超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

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第二百二十四話  立花キリカ その2

第二百二十四話  立花キリカ その2

断罪王現象。それは、ある日突然、普通の社会人が社会不適合者になってしまう現象である。

この現象により社会不適合者になってしまった人々を国は『断罪者』と名付けた。

 

学内で狂気に満ちた行動を繰り返す女子生徒、立花キリカ。

立花キリカの異常行動を止めるためにキリカを取り押さえる教員たち。

しかし、立花キリカが無意識のうちに発動した狂撃波動↓が教員たちを狂人にしてしまった。

『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤

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鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤』

狂撃波動↑を脳内にぶち込まれた教員たちは、皆、一斉に頭部を地面に叩きつける行為を繰り返す。

目の前で繰り広げられる狂気現象を恐れたキリカは、目の前の現実から逃げだすように、学校を出てしまう。

そして、現実から逃げるかのように外を走っていたキリカはある人物に激突してしまう。

その、ある人物とは、学校側の緊急通報を受けて学校に向かっていた、石間コウイチだった。

「痛ってな、ちゃんと前向いて走れやガキィ!つーか、お前なんで全身ウ●コ塗れなんだよ!」

「ウ●コじゃくなくて、カレーだよ!バーカ!死ねぇぇぇッ!」

「なんだおめぇ人にぶつかっておいてその態度はァ!てめぇどこの学校の生徒だァ!」

「うるセェェェェェェェェェェェェェェェェックスッ‼」

キリカは意味不明な暴言をコウイチに吐きながら、どこかへと走って行ってしまった。

「なんだあのガキィ!奈良見と同じレベルのバカだなァ、オォォイッ‼」

石間コウイチはそのまま、緊急通報のあった学校の校舎に入った。

現場に駆け付けたコウイチを待っていたのは、地面に向かって頭部を何度もぶつける教員たちの姿だった。

コウイチは事務所に通報したと思われる保健室の先生にあることを訪ねる。

「最近、こういうスポーツが流行ってるんですか?」

「スポーツじゃありませんよ!キリカちゃんの体からいきなり衝撃波が出て、それを浴びた教員たちが、みんないきなり地面に自分の頭をぶつけるようになってしまったんです!」「なるほど、おそらく、この地面に向かってヘドバンしてる先生方はおそらく、そのキリカちゃんの体から放たれた狂撃波動を浴びて、断罪者(社会不適合者)になってしまった可能性が高いですねぇ...」

コウイチは狂撃波動↓を地面に向かって何度も頭部をぶつけている教員たちに向かって放つ。

『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤

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狂撃波動↑を脳内にぶち込まれた、教員たちが正気を取り戻し、正常な状態に戻る。

しかし、頭部を地面に何度もぶつけた影響で、教員たちは皆、白目を向いて倒れてしまう。

「狂撃波動で狂撃波動を相殺しました...今回は緊急の依頼なので、あとで学校側に書類のほうで依頼料を請求させてもらいますね」

現場から立ち去ろうとする石間を保健室の先生が引き止める。

「ちょっと待ってください!実は教員達に狂撃波動を放ったキリカちゃんが、どこかへ逃げてしまったんです!」

「心配せずとも、俺は、そのキリカちゃんとやらをこれから探しに行くんですよ...本来であれば、狂撃刀を使わずに狂撃波動を撃てるのは俺とカエデの二人だけなんです、故に今回の事件がただごとでないことは俺も承知しています」

「警察には連絡したほうがいいのかしら...」

「状況説明と事情聴取は構いませんが、捜査だけは絶対にやめるように忠告しておいてください、先程の教員たちのように、頭部を損傷してしまう犠牲者が増えるだけです」

「じゃあ、救急車は?頭部を損傷してしまった教員たちはちゃんと病院のほうで検査を受けないと...」

「先生、現実から目を背けるのはやめましょうよ...おそらく、頭部を損傷した教員たちは皆、死んでいます...」

「そ、それじゃあ、キリカちゃんが人殺しになってしまいます!まだミセーネンなんですよ!」

「キリカちゃんの体から放たれた狂撃波動のせいで、教員が数人死亡した、それが現実です。先生、キリカちゃんの特徴を教えてくださいませんか?」

「特徴...ああ、そうだ!キリカちゃん、給食の時間に暴れたんです!それで、カレーの入った鍋を自分にぶっかけたんです!なので、キリカちゃんの制服は今、茶色になっているはずです!」

「ちくしょう...!さっき、ぶつかってきた、あのガキ...キリカちゃんだったのか...!」

「石間さん、キリカちゃんに会ったんですか?」

「ええ、ここに来る前にね...。それでは俺はここで失礼させていただきます」

コウイチはそのまま学校から去った。

(おそらく、俺の予想が正しければ、キリカちゃんは何者かによって狂撃波動の力を授かったに違いない...とりあえず、日本リンクマスター協会に監禁されているカエデに聞くのが早いかもな...)

日本リンクマスター協会を訪れた石間コウイチを一人の警備員が迎える。

「今回はどのような用件で?」

「桜原カエデに話があって来た」

「それでは、ご案内します」

以前殺害した警備員になりすましている竹田マサタカは石間コウイチの来訪に内心、戦慄していた。

(この男が石間コウイチ...先生が唯一恐れる男...)

コウイチが警備員の違和感に気付く。

「君さァ、前より猫背になった?」

「あ、ああ...そ、そうですね...ちょっと疲れがたまってて...」

「ふ~ん、そんで、カエデは元気かい?」

「せんせ...じゃなくて、桜原カエデはいつも通りおとなしくしていますよ...」

「あっそ」

独居房に入ったコウイチの前に拘束着と拘束具を装着されたカエデがいる。

「立花キリカ...お前、知ってるか?」

「知らないわ...誰それ?」

「とぼけるなよ、お前、俺に捕まる前に立花キリカに狂撃波動の力を与えただろ?」

「確か、立花ユイナという女性に力を与えた覚えはあるわ...」

「やっぱり、おまえ、狂撃波動の力を自分以外の人間達に分け与えていたんだな...」

「あら、もしかして、今ごろ気付いたの...?」

「用は済んだ...俺はもう帰るぞ...」

「どうやら...もう結論は出たようね...」

「ああ、おおよその見当はついた、お前の思い通りには絶対にさせないからな」

「さて、なんのことかしら...?」

日本リンクマスター協会を去った石間コウイチは、今回の事件の鍵を握る立花ユイナの捜索を始めた。

 

次回予告 立花キリカ その3




次回もお楽しみに
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