あらすじでも書いたように今回からリメイク作品となっております。暖かい目でご覧ください。
それではプロロークⅠ、スタートです!
プロローグⅠ
とある世界、とある場所に一人の少年がいた。少年は幼少期から漫画やアニメ、ラノベなどの娯楽と共に過ごしていた。学校の帰りや休日などには共通の趣味を持つ友人達と共に語り合っていた。
そんなある日、いつも通り漫画を読んでいると少年の頭に一つの考えが過った。
こんな
それは全部が全部、自分の求める最高のハッピーエンドというわけではなかった。
ある者は目の前で助けようとした大切な兄を殺された。
ある者はその身に宿した呪いにより大勢の人が死んだ。
ある者は神によって理不尽に異世界に召喚され、共に過ごした仲間に裏切られ奈落の底に落とされた。
ある者は故郷を、引いては愛する者達を守るために自ら人類の敵となった。
故に男は願った。
こんな悲劇を変えたいと、
犠牲になった人を救いたいと、
こんな残酷な運命を壊したいと。
そう願い続けた少年は青年となり今───
「まぁ、何というか……そういう訳で貴様は死んでしまった。」
「いやどいうことだよ。」
テンプレよろしく真っ白な空間に一つ、目の前に黄金の玉座に座った最低最悪の魔王と対峙していた。
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青年side
やぁみんな!俺だよ!今俺が何をしているのかって?そうだな……
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ……!いつの間にか気づいたらこの白い空間にいて昨日までの記憶がないんだ……!そして目の前にはなんか黄金の玉座に座った金ピカの何処ぞの王様っぽいのが座って「お前はもう死んでいる」って言ってきたんだ!何を言ってるのか分からないと思うが、俺にも分からない……!
まぁこんな感じで今俺は冗談抜きで状況が分からない。えっ?目の前の金ピカに聞けって?いやいやいや、無理だって。だってさっきから金ピカは金ピカでなんかブツブツ言ってるし、なんか王のオーラみたいなのが溢れでてるから話しかけられないからな〜
「ふむ、なんと説明するべきか………」
「……なぁあんた。」
「?」
けど俺はそうも言ってられない状況だから勇気を出して話しかけた。
「まず俺はいつ死んだ?死因は?というか俺はなんでここに───」
「まぁ待て。そう一度に質問するな。いくら私とて聖徳太子にはなれん。」
「……ほんとにそうか?」
「なに?」
「俺にはどうしてもあんたが嘘を言ってるようにしか見えない。まぁでも、根拠とか理由とかはないけどな?」
「……一つ聞きたい。私の名前はわかるか?」
「?いや、悪い。分かんねぇ。わかんねぇけど、
「……ほう。」
そう言うと金ピカは俺をじっ……っと見つめ少し悩む素振りをした。
「ふむ、これは………なるほど、記憶が………ならば知らなくても無理はない、か………」
「?なぁ、さっきからブツブツ何言ってるんだ?」
「ふむ、どうやら貴様はここに来る過程で生前の記憶が抜け落ちているようでな?故に少々強引だが私の力で思い出させてやる。」
そう言うと金ピカは玉座から立ち上がり、俺の方に近寄って俺の頭に手を置いた。
「……な、なんだよ?」
「悪いが少しだけ頭痛がするぞ?安心しろ、痛みは一瞬だ。」
「ッ!ぐっ、ぐあああああああっ!」
「はぁ、はぁ、っく、そ……急にやんのは、流石にないだろ……!」
暫くしたら痛みが徐々に収まり途切れ途切れだが話せるようになった。元凶の金ピカはいつの間にか玉座に座ってふんぞり返ってた。
「まぁそんなに怒るな。それで?記憶の方はどうだ?しっかりと戻っているのか?」
「……まぁな。けど全然痛みが一瞬じゃねぇじゃんか!めちゃくちゃ長引いたじゃん!ざっけんなよ!」
「そのぐらい口が回れば問題あるまい。」
そう言った金ピカ───いや、最低最悪の魔王、オーマジオウに文句を言った。ちなみにだが俺は現代を“ソウゴ君”、未来を“王様”と呼んでいる。
「はあ、全く……何であんたはいつもやることなすことが規格外なんだよ。もうちょっと自重しやがれってんだ。」
「断る。」
「即答かよ!」
「何故なら私は生まれながらの王だ。」
「パワーワード過ぎんだろ!」
俺が王様のぶっ飛んだ発言に驚いてると言うのに王様は俺の気持ちなどいざ知らず、溜め息を吐いて再び話始めた。
「……まぁよい。それより話を戻すがお前の死亡時刻は兎も角、死因は大体分かってると思う故省力するが、お前がここにいる理由はただ一つ。私がお前を転生させるためだ。」
「……はぁ!!?」
転生!?転生ってあの、巷で噂の俺TUEEEEEEとかご都合主義とかそんな感じのか!?ナンデ!?
「まぁ転生についてはお前が思っていることと同じ感じだ。」
「待て待て待て!何で俺が転生するんだよ!あれだろ?転生する奴って八割方めっちゃスゲェ善人って聞いたぞ!つーか人の心も読めんのかよ!あんたホントスゲェな!」
「誉めてるのか貶してるのかどっちなんだ。それは兎も角、善人だけが転生するというのは、あながち間違いという訳ではないが少し違う。転生する者は転生させる側がランダムで決めている。故にそこに善人か悪人かというのは特に関係ない。だがとてつもない悪人の場合は転生はさせないようにはしてある。所謂暗黙の了解と言うやつだ。あぁ、一応ここで言っとくがその転生する者は転生させる側がミスであれなんであれ死んだ者にのみ適応される。一部例外はいるがな。」
そりゃそうだ。生きてる奴を突然転生させたら残された人達は突然行方不明になったって言って困惑し、中には死んだ時以上に悲しんで泣く人も現れるだろう。だったら既に死んでいる人を転生させた方が何かと都合がいいとでも考えたんだろうな。
「まぁそういう訳でお前は死んで私に選ばれ転生する。どうだ、これで理解できたか?」
「……あぁ、まぁ、うん。理解はできた。何で俺が選ばれたのかってのは疑問だが………」
「その事については時が経てば話そう。」
「……それは今言えないことなのか?」
「言えんことだ。」
「……そうか、分かった。なら今は聞かないでおこう。んで?俺はどの世界に転生するんだ?」
「Fateの世界だ。」
「ウソダドンドコドーン!」
俺は王様からの実質死刑宣告を受けて、膝から崩れ落ち、orzの姿勢になってしまった。こんな姿勢になった俺は悪くない筈だ。
まぁ王様の話をまとめると、どうやら俺は死んで転生させられてすぐに殺される運命にあるようだ。
いかがだったでしょうか?感想と評価、よろしくお願いします!
それでは!CIAO~♪