また君と、今度はずっと 〜If you can Cross to tomorrow〜   作:Simca Ⅴ

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大したもんじゃなくWikipediaのページの切り抜きみたいな回ですが、メジロシクローヌの子供たちについてのアイディアは結構あったりします。
※2023年3月20日修正
※2023年3月26日修正……順番を年代順に並べ直しました。
※2023年4月1日修正……メジロクーパーの妹の名前を変更しました。
※2023年5月30日修正……メジロパトリシアの父、確定!


ちょっとしたオマケ②・「メジロ最強の短距離走者」

メジロクーパー(Mejiro Cooper)

 

父・ダイタクヘリオス

母・メジロシクローヌ

 

 2009年1月2日生まれ。

 ダイタクヘリオスのラストクロップ。

 名前の由来は、メジロ(冠名)+クーパー(クラシックミニのスポーツグレード名であり、開発者のジョン・クーパーに因む)。

 「第二次メジロ牧場」産の内の一頭であり、九州へ移転したメジロ牧場(旧・クロマツファーム)を再び日本屈指のオーナーブリーダーに返り咲かせることになる。

 なお、第二次メジロ牧場産の競走馬たちは2011年に交代した()()()代表の趣味により車の名前、もしくはレーサーの名前が名付けられる慣例が生まれた。

 2011年デビュー。

 新馬戦は二着で破れるが、小倉での未勝利戦を勝ち上がり、さらに小倉2歳ステークスを勝利する。

 その後11月に京都2歳ステークスに挑むものの、掲示板外の7着という大敗に終わる。着外に終わったレースは後にも先にもこのレースのみである。

 この惨敗からメジロ陣営はメジロクーパーを短距離・マイル路線へ進めることを検討し始めるが、若手オーナーはメジロクーパーが日本ダービーを獲れるかもしれない、という淡い希望を振り払えずにいた。

 そこで日本ダービーへ挑むための最後のチャンスとして、クラシック三冠路線最初のレース、皐月賞へとメジロクーパーを歩ませるため、皐月賞トライアル競走の一つ、若葉ステークスに出走させる。

 距離適正の問題から不安視されて11番人気だったものの、小倉2歳ステークスと京都2歳ステークスで見せた逃げではなく、若葉ステークスでは先行で中団に待機し、最終直線でワールドエースを抑え込んでの1着。2000mでもペース配分を守れれば十分にスタミナが持続することを証明してみせた。

 同じ戦法で皐月賞に挑むと、ここでも9番人気だったが、後に宿敵という関係にまでなるゴールドシップと出会う。

 皐月賞では若葉ステークスの再現を目指した走りを行なったが、最終直線で追い込んできたゴールドシップと接戦を演じて二着になった。

 オーナーは結局、調教師や当時の主戦騎手だった生沿健司らのアドバイスを聞き入れて日本ダービーへの出走を諦め、短距離・マイル路線へと舵を切っていく。

 そして、メジロ冠を戴く馬であるにも関わらず、NHKマイルカップ、スプリンターズSでやはり勝ち星を上げた。

 なお、「日本ダービーは距離的に厳しい」と陣営は判断したが、ここで一時的に安田記念の鞍上を務めていた和多龍次が、「(メジロクーパーの脚ならダートも行けるというアドバイザーの奥分幸蔵の意見に従って、実際にダートコースを走らせた感想から)ジャパンダートダービーに出るのはどうでしょうか?」と提案したことで、急遽、ジャパンダートダービーに出走する。

 結果は、二着のハタノヴァンクールから5馬身差をつけての圧勝。

 これについて競馬新聞では、

 〔メジロ、ついにダービー勝利〕

 〔ダービーはダービーでも、勝ち鞍はジャパンダートダービー〕

 などと書き綴っていじり倒していたが、和多龍次はその直後、テイエムオペラオーに会いに行ったらしい。

 一方で、安田記念では拓勇鷹が鞍上を務めるサダムパテックに敗北するも、マイルチャンピオンシップでは鞍上に拓勇鷹を招き、安田記念と同じく追いついてきたサダムパテックに対して今度は二の足を発揮して逃げ切り勝利。拓勇鷹に初めてマイルチャンピオンシップの栄冠を齎した。

 そして、クラシック期のみで中央G1を3勝、さらにJpn1を勝利する離れ業をやってのけた。

 その後、2013年ではロードカナロアから逃げ切って高松宮記念を勝利するが、ここで安田記念ではなく、帝王賞への出走を決める。

 母・メジロシクローヌも帝王賞を制していることから母と息子の連覇が期待されたが、凱旋門賞のトライアルのために出走していたオルフェーヴルに敗北を喫する。

 それから2ヶ月以上の休養を挟んだ後、スプリンターズSではシゲルスダチに差し切られて敗北。

 そのまま天皇賞・秋に挑むのだが、ここでも覚醒したジャスタウェイに差し切られて二着の敗北。

 しかし、この頃になると芝の中距離を走る上でのスタミナが十分に備わっていたことが陣営にも分かってきており、一度は断念した日本ダービーと同じ距離(2400m)、同じレース場(東京・府中競馬場)を舞台とするジャパンカップに出走。

 ここで昨年の勝者、女傑ジェンティルドンナの連覇を阻み、高松宮記念以来実に8ヶ月ぶりの中央G1勝利かつ、中央G1の5勝とJpn1を合わせて6勝をあげる快挙を成し遂げる。

 有馬記念には距離不安から出走を見送ると、翌年のフェブラリーステークスでは、日本ダービーを制した半妹のメジロパトリシア(父・メジロライデン。父父・メジロパーマー)との兄妹対決が実現した他、帝王賞で敗北したホッコータルマエとも衝突。

 残念ながらメジロパトリシアにハナ差で敗北したのだが、その姿は、彼ら彼女らの父たちが見せた爆逃げコンビの走りを彷彿とさせた。巷では「3代目爆逃げコンビ」と言われている。

 その後、メジロパトリシアは天皇賞・春に参戦し、母メジロシクローヌとの母娘連覇を無事に達成するが、一方でメジロクーパーは宝塚記念でゴールドシップの二着に敗れるも、なんとここで、メジロパトリシアと、メジロクーパーの凱旋門賞参戦が決まる。

 

 そして、2014年の凱旋門賞は伝説になった。

 メジロクーパーとメジロパトリシアが先頭を引っ張るレースになった他、他騎手からの鞭に怒り心頭になったゴールドシップが彼らの後に続き、さらに同じく日本から参戦したジャスタウェイとキズナも続いた。

 最終的にメジロパトリシアが凱旋門賞を勝利し、メジロクーパーは二着だったが、上位5頭を日本勢が占める驚異の結果に。

 ただし、この時の損耗が激しく、メジロクーパーとメジロパトリシアは、2014年内は休養を余儀なくされた。

 2015年。メジロクーパーの再始動はAJCCで始まり、メジロパトリシアはダイヤモンドステークスを出走し、共に勝利している。

 ただし、メジロクーパーは年内引退が決まっており、中央での最終レースはスプリンターズS、その後、マイルチャンピオンシップを引退レースとするつもりでいた。

 だが、宝塚記念でゴールドシップにリベンジすべく出走を決めると、偶然にもゴールドシップのすぐ両隣をメジロクーパーとメジロパトリシアが固めることに。

 このレースでは生沿健司がゴールドシップの鞍上を務めていたが、終始落ち着いたレース展開を見せ、逃げを打つメジロクーパーとメジロパトリシアのコンビの加速にゴールドシップが驚異的な追い込みを見せ、宝塚記念三連覇を達成してみせた。

 しかし、その後の調教でメジロクーパーの右前足に疲労骨折(全治3ヶ月)が見つかり、スプリンターズSへの出走を回避する羽目に……。

 なお、マイルチャンピオンシップの裏で行われた浦和記念では半妹のメジロメルキュール(父・グラスワンダー)が5馬身差の快勝を遂げており、さらにメジロメルキュールより一つ歳下のメジロバルツィ(父・トウショウナイト)も新馬戦を逃げ切り勝ちしている。

 このままでは終われないと判断したオーナーは、マイルCSへの出走を撤回し、代わりにメジロクーパーの引退レースを有馬記念に再設定した。

 有馬記念では宿敵ゴールドシップとの対決を、最終的にゴールドシップに対して約8馬身の大差をつけて一着。

 しかも、このレースではメジロパトリシアも参戦し、最後の最後に3代目爆逃げコンビが魅せてくれた。まるで彼ら彼女らの父や母、さらに叔父にあたるクロススキッパーらが見せた2006年の有馬記念を彷彿とさせた上に、父ダイタクヘリオス、母メジロシクローヌらが現役時代に勝利できなかった有馬記念を見事に勝利して有終の美を飾り、メジロクーパーは引退していった。

 

 引退後は種牡馬となり、代表的な産駒にはメジロレドヴィンカ(母・ハグロフォルゴーレ)、プリンセフェルゼン(母・ハルジオン)などがいる。

 

 




なんだこれ……(驚愕)
「最強の短距離走者」というよりはオールラウンダーかもしれん。
……でもG1での勝利数は中距離のが多いという矛盾。

どうしようこれ……。

本作のリテイク・大規模な修正を考えていますが、実行してもよろしいですか?

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