超地球救済戦記!真・ダンザイオーΩ〈オメガ>~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下で無職童貞ニートの俺が全員滅ぼす!~   作:かにグラタン

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第五十九話 断罪王Z 対 断罪王R〈リバイバル〉!パワハラするやつらは大けがした時の手術の際に自分の血液型以外の血液を輸血されろ!

第五十九話 断罪王Z 対 断罪王R〈リバイバル〉!パワハラするやつらは大けがした時の手術の際に自分の血液型以外の血液を輸血されろ!

 

金属バットを手に持ったアルネの信者共が俺に襲いかかる。

「アルネ様は死んでしまった家族を生き返らせてくれた!」

「アルネ様は家を失った私に住む場所をくれた!」

「アルネ様の邪魔をするやつは私たちが絶対に許さないわ!」

俺はアルネの信者共の顔面を蹴る!殴る!

「アルネは断罪王の力でお前たちを騙しているだけだ! アルネもお前たちから家族や家を奪った巨大ロボット・断罪王の操縦者の一人なんだぜ!」

「そんなわけないわ!」

「そうよ!そんなウソに私たちは騙されないわよ!」

「そうよ!今、あなたと戦っている私だって、一度死んでアルネ様に生き返らせてもらったのよ!」

「なに!じゃあ、お前は一度死んで生き返ったというのか?」

俺は一度死に、蘇ったと自称するババァの頭部を足で踏み潰す。

するとババァの体が光になって消えていく。

「ああ!生き返ったばかりのタエコさん!が消えてしまう!」

「大丈夫よ!あとでアルネ様がまた復活させてくれるわ!」

「なるほど、復活した奴らはみんなただのエネルギー体だったってわけか」

俺は残りのアルネの信者達の頭部を正拳突きで粉々にした。

「アイラブ暴力ッ!エブリデイ暴力ッ!」

こちらは血飛沫と肉片があたりに飛び散っていることから、普通の人間であることがわかる。

俺はアルネタワーのエレベーターに乗って、最上階のボタンを押す。

豪華な品々に埋め尽くされたアルネタワー最上階にはアルネ一人がいた。

「お前がアルネだな!死ね!」

「初対面なのに随分と失礼な人ね?それでご用件は?」

「お前、人の話聞いてんのか?死ねって言ってんだよ俺はァッ!死ねぇッ!」

「無理よ、あなたに私は殺せないわ!知っているんでしょう私の断罪王の能力を」

「ああ、お前は断罪王の力で死んでしまった人間を復活させて、人々を騙している。そして騙した人々からお金をもらって裕福な生活をしている!」

「それのいったい何が悪いのかしら?」

「俺は己の暴力でお前のその幸せと命をぶっ壊しに来た!」

「後悔しても知らないわよ!」

「うるせぇ!とっとと変神しろ!このインチキ詐欺師が!死ねぇぇぇぇぇぇッ!」

「シンゴォォォォォォォォーッ!」

俺とアルネの衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。

アルネタワーが最上階から崩壊していく。

瓦礫の山と化したアルネタワーに銀色のボデイが特徴的な断罪王Zと水色のボディが特徴的な断罪王R〈リバイバル〉が向かう合う。

「死ねぇぇぇぇぇぇッ!」

断罪王Zの飛び蹴りが断罪王R〈リバイバル〉の頭部を直撃して貫く。

断罪王R〈リバイバル〉の頭部が粉々になる。

しかし、次の瞬間には断罪王R〈リバイバル〉の頭部が完全再生する。

「私の断罪王は復活を司る断罪王R〈リバイバル〉。驚くのはまだ早いわよ」

俺の目の前に断罪王A〈アビス〉、断罪王B〈ブラスト〉、断罪王C〈カオス〉、断罪王D〈ドミネート〉、 断罪王E〈エナジー〉、断罪王J〈ジャスティス〉、断罪王I〈イリュージョン〉が現れる。

「俺の殺した断罪王共が復活した!」

断罪王C〈カオス〉の能力により俺の攻撃が自分に跳ね返ってくる。

断罪王E〈エナジー〉の触手により、断罪王Zのエネルギーが吸い取られてしまう。

断罪王D〈ドミネート〉の能力により、断罪王Zは動くことができない。

断罪王I〈イリュージョン〉の能力により、摩訶不思議な幻覚が俺の精神を壊す。

断罪王A〈アビス〉の蹴りが断罪王Zの腹部に直撃する。

断罪王B〈ブラスト〉の爆撃が断罪王Zの全身に直撃する。

断罪王J〈ジャスティス〉の正拳突きが直撃した断罪王Zの変神が解ける。

「うわああああああああああああああああああああああッ!」

断罪王R〈リバイバル〉の巨大な足が全裸で地面に横たわる俺を踏み潰そうとする。

完全なる敗北だった。

 

次回予告 第六十話 断罪王Z 対 断罪王R〈リバイバル〉!職場でイジメする奴らはトイレの水で流水解凍した冷凍食品でも食ってろ!

 




次回もお楽しみに

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