超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

268 / 421
第二百六十八話 風見マイカ その4

第二百六十八話 風見マイカ その4

『パブリックブレイク現象』とは。

ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。

政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

清掃ボランティアの主催者、金子さんが『パブリックブレイク現象』により、『パブリックモンスター』になってしまった。

人々の心無い言葉に暴走してしまった金子さんが、ポリ袋を頭にかぶったまま気絶した状態の杉原ヒカリを襲う。

俺の所属している部活の部長である、風見マイカは親友の命を救うために、暴走した金子さんに立ち向かう。

絶体絶命の中、突如出現した竜巻が、金子さんにダメージを与える。

そして、竜巻の中から、俺の見覚えのない断罪剣が姿を表した。

断罪剣がマイカに語りかける。

『さぁ、ぬきなさい...』

断罪剣の柄を両手で握りしめた、風見マイカの脳に、断罪剣の情報が流れ込んでくる。

「疾風の断罪剣...フーガセイバー...!」

マイカが疾風の断罪剣フーガセイバーを金子さんに向かって振るう。

「パブリック・ハリケーン‼」

フーガセイバーから巨大な竜巻が金子さんに向かって放たれる。

金子さんは高速移動で、竜巻を回避する。

しかし、竜巻はそのまま、回避に成功した金子さんを追尾する。

そう、竜巻が金子さんを追いかけているのだ。

何度回避しても追尾してくる竜巻が、金子さんの体に直撃する。

パブリック・ハリケーンによる竜巻が金子さんの全身を捕らえダメージを与え続ける。

「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

「どうしよう、山神くん...このままだと、金子さんが死んじゃう...!」

「任せろォ!パァァァァァァッブリックゥゥ‼ブレイカァァァァァァァァー‼」

パブリックブレイカー↓が金子さんに向かって放たれる。

『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤

鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■

鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤

鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤

鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤

鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤

鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤■鬤鬤鬤鬤鬤

鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤

鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤■鬤鬤鬤鬤鬤

鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤

鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤

鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤

鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■鬤

鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■■■■■■■■■鬤鬤■鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤■

鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤』

パブリックブレイカー↑の直撃を受けた金子さんが、人間の状態に戻る。

俺と部長の断罪剣の力で金子さんを人間に戻すことに成功した。

しかし、一度パブリックモンスターになって暴走してしまった、金子さんは、おそらく、世界が終末を迎えるまで、一生、近隣住民からバケモノ扱いされるに違いない。

俺と部長と竹田は、複雑な胸中で、金子さんと杉原ヒカリを乗せて去っていく救急車を見送る。

部長が両掌をパチンと叩き合わせる。

「まだ、清掃ボランティアは途中よ!金子さんや、途中で返っちゃった人たちの分も、最後までやり遂げるわよ!」

主催者の金子さんがパブリックモンスターになってしまったことで、台無しになってしまった清掃ボランティア。

意識を取り戻した金子さんは、おそらく、自分の不運と『パブリックブレイク現象』を恨むに違いない。

そして退院後に待つのは近隣住民からの冷たい視線。

金子さんの将来に同情した俺と竹田は、何も言わずに、ただ黙々と、部長と共にゴミ拾いを続けた。

学生寮の俺の部屋では、清掃ボランティアの打ち上げが開催されていた。

俺は竹田と部長(風見マイカ)と共に、鍋を食べている。

食材はもちろん、竹田がスーパーでムァンビキしてきた。

最低だ。

でも、うまかった。

竹田も鍋の味を絶賛している。

「やっぱり、たくさん体、動かしたあとの、メシは最高ですね!」

「鍋が完成するまでの過程は最低だけどな...」

「うん、おいしい!」

部長が鍋を食いながら俺に質問してくる。

「あのさぁ!山神くん、断罪剣っていったい何なの?」

「知りませんよ、俺にも...ただ、俺の断罪剣ライフセイバーはパブリックモンスターを人間に戻せるんです」

「そんなことは、わかってんのよ、なんか知り合いに詳しい人いないの?」

「確か、PGS(パブリックガーディアンズ)のヨシノとか、カイトなら、知ってると思うんだけど...二人の電話番号、知らないんだよなァ...」

「つかえな」

「つかえな」

「竹田ァ!おめぇは黙ってナベ食ってろォ!」

「なんだと、この鍋の食材は全部、俺がスーパーでムァンビキしてきたんだぞォ!」

「誇るなァ!あと、そのドヤ顔やめろ!マジで腹立つから!」

「山神く~ん、結局、断罪剣っていったいなんなのよ~!」

自室の窓が、あけ放たれる音がする。

「知りたいかァ!断罪剣についてェッ!」

俺たちの背後に、PGSの霧原カイトが立っていた。

部長が驚く。

「わぁ、野生のイケメン!」

「違うッ!PGSのイケメン!霧原カイトだァ!」

イケメンなのは否定しないのか...。

「そんで、カイトさん、断罪剣っていったい何なんですか?」

「教えるには、条件がある...」

「条件?」

「PGSの医療施設から、色川ヨシノと、その弟のレオンが脱走した...我々PGSは奴らを捕らえるのに、君たちの協力を要請する...我々に協力してくれれば、お前たちに断罪剣の秘密を教えてやってもいい」

それは、つまり、ヨシノがPGSを裏切ったことを意味していた。

 

次回予告 裏切り者 その1




次回もお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。