この世界の銀弾は周りから闇堕ちしたみたいに思われてそう。
もしくは仲間のタヒによって壊れてしまった悲しいヒト感。
僕はシルバーバレット。
…まぁ、どこにでもいるウマ娘。なんだけど、
「オグリぃ!メシ食いに行こう!」
「は、え、シルバーバレット先輩…っ!?」
「ね、姉さん!?」
「お、フォーもいるのか。ちょうどいいや!」
後輩の教室に凸って妹と後輩を拉致る。
だって僕の友だちってオグリくらいしかいないし…。
なんか妙に困惑してるけど…、先輩から急に誘われたからだろうな、うん。
「好きなもの食べていいからな」
「は、はぁ…」
「フォーもいいぞ」
「は、はい、姉さん…」
ちゃんとお礼をご飯を食べ始めたふたりにニコニコする。
こうやって周りに人を置いておけば彼女らも…、
「…っ見つけたシルバー!」
「…ッチ」
傍に来ないと思っていたんだが。
「何の用だ三冠バども」
いつも通りそう言い放つといつも通りの言葉を返される。
「一緒に走ろう!」
「…また負けるつもりかよ、ドMなんか?三冠バさまともあろうものが?」
「今度こそ負けません…!」
「どーだか」
…〜っだー!!イライラする。
ホントなんなんだこの三冠バども!
いつもいつもいつも僕に『それは
なんでお前らにそう決めつけられなきゃいけねぇンだよ。
僕の走りは未来永劫コレだっての!
「でもま、走んのはいいけど
「…っ、うん」
「わ、分かってます…」
ひょいっ、とやっとこさ治った脚を見せる。
…あぁ、その顔も大っ嫌いだ。手術は、成功してんだからよ。
だから、…そんな顔すんじゃねェや。
*
アタシの名前はミスターシービー。
気づいたら"ウマ娘"という存在になって第二の人生をいただいていた。
せっかく生まれ変わったわけだけどアタシの目的はただひとつ。
もう一度"彼"…、いや今は"彼女"か、と走ることだ。
あのころのアタシたちは宿敵だ、宿敵だって騒がれてたけど戦ったのは結局あの3回だけだったし。
でもウマ娘になった今は自分の意思で好きにキミと走れるじゃないか!
…まぁ、ちゃんとセーブするけどね。キミとたくさん走るために。
私の名はシンボリルドルフ。
気づけば"ウマ娘"という存在になっていただけの、ただの三冠バだ。
そんな私にはとてつもなく欲しい存在がいる。
最初から最後まで私を見てくれなかった"彼"、いや今は"彼女"か…、に今度こそ私を見てもらうのだ。
そして、私無しでは生きていけなくなってもらうのだ。
今度こそ、今度こそ、私と走る方が面白いと言ってもらうのだ…!
……そう思っていたのだが、
「…お前ら、誰だよ」
アタシ/私を見つめる貴女の目はひどく冷たかった。
一緒に走っても目に熱のひと欠片も宿らない淡々とした走りに怖気が走った。…そして怒りも。
「……まぁ、参考にはなったよ。ありがとう
その目には誰も映っていなかった。
茫洋と、黒黒とした目だけがそこにあった。
その目を見て心の中に浮かんだ言葉は、…もちろん。
((アタシ/私を見ろ!!───シルバーバレット!!!!))
記憶無し銀弾が行く史実√ウマ娘 for 86宝塚√(またの名を厩舎無事√)世界線の記憶もちウマ娘もいっしょ!(選択肢によって生存するかの√分岐あり)
僕:
記憶無し。86宝塚√のように敗北の味を知ることができないまま、亡くした者に囚われつつどこまでも史実√を邁進していく(ちな生存するかの√分岐有)。
『それ、お前の走りじゃないんだわ』してくるCB&皇帝にちょっとイラッとしてたりする。
なおいつも通り本人は気づいてないが周りからの視線が熱い()。
ちな僕が
CB&皇帝(86宝塚√世界線の記憶持ち):
キミの走りは…!もっと、こう…違うだろ!!の気持ち。
アタシはキミのライバルだよね…?なんで見てくれないの…???のCBと今度こそ自分を見てもらおうとしたらそれ以前のガン無視決め込まれて内心いろいろと煮え立っている皇帝…。
激重感情がカム着火インフェルノ。
絶対一度は「キミはね、シルバーバレット…」からはじまり「みんなを楽しませるウマ娘でなきゃいけないんだ」で終わるどこぞのマキマさんみたいな構文を直接銀弾本人に言ってる。
その他のウマ娘(86宝塚√世界線の記憶持ち):
銀弾と再会できて嬉しいな!…あれ?こんな火事起こってたっけ!?な83世代のみなさん。
他にも前世の伴侶の兄(前世では面識なし)に親しげに絡まれて困惑するオグリとそこまで関われなかった兄に可愛がられて困惑半分嬉しい気持ちな妹だったりとか何か違うけど元気な
これで銀弾(記憶無し)に芝2400mワールドレコードをキメられた彼女たちの感情は如何に…?
なお生存√に移行すれば銀弾の産駒(孫含む)が世界に大量に生えてくる模様。
…もしかしたら牝馬√の産駒も生えるかもしれない。