しかし、…僕が牝馬軸になったら激重感情の激重感情具合が凄まじいよ!!!!
激重感情に!!色恋が入るから!!!!ヤバい!!!!
「…かあさま?」
「ええ、母様よ。
おはよう、ブレーヴ。
ご機嫌はいかがかしら」
「……ごめんなさい」
「謝らなくてもいいの。
ゆっくり元気になっていけばいいのよ。
…ねぇ、ブレーヴ。
欲しいものは無いかしら?」
病弱なシロガネブレーヴが目を覚ますとそこにはいつものように母であるシルバーバレットがいた。
今日も彼女に迷惑をかけてしまうことにシロガネブレーヴは申し訳なさそうにするが、そのやりとりもいつものことなのだ。
「分かったわ。
でも足りないから買い物に行ってくるわね。
体を冷やさないように、ご飯もちゃんと食べるのよ。
レディーとルドラに頼んでおくわ」
ニコリと笑ったシルバーバレットが部屋から出ていくのを見つめるシロガネブレーヴ。
まぁ、数分も経たないうちに彼を心配した兄弟が突撃してくるわけなのだが…。
*
その少女が目に入ったのは偶然なのか、それとも必然なのか。
ちょうどトレーニング終わりだった彼はその少女へと近づいた。
「あらあら、ふふっ。
バレてしまったわ」
コロコロと、顔の半分を白っぽい灰色の髪で隠した少女が笑う。
こんな幼い少女がどこから来たのだろうと思いながら彼は話をすることにする。
「買い物途中だったのよ。
そうしたら学園の前を通ったの。
会いたい人がいたから入ってきちゃったわ」
少女のクスクスと笑う声がどこか鈴のようだと思った彼はぶるぶると頭を振った。
いつもの自分では考えられない思考に混乱しているのだ。
「あら、もう時間だわ」
そう言った少女がぴょんと立ち上がる。
サッサとスカートについたらしい砂をはらって、立ち去る前に少女はくるりと彼へと振り返り、
「縁があったらまた会いましょうね、────『英雄』さん」
そう言ったのだった。
*
「…やぁ、久しぶりだなシルバーバレット」
「えぇ、久しぶりねルドルフ」
学園の理事長となったシンボリルドルフがその日出会ったのは遠い昔に縁が合ったシルバーバレットだった。
知らぬ間に理事長室へと来ていたらしいシルバーバレットにシンボリルドルフは手ずから紅茶を淹れる。
「今日はなぜここに?」
「ブレーヴのための買い物よ。
その帰りに寄ってみたの」
「相変わらずキミは神出鬼没だな」
「そうかしら?」
クスクスと二人して笑う。
あの頃からほぼ姿の変わっていないシルバーバレットを見ながら、シンボリルドルフは久しぶりに彼女を独り占めできていることに緩く笑う。
「どうだ、シルバーバレット。
また予定があった時に二人で出かけないか?」
「…それは、誤解させちゃうんじゃないかしら?」
「誤解させておけばいいさ。
…最近のキミは、少しシービーに構いすぎているからな」
ルドルフの指がくい、とシルバーバレットの顎を持ち上げる。
どこかのロマンス小説のような一幕が続くかと思いきや、
「母さん!」
「あら、ペガサス」
「学園に来るなら言ってくれよ!
こっちはアイツらから母さんが帰ってこないって連絡が…!
……あ、理事長お疲れ様です」
「…あぁ」
「そんなに怒ることないじゃない」
「母さんの見た目がずっと変わらないのが悪いんだよ!
前だって誘拐されそうに…。
とりあえず一緒に帰るぞ!
駐車場の場所は分かってるよな?!」
「ええ」
荒い足音でシロガネペガサスが去っていく。
その姿をクスクスと笑いながら見送ったシルバーバレットは佇んでいるシンボリルドルフに声をかけた。
「…そういうことなので、ごめんなさいね?」
「あぁ」
シルバーバレットが駆けていく。
彼女の姿が見えなくなり、足音が遠ざかったあとドカリと椅子に座り込んだシンボリルドルフが、
「…惜しいなぁ」
そう呟いたことを知るものは誰も…。
修羅場!!!!
私(ウマ娘の姿):
牝馬軸のシルバーバレット。
子どもがたくさんいる。
子どもができた今では基本的に現役時代のオラオラ感はなりを潜めており、逆に某運命/の童謡ちゃんみたいな話し方になっている。
本人もこの歳でこの話し方は…と思っているが話し方を元に戻そうとすると子どもたちに泣かれるので渋々らしい。
なお私にこういう二面性があると知っているのはCBだけの模様。
(対オグリではいい先輩ムーブをしていたので)
でもどう足掻いたっていちばん愛してる相手は白峰おじさんの女(not恋愛感情)。
激重感情さんたち:
CB&皇帝。
基本バチっている。
私に自分だけを見て欲しい男たち。
よくお互いを出し抜こうとしているがそのたびに私に神回避されまくっている。