超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

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第百三十一話 断罪王オルトロス 対 鬼無知・ドッボギ‼人間の価値を周りの人々からの評価でしか計ることができない奴は海水を10リットル飲め!

第百三十一話 断罪王オルトロス 対 鬼無知・ドッボギ‼人間の価値を周りの人々からの評価でしか計ることができない奴は海水を10リットル飲め!

介護老人保健施設ファイティングドラゴンの利用者と事務員と怪護士を大量虐殺していた俺たちTHE翼の目の前に同伊図業具愛総本部・十闘神の一人、全現・世自見が現れた!同伊図業具愛総本部・十闘神の一人、全現・世自見の衣服が粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。

「同伊図業具愛総本部・十闘神の全現・世自見が巨大人型兵器になった!」

「これが私の鬼無知・ドッボキよ!くらえ!鬼無知波動‼」

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同伊図業具愛総本部・十闘神の全現・世自見が変神した鬼無知・ドッボキの両手から、直撃した相手の脳内に同伊図業具愛・総本部創始者ファイナル・マザー(クソババァ)の顔を無数に浮かび上がらせ、意味不明な呪文を唱えてくると同時に、『有条件ダンスfeat.奈良ミルナ』が大音量で流す極めて迷惑な『鬼無知波動』が放たれる。

俺はTHE翼のみんなをその極めて迷惑な『鬼無知波動』から守る為に黒双銃オルトロスを上空にかざし、断罪王変神に必要な呪文を叫ぶ。

「シンゴー‼」

俺の衣服が粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。

断罪王オルトロスの変神した俺はTHE翼のみんなに向かって放たれた『鬼無知波動』に向かって必殺技の『狂撃波動・黒双・オルトロスインパクト』を放つ。

『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤

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『狂撃波動・黒双・オルトロスインパクト』と『鬼無知波動』がぶつかり合い、周囲が光に包まれる。

「ゔおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいッ!どうなってんだこりゃあッ!」

「くっ、まぶしい!」

気が付けば俺は暗闇の中にいた。

「なんだ!ここはいったい何が起きたんだ!THE翼のみんなはどこだ!」

「どうやらここは現実と隔絶された異空間みたいね」

「お前は全現・世自見‼」

「ここは、あなたの狂撃波動と私の鬼無知波動がぶつかり合ってできた異空間」

「そんなことはどうでもいい!どうやったらここから出られるんだ!」

「方法は...ある!でも私はここから出るつもりはないわ!」

「ふざけんな!お前はもとの世界に帰りたくないのか?」

「帰りたいけど、私の使命はTHE翼の殲滅、この異空間に、このまま神に等しき力を持つ断罪王オルトロスのあなたを閉じ込めおけば、今のTHE翼はただのクソ雑魚イキりテロリストになる。そうすればあとは軍隊や刑察に任せておけばTHE翼は崩壊する」

「お前、自分の命と引き換えに俺をここに閉じ込めておくつもりなんだな!どうしてそこまでクソゴミカルト教団の同伊図業具愛・総本部のために戦えるんだ!」

「同伊図業具愛は世界最大のカルト教団よ!信者に馬鹿みたいな値段のする同伊図業具愛・関連グッズを売りつけ、マインドコントロールで洗脳して購入させる!そうして稼いだお金で創始者であるファイナル・マザー様はぜいたくな生活をしてこの世界に幸福と奇跡をもたらす!」

「完全にくるってやがるぜ、お前!」

「そうよ、私だって子供の頃はバカバカしくって何度も両親による同伊図業具愛への勧誘を断ったわ。でも、気が付けば、私は両親から悪魔と呼ばれ、暴力を加えられ、食事を与えられず餓死寸前になった。私はその時に気づいた!どうせ死ぬぐらいだったら同伊図業具愛がたとえどんなゴミクソカルト教団でも入信して生き続けてやる!ってね」

「バカ野郎!それこそ同伊図業具愛の思うつぼじゃないか!」

「そうよ、その通り!じゃあ、あなたは私があのまま悪魔呼ばわりされて死ねばよかったっていうの?私は死にたくない!だから私は生きるために同伊図業具愛に入信した!入信したら、両親は餓死寸前の私に食料をくれた!愛してくれた!私は同伊図業具愛に入信したことで命を救われたのよ!」

「信者にそういうふうに思いこませることで信仰を深めさせるのがゴミクソカルト教団・

同伊図業具愛のやり方なんだ!でも、どうだ?今、お前はこの異空間で俺と餓死する運命にある!お前は死ぬのが嫌だから!同伊図業具愛に入信したんじゃないのか?」

「そうよ、あなたの言う通りよ!私はバカでマヌケで騙されやすい同伊図業具愛のいいカモよ!笑いたきゃ、笑いなさいよ!」

「わらえるわけねぇだろが!もう自分に嘘をつくのはやめろ!本当はここから出て生きていたいんだろ?」

「それでも私は同伊図業具愛への信仰と信念を曲げるつもりはないわ!私の大好きな両親が愛してくれるのは同伊図業具愛の信者である私なのよ!」

「救いようがねぇな!てめぇは!おい!破壊神オルトロス!」

俺は目つぶって変神しているときだけ俺の肉体と一つになっている破壊神オルトロスに向かって叫んだ。

『なんの用だ?まさか我に助けてほしくて神頼みしにきたんじゃないだろうな!」

「その、まさかだ!このままだとお前も一生この異空間に閉じ込められたままだぞ!」

『お前はいったい誰だ?』

「馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ!俺は闇在ムツト!究極の破壊神に選ばれた社会不適合者!断罪王オルトロスだ!』

『究極の破壊神でも、できねぇことってのは、いったいなんだ?』

「そ、それは...そうか!そういうことか!」

『その通りだ!お前ができないと思ったらそこで、終わりだ!自分の限界を自分で決めてんじゃねぇよ!』

「助かったよ、破壊神オルトロス!そうだ俺は究極の破壊神だ!破壊の神だ!俺は同伊図業具愛・総本部創始者ファイナル・マザーみてぇな偽物の神なんかじゃねぇ!俺は本物の神だ!神にできねぇことはない‼ゔおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

断罪王オルトロスの咆哮と共に俺と全現・世自見を閉じ込めていた異空間が崩壊していく。

「見たか!全現・世自見!これが本当の神の力だ!」

現実世界に帰還した断罪王オルトロスと鬼無知・ドッボキの闘いが再び始まろうとしていた!

次回予告  断罪王オルトロス 対 鬼無知・愛五具序字ドッボギ‼ 周りの空気が読めない人間をバカにするやつは醤油を10リットル飲め!




次回もお楽しみに

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