超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

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第二十八話 断罪王Σとヤンデレ美少女アオイ。女に手をあげる男が最低なら、男に手を上げる女も最低だ!暴力をふるう奴なんて男とか女とか関係なく最低なんだよ!

第二十八話 断罪王Σとヤンデレ美少女アオイ。女に手をあげる男が最低なら、男に手を上げる女も最低だ!暴力をふるう奴なんて男とか女とか関係なく最低なんだよ!暴力をふるうやつは全員、シャンプーハットかぶったまま地雷だらけの紛争地域で運動会でもしてろ!

 

北海道から深夜の東京に帰ってきた全裸状態の僕は近くに居たサラリーマンの服を脱がす。

「なにすんだよ、てめぇ!」

「着るものが欲しいんですよね」

「やめろぉ!」

僕はサラリーマンから衣服を盗み出して着用すると、全裸のサラリーマンを食べた。

「やっぱり北海道から東京だと、かなりエネルギーを消費するな、人間一人じゃとても足りないよ」

道を歩く人はみな、酒に酔っているのか、男も女もヘラヘラしている。

各店舗に備えられている無駄に多い電飾が目に眩しい。

東京の深夜はキラキラしているが、それが逆にここで生きる人々の心が病んでいることを証明しているように思える。

そして、地面にはピンクのシャツに黒いスカート、俗にいう地雷系ファッションと呼ばれる服に身を包んだ髪の長い美少女が仰向けのまま倒れている。

僕はなんとなく、地雷系美少女の頬を平手打ちする。

「痛い!あんた、いきなり何すんのよ!」

「よかった、生きていて。こんなところで寝てたら凍死してしまうよ」

「うるさいわね!ほっといてよ!あんたもどうせ、私だけのものになってくれないんでしょ?だったら最初から人を誤解させんじゃないわよ!」

おそらく、酔っぱらっているのだろう。

顔は可愛いが、かなりめんどくせぇヤツだなコイツ。

僕は地雷系美少女を放置して移動することにした。

「ちょっと!待ちなさいよ!私に優しくしておいて、逃げてんじゃないわよ!」

「じゃあ、どうすれば君は満足するんだい?」

「ちゃんと責任とって、私が死ぬまで私に優しくしなさい!」

「それって結婚しろってことかい?」

地雷系美少女は急に恥ずかしくなったのか、顔を真っ赤にして僕から顔を背ける。

「そ、そうよ!あんたは死ぬまで私のものになるのよ!」

僕は地雷系美少女の頬をもう一度平手打ちする。

「ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!このメス豚がぁッ!この世に全部おめぇの思い通りなる人間なんか一人もいやしねぇんだよッ!人をなんだと思ってんだ馬鹿野郎ォッ!」

「あんた!女に暴力振るうなんて最低よ!罰として私だけのものになりなさい!」

「うるせぇ!てめぇ人の話聞いてんのか!気にくわねぇ奴は女だろうが男だろうが全員暴力で黙らせる!それが僕のやり方なんだ!」

僕は地雷系美少女の腹に拳をぶち込む。

地雷系美少女が気絶する。

「ちょうどいい、この女に僕が社会の厳しさってやつを教えてやる」

僕は地雷系美少女を肩に担いだまま、知らない人の家におじゃまする。

「おじゃまします」

「なんだ君は急に人の家の窓を割って!」

「うるせぇッ!」

僕は激昂すると同時にその一軒家の住人を食べると、地雷系美少女をクッションの上に横たわらせる。

僕は地雷系美少女のバッグから財布を取り出し、身分証を確認する。

アオイ、それがこの地雷系美少女の名前だった。

僕は水道の蛇口を開く。

水道から流れる冷たい水をバケツにあふれるくらいに入れる。

僕は名前も知らない人の家のクッションで爆睡しているアオイちゃんにバケツに溜めた水をぶっかける。

「ぶほっ!ちょっとあんた何すんのよ!服が濡れちゃったじゃない!」

「うるせぇ!この地雷系女!せっかくだから僕がこの社会の厳しさってやつをしっかり教育してやるぜぇ!」

「私は地雷系女じゃないわ!ヤンデレ女よ!」

「どっちも似たようなもんだろうがぁッ!」

「ちがうわよぉッ!」

アオイちゃんはポケットからだしたナイフを僕の腹部に突き刺していた。

「あ、あんただ悪いのよ!わ、私だけのものになってくれないあんたが悪いのよ!」

「い、意味がわからない...」

この女、酔っぱらっているとか以前にそうとう狂っている。

まぁ、それは僕もおなじかもしれない。

「とぼけてんじゃないわよ!私にやさしくしておいて、私だけのものになってくれないとかマジありえないんだから!」

腹部から血がどんどんあふれてくる。

「アオイちゃんに暴力をふるった僕がどうして優しいのかまったく理解できない」

「だってあんた道で寝ている私のこと心配してくれたでしょ?いつも、みんな私のこと朝まで無視するのに...」

なるほど、アオイちゃんはおそらく毎晩、だれかに構ってほしくて、地面にああして仰向けに寝ているのか。

「でもあんたは私に暴力をふるった!私だけの男が私に暴力なんてするわけないのよ!あんたは私にやさしくするだけして、私の心をもてあそんだ!だから、あんたは死んで当然なのよ!」

マジでなんなんだコイツ...つーかもう...あ~ダメだ、教育したい...もう教育したくてたまらないよぉ~。

「シンゴォォォォォォォォッ!」

僕の衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆う。

断罪王Σに変神すると同時にアオイちゃんに刺された傷口が塞がっていく。

「うぎゃあぁぁぁぁぁぁッ!」

アオイちゃんが僕の腹部に何度もナイフを突き立てる。

しかし、断罪王Σと化した僕の鋼鉄の皮膚に覆われた腹部の前には無力だった。

「そんな...」

「アオイちゃん、女の子がそんな危ないものをもっていたらだめだよ」

僕はアオイちゃんの手からナイフを取り上げると、家の中に飾ってあった家族写真に向かって投擲する。

アオイちゃんのナイフがダーツの矢のように家族写真の中で笑っている女性高齢者の顔に直撃する。

「クソババァが幸せそうに笑ってんじゃねぇぞ!この野郎!」

家族写真に写っている幸せそうに笑う女性高齢者むかっていきなりブチ切れる僕を見て、アオイちゃんが驚愕している。

僕は手ぶらになったアオイちゃんの両手を掴んで僕の腹部に突きいれる。

アオイちゃんの両手が僕の腹部に吸収され、固定される。

「これで、僕はもうアオイちゃんだけのものになったね」

アオイちゃんは僕からもう逃げられない。

「い、いったい何するつもりよ」

「それでは授業を始めます」

「あ、あんた教員免許持ってんの?」

「うるせぇ!」

僕は家の中にあった数学の問題集を手に持って開く。

僕は僕にも解けない数学の問題をアオイちゃんに答えるように命令する。

「わ、わかりません...」

「おめぇ、それでも学校行ってたのかよ!授業料払った親の気持考えたことねぇのか、オイッ!」

僕は問題に答えられなかったアオイちゃんの頬を手の平でたたく。

「ご、ごめんなさい」

僕は何度も僕にも解けない数学の問題をアオイちゃんに解く様に命令する。

アオイちゃんは僕が頬をビンタするたびに、さっきまでの生意気な態度がウソみたいに僕に謝罪してくる。

僕が僕にも解けない問題をアオイちゃんに解くように命令する。

アオイちゃんは問題を解けない。

僕はお仕置きとしてアオイちゃんの頬にビンタを食らわせる。

アオイちゃんが僕に泣きながら謝罪する。

それが、十回以上続いた。

僕はこのパターンに飽きたので、僕の出した問題に解けないアオイちゃんに、お仕置きとしてキスをした。

「や、やめて...わたし、キスされるとやばいのよ...」

僕はアオイちゃんの口につけた自分の口から唾を思いっきり床に向かって吐いた。

「おめぇ、さてはキスするの俺が初めてじゃねぇな!」

「だ、だったらなんなのよ!私のこと好きだからキスしてくれたんじゃないの?」

「うるせぇ!僕の心を弄びやがって!ふざけんなァッ!」

僕は手に持った問題集でアオイちゃんの頬を何度もたたく。

僕の教育でアオイちゃんの顔は青あざだらけになってしまった。

「アオイちゃんの顔、青あざらだけだね、アオイだけにね」

「うん...私、あんたの色に染められちゃった..」

アオイちゃんがそういいながら、どこか嬉しそうに頬を赤らめる。

コイツ...狂ってやがる。

でも、アオイちゃんの顔はどう見ても幸せそうに僕には見えた。

「アオイちゃんは今、僕より幸せそうですね?」

「うん、そうかも。私、こうしてあんたと一つになって教育してもらえてる今が生まれてきて一番幸せかも...だってこのままなら、あんたは私から離れられない...」

「よかったアオイちゃんが幸せになってくれて」

僕はアオイちゃんを食べました。

 

次回予告 第二十九話 断罪王Σと貧乏美少女ユウナ。人の好きなものをバカにするやつは自分の好きなものをバカにされたときのことをちゃんと考えろ!人の好きなものをバカにするやつはシートベルトをしないままケチャダンスを踊りながらジェットコースターをエンジョイしろ!

 

 

 




次回もお楽しみに

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