超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

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設定解説
●狂撃波動↓  断罪王アインの必殺技。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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●断罪王… 地球防衛軍メサイアが富士山から発掘した究極の人型兵器。
●地球防衛軍メサイア… 断罪王を使って地球外生命体ユーマから人類を守っている組織。
●地球外生命体ユーマ… 宇宙の意思が永遠に争い続ける人類と人類を生んだ地球を全宇宙にとって危険な存在と判断し、滅ぼすために生み出した地球外生命体。




第一話 激突!断罪王アイン 対 断罪王ツヴァイ‼ 戦慄!フロントガラスを素手で叩き割る無職‼高齢者ドライバーは人類の未来と平和のために全員運転免許証を返納しろ‼

 

 第一話 激突!断罪王アイン 対 断罪王ツヴァイ‼ 戦慄!フロントガラスを素手で叩き割る無職‼高齢者ドライバーは人類の未来と平和のために全員運転免許証を返納しろ‼自分達の国に自殺者が出ていることを知りながらも、なぜ人びとはセッ●スをやめることができないのか?自分たちの子供がその自殺者の中の一人になってしまう可能性があると、なぜ想像できないのか?そもそも自殺者の出るような世界に生まれてくることを望む子供がいったいどこにいるというのか?

                  

 俺、19歳無職で自称アルティメットバイリンガルでオホーツク海の王子、小室キエイは股間がかゆかった。

 だから‼

 前から走ってきた自動車に向かって全力疾走で突撃、昔テレビで見た鷹酢(たかす)クリニックのCMソングを歌いながらフロントガラスに何度も正拳突きをぶちこんでやった!

 「ヘイ?パディントゥーン?レッツゴーヘイ?パディントゥーン?ファンタスティックゴー‼ドリーミングナーヴ‼」

 「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼」

 自動車のフロントガラスを俺に素手で破壊された女性高齢者ドライバーが恐怖に叫ぶ。

 「レッツフィールユアーマイッ?レッツフィールユアセルフッ!レッツパディントゥーン!パディントゥーン!フレッシュユアーフィッシュ?ビューティーフォーカミングオアフィッシュ?ビューティーフォーカミングオアフィッシュ?」

 俺はフロントガラスがぶっ壊れた自動車の車内から恐怖の雄叫びを上げる女性高齢者の運転手を両手で掴んで外にぶん投げる。

 そして、自動車ババアの顔を何度も殴る。

 「痛い!痛い!痛い!一体私が何をしたっていうんですか?」

 自分の立場が分かっていない女性高齢者ドライバーの耳元で俺は大きな声で怒鳴る。

 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉいッ!年寄りが車なんて運転してんじゃねぇよ!バカ野郎!あぶねぇだろ!」

 ほぼゼロ距離で放たれた俺の怒鳴り声に右耳の鼓膜を爆砕された女性高齢者ドライバーの腰を俺は蹴る!蹴る!蹴る!蹴る!

 泣きながら右耳を抑えている女性高齢者のズボンのポケットから財布を盗む。

 「高齢者が車なんて運転してんじゃねぇよ!普通に考えてあぶねぇだろ!おめぇら無思慮なシルバードライバーのせいであと何人、人が死ねばおめぇらは気が済むんだ!あと何回コンビニに突っ込めば気が済むんだ!自分だけは平気だとか思ってんだろ?んなわけねぇぇぇぇぇぇぇだろぉぉぉぉぉぉぉッ‼おめぇらは寄生虫だ!働かずに国からもらった金で贅沢しているくせに若い連中に偉そうにしやがる役立たずの老害だ!高齢者が生きてんじゃねぇよ!高齢者は六十過ぎたら全員収容所にぶち込んで全員ボケる前ブレイクダンス踊ったまま毒ガス浴びて切腹しろ!うああああああああああああッ!」

 俺の魂のシャウトに女性高齢者の左耳の鼓膜が爆砕する。

 「はい俺の完全勝利~‼あ~お腹減った今日はユッケでも食いに行くか~!」

 暴行現場にいた人々が満身創痍の高齢者ドライバーを見て、救急車を呼び、警察に通報する。

 人びとはまだ知る(よし)もない、その判断が自分たち地球人類を滅亡の危機に陥れることに。

 小室キエイは女性高齢者の血で汚れた手で股間をかきながら、焼肉酒屋あびすに向かう。

 焼肉酒屋あびすでユッケを食っていると急に腹が痛くなってくる。

 腹痛に悩まされている俺を警察官数人が取り囲み両手に手錠をかける。

 (なるほど、あの自動車ババアか周りの目撃者が警察に通報しやがったのか...)

 「俺ユッケ食ってるんですけど食中毒で死んだらどうしくれるんですか?」

 「うるせぇ!意味不明なこと言ってんじゃねぇよ!器物破損に暴行罪に窃盗罪でお前を逮捕する!」

 「そんなら、おめぇらは不敬罪だ‼バカ野郎‼シンゴォォォォォォォォォッ‼」

 小室キエイが断罪王の変神に必要な呪文を叫んだ次の瞬間、小室キエイの衣服がビリビリに破ける。小室キエイが全裸になる。

 そしてそれと同時に焼肉酒屋あびすが爆発した。

 焼肉酒屋あびすの外で待機していたパトカーの運転手が突然の出来事に、増援と消防隊を要請する。

 爆発した焼肉酒屋あびすから爆炎と共に深紅のボディが特徴的な巨大人型兵器が出現する。

 深紅の巨大人型兵器、断罪王アインの右手のひらには俺を冤罪で逮捕しようとしていた税金泥棒クソバカ公務員共の死体が握られていた。

 「俺に法律が適用されるわけねぇだろ!このクソバカ公務員共が‼」

 当たり前だが死体は何も言い返してくれない。

 「どうせ変神しちまったんだ...このまま大暴れしてやるよぉぉッ!」

 断罪王アインに変神した俺は岡山県内の教育施設を次々と足で踏みつぶしてゆく。

 「俺はハイパー少年革命家なんだよ!小室キエイなんだよ!学校なんてこの国には必要ねぇんだよ!」

 俺に踏みつぶされる少年少女とお勉強ができれば人生全てうまくいくと思っているクソバカ教師公務員どもの悲鳴が聞こえる。

 特に少年少女の奏でる美しい悲鳴は俺にここがまるで合唱コンクールの全国大会の会場なのではないかと錯覚させるほどすばらしかった。

 しかし人々の悲鳴に陶酔する俺をあざ笑うかのように背中に激痛が走る。

 「痛ってぇな...お前...ユーマだな!」

 俺に喧嘩をふっかけてきたのは人類と地球を消滅させるために宇宙から飛来してきた侵略者ユーマだった。

 断罪王アインの背中をビームで狙撃したのはイソギンチャクに両足を生やした姿をしたユーマだった。

 「また新種のユーマか...まあいいだろう、ユーマが現れればきっとアイツらも現れる!」

 小室キエイの予想通り、上空から群青色のボディが特徴的な断罪王ツヴァイが岡山県内

に着地する。

 「断罪王ツヴァイ、目標を二体確認」 

 全身に重火器を備えた断罪王ツヴァイが砲撃の照準を断罪王アインとイソギンチャクユーマに合わせる。

 「たとえ断罪王であっても人類を恐怖に陥れるのであればユーマと共に消滅させる!」 

 地球防衛軍メサイアによって断罪王ツヴァイの操縦者に選ばれた美少女専業主婦でカレー大好き小林マスミは決意の言葉と共に断罪王アインとユーマに向かって全身に装備された重火器を一斉発射させる。

 俺は近くにいたイソギンチャクユーマの体を盾にして断罪王ツヴァイからの攻撃から身を守る。

 俺の代わりに断罪王ツヴァイの一斉射撃によりハチの巣にされるイソギンチャクユーマの腹部から出産予定であったと思われるセミ人間が大量に流出して岡山県内の人間を襲い始める。

 セミの体に人間の四肢を生やしたようなその奇怪な姿をした生命体が岡山県内の人間を襲い、男女問わず交尾し始める光景を見て、俺は思わず吐きそうになってしまう。

 「私は...ユーマの作戦に手を貸してしまったというのか...」

 断罪王ツヴァイが全身に装備された重火器の銃口をセミ人間に向ける。

 カレー大好き小林マスミは照準を人々を襲うセミ人間に合わせるものの、近くに人間がいては巻き添えにしてしまうことに気づき、断罪王ツヴァイの銃口を断罪王アインに向ける。

 「おいおい、地球防衛軍メサイアのおめぇがセミ人間に襲われている人間どもを見捨てちまっていいのか?」

 「黙れ!もとはと言えばお前がユーマを盾にしたからこうなったんだ!私は悪くない!」 

 「それを言ったら、まず最初に俺とユーマに攻撃してきたお前にも原因があるんじゃないか?」

 小室キエイの挑発に対してコックピット内の小林マスミの指が重火器のトリガーを引く。

 断罪王ツヴァイの全身から一斉に放たれた銃弾が断罪王アインを襲う。

 断罪王アインはまたもイソギンチャクユーマの体を盾にして断罪王ツヴァイの攻撃を防ぐ。

 イソギンチャクユーマの体から血しぶきと共に今度はエビに人間の四肢を生やしたような生命体が大量に飛びだし、セミ人間同様に地上の岡山県内の人々を男女問わず襲い交尾し始める。

 すでにセミ人間に襲われた岡山県民の人々の腹部が妊婦のように膨らみ始める。

 セミ人間に襲われた岡山県民の人々の腹を突き破って全身血液まみれのセミ人間が大量に出現して周りの人々を襲い始める。

 「このままでは人類が絶滅してしまう....」

 カレー大好き小林マスミはこれ以上セミ人間とエビ人間による被害を拡大させないため

に地上で暴れているセミ人間とエビ人間と、セミ人間とエビ人間に襲われている全ての人々に重火器の照準を合わせる。

 「おやおやいいのか?正義のスーパロボットである断罪王が人間を大量虐殺するなんて、メサイアの親父たちに知られたら処刑ものだぜ?」

 「うるさい!私はこの世界と家族をユーマと貴様のような裏切り者から守るためなら手段は選ばない!砲撃開始!」

 断罪王ツヴァイが岡山県民とセミ人間とエビ人間に向けて放った砲撃が岡山県内に降り注ぐ。

 そして断罪王ツヴァイは今度は上空に向けて重火器一斉射撃を放つ。

 爆撃がセミ人間とエビ人間と岡山県民だけではなく俺と、火元である断罪王ツヴァイ自身にも襲いかかる。

 「ちくしょう!小林マスミめ、自分のミスに動揺して断罪王ツヴァイごと俺とユーマ共を道ずれにするつもりか...」

 「たとえこの身を犠牲にしても私は人類の平和を守る!」

 断罪王ツヴァイの重火器一斉射撃から逃れたわずかなセミ人間とエビ人間が岡山県から全力疾走で脱出を始める。

 「逃がすものか!」

 自らの放った攻撃の影響で全身ボロボロの断罪王ツヴァイが岡山県から脱出しようとしているセミ人間とエビ人間に銃撃を放とうとした次の瞬間、断罪王ツヴァイの全身に断罪王アインの全力のタックルが直撃する。

 「おっと!俺のお楽しみを邪魔すんじゃねぇよ!」

 「貴様!それでも人類と地球の平和を守るメサイアの断罪王なのか?自分や自分の大切な人があの怪物共に襲われ孕まされても貴様は平気なのか?」

 「うるせぇ!とっとと銃撃をやめやがれ!必殺!狂撃の断罪インパクト!」

 断罪王アインの右手のひらから放たれた衝撃波が断罪王ツヴァイに直撃する。

『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤

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 カレー大好き小林マスミの脳内に頭痛と共に意味不明の文字と声、その名も『狂撃波動』が大量に流れ込んでくる。

 「うあああああああああっ!頭が痛い!気がおかしくなる!」

                *

 気がつけば小林マスミは全裸の状態で真っ暗な空間の中にいた。

 そして目の前には全裸状態の小室キエイが両目を閉じて空中で座禅を組みながら聞いたことのない言葉を念仏のようにつぶやいている。

 「これが狂撃の断罪インパクトだ」

 カレー大好き小林マスミの脳内に小室キエイの言葉がテレパシーのように直接流れ込ん

でくる。

 「この空間に連れてこられたお前にはもう勝ち目はない、だからあえて聞かせてもらう。お前達、専業主婦どもはなぜ自分達の旦那の収入で生活しているくせにフリーターを生活能力がないとバカにするんだ?お前たちだって結局のところ旦那の収入に依存して生活しているだろう、そんなヤツがなぜ、低収入のフリーターをバカにすることができるのか?俺がお前に真実を教えてやるよ!専業主婦よりフリーターのほうが社会的地位は上なんだよ‼いいか、わかったかバカ野郎!」

 「意味不明でふざけたことを言うな!専業主婦は外で働かない代わりに家事や育児をしている‼つまり、低収入のフリーターよりも専業主婦のほうが社会的地位は上なんだよ‼バカはお前だ大バカ野郎!」

 「では低収入のフリーターと家事育児しか能がない無収入の専業主婦、収入面ではいったいどちらのほうが上かな?」 

 「それは...」

 「どう考えても家事と育児を理由に外で働かない無収入の専業主婦よりも低収入のフリーターの方がえらいんだよ!いい加減理解しろよ!バカ野郎死ね!」

 「では小室キエイ、そういうお前はフリーターなのか?」 

 「んなわけねぇだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ‼」

『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤

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 「うああああああああああああああッ!頭が痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!」

 空中で座禅を組んだ小室キエイの放つ狂撃波動に脳を破壊されたカレー大好き小林マスミは鼻と両目から大量の血を流して死んでしまった。

 「無収入の専業主婦より低収入フリーターの方がえらいんだよ!まぁ...俺は家事も育児もアルバイトも死ぬまで絶対にしないけどな!アッヒャッヒャッ!合掌」

                *

 空襲から生き延びたセミ人間とエビ人間が焼け野原と化した岡山県内から全力疾走で他県へ移動を開始した。

 操縦者が脳死した断罪王ツヴァイは焼け野原になってしまった岡山県内に仰向けに倒れている。

 「はい俺の完全勝利。ああ~腹減った~寿司が食いたい」

 変神を解いた小室キエイは全裸のまま、寿司屋に向かう。

 

次回予告 断罪王アイン 対 断罪王フィーア!考えろ!人の心とその言葉‼女が寿司を握ってんじゃねぇよ‼寿司握る暇があるなら俺のチ●コ握るんだよ‼命とは死に至る病である!自分が死ぬのが嫌で子供にも死んでほしくないのであれば最初から子供なんか作るんじゃねぇよ!バカ野郎!子供だって最終的には死の恐怖に怯え苦しみながら死んでいくんだぜ!自らの欲望を満たすために罪なき命に死を伝染させるセッ●スは人殺しと同じなんだよ!




次回もお楽しみに!

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