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水中にて開眼、視界への問題は皆無。
恩恵、もしくは装備品によって水中活動に補助が入る場合が存在、バルタン星人のスペックであればそれらは不要である。
だが、もし現星住民に付与可能な強化である恩恵が外星人にも付与可能、叉は原理を解明し技術再現が可能であれば戦力の大幅増強に繋がる。
この星の住民を騙す為に上位存在として崇められていた概念上の存在に扮した外星人の実験場の可能性が浮上。
メフィラス星人が関与しているのならば接触が有りそうだが、それすら実験の可能性も有るが、無関係の可能性も考慮して行動せねば。
「キシャァア!?」
破壊光線、破壊光線、破壊光線、破壊光線……効率がわるい。
アーシアと融合しても数十キロ単位で米粒レベルの物を目視可能である故に更に大きい……っが、白色破壊光線の射程はそれ程ではなく、卵を纏めて吹き飛ばすのは良いが一匹単位で始末する事に効率の悪さを感じてしまう。
「方針変更、破壊光線ではなく殴打での撃破とする」
この状態で可能な飛行速度はマッハ2、それは水中では落ちるし基準が違うが破壊光線の推進力になり、バタ足を加えれば空中でのマッハ3相当にまで可能。
このままマッハ3(空中での基準)で水中を移動し、港周辺に生息するモンスターを始末する。
通常、その場所を縄張りにしている生物が居た場合、それを天敵とする生物が寄りつかず、駆除した途端に住み着くが、モンスターは完全に別種の個体であるにも関わらず突発的な異常事態か特殊な個体以外は闘争が起きない。
メフィラス星人がバルタン星人及び他の外星人を支配しており、それぞれが星ごとに同じ目的で敵対せずに集団行動する物と判断した。
花型だけは打撃での効率が悪く破壊光線で始末、水中での音速以上の移動は周辺に影響を与えるが大型のモンスターが複数匹生息する現状よりはマシだろう。
「周辺一帯のモンスターを駆除した」
あれだけのモンスターを始末したのだ、漁業権等知らないとばかりに必要としていた魚介類を採った状態で海から出ればニョルズは真実だと伝わるからか唖然としている。
去る際、勧誘を受けはしたがアーシアの夢はオラリオで店舗を持つ事であり、この港でモンスター退治をする事ではない。
……事実、途中から視界の共有を停止したが宿主の恐怖からか体に震えを感じる、モンスター退治など神の恩恵を得た者がやっていれば良いのだ。
『ごめんね、バルタン。私の都合に付き合わせちゃって。バルタンの力ならダンジョンだって楽に潜れるのに』
「契約は絶対だ。この星での活動に宿主への寄生が必要な以上、肉体知能文明の全てに著しい差がある未開の星の住民であろうとバルタン星人は誠意を持って関わる。これはバルタン星人の存続に関わる事態ではないのだ」
既に契約は締結し、アーシアの種族の寿命からすれば短くはない四年の期間が経過しているというのに気にする理由が分からない。
この星の住人も地球の彼もバルタン星人と精神構造に相違点が多過ぎる。
個として独立した存在でありながら群としての存在を望む、矛盾した生態だ。
「わあっ! 今日は串揚げの日だったんだ。全種類……」
「ちょっとティオナ! 今はダンジョンに潜る準備の最中でしょ! 団長と合流するんだから買い食いしてるんじゃないわよ!」
「え~! ちょっとだけだって。持ち帰りにしてダンジョンに持ち込むから全種類ちょうだい」
「了解。揚げた後、持ち帰り用の袋に入れて待っている。忘れた場合、ロキ・ファミリアのホームに届けるので構わないか?」
「忘れないって。じゃあ、宜しくね!」
「待て。料金を忘れずに払って行け」
油断も隙もないとはこの事だろう、悪意を持っていまいといようと料金を払わずに立ち去ろうとしたのは同じ、私にはどちらかなど無関係だ。
直ぐに追い付き回り込めば慌てて財布を取りだした。
「ごめんごめん。忘れちゃってた」
「次に同じ事をすれば暫く出禁だと警告」
「ええっ!? それはちょっと困るってっ!」
「料金の回収の手間を生じさせられる此方の方が困る」
そもそもロキ・ファミリアは主神によるセクハラ行為に警告を発したばかりであり、団長であるフィンの求婚まがいの発言も業務に支障を来した。
あれはガリバー兄弟を叩きのめした頃、少し良いかと呼び出しを受けた。
「否定。只今屋台の業務中である。途中で放置した場合、客からの信頼を失い今後の集客に支障を来す恐れが発生する」
「確かに迂闊だったね。じゃあ、暇な時間を教えて欲しいな。仕事が終わった後なんてどうだい?」
「私には同行する事への利点が……いや、受けよう」
あの男は異性からの人気が高く、このまま何度も誘われれば嫉妬から不用意な行為に出る者の存在が考慮される。
そしてアーシアも祖父と歳の変わらない同族からの誘いを断り辛かったらしく、肯定の意を私に示した。
故に業務後に食事の席に付いたのだが、そこで受けたのは一種の勧誘、己の理想を叶える同士が欲しいとの事。
千年前、神が降臨した際に信仰していた対象が妄想の産物でしかなかった事により意気消沈したパルゥムが落ちぶれて行ったのを自らが新たな光となって立ち直らせたい、私も……アーシアもその光になれる可能性がある存在だと、その様に見定めたのだろという。
「未だ君は幼いから分からないだろうけれど、次の世代の為の伴侶の候補としても……」
「成る程、小児性愛障害の類だったか。……むっ」
「団長ー!」
その理想に賛同する気は無いのだと伝えるよりも前に現れたアマゾネストーカー(造語)ティオネ、今回の事で私をライバル視する事になった面倒な相手である。
結局彼女に迫られているフィンに背中を見せて立ち去ったが、二度と勧誘はされない事を望むのは私とアーシアの総意であった。
『パルゥムを立ち直らせたいって言っているけれど、それって大勢をダンジョンに向かわせる切っ掛けになるって事だよね?』
「あの男の口振りは有名な冒険者にパルゥムが少ない事を嘆いていた。その通りだろう。実に不可解である」
千年、バルタン星人であれば長くはない期間であるがパルゥムの平均寿命を考慮した場合、一体どれ程に代を重ねられるのだろうか。
希望の象徴であった対象の存在が虚偽であった事への落胆はその時代を生きた者、その二世代後までなら語り継がれ引き継ぐのだろうが、それが千年にも及ぶ事へ疑念が生じる。
『……そんなのは切っ掛けだけじゃないかな? きっとパルゥムは体だけじゃなくって心も弱いのが特性なんだと思う。アマゾネスがあんなののみたいにさ。だからあの人に奮い立たせて貰っても特別な才能が無かったら死んじゃうだけだよ。パルゥムは体が小さいから他の種族より沢山死ぬと思うな』
少しはフィンへの憧れがあったらしいアーシアだが、この日を境にその憧れは消え去ったと語っている。
そしてこの日の夜、私はガネーシャ・ファミリアのホームに呼び出されていた。
「俺が、ガネーシャだ! 今日は来てくれて助かった。怪物祭の時、お前が見た者達について説明がしたい。迂闊に話される前にこうして来て貰ったのだ」
別に何でも黙っているから帰らせて欲しいのだが……。
次回、新たなウルトラ怪獣の影が 分かってる人、今の時点のプラグで分かってもコメントは勘弁 ヒント・宇宙人ではないです
オリジナルも! オリジナルもマジでお願いします メインが全体のモチベーションに関わるので
次回、ゴモラ出るかも