さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

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とても好みという話。



一目惚れもすきずき

「サンデー、好きぃ…」

「おー」

 

好き好きと擦り寄れば慣れたように頭を撫でられた。

軽く酔っている自覚はあるが足取りはまだフラフラではないので深くは酔っていない。

 

「ん〜」

「……」

 

サンデーの膝の上に乗せられ撫でられて。

あ〜、やっぱりイケメンだなぁ。

父さんとはまた違った感じだけど治安の悪い顔のイケメン最高〜!!

 

「…珍しく悪酔してんな」

「酔ってないよ〜!」

「酔ってるよ」

 

寝ろ、と背中をポンポンされ始めるがヤダ〜!

もっとイケメンなサンデーの顔見る〜!!

サンデーと友だちになろうと思ったのはなんとなくだけどいま思えば顔の良さも理由のひとつにあるのかもしれない!

イケメンは目の保養になるから!

あ〜、このお顔なら僕いくらでも貢ぐよ。

……ん?あれ、なんか忘れてるような……?

まいっか!!今はサンデーの顔面を堪能したい!! とまあ、こんな感じで僕は酔っ払っていた。

だから忘れていたんだ、あの後どうなったかを。

 

 

翌日、僕は二日酔いもなく普通に目を覚ましたが体が痛かった。

なんでだ??と思いながらもリビングに行けばサンデーが朝食を作ってくれていたので席についた。

そしてふと「昨日どうだった?」と聞けば、

 

「……お前、酒飲むの控えろよ」

「昨日は不可抗力だったじゃん」

「お前のはこっちって言ったろ」

「む〜」

 

サンデーはお酒に強い。

そんで昨日サンデーが飲んでいたのは甘くて飲みやすいけど度数はアレなお酒で…。

 

「お前酔うのに二日酔いにはならないんだな」

「そこは体質だからね」

「ふぅん」

 

サンデーもご飯作るの上手くなったなぁ。

初めの方は何ともいえないご飯出てきてたのに。

久しぶりに食べる他の人が作ったご飯っていいよね!

毎日自分が作ったご飯食べるのも案外飽きるんだよね〜。

 

「ご馳走様。お皿洗ったら帰るね!」

「車で送ってやるから待ってろ」

「え〜いいのに〜」

「昨日酒飲んで今だし、この天候だぞ」

「そっか〜」

 

そういや最近死ぬほど暑いか。

これで帰ってきましたなんて言ったら子どもたちに…うん。

怒られるのは嫌だなぁ。

最近あの子たちすごく心配性なんだよ。

 

「ほいよ」

「ありがとう」

 

サンデーが運転する車で帰宅。

……だいぶ視線感じるな?

なんでだろ?

 

「……なんかめっちゃ見られてる気がするのは気のせい?」

「それはお前の格好のせいだろ」

「え〜?サンデーん家にいる時のいつもの服じゃん」

「……はぁ。また新しい服買いに行こうぜ」

「まだ着れると思うけど…」

「俺が奢るから」

「そんなにおかしい????」





まぁ血筋からして治安の悪い顔が好きなところあるんだ。
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