水着ユズが実装されたので勢いで書きました。
美術部、文学部、クソコラ部ガデテルには様々な部があり
その中1つである、ガデテル性癖部にこの作品を捧げます(部員は随時募集中)

1 / 1
ユズにサンオイルを塗ってもらうだけ

「ふぅ…こんなところかな」

 

とある夏の日、女騎士は休暇を利用してちび姫達と遊びに海へやってきた。

場所取りや下準備の為、少し早めに到着した女騎士は人もいない中、パラソルを立てたり、レジャーシートを敷いているとライフガード姿のユズに会った。

 

「おはようユズ」

 

「おはよう相棒!相棒は海水浴に来たの?それなら今日も日差しが強いから日焼け止めはきちんとね」

 

もちろん持ってきたと鞄を探るがいくら探せど日焼け止めは出てこない、どうやら部屋に忘れてきてしまったらしい。

 

「もしかして忘れちゃった?」

 

「そうみたい、でも大丈夫だと思う」

 

訓練兵時代は炎天下でも日焼け止めは使わなかったし、この後集まる誰かが持ってくるから大丈夫だろう。

 

「ダメダメ!日焼けはお肌の敵なんだから!ほら、私のサンオイル使って!」

 

ユズはバッグからサンオイルの入った瓶を取り出す。

 

「ありがとユズ」

 

てっきりサンオイルをこちらに渡すと思ったが、ユズはレジャーシートの隣に座り込む。

 

「私が塗ってあげるからさ、ほらほら寝っ転がって!」

 

敷いたレジャーシートをぽんぽんと叩くユズ。

確かに背中は誰かにやってもらうべきだと考え、女騎士はうつ伏せになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん…」

 

サンオイルが女騎士の背中にかかり、ヒヤッとした感触が伝わる。

 

「ごめん、冷たかった?」

 

「ううん、大丈夫」

 

「そう?じゃあ始めるね…」

 

ユズの柔らかい手の感触を肌で感じると、オイルが背中全体に塗られていく。

しばらくじっとしているとユズが女騎士の上に跨り、肩の辺りに揉み始めた。

 

「ユ…ユズ!?」

 

「今ね、セラピーに役立つかと思ってマッサージの勉強もしてるんだ。相棒、最近忙しくて疲れてるでしょ?」

 

確かに休暇中ではあるが、それまでは各地を転々としてあまり休めていなかった、その証拠かユズのマッサージがとても気持ちいい。

 

数分経った頃だろうか、夢見心地な気分から一変、変な感覚で目が覚める。

体が妙に温かいのだ。

 

「…?」

 

始めはマッサージで血行が良くなったのだろうと思っていたが、肩や腰を揉まれるとくすぐったさを感じ、今はユズの指使い1つ1つに体か反応をしてしまう。

 

(ビクッ!!)

 

しばらくすると腿の辺りに何かぬるぬると細いのが絡まる感覚に驚く。

 

「どうしたの相棒?」

 

辺りを見渡すが誰もおらず、背後からユズの声だけが聞こえる。

そもそも誰かが近づいてきたならユズが気づくはずだ。

 

「ユズ、何かしてる?」

 

「何かって…尻尾でサンオイル塗ってるだけだよ?」

 

変な感触の正体はユズの尻尾だと判明した。

 

「なんで尻尾で?」

 

「えっとね、前にお姉ちゃんから借りた雑誌で尻尾を使うと色々と効率がいいって書いてあったから、それがどうかしたの?」

 

「い…色々って…何でもないや」

 

しかし尻尾の先端が腰回りや臀部を通るたびにくすぐったい。

 

(急にくすぐったさを感じる理由は分からないけど耐えろ私!!)

 

ユズが100%の善意でマッサージやオイル塗っているので耐える事にした女騎士。

 

「?」

 

拳を握りながら目を瞑り、まるで何かを我慢しているような女騎士をユズは不思議そうに見る。

 

その時に手元…もとい尻尾が狂い、オイルで滑らかになっていた事もあり、女騎士の水着の中にするりと入ってしまう。

 

「んんっ!」

 

つるつるとしたユズの尻尾は女騎士の腰から鼠径部を撫でるように動く。

まさか水着の中にまで入ってくるとは思わず、ついに声が漏れてしまった。

 

「わっ!相棒ごめん!!」

 

「だ…大丈夫…少しびっくりしただけだから…」

 

息を荒げながらユズを見る女騎士、不慮の事故とはいえ鼠径部を撫でられた事と、声を出してしまった事による羞恥で顔が赤くなる。

 

「それじゃあ続けるね」

 

そこからはただ耐えるのに必死だった。

 

「よし終わり!」

 

(ふーっ…ふーっ…ようやく…終わったの?)

 

時間にしては10分程度だというのに女騎士の息は上がり、体は不自然なほど火照っていた。

終わった、とにかく終わった、ユズには悪いけど今は落ち着くために1人にしてもらおう。

 

「さっ!今度は前を塗らないとね!」

 

「ふぇっ!?」

 

ユズの言葉に声を上げる女騎士。

 

「ユ…ユズ、さすがに前は自分で塗れるから…」

 

女騎士は慌てて起きあがるが、ユズに腕を掴まれ、そのまま押し倒されてしまう。

 

「大丈夫!大丈夫!ちゃんと隅々まで塗ってあげるから!」

 

「今はその隅々が問題で…ひゃあぁぁ‼︎」

 

マウントを取られた女騎士はなす術なく、再びユズの手と尻尾の感触に包まれてしまった。

 

「ふぅ…これで良し!」

 

やり遂げたのかすっきりとした表情を浮かべ(サンオイルで)テカテカしているユズ。

 

「あぁ…ふぁ…」

 

対象的に虚ろな目で全身を液(サンオイル)塗れでぐったりした様子の女騎士、傍から見れば完全に事後のような光景だ。

女騎士はぼんやりとした思考の中で、置かれたサンオイルの成分表を見る。

 

[最強サンオイル ピロウトーク]

※当製品は魔族、サキュバス専用となりますので、他の種族には使用しないように気をつけて下さい。他の種族に使用しますと体温の上昇、感覚が鋭敏になる等の恐れがあります。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。