自己肯定感〜!
結構APPガッツリいかれてると思うんだよな。
そう思いながら鏡で見た自分の顔は半分が火傷跡に覆われた醜いもので。
元はあの美形な両親の遺伝子を継いだため、そこそこの顔だったと思うけれど。
この火傷を負ってからというもの、かけられる声は減り、ヒソヒソ声は増え。
まあ仕方がないかと納得しながら生きてきて。
「…お前、やっぱり綺麗だよな」
そう、頬を赤く染めて告げられた。
なんか変なものでも食べた?と思わず口に出てしまう程度には、青天の霹靂だった。
「いやいやいや……ねえ?」
思わず心が顔に出てしまった。
いやね、ルドルフやミスターみたいな美形に言うならまだしも。
「いや、お前さ、鏡見たことあるか? お前のその火傷跡あっても十分美少女で通ると思うぞ」
「え……ええ……?」
ホントに目狂った?
「それにさ、お前って結構気が利くし優しいだろ?なんというか……なんだろうな。支えてあげたくなる」
「……うわなんか嫌だ。そんな温かい目で見てないでやめて」
いや本当に止めてくれ?
「それで、だ。あのな、あたしさ……お前のこと……」
え?なにこれ告白?
いやでもこの流れは─────。
「一生大事にするから、だから…!」
「あ、え…」
ガシッと両手を掴まれて。
え、いや本当になにこれ。
「あたしと付き合ってください!」
「ああうん……」
ここまで言われちゃ仕方がない。
もう何度目になるかわからないけれどもう一度伝えよう。
─────マジで勘弁してください。
はい、ここまでご愛読ありがとうございました。
もうなんかあれなんですよね、僕もね?
あのカツラギエースさんに告白とかされたくないです。
だってカツラギエースさんですよ?
あのカツラギエースさん。
まあでも、これでもう終わりですね!
いや~長かったですね!
長かっ、
「誤魔化すな」
長か、
「あたしは本気だ」
……。
…〜〜〜っ!
「別のこと考えて聞かないふりするんじゃねぇ」
「いや、その、あのですね」
「なんだ?」
「……なんで僕なんですか?」
そう。
それが聞きたくて仕方がない。
いやね?
確かに僕は強いし?
この火傷跡がなかったら多分モテモテだっただろうさ?
でもさ、だからってこんなイケてる美少女に告白されるほどかと言われるとね?
「それは……その………だな」
いやもうなんか嫌な予感がするんで早く言って欲しいんですけど。
「……お前があたしのこと嫌いなら諦めるけどよ」
きゅっと手を握られて…。
「お前、あたしのこと、好きだろう?」
勝算しかない、顔で。
自分のことについてはニブニブな銀弾(いつも通り)。