超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

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第百七十二話 究極の社会不適合者『グヴァィズィー』4000人 対 クソバカZEI銀泥棒ヴァヴェズィンゾォーン‼ZEI銀の納付は国民の義務であるという具体性も論理性もない...

第百七十二話 究極の社会不適合者『グヴァィズィー』4000人 対 クソバカZEI銀泥棒ヴァヴェズィンゾォーン‼ZEI銀の納付は国民の義務であるという具体性も論理性もないクソみたいな価値観をゴリ押しして国民にZEI銀を納付させておきながら、国民が納付したZEI銀が具体的に何に使われたのかを説明しないゼェイジグゥアーは全員爆発しろ‼

 

『グヴァィズィー』が放火した獄害戯児童に突入した俺達THE翼は非常口へ避難しようとしていたゼェイジグゥアー達を銃撃して殺害した。

ゼェイジグゥアーの主導による、理不尽かつ狡猾なZEI銀徴収により、家族や友や恋人を奪われたTHE翼のメンバーはゼェイジグゥアー達を銃殺することで、達成感を得たのだった。

それでも、まだ獄害戯児童の中には大勢のゼェイジグゥアー達と、ゼェイジグゥアーのリーダーであるヴァヴェズィンゾォーンがいる。

俺達THE翼が本懐を遂げるには、まだ、乗り越えるべき壁は多い。

4000人の『グヴァィズィー』は自らを社会から排斥したヴァヴェズィンゾォーンを殺害するために、階段を駆け上がり続ける。

そして、獄害戯児童の最上階にある、扉は一つ。

扉を開けた先には大浴場があった。

大浴場の風呂のお湯は茶色に染まっており、その中心には、全裸のヴァヴェズィンゾォーンが仁王立ちをしていた。

茶色い湯の中心で、全裸のまま、仁王立ちをするヴァヴェズィンゾォーンの姿を見た4000人の『グヴァィズィー』達は一斉に両手で鼻を抑え、呻き声を上げる。

「ゔーあーゔーあーゔゔゔゔゔ...?ゔああああああああああああああッ!」

ブリブリブリブリィィィィィィィィィィィィッ‼

ヴァヴェズィンゾォーンの下腹部から聞こえてきた奇怪なメロディーに4000人の『グヴァィズィー』達は、自身の嗅覚を刺激する激臭の正体に気づく。

「まったく、飼い主の命令に逆らうなど、君たちは、やはり出来損ないだよ」

ヴァヴェズィンゾォーンの言葉に、4000人の『グヴァィズィー』達が一斉に抗議する。

「ゔーあーゔーあーゔゔゔゔゔあー‼」

「ゔああああああーゔあゔあゔあゔあー‼」

「あゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔああああああッ‼」

「フハハハハハハッ!何を言っているのか、さっぱりわからん!どんなに体がやわらかくても、ろくに言語も話せないんじゃあ、社会から排斥されても仕方がないよなァ?君たち『グヴァィズィー』達にはもう一度、義務教育が必要かもね、おっと失礼、義務教育も、ろくに理解できないから君たちは『グヴァィズィー』と名付けられたんだったね!アヒャッヒャッヒャッ‼ヒィヒャアアアアアン‼ヒィーッ!ヒィーッ!アッハッハッ!笑いが止まんねぇーぜ‼ヒャ―オッ‼」

ヴァヴェズィンゾォーンの挑発に、両手にナイフを持った4000人の『グヴァィズィー』達が一斉に抗議しながらヴァヴェズィンゾォーンに襲いかかる。

「ゔーあーゔーあーゔゔゔゔゔあー‼」

「ゔああああああーゔあゔあゔあゔあー‼」

「あゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔああああああッ‼」

「フン、この出来損ないの雑魚共が...くらえ!ヴァヴェノミグズ‼」

全裸で仁王立ちしたままのヴァヴェズィンゾォーンの背後から『3本の矢』が何度も放たれる。

3本の矢とは...。

1本目の矢で相手の動きを止め。

2本目の矢で相手に大ダメージを与え。

3本目の矢で相手の能力を封印する。

しかし、3本目の相手の能力を封印する矢に関しては、相手の能力が強力であれば、あるほど、封印できる確率は低くなる。

しかし、4000人の『グヴァィズィー』は『常識』外れの身体能力で大量の『3本の矢』をすべて回避する。

「さすが、私がお前たちに4000人の『グヴァィズィー』に施した戦闘プログラムは伊達ではないな...!しかし、これはどうかな?」

4000人の『グヴァィズィー』は、いつのまにか、大量の桜の木に囲まれていた。

「『THE・具羅ヲ未ル害』発動...‼」

桜の木の下の地中から大量の『喪理土喪』が飛び出し、4000人の『グヴァィズィー』に襲いかかる。

この意味不明な現象に『狂撃波動』が通用しない狂気のプロフェショナルである4000人の『グヴァィズィー』達も困惑している。

「ゔーあーゔーあー?ゔゔゔゔゔあー?」

「ゔああああああー?ゔあゔあゔあゔあー?」

「あゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔー?ああああああッ?」

「全世界から狂気の生命体と恐れられた、君たちも、さすがに、これには驚きを隠せないか...!この『喪理土喪』は私の『ゼェイジ』活動の不正をもみ消すために、この領域に拉致して、この桜の木の下で私が精神的に追いつめて自殺させた者達の魂の姿だ!」

両手にナイフを持った4000人の『グヴァィズィー』が大量の『喪理土喪』を切り裂く、しかし、地中から次から次へと、『喪理土喪』が飛び出し、4000人の『グヴァィズィー』の体に『喪理土喪』が抱き着いてくる。

「そして、私の『喪理土喪』に寄生された者は皆...」

「ゔーあーゔーあー?ゔゔゔゔゔあー?」

「ゔああああああー?ゔあゔあゔあゔあー?」

「あゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔあゔー?ああああああッ?」

「我が国が誇る美しい桜の木になる...!」

大量の『喪理土喪』に抱き着かれ、寄生された4000人の『グヴァィズィー』が一斉に桜の木になってしまった。

「これで君たち『グヴァィズィー』は今度こそ、本当の意味で、この社会から絶滅したことになる...‼これで、今、君たちの存在に怯えている国民に、胸を張って君たち『グヴァィズィー』が絶滅したことを宣言できるよ、おまけに支持率も回復できる...‼」

4000人の『グヴァィズィー』が変質した4000本の桜の木が、かすかに動き始めていた...!

 

次回予告 究極の社会不適合者『グヴァィズィー』4000人 対 クソバカZEI銀泥棒ヴァヴェズィンゾォーン‼大きな結果を出したスポーツマンを必要以上に聖人として扱う風潮は絶対におかしいんだよ‼スポーツができる=性格がいい?んなわけねぇだろぉぉぉぉぉぉぉッ‼ブァーカァッ‼




次回もお楽しみに

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