さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

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LArcシナリオしてからクライマックスシナリオする奴〜!!



蹂躙して、嗤えよ

ある"偉大なる背"を追うように、ある"偉大なる背"がなせたはずの道を辿り、アメリカへと辿り着いたサンデースクラッパは自分の『領域(ゾーン)』を引き出した相手との出会いをもって、アメリカに残留することにした…のだが。

 

「じゃ、芝もダートもどっちも走りますか」

 

走れるから、走る。

単純明快であり、…それゆえに難しい。

とか、世間一般は言うだろうが。

 

「よっ、と」

 

そんな常識、切って捨てるのがサンデースクラッパというウマである。

出るからには勝つし、そもそも『敗北(負け)』のイメージからしてろくに浮かばない。

走る。

ただ、それだけ。

 

「ん~……、芝もダートもどっちも走るってなると、どっちで走ろうかな」

 

サンデースクラッパは、アメリカに残留することを決めた時点で『領域(ゾーン)』を…絞ってみた。

一つは芝のレース用。

もう一つはダートのレース用である。

どちらも同じくらい本気で走るが、使う筋肉が違うし、走り方も違うのだ。

ついで、

 

「芝は、グローリーくん出てこないからね」

 

 

呆れた笑いも出ないくらいの、快進撃に次ぐ快進撃であった。

もはや『つまらない』とすら言えないほどの蹂躙劇に、その主役が【悪魔(Diablo)】と謳われるようになったのは当然か、それとも必然か。

 

「…はぁ、」

 

で、そうなって。

悪魔(Diablo)】退治の白羽の矢が立ったのはもちのろんでグローリーゴアであり。

そもそも今も昔も【悪魔(Diablo)】のことを差せたのはグローリーゴアだけなのだから。

 

「はぁ、」

 

と、グローリーゴアはため息をつきながら。

 

「しょうがないなぁ……」

 

それはそれとして、グローリーゴアもサンデースクラッパと…。

 

 

周りから出来るように見えていても。

本人からしてみれば得手不得手というのは当然ある。が、

 

「僕、本質的にはダートの方が走りやすいんだよねぇ」

 

だから誇っていいヨ!と、ニコリと笑えば本能が剥き出しになったギラギラ目で睨めつけられる。

それにケラケラと笑えば、「はふ」と深い息。

 

「でさ、」

「…」

「キミは…また僕と、」

 

───走ってくれる?

 

 

「どうしたの?」

「いや、昔のことを思い出して」

 

あぁ、確かに【悪魔(Diablo)】だったとも。

ニコニコと笑って、周りを完膚なきまでに踏み潰して。

みんなを絶望させて、それでいて…求めずにはいられない。

嫌いになりたくても、嫌いになれない。

そんな、そんな…。

 

「スー」

「ん?」

「……いや、なんでもないよ」

 

サンデースクラッパは、ニコニコと笑う。

その笑顔の裏で何を考えているのか。

……それを読み取ることはグローリーゴアには出来ないが。

それでも、一つだけ言えることがあるとすれば。

 

「キミのライバルは、僕だけだろう?」

 





【戦う者】:
サンデースクラッパ。
史実からLArcシナリオ完遂した後にアメリカでクライマックスシナリオした馬。
でも適性は芝CダA.短DマB中A長B。
芝は走れなくもない塩梅。
そのあまりの芝ダート問わずの無法の蹂躙っぷりにあちらで付けられたあだ名は【悪魔(Diablo)】。
もう助けてくれ【栄光を往く者】。
お前しか止められないんだよ!!!!

ちなみに芝とダートで『領域(ゾーン)』が違う模様(芝→実質アンスキ、なお領域名は『Re:』。はて…?何のReやのやら。ダート→抜かれてからが本番、抜いたな?お前を◾︎す!!な超加速)。
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