さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

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誘われたらNoとは言わない銀弾さん。
楽しく遊びに行きます。


◆遊びに行く話

同期たちから遊びに行こうぜ!と誘われた僕は彼女らに導かれるまま、楽しく遊んでいた。

 

「迷ってたからさ、みんなのところに連れてきてくれてありがとう。

ねぇ、サイレンススズカってキミの知り合いだったりする?

僕ちょっとあの子に興味あるんだけど」

 

同じ栗東所属として(現在の僕は一人暮らしだが一時期、ほんの少しだけ栗東寮で暮らしていたことがあったのだ)、この子とは仲がよかった。

あれやこれやと二人で話していると僕らを待っていた同期たちが「おーい」と手を振ってくれる。

…なんか思ってた以上に大所帯だな。

 

「…人多くないかい?遊べる場所ある?」

 

苦言を呈する僕とは違い、みんなは「ボウリング行こう」「カラオケ行こう」と侃侃諤諤の議論を始め…、

 

「とりあえずご飯行こうよ。近くにバイキングの店あるんでしょ」

 

 

バイキングに来たはいいものの、同期の内のひとりがドブ色のミックスジュースを作ってきたりして悲鳴をあげる僕たち。

「作り手のお前が飲めよ!」と全員から言われるも作成者は頑なに僕たち誰かに飲まそうとして、…コイツ良家の生まれなのに何でこんな愉快犯になってんだか。

大波乱の象徴ってこういうこと?上手いこと言わんでええねん、やかましい。

頭抱えてる内にドブ色のミックスジュースの作成者が目標を定めて、その目標になったメジロ生まれの子とやんややんや喧嘩し始めとるやんけ!

 

「ん?何だ【マイルの皇帝】殿か。いや、照れるなよ。

僕がそのあだ名を知ってるとは思わなかったって?

知ってるよ、暇がある時はコンビニでトゥインクルシリーズのことよく取り扱ってる雑誌買ってんだから」

 

喧嘩の情景を眺めつつ話しかけてきた同期に応対する。

彼女とは一度だけ対戦経験がある。

何故か話してる間、僕の皿に周りからご飯が盛られていくのに遠い目をしてしまったのは言うまでもない。

僕、少食なんだって…。

 

 

「…は?」

 

トレーニング終わりで、スマホの電源をつけたミスターシービーは思わず低い声を出した。地の底から聞こえてきそうな低さだった。

その日のミスターシービーはシルバーバレットがいないため機嫌が悪く(まぁそれはシンボリルドルフだって同じだが)、本人は気がついていないが機嫌の悪さと比例するように空気がヒエヒエだったのだ。

そんな中、

 

「なんで…?」

 

同期たちとお楽しみらしいシルバーバレットの写真が送られてきたとあっては…。

 

「羨ましい…。

アタシが誘ってもつれない癖に…」

 

ミスターシービー周辺の温度がまた1℃か、2℃下がる。

まぁ、それはそれとしてその写真は保存するミスターシービーだったのだが。





僕(ウマ娘のすがた):
同期とはまぁそれなりに仲がいい。
誘われたら遊びに行くくらいには。
まぁ逆説的にいうとCBの熱量が強過ぎてたじろいでいるだけともいう。

同期s:
僕とはそれなりの仲。
誘ったら一緒にご飯行くし遊びに行く。
いちおう僕に関して大なり小なり感情を持っているがCBほどではないとは本バたちの談。
CB・皇帝・僕の関係を基本楽しげに見やっている。
でも中には漁夫の利をかっさらっていく娘も…?

CB:
…なんでアタシとは遊びに行ってくれないのに同期とは遊びに行ってるの?
そもそもなんで誘ってくれなかったの?同期で遊びに行ったんでしょ?
え?その日はトレーニングがあるからってアタシが断ってた?
でも『遊びに行く』だけで詳しい内容を伝えてなかったのはシルバーの方だよね、ねぇ…?

重 い (断言)。
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