超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

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第百十五話 超地球救済戦記 断罪王ORTHOROS〈オルトロス〉カーペットにしわを作るなと言う女はカーペットを敷くのをやめろ人間が二足歩行の生き物である以上カーペットにしわを作らずに歩行なんてできねぇ

第百十五話 超地球救済戦記 断罪王ORTHOROS〈オルトロス〉‼カーペットにしわを作るなと言う女はもう、家にカーペットを敷くのをやめろ!人間が二足歩行の生き物である以上、カーペットにしわを作らずに歩行できるわけねぇだろ!

 

『ゼェイジグゥアーとデエンノヴォー』、それは何千年も前から自分たちのことを神の末裔だと思い込んでいるゴミクズバカ一族の名前だ。

ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーは俺たち一般人が労働から得た給料の一部を『ZEI銀』と称して強制的に奪い、なんの労働もせずに、その『ZEI銀』だけで生活をしている。

『ZEI銀』をゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに渡すことを拒否した人々は法律違反を犯したと聖府にみなされ、刑務所に入れられて死刑判決を受ける。

俺の父さんもその罪で今、刑務所にいるんだ。

俺の名前は闇崎ムツト。

俺の家は貧乏だった。

母さんは病気で働けない体だった。

そして俺はその当時、まだ中学生だったから働くことができなかった。

だから父さんは俺の学費と母さんの病気の薬や治療費のために一生懸命働いていた。

そしてある日、俺の家に聖字我と伝脳の犬である『刑察』がやってきた。

そして俺にこう言ったんだ。

「あなたのお父さんはここ数ヶ月、ZEI銀を納めていませんね?」

そう、父さんは俺の学費、母さんの病気の薬や治療費、そして家族全員の食費のために、ろくに働かないゼェイジグゥアーとデエンノヴォーの生活に必要不可欠な『ZEI銀』を払っていなかったんだ。

でも、父さんがゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに『ZEI銀』をはらっていなかったのは決して悪意があったわけじゃない。

『ZEI銀』をろくに働かないゴミクズのゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに支払えば、俺たち家族が最低限の人間らしい生活を維持できないからだ。

給料の一部から差し引かれる『ZEI銀』の金額は一般人の食費、一ヶ月分に相当するんだ。

もし、父さんが仮に、ろくに働かないクソゴミのゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに『ZEI銀』を払っていたら俺たち家族は全員が死んでいたかもしれない。

そして父さんは『ZEI銀』の支払いを要求してきた『刑察』に向かって両手中指を立てながらこう言ったんだ。

「今の私の給料からZEI銀を支払えば、我々家族は生活できない。だから、ZEI銀はもう払わない!そんなに働くのがいやならとっとと死ねバーカ死ね!と、ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーのやつらに言っておけ!」

そして父さんはその日、ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに対して失礼な暴言を吐いただけなのに『刑察』に逮捕され刑務所にぶち込まれた。ちなみに、まだ死刑は執行されていない。

俺と母さんは家計を支えていた父さんを失い、無一文になった。

そして、母さんの病状が悪化。

もちろん、薬や治療費に必要な金はない。

その当時、中学生だった俺は、働けない。

そして、母さんが病死した。

母さんが病死したその日に俺は大家さんに実家のアパートを追い出された。

俺は中学生でホームレスになってしまった。

その日から、俺は生きるために窃盗や暴行を繰り返した。

そして、俺は刑察に捕まり、聖少年刑務所にぶち込まれた。

それから5年、19歳になった俺は聖少年刑務所で生活していた。

あと一年して20歳になれば、ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーが決めた法律によって聖少年刑務所から釈放される。

でも釈放されたところで、この社会に前科者の俺の居場所があるとは到底思えない。

そしてある日、聖少年刑務所の敷地内にある研究所を反・ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーテロリスト『ゼェイジグゥアーとデエンノヴォー絶殺部隊・THE翼』が襲撃した。

刑察に追い詰められたTHE翼のメンバーは聖少年刑務所を武力で占拠、俺たち聖少年刑務所の囚人たちを人質に取ったんだ。

俺はTHE翼のメンバーの一人に話かけた。

「ねぇ、なんでTHE翼のおっさんはなんでこんな無意味なことをしてるんだい?」

「無意味だと?」

「ああ、だってそうだろ、あんた達THE翼はゼェイジグゥアーとデエンノヴォーのことが気に入らないからこうしてバカみたいなテロ活動をしている、そして今、こうして追い詰められている」

「それのなにが悪い!俺の両親は最低限の人間らしい生活を維持するために『ZEI銀』をゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに支払うことができなかった!そしてゼェイジグゥアーとデエンノヴォーにZEI銀を支払うのを拒否した俺の両親は刑察に捕まり刑務所にぶち込まれて死刑にされて死んだ!だから俺はTHE翼に入団してゼェイジグゥアーとデエンノヴォーに復讐することに決めたんだ!」

「俺と同じですね」

「なんだと、お前もゼェイジグゥアーとデエンノヴォーのせいで両親を亡くしたのか?」

「はい、でも父さんはもしかしたらまだ刑務所で生きているかもしれません」

「なら、お前もTHE翼に入団するか?」

「入団しても、相手はゼェイジグゥアーとデエンノヴォーです、ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーは法律では神であり国そのものです、とても勝ち目があるとは思えません」

「戦う前から諦めるのか?ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーが本当に神なら、なぜ、ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーは俺たちの給料からZEI銀をよこせと要求してくるんだ?」

「そ、それは...」

「本当にゼェイジグゥアーとデエンノヴォーが神なら、なんで労働者の給料からZEI銀なんて集金するんだ?本物の神ならそんな回りくどいことしなくても生きていけるだろ」

「確かに」

「いいか、ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーなんて所詮、自分たちをことを一般人よりえらいと思ってる頭のおかしい奴らだ!つまり相手は神じゃなくてただの人間だ!人間相手にビビる必要がどこにあるんだ!」

「でも、ゼェイジグゥアーとデエンノヴォーがその気になれば、刑察だけじゃなくて軍隊だって出動するかも、そうしたらいくらあんた達THE翼が銃持ってたって、勝ち目はないよ」

「勝ち目はあるさ、見ろよコレを」

THE翼のメンバーの男が俺に一つの銃を見せてくる。

「この銃の名前は『黒双銃オルトロス』、どうだ、かっこいいだろう!」

黒色で銃口が横に二つある!これが黒双銃オルトロス!

オルトロスって確か、神話に出てくる頭が二つある犬のことだよな。

「でも、この銃一つでいったい何ができるんだよ?」

「俺たちがぶっ殺した研究所のやつらが言うにはこの銃は遥か古代の遺跡で見つかって、選ばれし者が銃のトリガーを引くと、黒双銃オルトロスから究極の破壊神が出てくるらしいぜ!すげーだろ!」

「そんなの、絶対嘘だって!」

「うそじゃねぇよ!遺跡にはオルトロスから解き放たれた破壊神があらゆる文明を何度も破壊してきたって記してあったって研究所のやつらが行ってた。少なくとも、研究所のやつらがこの銃を研究してた時点でこれがただのオカルトグッズじゃないってことが証明されてる」

「でも選ばれし者が見つからなきゃ、意味ないじゃないか!」

「そんなの、この包囲網を突破してすぐに見つけ出してやるさ!」

「それができないから、あんた達THE翼は聖少年刑務所に立てこもって俺たちを人質にとったんだろ?」

「うるせぇ!ガキは黙ってろ!」

その時だった、天井が崩落してきたのは。

「うおおおおお!こりゃあ、軍隊の空襲だ!やつら!俺たちごとこの刑務所の人間を殺すつもりだ!」

そして気が付けば俺は瓦礫の山の中にいた。

背中に人間の体温を感じる。

首を後ろに回すと、俺の背中に覆いかぶさっていたのは、さっきまで話していたTHE翼のおっさんの死体だった。

俺はTHE翼のおっさんのおかげで瓦礫の下敷きにならずに済んだのだ。

でも、周りは真っ暗で、瓦礫の山が邪魔で外に脱出できる可能性はほぼない。

俺はこのまま、この瓦礫の山の中で餓死するしかないのか?

『生きたいか?』

どこからか、声が聞こえてくる。

よく見ると俺の目の前におっさんが落としたと思われる黒双銃オルトロスがあった。

「銃がしゃべっている?お前がおっさんの言っていた究極の破壊神なのか?」

『その通りだ、お前が真の社会不適合者ならば、我をこの銃から開放できるはずだ』

「お前を開放すれば俺は死なずに済むんだな?」

『その通りだ、引け!トリガーを!』

「ああ、もうこうなればやけくそだ!」

俺は黒双銃オルトロスのトリガーを引いた。

オルトロスに触れた瞬間に俺の脳内に3文字の言葉がおぼろげながら浮かんできた。

『叫べ!変神の呪文を!』

「シンゴー‼」

俺の衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。

目を開けると俺は全身真っ黒な巨大人型機動兵器になっていた。

「そうか...俺自身が究極の破壊神になってしまったのか!」

『その通りだ、神は人の弱き心が産んだ偽りの神、故に我は神を欲する選ばれし社会不適合者であるお前に神の力を与えた...さぁ!お前の破壊したいすべてのモノをこの世界から根絶やしにしろ!断罪王オルトロスよ‼』

足元に刑察がいる。

あの日、俺の家にゼェイジグゥアーとデエンノヴォーの命令で出動した刑察官が生活を維持するためにZEI銀を払えなかった父さんを連れ去った光景がフラッシュバックして俺の復讐心に火を着けた。

そうだ!刑察のやつらの給料もZEI銀だったんだ!

「ビージャンビャァァァァァァァァァァッ!」

断罪王オルトロスに変神した俺は声にならない叫び声を上げながら足元にいる刑察やパトカーを踏みつぶす。

そうだ!軍隊のやつらの給料もZEI銀だった!

「グォルムザァァァァァァァァァァァァイッ!ブンハァァァァァンッ!ボヴェ‼」

そして、テロリストTHE翼を俺たちごと空襲で殺そうとしてきた軍隊の戦闘機を右手でつかんで握りつぶす。

「これで終わりだァァァァァァァァァッ!狂撃波動!黒双〈こくそう〉オルトロスインパクト‼」

『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤

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断罪王オルトロスの両手のひらから放たれた狂撃波動・黒双・オルトロスインパクトが重火器を装備した刑察官たちや、戦闘機や戦車を操縦している軍人たちの脳に直撃して、精神を完全に破壊して強制脳死状態にする

聖少年刑務所は血の海と化していた。

俺は決めた。

死刑囚として刑務所にいる父さんのために。

そして、理不尽かつ狡猾なZEI銀徴収のせいで死んでしまった母さんのために。

俺がこの黒双銃オルトロスの二つの銃口から解き放たれる断罪王オルトロスの力でこの世界からゼェイジグゥアーとデエンノヴォーを一人残らず、ぶっ殺してやる。

俺の復讐が始まった。

 

次回予告 THE翼との邂逅 人生とはルールもクソもねぇイス取りゲームだ!

 

 

 

 




次回もお楽しみに!
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