さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

1174 / 1416

いえーい!



旅行へGO!

メジロマックイーンは苦労人(苦労バ?)である。

 

「サンデー、次ここ行かない?」

「お、イイな」

「ちょっと待ちなさいふたりとも」

「「?」」

 

明らかに手作りの旅行計画表を取り出したシルバーバレットとそれに脳タヒか?という速度で了承を返したサンデーサイレンス。

そのふたりにメジロマックイーンは頭を悩ませていた。

 

「なんだ?マックちゃんも俺たちと一緒に旅行行きてーの?」

「なら日程調整しようか」

「違います…」

 

頭を抱えるメジロマックイーン。

彼は知っている。

放っておいても放っておかなくても、このふたりが揃えば、事態はすべて波乱万丈になるということを。

そんなことは絶対に認められないのだ。

だから彼は言う。

せめてもの抵抗として、 この二人を止めるために。

そしてなにより、自身の平穏のために。

それが彼の、メジロマックイーンの使命()なのだから。

しかし残念ながら、彼にはそれを達成する手段はない。

結局いつものように言いくるめるなり何なりして気づけばふたりの珍道中or珍行動に付き合わされるのだ。今回もそのパターンだと、諦め半分で言った。

だが今回は違い、

 

「う〜ん、そんなに言うなら遠出するのはやめとこうか」

「そうだな」

 

サンデーサイレンスとシルバーバレット(このふたり)がすんなりとメジロマックイーンの言うことに従った。

 

(珍しいこともあるものです…!)

 

そう思った。が、それも一瞬のこと。すぐに思い直す。

きっと、ただ単純に気分が乗らなかっただけだろう。

なぜなら彼らはそういう人種なのだから。

 

「じゃ日本(近場)にしよう!どっか田舎の海とか山とかに泊まろう!」

「ちょっと待ったーッッ!!??」

 

 

「おうバレット、あっち何かヤバそうだぞ」

「OK。行こうかサンデー」

「待って。待ちなさいな」

「え〜、なんだよマックちゃん」

「流行りでもなんでも、すぐ飛びつかなくちゃ波が引くんだぜ、マックくん」

 

そんなこんなでやって来た田舎町。

海のある場所だ。

その砂浜に三人はいた。

…正確には駆け出そうとするふたりと引き留めようとするひとりだが。

 

「見なくても分かるでしょう!?あっちは絶対ヤバいですって!!」

「見ろ、バレット。マックちゃんがヤバいつってる」

「それは貴方たちに向けてですよ!!さっきからなんでそうやってバカみたいなスピードで突っ込んで行くんですか!?しかも全力疾走!!」

「だってせっかく来たし」

「せっかくだから全力で遊ぼうと思ってね☆」

「だからと言って限度があるでしょう!?!??」

 

引き留めようとするメジロマックイーン(1バリキ)サンデーサイレンスとシルバーバレット(2バリキ)で引きずっていく。

目指すは…何かヤバそうな苔むしてる祠!

 

「「今回も面白そう!/面白そうだな!」」

「待てって言ってるでしょうううううううううッッ!!!!」





僕&マブダチ:
シルバーバレット&SS。
ふたり揃ったら無敵・何かやらかす。
幸運カンストと悪運カンストのコンビなのでいい感じにすべて終結する。けどいろいろ引火させては大爆発させている。

MM:
メジロのマックちゃん。
シルバーバレット&SSの行動にいつも頭を悩ませている。
そして巻き込まれては頭を抱えている模様。
でもあのハジケリストのおじいちゃんなので一回吹っ切れると大変愉快なことに…?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。