さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

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僕・SS・MMの三人(三馬?)で仲良くして欲しい。



お茶菓子ウメェ!!パクパクですわ!!!!

友人であるサンデーサイレンスから『俺が用事してる間、此処に行っとけ』と遣わされたのはかの有名なメジロ家で。

そしてそして彼の友人兼メジロ家当主のメジロマックイーンくんに引き合わされ、

 

「…よろしく頼むぜ、マックちゃん」

「よろしくお願いします!」

「はぁ…」

 

というやり取りを経て、今に至る。

ちなみに現在メジロマックイーンもといマックくんはと言うと、 屋敷内を案内してくれている。

けど元が庶民な僕だからすごく緊張する。

だってめちゃくちゃ物語に出てきそうな貴族のおうちみたいなんだもの、メジロ家。

 

「…どうかしましたか?」

「え?あぁ…ちょっと落ち着かないだけだよ」

「そうですか。まぁ仕方ありませんね。慣れて頂くしか無いですし」

「そうだよねー……。ところでなんで僕ココに連れてこられたのかな?メジロ家ってすごいところだっていうのはサンデーから聞いてたんだけどさ」

「あら、何も聞かされてないんですか?」

「え?」

「あ。…いえ、忘れてください」

「うん…?」

 

 

友人であるサンデーさんからその方が連れてこられたのはある日のことだった。

その方の名前を知らないといえば嘘になる。

直接顔を合わせたことはなかったが名前だけはたしかに。

"シルバーバレット"。

日本バ初の凱旋門賞制覇者。

その人となりのことを知らずとも"シルバーバレット"という名は誰もが知っているだろう。

そんな方がこの家に来られるというのだ。

……正直嫌な予感しかしなかった。

何故ならこの"シルバーバレット"というウマは『魔性』として有名だから。

 

「はぁ……」

「ため息つくと幸せ逃げるぞ、マックちゃん」

「誰のせいですか、誰の」

「ハハッ、悪い悪い。でも実際どうしようもないんだよ。このままじゃマジでやばいことになるんだ…」

「うぐっ……」

 

シルバーバレット本バは知らぬことだが。

彼は他の名家連中諸々に身を狙われている。

理由は単純明快。

彼が持っている能力、その圧倒的なまでの強大さ故。

故に彼を欲しい思う者たちが多すぎるのだ。

彼の持つ力は絶大にして異質。

それこそ今も常識を容易く壊しているほどに。

 

「…それを、よく気づきませんねシルバーバレット(あの方)は」

「アイツ俺と居るときは基本的に緩みっぱなしだし、ナチュラルに鈍感だからな」

「へぇ……(なんだかんだ仲良いのですね)」

「それにしてもほんとすげぇよなぁ。ガキ作って一家形成してもまだ狙われてんだぜ?」

「それは…まぁ、はい」

 

のほほんと微笑んで紅茶を飲んでいるシルバーバレットを眺めながらふたりで声を潜めて話す。

 

「…紅茶おいし」

「それはよかったです」

「ほらバレット。こっちの茶菓子も美味いぞ〜」

「わ〜い」





僕:
シルバーバレット。何も気づいていない。
メジロ家デケェ!紅茶うめぇ!しか考えていないすがた。
本バの身体能力もさることながら産駒の成績などで未だに虎視眈々と狙われており…?

SS&MM:
元からお世話係のSSとお友だちのMMさん。
ぽわついて何も警戒心がない僕に「やべぇなぁ…」と思っている。
なおメジロ家はこれからもたびたび(妹、甥の産駒の様子見などで)僕の訪問を受けては他の名家から鬼電が来るとか…?
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