻めて来たの。そして龍騎が鬼神龍である事が発覚し、どうするか迷っていた所、彼に好意を抱いてる少女達の励ましにより、鬼神龍と戦う事を決意。そして黒幕である実の父親を倒したの」
紫「でも、その代償に龍騎は本来の力と右目の視力を失ってしまい、戦友であった黒騎《くろき》も死なせてしまったけど、今回の戦いで犠牲になった者の分までも生きると誓い、そして女性不審も克服して彼に好意を抱いていた少女の一人に告白して幸せな時間を過ごしていったの。そして百年近くの生涯を終えたのよ」
紫「簡単な説明だったけど、以上よ。ちなみにヒロインで誰と結ばれたのかは皆んなのご想像にお任せするわ♪それはそれで面白いものね♪以上、ゆっかり〜んの解説コーナーの終了よ♪機会があったらまた会いましょうね〜♪」
※都合により、番組(?)を変更してお送りしています。
まどか「.........」
さやか「.........」
マミ「.........」
ほむら「.........」
龍騎「そして気が付いたらベッドの上、見知らぬ少年になっていたって訳だ」
俺が説明し終えると暁美以外は驚きを隠せておらず、逆に暁美はクールな表情を保っていた。
ほむら「.........つまり、貴方は」
龍騎「お前が思ってる通り、俺は完全なるイレギュラーだ。それに......、お前が俺の存在を知った時、驚いていたそうだな?つまりお前の知っている
ほむら「.........」
まどか「本来の......、私?」
龍騎「お前も、俺と同じイレギュラーなんじゃないのか?」
ほむら「さぁ......、何を言ってるのか分からないわ」
そう言って髪をかきあげる暁美。あくまでもしらを切る気か......。
さやか「じゃ、じゃあお兄さんは昔の事全然憶えて無いって事?小学校の時とか?」
龍騎「残念ながら何も分からない、前世の記憶しか残って無くてな」
まどか「そ、そんな.........」
そう言って膝を着くまどか、よっぽどショックだったのだろう。畜生、何で残ってないんだよ.........。
まどか「..........あんな事までしておいて?」
龍騎「.......ん?」
ほむら「は?」
まどか「あんな事までしておいて忘れたなんて酷いよ!!こんなのあんまりだよ!!」
龍騎「え!?な、何の話し!?」
さやか「ど、どう言う事まどか!?ま、まさかお兄さんに何かされたの!?」
ほむら「何をしたのか素直に答えなさい鹿目龍騎。返答次第ではただでは済まされないわよ」
そう言って俺に銃を突き付ける暁美。いや待って!?マジで知らないんだって!?
マミ「ちょっと待ちなさい貴女達!龍騎さんの記憶は前世しか無いのよ?知らなくて当然じゃない!」
マミ......、お前って奴は.........。
マミ「それに......、仮に何かあったとして今の龍騎さんには非は無いわ!そんな事する人じゃない!」
天使だ!!救済天使が舞い降りた!!マミエルの降臨だ!!
まどか「.........痛いって言ったのに......、無理矢理......、奥まで.........」
「「「「は?」」」」
さやか「お兄さん.........?」
マミ「嘘よね..........?」
ほむら「....................................」カチャ
龍騎「待ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?ちょっと待って!?仮にやったとしてそれ俺じゃねぇよ!?転生?前の鹿目龍騎の仕業だろ!?何で俺の所為になるんだよ!?ってかまどか!!お前空気読めよ!?今シリアスの真っ最中だよね!?お前がふざけた事言った所為で全てぶち壊されたよ!!」
さやか「裁判長、判決を」
ほむら「
龍騎「マミエル!弁護を!」
マミ「.......勝てない弁護はしない主義なの」
マミエルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!
〜数分後〜
龍騎「はぁ......、はぁ......。話しを戻すよ?面倒くさいから簡潔にまとめるとな?俺は前世の記憶と力を引き継いだ状態で転生?憑依?して鹿目龍騎として生きてるの。キュウべえが見えるのも前世の影響と見ても良い、だから俺はこの魔法少女やら魔女やらに関わってる訳。此処までOK?」
さやか「うん、とっても分かり易い例え方!」
ほむら「適当って言うのよ」
まどか「んーー!」⇦マミの拘束魔法で口を塞いでいる。
マミ「気になったんですけど、さっきのあれは......」
龍騎「実は前世で関わった奴に貰ったんだ、この状態の俺では足手纏いだからな」
〜数時間前〜
?「おやおや、そんなに慌ててどうなさったのですか......?」
龍騎「!?お前は......!?」
龍騎とぶつかった男は、偶然通り過ぎていたマリーンだった。
マリーン「何か焦ってるような気がしますが.........、どうされたのですか?」
龍騎「お前と話してる時間は無い!俺は行くぞ!」
マリーン「まぁ、待ちなさい」
そう言ってマリーンは俺の腕を掴む。龍騎が振り向くと、マリーンは黒色の四角い箱を渡した。
マリーン「これを持って行くと良いでしょう。護身用になりますよ」
龍騎「.........これは嫌味か?」
マリーン「貴方はそう捉えても仕方がないと思いますが、私は好きですよ?」
龍騎は箱に龍の紋章を見て受け取ると、マリーンを睨む。その龍の紋章が鬼神龍の紋章と同じだからだ。
龍騎「.........一応貰っとく、本当に何もしないんだな?」
マリーン「勿論です、私は見る方が好きなので」
そう言って龍騎は走り去ると、マリーンはゆっくりと微笑む。
マリーン「頑張って下さいね?救世主様......」
〜現在〜
龍騎「という訳で、あの姿も前世の時の俺の姿な訳」
さやか「成る程、何か運命を感じるというか......」
龍騎「ある意味、呪いみたいなものだ。鬼神龍は戦いという宿命には逆らえない」
マミ「呪い.........」
ほむら「.........鹿目龍騎、貴方と話しがあるわ」
龍騎「っ......」
暁美がそう言うと、マミが暁美を睨みつける。
マミ「それは私達の前では話せない事かしら?」
ほむら「ある意味そう言う事になるわね」
龍騎「.........お前等、悪いが暁美の言う通りにしてくれ。俺も差しで話しがしたい」
マミ「...............鹿目さん、美樹さん。行きましょう」
さやか「マミさん?」
マミ「此処は龍騎に任せましょう....。私達が居ると言い辛いそうよ」
龍騎「すまない、恩にきる......」
そう言ってマミは歩いて言ってしまうと、さやかもまどかを連れて帰って行ってしまった。明日何か奢ってやるか.........。
暁美「着いて来て」
暁美が着いて来いと指示を受けて、俺は暁美の後を追う。
〜ほむホーム〜
ほむら「入りなさい」
龍騎「お邪魔しまー...............、えぇ.......(困惑)」
暁美の家(別名:ほむホーム)にお邪魔すると、良く分からんSFみたいな部屋に入ったのだが、大量のゴミ袋とカップ麺の残骸を見て、ゴミの方に驚いていた。
ほむら「何突っ立てるの、早く座りなさい」
龍騎「いやまず片付けろよ、俺一応お客さんよ?お前彼氏連れてきたらドン引きして別れ話し持ち掛けられるぞ?」
ほむら「?」キョトン
おいこら首を傾げてんじゃねぇよ、こいつ勉強や運動が出来ても女子力が壊滅的に無さすぎる......。
龍騎「.........話す前に片付けね?流石にこんな空間で話す気になれねぇよ」
ほむら「気にする事は無いわ」
龍騎「俺が気にするの!」
それから俺はゴミを回収して、掃除機をかける。こいつどんな生活してんだよ......。と愚痴りながら仕事をする。そして三十分くらい掛かってようやく綺麗になった。うん、さっきよりはマシだ。
ほむら「ご苦労様、インスタントだけど」
そう言って俺にコーヒーを差し出す暁美。俺は家政婦じゃないんだぞ......、と心で言ってコーヒーを受け取る。
龍騎「......で?話しってなんだ?」
俺はコーヒーを一口飲むと、暁美に話し掛ける。
ほむら「貴方の事は大体分かった、でも私は貴方を信用してないわ」
龍騎「......何が言いたい?」
ほむら「単刀直入に言うわ、貴方の目的は何?」
龍騎「..........俺の目的、か。目的というか目標になるが..........、これ以上魔法少女を増やすのを防ぐ事だな」
ほむら「.........何故?」
龍騎「俺は幾つか憶測を考えた。もしそれが本当なら魔法少女になった者は決して報われない。これ以上、悲しみの連鎖を繰り返させたくない。だから俺は戦う選択を選んだ」
ほむら「............」
龍騎「俺からも聞かせてくれ......、何故俺達の前に立ちはだかる?まどかとさやかが魔法少女の何らかの関係があるからだろ?」
ほむら「............約束よ」
約束?
ほむら「私は......、最初は今のような女では無かったわ......。病弱で、何も取り柄もないただの女......、そんな私に手を差し伸べて来たのが、まどか......。でも、彼女は死んだ......。あの時、私が死ぬ筈なのに彼女は私を救った......、そして死ぬ間際にこう言った......」
『魔法少女になる前の馬鹿な私を救って』
ほむら「私は彼女の約束を果たす為に、何度も時間をやり直した。でも......、上手くいかなかった......。それでも私は繰り返す......、彼女を救うまで、何度でも.......」
龍騎「............」
暁美はそう言うと、力強く拳を握る。よっぽどまどかの事が大切なんだな.....。まどか、お前の友達はとても良い奴だよ。
龍騎「.........暁美、
俺を利用しろ」
ほむら「......え?」
龍騎「お前はまどかを魔法少女にさせない為に動いている、そうだな?俺はこれ以上、魔法少女の増加を防ぐ為に動く、利害一致してる訳だ。それに今回の時間軸が上手くいけば、まどかの魔法少女の阻止の成功してさらにはお前が関わって来た魔法少女の生存も夢じゃない。現にマミが生きてるんだからな、お前が知ってるマミはもう死んでるんだろ?あの時に」
ほむら「............」
龍騎「なら話しが早い、お前はこれから起こる出来事を俺に教えてくれれば後は何とかする。ただでさえ前世で神様やってた訳じゃないんだ、奇跡でも何でも起こしてやるよ。どうだ?悪くない条件だろ?」
ほむら「.............確かに悪くないわね」
龍騎「だろ?おまけにお前が味わって来た地獄の無限ループも終わらせてや..........、る...........?」
俺はある言葉に引っ掛かり、思わず声のトーンを低くてしまった。無限ループ?暁美は繰り返してるって聞いたが過去に行ってるのか?それとも......、
龍騎「なぁ暁美、お前は時を操れるのか?例えば時を止めたりとか進めたり戻せたりするとか」
ほむら「?何故そんな事を聞くのかしら?」
龍騎「.........もしかしてだけど、お前は過去に戻ってるんじゃなくて平行世界に来てないか?」
ほむら「............え?」
龍騎「だっておかしいだろ、過去に戻るって事はお前が経験して来た事を繰り返すって事になるんだぞ?お前今回の俺みたいに少しおかしな所はあったりしたか?」
ほむら「..........言われてみれば、幾つかあったような...」
龍騎「やっぱりな、お前は過去に戻ってるじゃない、今回は偶々俺が転生?して来た平行世界に来てしまったんだよ」
ほむら「......そんな、じゃあ私のやってた事は...........」
龍騎「無駄になる......、って訳じゃ無いけど、それに近い事をしたんだよ」
ほむら「嘘...........」
そう言って暁美は膝を着くと、啜り泣くように涙を流し始めた。
ほむら「うぅ......、あぁ.........、うあああああああああああああああああああああああああああ!!」
龍騎「............」
ほむら「私は......、今まで、何をして来たのよ!!こんなの...........、あんまりよ..........!」
龍騎「暁美.........」
俺は暁美に近寄ると、彼女の頭を撫でる。
龍騎「泣くなら思いっきり泣け、俺で良ければ胸ぐらい貸してやる。それともう、一人で悩まなくて良い。お前が叶わなかった願いを、俺が叶えてやる」
ほむら「うっ.........、うぅ.........」
龍騎「約束する、今回の周回でお前の地獄の無限ループを終わりにする。そしてまどかも魔法少女にはさせない。ついでにだけどさやかもな、例え何が起ころうとも俺が全部解決してやる。だから、俺を受け入れろ!俺もお前を受け入れてやる!」
ほむら「.........ほんと?」
龍騎「俺はやる時はやる男だ、前世でも変わりは無い。それと......、良く一人で頑張ったな、お疲れ様」
ほむら「あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
俺がそう言うと、暁美は俺の胸へと抱きつき盛大に泣き始める。今までこんな事を言ってくれて無かったからとても心に響いたのだろう。俺は優しく彼女の頭を撫でて、泣き止むまで待つ事にした。
〜三十分後〜
ほむら「見苦しい所を見せたわね......///」
龍騎「寧ろ眼福でした」
あれから泣き止んだ暁美は恥ずかしそうに謝罪する。ほむほむめっちゃ可愛い。
龍騎「で、話しは戻るけど?手を組む気になった?」
ほむら「.........えぇ、そうするわ」
そう言っていつもの調子に戻るほむほむ、やっぱお前はそれが一番似合ってるわ。
龍騎「交渉成立だな」
ほむら「せいぜい期待には答えなさいよ?」
龍騎「任せとけ、これでも世界を救った事があるからな。これからよろしくな、暁美」
ほむら「ほむらで良いわ」
龍騎「なら俺も龍騎で良い」
そう言って俺とほむらこと、ほむほむは固い握手をする。さて、これから忙しくなるぞ......
どうもです。餡 子太郎です。
いかがでしたか?
色々と違うかもしれませんが、大目に見てください。これが自分の知ってる知識を入れただけなので......。
誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。
次回もよろしくお願いします。